| 幹事社 各社の方から質問がありましたらお願いします。 |
| 記者 希少野生動植物保護の条例の件なんですが、確認なんですけど、これはいつの制定を目指されていますか。 |
広瀬知事 パブリックコメントで県民の皆さんからご意見をいただいて、それから作業を行うことになりますから、来年の2月になりますか、議会に諮るということになるだろうと思います。
|
| 記者 そうすると3月定例議会に提案して、4月施行になりますか。 |
| 広瀬知事 そうですね。4月の施行になりますね。 |
| 記者 いつからいつまでパブリックコメントを募集するのですか。 |
広瀬知事 7月30日から始まっておりますけれども、8月31日までご意見を聞かせていただこうということです。
それから大分県自然環境保全審議会というのがありますが、そこにもお諮りをします。 |
 |
|
| 記者 全国的にこういった条例はあるのですか。 |
| 広瀬知事 こういう条例が制定されているのが17都道府県で、現在制定中が2県です。 |
| 記者 九州では、どんな感じですか。 |
| 広瀬知事 九州は佐賀県、熊本県、鹿児島県の3県が既に制定をしているようです。 |
| 記者 この案なんですが、これは今回初めて出されたものですか。 |
| 広瀬知事 そうですね。 |
| 記者 具体的には、指定種の選定というのが別途必要と思うのですが。 |
| 広瀬知事 そうです。これからになると思いますが、例えば、「オオイタサンショウウオ」だとか、「ブンゴキムラグモ」という、大変希少な生物がいるらしいんですけれども、そういったことが、いろいろ議論されてくるだろうと思います。 |
| 記者 まず条例を制定し、施行後に別枠で実際にとったら駄目なものというのは、後になるわけですね。同時ということはないのでしょうか。 |
広瀬知事 同時ということはないですが、当然、枠組みを決めて施行する時には、こういうものっていうのが決まってくるだろうと思います。
2月の議会に提出するでしょう。そして2月から3月に議論をしていただく、議決をいただく、施行が、一部施行から始まるのかもしれませんけれども、施行までには、そういうものを決める、そういうようなことになっていくんじゃないですかね。 |
| 記者 この条例を制定するというのは、以前から方針が示されていたということはないのですか。 |
| 広瀬知事 ありません。大分県の豊かな天然自然を守りながら、これをむしろ大分県の売りにしていくんだということで、「ごみゼロおおいた作戦」とか環境問題を議論してきましたが、その中で今回のような条例の必要性を感じ、今回初めてつくりますというのを公にしたものです。 |
| 記者 この条例を作る意図だとか、今後こうしたいという知事の抱負をご披露いただきたいのですが。 |
| 広瀬知事 当然のことながら希少野生動植物の保護は、地球環境を守っていくために大事なテーマになるわけです。そういう中で考えていかなければならないことなんですけれども、これまでは「レッドデーターブック」みたいなものを出して啓発し、ご協力をお願いしていたということですけれども、こういった保護にはそれだけでは十分じゃないかもしれない、啓発に加えて必要最小限の規制はしなければならないと思いまして、条例の制定を検討しているわけです。県民の皆さんによく議論をしてもらって、そして協力をしてもらうという手順が大事だと思いますので、ぜひ、パブリックコメントを寄せていただきたいと思っています。これが大分県の豊かな環境を守るということにとっても非常に大事なことになってくるだろうと思うのです。 |
| 記者 このような条例が17都道府県で既に制定されているようですが、他県の条例にない特徴とかありますか、 |
| 広瀬知事 そこまでまだ細かく議論していません。 |
| 記者 大分県の環境行政を概観しますと、ISO14001とかで非常に先駆的な取り組みをされる一方で遅れてるところは遅れているという印象を持っています。いろいろ環境美化条例の制定の時にもありましたように、すでに他県にたくさんできている、そうした中で後から追っていくということが多い気がします。知事が環境行政をどういうふうに概観しておられて、どういうものを目指しておられるか聞きたいと思います。 |
広瀬知事 大分県の場合、豊かな環境を守っていくという、ただそれを守るだけではなく磨きをかけていくことも同じように大事なことだと思います。
