| 幹事社 発表事項について質問はありませんか。 |
| 記者 市町村合併の件ですが、協議が凍結している地域、もしくは難航している地域に対しては、言い方は悪いですが強硬手段的なことも行わないと仕方がないとも思われますが、県としてどのように対応していくお考えでしょうか。 |
| 広瀬知事 表向きにはあくまでも主役は市町村ですので、県はその市町村の動きを応援していくということです。ただ、私が今日申し上げたのは、大事なことは、住民に対するサービスがこれまでどおり、あるいはこれまで以上に続けていけるのか、また地域の発展を図っていけるのかということを真剣に考えなければならない時期に来ているということです。従いまして、その辺は市町村長さんもよく考えていただいているとは思いますが、今のままでいいんだというようなことであれば、その理由を聞かせてもらいたいと思っています。つまり、このままでいいというならば、どういう風にして住民のサービスを維持していくのか、どうやって地域づくりを行っていくのか、そのビジョンなり、覚悟なりを聞かせていただきたい。このままでいいんだ、そうですかいいんですねというだけではすまない時期になったと思います。 |
| 記者 午前中の会議の中では、言い方は悪いのですが、市町村を呼びつけるというような、発言があったような気がしますが。 |
| 広瀬知事 呼びつけるとは申し上げていません。伺いたいと、伺わなければならないかもしれないと申し上げたわけです。 |
| 記者 首長さんから直接お話を伺うということでしょうか。 |
| 広瀬知事 そういうこともあり得ます。それは別に私が聞かなくても県として聞くことがあるでしょう。そうしないと、このままで行けるんですよ、ああ、そうですかといっておいて、いけなくなったらえらいことです。このままではいけないから苦労し、いろいろ悩んでいるところが多いわけですが、そうじゃない、これでいいんだというところがあれば、それはぜひ勉強させてもらいたいということです。呼びつけるのではなく、お話を伺わせていただきたいということです。 |
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| 記者 地域からの主張がない限り、譲歩案というのは出せないと思いますが、県として譲歩案とか仲裁案みたいなものを出すという考えはありますか。 |
| 広瀬知事 当事者が一所懸命議論をしているわけですから、そういうときに、いや、こういうことがいいんじゃないですかというのは、あまり賢明ではないと思います。むしろ、お互いに議論は尽きた、それでお互いに歴史的な経緯とかがあり、どうしても当事者だけではやれない、うまくいかないという時に求められれば、応援に駆けつけるということもあると思います。 |
| 記者 日産の土地の関係ですが、今後の県としての法的な対応などの考えをお聞かせ下さい。 |
広瀬知事 この件については、長い間、我々には、日産の立地表明があり、その要求仕様に基づいて造成をしていったという思いがあります。先方は先方で、立地表明はしたけれども最終的には土地の売買契約なのだからそこに至っていない、表明時からの状況の変化で、購入は難しいということを前から言ってきたではありませんかと言うわけです。
お互いに、これまでずっと平行線できておりまして、今年度の予算説明の際にも申し上げましたが、ちょうど県債の借り換えの時期にもなっておりますので、今までのように平行線でお互いに格好を付けているだけでは、どうにもならないということがあります。
従いまして我々は、日産に対して文書で回答してくれと強く申し入れた結果が、ああいう形で帰ってきたわけです。そういう経緯から言えば法的な応酬をすることになるだろうと思います。法的に我々は正しいと思っておりますし、先方は先方で主張がありましょうし、今後淡々と議論をしていくということが大事なことで、あまり感情的になる必要はないと思います。 |
| 記者 今後調停の場に入って行くわけですが、その場で主張したいこと、知事としては買い取り義務があるとお考えなのですね。 |
| 広瀬知事 これは、当然そういう議論をまず行うことになると思います。先方は、きっと買い取り契約がないんだからということになると思います。 |
| 記者 もしも、先方が買わないとなれば、財政的にかなり穴が生じるのではありませんか、これまでの利払いはどうするのかという話もあると思いますが。 |
| 広瀬知事 これからの話ですから、我々は我々なりに有利な論理構成を仕立て上げて議論をしていかなければなりません。その後、それがどういう風になるかということについては、こういう問題ですから、最善の主張をしていくということしかありません。 |
| 記者 今回の交渉の中で知事ご自身が交渉の場に出たことはありますか。 |
| 広瀬知事 あります。買ってくれという話を日産にしました。 |
