| 幹事社 それでは各社から質問があればお願いします。 |
| 記者 発表事項ではないのですが、市町村合併絡みで昨日、日出町の町長選挙がありまして合併に反対の立場を取られていた候補が当選されましたが、それについて知事はどのような感想をお持ちでしょうか。 |
| 広瀬知事 まさに選挙で住民が選んだ結果ですから、そういう結果として率直に受け止めたいと思います。
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| 記者 今後の見通しが、なかなか見えないわけですが。 |
広瀬知事 当選された候補は、合併反対ということでおやりになったんだから、これまでの方針では進まないでしょうね。それはそれでしようがないと思います。
大事なことは、住民の皆さんが当事者として基本方針を決めてほしい、決めていくということです。私どもそういう方向で方針を考えていきますから、そういう結果として受け止めるということになります。 |
| 記者 県として、今後の方針みたいなものがありますか。 |
| 広瀬知事 ありません。この間、日出町議会が協定書を否決しましたが、あの時に4市町村の協定とか、ある意味で差し戻されたという形でしょう。 |
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| 記者 今日、当選したご本人が記者会見しまして、今後、懇話会とかアンケートなどを行い、住民の意見を聞きたいと、年内か新年に決めたいと話していましたが、県として今後、例えば情報収集とか特別の対応みたいなことを考えていらっしゃいますか。 |
| 広瀬知事 まあ、いろいろ住民の方も考えていらっしゃるでしょうから。法定協を出るのかどうか、どうするのか。この協定で、それぞれの市町村で議決を得る、それから、そういう民意を聴きながらやっていくという、その中でこういう結果になったわけで、それはもう住民がよく考えられた結果だと思います。 |
| 記者 ちょっと些末な話で大変恐縮なんですけど。この大野川の有料道路の本格運用の話なんですけれど、試験運用が終わって本格運用は来年の1月ということは、11月と12月は元に戻っちゃうということですよね。これは利用者からすると、ちょっと不親切というか、やや混乱を招くのではないかと思ったりするんですけど、継続して本格運用に移行することは物理的には難しいのでしょうか。 |
| 広瀬知事 社会実験が終わって本格運用ができるまでに、社会実験が終わるとそこで議会の承認を得て申請をしてというようなことになるものですから、手続き的には最初から予定されていた期間であって、評価をして手続きを経てやるという、その期間なんですよ。それはある程度覚悟していた2か月間なんですけどね。何とかなればそれが一番良いのですけれども、本格運用に移行するにはある程度手続きを経なければならない。議会の承認を得なければならない。そうするとちょうど2か月間あいてくるんですよね。 |
| 記者 国土交通省への手続き申請とか、議会の承認の関係でどうしても2か月はかかってしまう。 |
広瀬知事 今度のように時間を決めて割引をするというようなことは初めてらしいんですよ。なかなかチャレンジングな試みというふうに聞いております。
年間の減収は約3千万円ですから、2か月間というのは、金額的にどうもならんということではないと思いますので、できるだけ県民の皆さんに不便を与えないようにもう少し考えてみようと思っています。せっかく社会実験で慣れたのに、また元に戻るというのは残念ですので。 |
| 記者 先日、国体のボート競技の日田市開催について、今後、県外での開催地、具体的な場所を検討していくということだったんですけれども、県外開催は、最近では珍しくはないと思うのですが、具体的にこの辺でとか、交渉に入っていらっしゃるとか、どういう形で具体的には検討を重ねられているのかお聞きしたいのですが。 |
広瀬知事 せっかく国体をやるのですから、できれば県内で行えれば、スポーツの振興や選手と観客の便宜の観点からも良いわけですけれども、国体というものをあまり施設の面で負担をかけるのはよくないと思います。従いまして、県外、そんなに遠くないところに適切な施設があれば、それは活用させてもらうということも一つの選択ではないかと思うわけです。三隈川がレース場として使えるんじゃないかと期待していたのですが、確認の結果、駄目ということになりましたので、いよいよ県外開催しかないだろうと思います。
