| 幹事社 各社から質問がありましたらお願いします。 |
| 記者 大入島の件ですが、年末に知事ご自身が現地に赴かれて対話集会に臨まれ、年明けにも着工という見通しがたっていますが、これについて、再度知事のご見解を伺いたいと思います。 |
広瀬知事 この問題は、平成5年に港湾整備計画ができまして、その時からの懸案ということになっているわけです。一昨年の11月に着工しようということで、取りかかったのですけれども、地域の方々のご理解が得られないということで、それから1年かけていろいろお話をさせていただいたわけです。
私も昨年の12月26日に現地にお伺いし、お話をさせていただきました。この問題は、あれだけ反対している方がおられるのだから、やらないで済むものならいいのですけれども、佐伯港の港湾機能がきちんとしたものであるということは、県南地域の発展にとって非常に大事なことです。中津港の例を出すまでもありませんが、港で発展した町は、港が十分に機能しているということが非常に大事なことです。そのためにしゅんせつしなければならない、しゅんせつの土砂を置くところがなければ、つくらなければならないということから始まったわけで、そこのところをぜひご理解いただきたいと思います。
しかし、地元の皆さんにいろいろ心配していただいています。こうした反対の声というのも大事なことでして、こうした声にきちんと耳を傾けて、できるだけそれにこたえていかなければなりません。その中には、海を守るという大事なお話もあるわけですから、そういったことには、こたえていかなければならないという思いでここまでやってきたわけです。一つは、しゅんせつ土砂がヘドロみたいになっていないか、そんなものを捨てられて海が汚れるのではないかという心配ですが、そのことについて十分調査をして、表層の土砂とその下の土砂の区別がつかないような状態にまで自然浄化をされているという確認をしています。それから、あそこで貝を採ったり、藻を採ったりという住民の皆さんのいわゆる藻場の権利について、これは法律的にそれが権利としてあるかどうかということは別としまして、できるだけ埋め立てを必要最小限のものにしようということで、面積を3分の1にする、また、いろいろ研究してみると藻場はつくることもできるというか、予算的にはそういうことも可能なようでございますから、藻場の再生にチャレンジしてみるということも大事なことではないかと思っています。
また、あそこに稀少貝類がいるという心配も聞きました。それにつきましても環境アセスメントで調査を行なっているのですけれども、せっかくそういうお話がありましたのでもう一度調査を行い、いくつかの稀少貝類がいるということもわかりました。これをどうやって保護するか、あるいは埋め立て面積を小さくすることによって救われるかというようなこともあわせて、住民の皆さんの意見も伺いながら研究していきたいと考えております。
このように反対の声のなかにも大事なご指摘もありましたから、それぞれ対応を行ってきたというのが現状です。
そのことを先日、住民の皆さんによくお話をさせていただいたつもりですけれども、必ずしもご理解いただけた状況ではないということです。しかし、事業の必要性を感じているところでありますし、きれいな海を守れという人たちに対する対応も十分にやらせていただいたと思っております。そういう意味で、1月着工が、ぎりぎりのタイミングであるということもぜひご理解願いたいと申し上げたところです。
そうしたことで、さらに何かご理解をいただくための努力があるかどうか、タイミングとして、ぎりぎりのところを考えながら、最終的な判断をしなければならないと思っているところであります。 |
| 記者 1月中には着工ということでしょうか。 |
| 広瀬知事 ぎりぎりのタイミングが1月中の着工だということについて、ご理解を願いたいということを先日申し上げました。 |
| 記者 着工前に住民の方に何かお話をされるとか、もう一度、対話の場を設けるというこはありますか。 |
| 広瀬知事 土木建築部長がお話をしたりすることはあるかもしれませんね。とにかくできるだけご理解をいただく努力はしてみたいと思っています。 |
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| 記者 県民向けにお年玉のような明るい話、話題はありませんか。 |
| 広瀬知事 「安心・活力・発展」の明るい大分県をつくっていきますというのが明るい話題ではないでしょうか。 |
| 記者 確認ですが、スマトラ沖地震について、大分県関係の被害者は今のところいないということでよろしいでしょうか。 |
| 広瀬知事 この間まで、インドに派遣していた教諭について心配したわけですけれども、そのほかにプライベートで旅行をしている方がたくさんいると思いますし、そこのところは、いまのところ誰がいるとか、いないという確認もまだしていないと思います。 |
| 記者 情報がないわけですか。 |
| 広瀬知事 そういうことです。ただ、教育委員会の命令で派遣したとか、あるいはこちらに来てもらっている方というようなことでの範囲内ではありません。 |
| 幹事社 他にありませんか、ないようですのでこれで終わります。 |
| 広瀬知事 今年もよろしくお願いいたします。 |