| 記者 事業計画も具体的な工場建設の予定もないというコメントを日産からいただいていますが、この件に関しての感想は。 |
| 広瀬知事 そんなに慌てることはありません。向こうの主張は、向こうの主張、こちらの主張は、こちらの主張。これから始まるわけですから、あまり先を読んで心配することはありません。それが法的争いというものです。 |
| 記者 立地協定の法的根拠があるとかないとかいう話がありますが、県としてどういう見方をされているのでしょうか。 |
| 広瀬知事 戦いをするというのに、敵に根拠を言って、ああ、そうかこれで攻めてくるのかと思われるほどつたない戦術はないんですが、せっかくの質問ですから、当然、立地表明があって、それで立地についてこういう造成をしてくれという仕様についてまで要求があり、我々はそれに従って造成してきたわけですから、それは立派な根拠になるのではないかと思います。 |
| 記者 判例はあるんですか。 |
| 広瀬知事 ないでしょう。先方が、調停ということを言ってきたというのは、先方にもリスクがあるわけです。判例、前例がないということは、我々にもリスクがあります。いずれにしましてもリスクを回避してずっと平行線でいけば、金利だけがかさみます。万一の場合、金利を払うのは県民になるわけですから、これはもう早く白黒つけなければいけない時期に来ていると私は思いました。それで日産あてに文書を出したわけです。お互いの都合で平行線で来ていたのをもうやめよう、その方が県民のためになり、日産のためにもなると考えたのです。 |
| 記者 先ほど感情的にならず、淡々ということですが、県としてずっと買い取りを要求してきて、その答えがこういう形であったということに対する思いはいかがですか。 |
| 広瀬知事 ちょっと待てよと感情的になってはいけません。日産にしてみればうちは状況の変化があったから買えないとずっと言ってきたのに、またこんな文書が来た、ちょっと待てよと思ったかもしれません。 |
| 記者 調停というのはいつ頃になるのでしょうか。 |
| 広瀬知事 これからです。県の立場を誤解のないようにいっておきますが、さっきのような理由であなた方は買うべきだと、これは全く不動です。しかし、それで通るならこんなに悩むことはありません。相手には相手の主張があるわけです。相手がこう言ってるからといって、県が主張を曲げているということでは決してありません。我々にはしっかりとした論拠があるわけですから。 |
| 記者 償還残が70億円ですよね。それからみましたら、利払いを含めどれくらいの赤字になるのでしょうか。 |
| 広瀬知事 どのくらいか計算してみなければならないと思います。 |
| 記者 上海線なんですが、県として先ほど赤字補填ということもおっしゃいましたが、それは補填したいということでしょうか。 |
| 広瀬知事 なぜ赤字を補填しなければならないんだ、あなたのところで努力すべきではないかと我々は主張していますが、それではすまないかもしれないということです。少なくともそういう議論が出ているということです。どこをどういうふうにやるかということは、これからの議論ですが、補填が再開の条件になった時点でじゃあやめるか、それともある程度つきあってでもやるかという決断をしなければなりません。大分・上海線の意味というのを我々はどれくらい考えるかということだと思います。 |
| 記者 他の支援策としてはどういうことが考えられるんでしょうか。 |
| 広瀬知事 それは赤字が出ないようにすることが、一番大事なわけです。大分からたくさんのお客さんが乗ればいいわけです。ということは、先方が観光的な魅力をつくるとか、貿易など経済的な交流も大事です。それから、こちらにたくさんのお客さんを呼ぶという努力も大事です。赤字にならないようにお互いが、満席にはならないが一定のお客さんに利用していただくよう、努力をすることが大事だろうと思います。しかしながら、その努力が実らなかった時にどうするかというところでさっきの話になってくるわけです。最初に申し上げたとおり、赤字補填の話もありますが、それについてどう対応していくか、最初から全く話にならないと思うと話はつながりませんから、ある程度、補填も視野に入れながら交渉していくということです。最初に申し上げましたが、7月15日再開というのがホームページに出てるというのは、うれしい情報なんですが、放っておいて再開になるかというとそうはならないんです。東方航空とうちの事務方で引き続き議論をします。情報収集してみると多くの県が、上海便の就航を申し込んでいるようで、なかなか手放し難いところもあるわけです。悩ましいところです。 |
| 幹事社 他に質問はないでしょうか。 |
| 広瀬知事 よろしゅうございますか。 |
| 幹事社 どうもありがとうございました。 |
| 広瀬知事 どうもありがとうございました。 |