今、具体的にどこそこというようなことは考えていません。考えていませんというか、動いておりません。ただ、できるだけそれは県外であっても近いところがいいと思います。 |
| 記者 いろいろ要件があって、要件に合致するところというのもそうはないと思うのですが。近場といえば隣の県もありますが。 |
| 広瀬知事 隣の県といっても3つありますしね。 |
| 記者 あまり遠くてはどうかということもありますが。 |
| 広瀬知事 まあ、いろいろとおっしゃりたいことは、よく分かります。相手の座敷を借りるわけですから、まずは相手に当たらないといけません。 |
| 記者 古い話で恐縮ですが、温泉の偽装問題がありまして、県内でも排水ではないかというような書かれ方をしたところがあるのですが、温泉の偽装問題について知事のお考えを聞きたいのですが。 |
広瀬知事 大分県では、温泉を中心にした観光が大変大きなセールスポイントになっているわけです。そういう意味で、温泉の偽装問題はあってはならないことだと思っております。今お話がありました温泉の排水を使っているのではないかという週刊誌の記事については、ご説明も申し上げたと思いますが、排水の、「はい」の字が違うんじゃないかと、配るという字でございまして、あれは温泉法上、お湯を配っているということだと、なんら問題にはなりません。
しかし、いろいろな話が出ています、その中には県がつかんでいないものもあります。従いまして関係者の皆さんには、とにかく温泉を売り物にしている県ですから、十分気をつけていただくとともに、県としましても、何かあればできるだけ調査をしてみるという、そして、しっかりケアもしていくというところが非常に大事なことじゃないかと思っております。それとお客さんに、とにかく安心して大分県の温泉を利用していただくということが大事ではないかと思います。それから温泉の質の表示問題についても、なかなかお客さんに分かりにくいようなところもありますので、そういうことについては工夫をしなきゃならないと思います。そんなことも含めて対応をしていきたいと思います。 |
| 記者 大分トリニータの社長が県から派遣されましたが、県としての支援はどう考えていますか。 |
| 広瀬知事 県の参事を割愛しただけでも大変な支援ではないかと思っています。今のところそれ以外に考えていることはありません。ただ、県の参事を割愛したぐらいですから、トリニータは県としてもできるだけ応援して、そして前進の勢いを力強くしたい、そういう気持ちはあります。 |
| 記者 三位一体改革の件ですが、知事会議の後、義務教育費の負担のことでだいぶん議論があったわけですけれども、その後、あらためて自民党とかそれぞれの省庁なんかでもいろいろ意見が出てきて、揺り戻しみたいな形になってきてる部分があると思うのですが、そういう状況についてどう思われますか。また、もともと知事は義務教育費のことに関しては反対の立場でいらっしゃったわけなのですけれども、今後例えば大分の知事としてあらためて反対を訴えるとか、その辺はいかがでしょうか。 |
広瀬知事 義務教育費についての反対だけクローズアップされているんだけども、私は基本的に中央からできるだけ地方に権限を移し財源も移す、そして自主自立の地方自治を確立していくということについては大事なことだと、どうしてもやらなきゃならないことだと思っています。但し、その辺からだけ考えることと、そうではないことがいろいろあるということもまた事実です。そういった意味で義務教育の国庫負担金の廃止については反対したということです。
知事会議の後、いろいろなところで議論が起こっていますが、それは当然のことで、知事会議で議論したのは、国から地方へ財源委譲をすると、その観点から議論が行われたわけです。教育の義務教育のあり方等について、広い観点からやっぱりこうあるべきだと議論が行われることについて、私は異論ありませんし、その方がいいと思います。
お前自身はどうするのかということになりますと、知事会議で多数決で決めるのはしょうがないけれども、しかし、それぞれの知事は住民に対して責任を持っているんだから、説明責任を持っているから、反対意見を書かせろという話をしまして、今度の答申の中にも最後に反対意見を書くようにしておりますから。そういった意味では、あれはあれで一つの区切りではないかと思います。今私自身が何か個人的にあれをやるというようなことは考えておりません。 |
| 幹事社 ほかにありませんか。それではこれで記者会見を終わります。ありがとうございました。 |
| 広瀬知事 どうもありがとうございました。 |