大分県生活排水対策基本方針(案)」に対する県民意見の募集の結果について
 
平成17年3月31日
大分県土木建築部公園・生活排水課

平成17年2月15日から3月14日までの間、県民の皆様から募集した「大分県生活排水対策基本方針(案)」についてのご意見の概要、ご意見に対する県の考え方及び計画への反映状況を取りまとめましたので公表します。  
 
番号
提出者数
ご意見の概要
県の考え方及び反映状況
 1
  市町村合併によって、周辺地域は高齢化率が高まると思われる。 高齢化率が一定以上の地域では、浄化槽を無償又は低負担で設置するというような施策が必要ではないか。   浄化槽の設置工事に係る費用の負担が軽減される市町村設置型浄化槽の整備推進について、市町村を支援してまいります。
 1
  各種タイプの排水事業を一本化して、「生活排水対策」というくくりにしたことは、行政改革の効率に向けては十分理解できる。これをもっと県民が共有化して行動するためには、概論や理論よりも、シンプルにダイレクトに伝え、さらに、NPOなどとの協働やタイアップが必要ではないか。   「ごみゼロおおいた作戦」のキャンペーンや「生活排水きれい推進月間」等県民運動の中で分かり易い啓発に努め、さらに、環境NPO等の生活排水対策関係団体の方々と連携しながら進めてまいります。
 3
 2
  水の循環を考えるとき、山の樹木は雨が降ればそれを保水して徐々に下流域へ送り人間を潤している。人間は「山という自然によって」生かされている。私たちは、今、このことを見つめ、森林保全、山林の育成に力をいれるべきである。  環境保全上健全な水循環の確保という視点に立ち、「ごみゼロおおいた作戦」県民会議自然保護部会及び関係機関と連携しながら検討してまいります。
 4
 1
  生活排水対策については、コラボレーション(協同作業)を前提として、「きれいな水環境の保全」の目的のために、関係課の垣根をなくして、県民運動として活動すればよい   「ごみゼロおおいた作戦実施本部」において、部局横断的に環境施策を実施してまいります。
 5   1    各地区の小中学校や老人会、ボランティアに「水環境監視員」制度を整備させ(行政ではない)広域的な県民活動として盛り上げることが大切である。   ご意見の趣旨を踏まえ、家庭や地域における水環境保全活動への取組みに対する啓発や県民運動として検討してまいります。
 6   1  米のとぎ汁は、無洗米の普及により減少すると思われるので、キャンペーンを通じて利用者を増やしてはどうか。   ご意見の趣旨を踏まえ、家庭や地域における水環境保全活動への取組みに対する啓発や県民運動として検討してまいります。
 7   1  下水道等の整備について、国、県、市町村の関わりがどのようになっているのか、判る形で示してほしい。   インターネット等を活用して、積極的に情報を提供してまいります。
 8   1

基本的に賛成だが、水の量(資源としての水)について、前文で扱ったらどうか。水を大切に使用する習慣について触れてほしい。

  ご意見の趣旨を踏まえ、前文及び県民に対する啓発に関する事項に「水を大切に使用する」意識に関する記述を追加しました。
 9   1   流域別下水道整備総合計画を策定する際、目標年次達成度を示した施策を打ち出してもらいたい。   流域別下水道整備総合計画を基礎として、市町村の公共下水道の実施に係る事業認可計画の中で整備規模及び整備目標年度を定めています。
10   1   合併した市町村では、流域別も良いが、現状で対策に差があると思われるので、ある程度のランク付けで支援を考えてはどうか。   合併後の市町村での生活排水処理率を考慮し、低い市町村に対する支援を強化してまいります。
11   1   中水道の利用について問題提起し、循環型排水対策に発展させてほしい。   生活排水対策に関する調査・研究及び処理技術の開発の中で、関係機関と連携しながら検討してまいります。
12   2   自然型川づくりを進めるとともに、川を汚さないごみゼロの意識の啓発と上流域の下水道整備が必要である。   ご意見の趣旨を踏まえ、生活排水対策を県民運動として盛り上げるとともに、生活排水処理施設の整備を行う市町村と調整を行い、早期整備を目指します。
13   1    河川に竹炭を敷き詰めて水質浄化対策を行ってはどうか。    生活排水対策に関する調査・研究及び処理技術の開発の中で、関係機関と連携しながら検討してまいります。
14   1

   生活排水処理率の遅れは、環境面を後回しにしてきた行政の怠慢がもたらした結果であり、行政の施策の遅れを県民に求めるのは筋違いである。先ず、県が積極的に生活排水処理率向上に向けて努力すべきであり、その上で、県民に呼び掛けてもらいたい。

   生活排水対策は、市町村が実施する処理施設の整備と家庭や地域での実践が必要と考えます。県では、「大分県生活排水処理施設整備構想」に基づき、積極的に市町村と連携してまいりますが、このためにも、皆さまのご協力をお願いします。

15   1    「ごみゼロ運動の推進」「生活排水対策の啓発」は大切であり、協力は惜しまない。    ありがとうございます。
16   1    近年、EM菌の活用による汚水浄化、河川浄化等が話題となっているが、EM菌を活用した実験を行ってはどうか    生活排水対策に関する調査・研究及び処理技術の開発の中で、関係機関と連携しながら検討してまいります。
17   1    公共下水道や農業集落排水等で、整備済区域の接続率を早期に100%とするような普及啓発が必要である。    市町村と連携しながら、県民に対する啓発を行ってまいります。
18   1    単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換も急務と考える。    市町村と連携しながら、県民に対する啓発を行ってまいります。
19   1    「きれいな水辺」の意識高揚のため、フォトコンテストを実施してはどうか。    「生活排水きれい推進月間」の施策の中で検討してまいります。
20   2    生活排水の中で、廃食油による汚染が大きいと思われるので、廃食油回収ステーションの設置やリサイクルエネルギーとしての活用等を検討してはどうか。廃食油石けん運動を強調すべきである。    地域における水環境保全活動への取組みに対する啓発や生活排水対策に関する調査・研究及び処理技術の開発の中で、関係機関と連携しながら検討してまいります。

     16人の県民の皆さまから延べ23件のご意見をいただきました。

    ご意見は、生活排水対策基本方針策定の参考とさせていただきます。

      貴重なご意見ありがとうございました。
大分県土木建築部公園・生活排水課
電話 097−536−1111(内線4666)
電子メール a18800@pref.oita.lg.jp