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県政ふれあいトーク
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豊後高田市
2008年7月4日
 

伝統の踊りを全市で保存継承し40年
草地踊り保存会

 
テーマ 明日の大分を築く心豊かな人づくり
訪問先 草地踊り保存会
  豊後高田市の草地地区で約280年前に始まったとされる大分県選択無形民俗文化財「草地おどり」の保存継承に努め今年40周年を迎える「草地踊り保存会」を訪ねました。
  「草地おどり」は、供養踊りで、昭和8年全国郷土民謡舞踊大会で優勝し全国に知られるようになりました。戦時中一次中断後復活し、昭和42年に全市で保存継承に取り組もうと現在の保存会が発足しました。保存会は、30歳以下の未婚女性の踊り子と口説きや三味線、太鼓の囃子方等地方の約40名で構成され、踊りは、浴衣姿の女踊りから法被姿の男踊りへと徐々に激しい踊りへ移り、所要時間は約15分です。
  保存会は、市の盆踊り大会はじめ要請により県内各地で公演を行っています。また、大阪万博はじめ、米国、韓国へ、今年の3月にはホノルルフェスティバルに出演するなど国際親善にも貢献しています。今年8月、40周年を記念し、県下の代表的な盆踊り5団体の競演を予定しているそうです。
  訪問当日は、12名の踊り子の皆さんと3人の地方(三味線、太鼓、口説き)による「草地おどり」を拝見させていただきました。金谷保存会会長に概要説明をいただいた後、演じていただいた皆さんを激励しました。すばらしい踊りを有り難うございました。
 
 
豊後高田市
2008年7月4日
 

東都甲地区の皆で地域を元気に
東都甲地域開発委員会

 
テーマ 交流で広がる活気あふれる地域づくり
訪問先
東都甲地域開発委員会
会 場
こっとん村(豊後高田市加礼川)
  豊後高田市中心部から東へ10qの加礼川にある並石ダムグリーンランド・こっとん村を地域づくりの拠点として活動している東都甲地域開発委員会を訪ねました。
  並石ダムグリーンランド・こっとん村は、都市との交流により地域を活性化しようと昭和50年に完成した農業用水ダムの周辺を、県・市が管理棟や食堂、簡易宿泊所、さらに歩道、広場や護岸等の整備し公園化したもので、東都甲地域の交流拠点となっています。
  東都甲地域は、4自治会、約260戸人口700人の地域で、農業と林業を主要産業としています。高齢化と市中心部への移転等による人口の減少で活動できる人が年々減少しています。
  かっては、こっとん村の桜まつりをはじめとするイベントや草刈り等を東都甲地域の青年部が中心となって行い、また、婦人部が食堂、宿泊所の運営を行っていましたが、現在は、地域全体を活性化しようと組織した自治会や消防、老人クラブの代表、民生児童委員等で組織する東都甲地域開発委員会が管理・運営をしています。また、東都甲地域開発委員会は地域の美化活動なども行っています。こっとん村は年間2万人が利用し、約180人が宿泊しています。
 訪問当日は、梅雨明けの暑い中、近藤会長さんほか会員の皆さんにお集まりいただき、農林業の取り組みや問題、日頃の生活等で気づいた事などについてお話を伺いました。
  懇談では、次のようなご意見・ご要望が寄せられました。
しいたけの菌床栽培をしているが、ここは気温が比較的低く夏でも空調をせずに済む。
ここは、しいたけ原木も十分ある。単価も上がり大口の注文も結構ある。
生活研究グループでそば組合と協定して、そば殻で枕を作っているが殺虫のための蒸し時間、快眠のための高さが分からない。
高齢化・過疎に加え、肥料の高騰などで農業の先行きが不安。
農機具の更新時にも補助してほしい。
 