そういう中で、これまではどちらかというと、いきなり規制ということよりも、むしろ県民の皆さんのボランタリーな環境保護の気持ちを大事にしながら、やっていくということが多かったし、それで良かったのだろうと思っております。
しかし、段々規制という面も考えざるを得なくなってきたというところもあるんじゃないか、それはそれでおいおい整備をしていかなければならないというふうに考えています。
最初に規制ありきというのは、とりたくないですが。 |
| 記者 今度の全国知事会議なのですが、どういう決意で臨まれますか。これまで意見対立とか、東京都知事がいろいろおっしゃているわけですけれど、どういうスタンスで臨まれますか。 |
広瀬知事 あまり大きな決意もないんですけれども、やはり三位一体改革、これは基本的に目指すところは自主自立の地方自治体制をつくっていくということだろうと思います。
そのために何が必要なのかということをしっかり見直していくということが大事なのではないかと思います。
3兆円の税源移譲の話がきたから、今度はそれに合わせて3兆円の数合わせをしなきゃいかんというようなことではなくて、原点は自主自立の地方自治の体制確立に努めているのですから、そういった意味で一つひとつ議論をしていくということではないかと思っています。 |
| 記者 県政から若干外れますが、プロスポーツリーグの経営に関して、プロ野球の1リーグ制の問題がありますが、何かお考えはございますか。 |
広瀬知事 考えはありますけどね。知事の立場とはあまり関係ないものですから、記者会見で申し上げるのはどうかなと思ったわけなんです。何か、知事との関連がありますかね。
考えががあるかと言われれば、あるんですよ、もちろん。しかし言いたくても言っちゃいけないこともあるわけですよ。 |
| 記者 1リーグにして、経営基盤を強化することで、野球の底辺を広げることができるのではないかという意見もあるわけですが。 |
| 広瀬知事 野球の底辺は、今ずいぶん広いですよね。むしろ底辺をしっかり広げて、また、広い底辺をしっかり守っていかなければならないという気持ち、そこは大賛成ですけれども、それは1リーグにした方が広がるということになるのか、いやいや2リーグの方が底辺は広がっていくよということになるのか、そこはよく議論しなければいけないんじゃないかと思います。おっしゃるように1リーグにした方が、地域に広がりがでてくるんじゃないかということは、ないのではないかと思いますけどね。 |
| 記者 昨日の大分トリニータ対上海申花戦は、大分県民にとっては非常にすっきりした試合だったと思うのですが、肝心の上海との交流という点について、どんな印象を持たれましたか。 |
広瀬知事 チームの代表と、ジャーナリストが県庁におみえになりました。そしてまた昨日は上海申花のサポーターの皆さんが向こうから来ていましたし、当然トリニータのサポーターもおり、サポーターの交流みたいなものもありまして、そこには私も出ましたけれども、サッカーが言葉や文化の壁を越えて、一つの交流の架け橋になるんだなあとしみじみ思いました。台風の中でも元気に応援してくれたということで非常に良かったと思います。私も昨日は両チームのサポーターの交流会に出まして、「私は熱烈なトリニータファンなのですが、今日は上海申花チームを応援します」といったものの、内心トリニータが大負けをしたらどうしようかなと思ってたんです。逆になって良かったと思います。
上海申花チームのサポーターのところに別府市長さんと一緒に行きましたが、サポーターも元気よく明るくやっていましたし、それから大分県、地元の皆さんもいろいろな関係であちらのスタンドに座って応援をしていました。大変ほほ笑ましい姿だったような気がします。存分に、大分県と上海市の交流が深まったのではないかと期待を持っています。 |
| 記者 大分には4万人収容のスタジアムがありますし、今後もこのような国際戦が行われていくのでしょうか。 |
| 広瀬知事 そうですね。この間はカメルーン戦がありましたし、今年は上海戦ということで、今後もこういう交流が続いていくといいなと思っています。 |
| 幹事社 他に質問はありますでしょうか。ないようですのでこれで終わります。どうもありがとうございました。 |
| 広瀬知事 ありがとうございました。 |