| 幹事社 各社から質問がありましたらお願いします。 |
| 記者 補正予算を組むという方針なんですが、台風16、18号による農道被害などは、当初予算に計上した災害復旧費で対応できるという話も出ていたのですが、台風21、23号で、その枠を越えてさらに補正の額が大きくなるのでしょうか。その辺の見通しを伺います。 |
| 広瀬知事 ご存じのとおり、こういった災害のために災害復旧対策費や予備費として予算が既に組まれているわけです。加えて先日、台風16、18号被害で補正予算を組んだということがあります。こういったことはスピードが大事ですから、その中で間に合う部分はやっていきますし、今の見通しでは、残念ながら足りないかもしれません。従いまして、その分については補正予算を組まざるを得ないかなと思っているところです。 |
| 記者 額の見通しなどは。 |
| 広瀬知事 いま試算をしているところです。防波堤とか港湾などの被害が大きいですね。 |
| 記者 東九州道自動車道なんですけれども、知事は「着手式」といっておりましたが、着工への見通しはいかがですか。 |
| 広瀬知事 いつも東九州自動車道の予定表を見ると憤りを覚えるんです。東九州の方は、高速道路が真っ白になっておりまして、まだ19%しか供用されておりません。そういう中でようやく昨年の暮れに大分県の蒲江と宮崎県の北川間、これは高速道路で一番の難所だと思いますが、そこのところが、とにかく建設しよう、建設方式としては新直轄方式でやろうということが決まったわけです。 |
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そして今度「着手式」が行われるということで、私としては、これでようやく東九州自動車道の希望が持ててきたかなあという感じで非常に安どしているところです。
新直轄方式でやるという場合は、15年以内に供用開始しようというのが大きな方針だったと思います。そういう意味では、いよいよ着工してこの一番の難所が15年以内にできるということになれば、残りの部分もかなりつながっていくだろうと思っています。
そういう大きな方針のとおりやってもらいたいし、我々の思いとしては遅くとも15年、できるだけ早くやってもらいたいと考えております。
新直轄方式ということになりますと、国だけではなくて県の負担も出てくるわけですけれども、これは後進地域の特例等により、かさ上げがありますから、地方の負担は11パーセントぐらいになると思います。いずれにしましても東九州自動車道ができましたら、本当に大きな経済効果が出てくると思いますから、大いに期待をしているところです。これからも油断せずに早期供用開始を願って運動していかなきゃいかんと思っているところです。 |
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| 記者 三位一体改革について国の方から案が出てきましたが、知事会で議決を出しましたけれども、あらためて評価というか、足りないというお話をされておられましたが。 |
広瀬知事 国の方は案が出てきていないでしょう。この三位一体改革について、先日の九州地方知事会でも実は議論がありまして、非常に厳しい状況について話がありました。
三位一体改革は、税源移譲とそれに見合う補助金の縮減と地方交付税の見直しというのも入ってくるんだと思います。今は、地方交付税の引き下げの話が先行しているような感じがしますが、まず、地方交付税のこれまでの機能、金額の確認などをしっかり行う必要があります。基本的に夏の議論は、税源移譲と補助金の縮減ということに議論が集中していたと思います。そのすきを狙って地方交付税も減るということで、ここで三位一体改革の原点に戻ってやらなきゃいかんと思っています。この議論の発端は、地方も厳しいけど国の財政も厳しいというところがありますので、決して甘くないと思っています。これから年末にかけて厳しい見通しでやらなきゃならないと思います。 |
| 記者 先ほどの話に戻るのですが、東九州自動車道の「着手式」と言われましたが、これまでの着工式とはどう違うのですか。 |
| 広瀬知事 着工というのは工事を始めるのですが、今回は調査を始めるということですので、調査を行い、ルートを決めて地元に説明していくというふうなことが始まるわけです。もう既にいろいろやっていると思いますけれども、「着手式」とはそういうことです。 |
| 記者 先ほど質問したのですが、着手ということで国が事業主体ではあるんですけれども、完成は遅くとも15年以内ということですが、着工についての見通しとともに要請などは行いますか。 |
| 広瀬知事 それはこれから大いにやっていかなければならないと思います。着手したからすぐ着工してくれというような話にはなかなかならない面もありますが、着手した以上はとにかく早く調査し、ルートを決めていただくということになると思います。いずれにしましても着手ぐらいで安心してはいけませんから、これからが大変です。 |
| 記者 新潟県で大きな地震がありましたが、ああいった地震はいつどこで起こるか分からないわけです。県として先日の地震発生を受けて、どういう防災対策をされているのか。また、防災計画などの見直しや点検など、そのあたりはどうお考えでしょうか。 |