国東市安岐町
2008年7月4日
 

段ボールによる立体造形商品の開発・製造
有限会社 アキ工作社

 
テーマ 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先
有限会社 アキ工作社
  国東市安岐町で、段ボール等で立体造形商品(マネキン等)を開発・製造し海外にも輸出している有限会社アキ工作社を訪ねました。
  アキ工作社の松岡社長は、東京で建築設計をしていましたが、服飾デザイナーの相談を受け作った段ボールのマネキンが関係者から絶賛されたのを機に、ものづくりへ転身しました。
  帰郷後、平成10年会社を設立し、独自の三次元造形システム(DTS)による本格的な制作を始めました。製品は、マネキン製品、売上げの8割を占めミニチュア動物フィギア等があり、有名なキャラクターのフィギアにも挑戦しているそうです。現在10人の従業員がいます。
  特徴は、デザイン・試作・商品化がスピーディーで、レーザー加工のため様々な材料で出来ること、さらに、組み立てが接着材無用のため部品でも納入でき輸送や保管も容易なことです。
  平成13年のグッドデザイン賞受賞をはじめ、平成16年の県の経営革新計画の承認や翌年県ビジネスプラングランプリ最優秀賞受賞に伴う設備整備等県や国の施策を活用して事業を展開をしています。
  平成19年度には、国選定の「元気なモノ作り中小企業300社」の県内3社のうちの1社に選ばれました。
  当日は、松岡社長の概要説明の後、工房という雰囲気の工場を案内していただき制作工程等を視察後皆さんを激励しました。
 
 
杵築市
2008年7月4日
 

自給自給率の向上と耕畜連携を推進
大石牧場

 
テーマ 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先
大石牧場
  杵築市溝井で娘さん夫婦と4人で乳牛を飼育し、飼料高騰対策として自給飼料面積の拡大に努め、また耗畜連携を推進している大石牧場を訪れました。
  大石牧場では、現在、ホルスタイン種を主に150頭を(うち搾乳可能な牛は90頭)フリーストール・ミルキーパーラー方式で飼育し、家族で搾乳、飼料づくり、飼養を作業分担しています。
  最近の飼料高騰対策として、東溝井地区の休耕田を借り、夏季はソルゴー・トウモロコシ、冬季はイタリアンライグラス、エン麦などを自給飼料の生産率の向上に取り組んでいます。
  また、大石さんは、別府から国東にかけての酪農経営約40戸のうち後継者のいる農家を中心に20戸程で酪農勉強会を立ち上げ、先進地である北海道等から講師を招いて研修会を開催するなど、後継者育成に取り組んでいます。
  当日は、大石さんから牛の飼育の課題や飼料等について概要説明をいただきました。
 
 
杵築市
2008年7月4日
 

獣害対策のため荒廃農地に放牧
集落営農組合 こしき岩

 
テーマ 豊かな生活を支える力強い産業づくり
訪問先
集落営農組合 こしき岩
会 場
大片平研修センター
  杵築市大片平と溝井で高齢化や耕作放棄地の増加に対処しようと協業化や荒廃農地への放牧などに取り組んでいる集落営農組合「こしき岩」を訪ねました。
  杵築市大片平と溝井地区は、戸数37戸、田20ha、10ha樹園地、7haを有し、主として水稲や茶、ホオズキの栽培、畜産業を営む中山間地域です。
  平成19年3月、それまでの1年間「先祖から継承した農地の維持方法」についての話し合いや先進地視察などを行った後、集落営農組合「こしき岩」を、耕作放棄地の解消、農地の有効活用、農業所得の向上を目的に17戸で設立しました。名称「こしき岩」は、両地域の農業用水供給源の「こしき岩池」にちなんだものだそうです。
  平成19年8月には、獣害対策と荒廃農地解消のために放牧を開始し、蘇った農地に5月に作付けしたカボチャの収穫を始めています。また、今春、他の地域の遊休ハウスを譲り受け、地区内へ移築しゴーヤを栽培しています。徐々に、共同利用機械の整備による協業化の推進と園芸品目導入による所得向上を目指し活動をしています。
 訪問当日は、暑い中、手嶋組合長さんほか皆さんにお集まりいただきました。集落営農の活動状況や課題、日頃の生活上の問題等についてお話を伺いました。
 懇談では、次のようなご意見・ご要望が寄せられました。
ここも高齢化が進んでいるが、誰もデイサービスなどに行かない。農作業がデイサービスだ。
山香農業高校を存続してほしい。
農業も儲からなければ、後代に継ぐことができない。集落営農の第二段階を考える必要がある。
U字溝水路を、施設園芸の拡充や維持管理を容易にするためパイプライン化してほしい。
土や選別手間を考えて、アスパラやエンドウではなくゴーヤを作ることにした。