広瀬知事 ご指摘のとおり、先の新潟県中越地震では多くの方が亡くなり、また罹災されたわけで、亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げますとともに、新潟県の皆さんにお見舞いを申し上げます。今後、できるだけ我々も支援をしていかなきゃいけないと思っております。
おっしゃるように、こういった地震はいつ、どこで起こるかわからないということも考えなければいけません。今度の新潟県中越地震でどういう点が問題になっているのかということを大分県の対策に生かすべく、よく調査をしておいてくれということで、今朝の部長会議でもそういう議論を持ちました。
一つは情報通信が寸断され、住民に不安が募ったという問題、それから食糧や水もさることながら、トイレや生活用品、衛生用品といったものが不足した状況で、ストレスがたまっていったということもあります。食糧、衣料につきましては、支援品が多く寄せられたのですが、道路が寸断されたため、輸送体制が問題となりました。これにつきましては早急な連絡体制といいますか、輸送できる体制を作らなきゃいけません。ルートは、県内だけではなく県外からもいろいろあるでしょうけれども、そういうことも考えていかなきゃいけない、そういうことを今日議論しまして、それはいずれも課題ではないかと思います。危機管理監を中心に各部局の担当者が集まって分析し、大分県としての対応を考えていかなければならないと指示したところです。 |
| 記者 いつ頃までに報告をまとめたいとお考えですか。 |
| 広瀬知事 分析に時間がかかるという話もありますが、これは急いでやらなければいけませんので、来年早々もう一度、掘り下げた勉強をしようということにしてあります。従いまして、危機管理監を中心とした研究チームはただちにスタートするということです。 |
| 記者 庄内町の養豚場について、住民からの要請を受け、先週立ち入り調査をされましたが、その結果と、今度どうされるかという知事のお考えをお聞きしたいのですが。 |
| 広瀬知事 先日、立入り調査をいたしました。いろいろな法令に抵触している疑いもあるようですけれども、現在、立入り調査の結果を分析して、これからの対策を関係者で議論しているところです。私はその結果を待って、なんらかの対応をしていきたいと思っております。大事なことは、住民があれだけの迷惑を被っている場合に、県としてもあらゆる法令を検討して、対策を講じるということなんだろうと思います。 |
| 記者 ネーミングライツを出されているんですけれども、ビッグアイの年額1億円が妥当と思われる理由と、企業にメリットをアピールされたりということはありますか。 |
| 広瀬知事 これにつきましては、広告会社にある程度評価を依頼したようなところもありまして、1億円程度という評価をいただきました。難しいところは、我々の希望額として出したんだけどもそれで企業が出てくるのかということです。「いやいやそんなものは安い」という企業が出てくるとありがたいのですが、いずれにしましても希望額としてはその程度でいいんじゃないかということで出していったわけです。これから市場の原理で決まってくると思いますが、何社かプロポーザルを出してくれることを願っております。それが出てこないと、ちょっと大変なことです。 |
| 記者 ネーミングライツですけれども、最近では例えば神戸のグリーンスタジアムからのヤフーの撤退だとか、アメリカではずっと定着していますが、日本では、最近機運が変わってきたかなという感じもするんですけれども、その中で大分県が募集するということで、企業とのコミュニケーションが非常に大事だと思います。新聞に書くだけではなかなか理解できないと思います。 |
| 広瀬知事 私なりに情報収集したり、情報提供したりしています。いま見通しがあるわけではありませんが、できるだけセールスといいますか、努力をするということしかないと思います。ネーミングライツについては、おっしゃるように浮き沈みもあると思いますが、長い目で見て大分県の中で親しんでもらえれば、それは会社にとっても大分県にとってもいいと思えるようになればいいと思うわけで、あんまり大きな金額を提示しなさいということを考えているわけでありません。むしろお互いに、みんなで親しんでもらえる関係ができればいいなと思っています。 |
| 記者 大分のふるさとづくりを応援しますとか、そういった感じでしょうか。 |
| 広瀬知事 そういう感じでやってくれればありがたいし、我々もそういう感じを今、めざしているわけです。いずれにしましても1億円にしろ、5千万円にしろ、そういうものが何年かにわたって得られれば、県にとっては大変助かりますし、県民にとっても理解をいただけるでしょうし、企業にとっても良いイメージにつながると、そういう関係を築けたらと思います。 |
| 記者 実際にお願いするかどうかについては、選定委員会を設けるようですが、例えばビッグアイは、スポーツ施設ということで小中学生とか、よく使うわけですが、総合文化センターもそうですけれども、こういう企業はあまりふさわしくないというようなお考えはありますか。 |
| 広瀬知事 今、募集している中では、そういう条件は書いておりません。それは、いくつか出てくれば、最終的には選考委員会で選考されることになると思います。 |
| 幹事社 他にありませんか。ないようですのでこれで終わります。ありがとうございました。 |
| 広瀬知事 どうもありがとうございました。 |