幹事社
10月第1回の会見、よろしくお願いいたします。
それでは知事の方から。 |
| 広瀬知事 それでは私から何点か申し上げさせていただきます。 |
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(パパの子育てを後押しするキャッチコピー、ラジオスポット文案、シンボルマークの募集について) |
あまり名誉なことではありませんが、男性の家事育児時間は、大分県は全国で一番低いということがあります。これを、どうせ改善するのならすっぱり逆転をしようということで、「男性の子育て参画日本一」を目指してがんばっていますが、その取組の一環として、「パパの子育てを後押しするキャッチコピー、ラジオスポットの文案」、あるいは「パパの子育てを後押しするシンボルマーク」を募集します。
11月6日締切りで1ヶ月間の募集をしたいと思います。
キャッチコピーやラジオスポットの文案、シンボルマークをもらい、ラジオPRをしたり、あるいはシンボルマークをバッチにして胸に付けてもらったりというキャンペーンを展開しようと思っています。
この問題、きっと世のお父さん方はみんな、できればやってみたいと思っている、きらいではないのだが、なかなか一歩を踏み出せないというところがありますので、こういうキャンペーンをしていきます。
その他に、やろうと思っていても、また、急に言われても実力が伴わないこともありますので、家事や子育ての勉強をするセミナーをしたり、あるいは仕事の仕方でいろいろと工夫がいる、超勤がずいぶん長いとか、あるいは地方の中小企業では育児休業制度がまだまだ整備されていないこともあるので、そういう働き方の改善といったことも含めて、いろんな運動を展開していきたいと思っています。
その一つとして、いま申し上げたキャッチコピーや、ラジオスポット文案やシンボルマークを募集します。
シンボルマークといえば、去年の国体でめじろんが一世を風靡したわけで、ああいう感じの物を作っていきたいということです。
ぜひ、ふるってご応募をお願いしたいと思います。 |
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(宇宙への夢を語ろう!「第40回JAXAタウンミーティング」in大分について) |
それから二つ目ですが、本を読んで新しい知識を取り入れたり、あるいは芸術文化に親しむ秋になりました。そういう中で、宇宙への夢を語ろうというタウンミーティングを大分でやろうということです。
今年は申すまでもありませんが、国際宇宙ステーション『きぼう』で若田さんが長期滞在をされ、また、つい先日は宇宙輸送船HTVが国際宇宙ステーションにドッキングしたということもありました。大変、宇宙開発でいろいろなことが動いた年だと思います。
そういう中、10月17日に、宇宙への夢を語ろうということで、大分県立図書館視聴覚ホールでタウンミーティングが開催されます。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)と教育委員会の共催で、いろいろな面白い人が来ますので、ぜひ、ご参加を願えればということです。
JAXAのタウンミーティングです。 |
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(第10回大分アジア彫刻展関連イベント「トーク&アドバイス」について) |
それから、今度は文化の方ですが、第10回大分アジア彫刻展の記念イベントの開催です。
第10回大分アジア彫刻展自身は来年開かれますが、その記念すべき彫刻展にちなんで、今年は記念イベントをやろうということです。
そもそもの発端は、本県豊後大野市の朝地町の出身の朝倉文夫先生を顕彰して、大分アジア彫刻展が開催されています。来年、第10回の記念展を迎えます。
朝倉先生については、もう皆さんご存じのとおり近代日本の彫塑の基礎を築いた方で、遊歩公園と竹田の岡城にあります滝廉太郎の像は朝倉文夫先生の作です。それから、早稲田大学の大隈重信像も朝倉文夫先生の作です。
そういうことで、一世を風靡した彫塑家です。その先生を顕彰して大分アジア彫刻展が行われています。
来年は10回ということでして、とくに若い才能の育成を目指していこうということで、一般部門に加えて学生部門を創設し、12月21日まで作品の募集をすることにしています。
併せて、来る10月17日に、若手作家の創作の参考となることを期待しまして、「トーク&アドバイス」を開催したいと思っています。
澄川喜一さんや青木野枝さん、三沢厚彦さんの3方が来られまして、話をする。それから先着15名ですが、作品を持ってきてくれれば、この3人がいろいろアドバイスをしましょうということで、現代を代表する彫刻家との交流ができるという会をしたいと思っています。
第10回の記念展は来年です。そのための作品の締切りが12月21日まで、そして、それを盛り上げるための行事「トーク&アドバイス」は10月17日に行われます。ぜひ、よろしくお願い申し上げます。 |
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(平成21年度「安全・安心まちづくり県民大会」について) |
それから、「安全・安心まちづくり県民大会」を、10月14日の午後1時30分から県立総合文化センターiichiko音の泉ホールで行います。
申すまでもありませんが、県民と警察、行政一体となって犯罪の予防に取り組み、安全・安心のまちづくりに県民あげて取り組もうという運動です。今年も10月14日に行いたいと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いします。
県民の皆さんに非常に関心を持って参加していただいていまして、県内ではいま279の団体が自主防犯パトロール隊を結成しています。2万4千人余りの人がこの自主防犯パトロール隊279団体の中に集っていまして、子供の安全、地域の安心といったことのための活動をしていただいています。こういう形で県民あげて安全・安心のまちづくりに取り組もうということです。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
私からは以上です。 |
幹事社 では、まず発表項目について質問ありましたらお願いします。
ないようですので、それ以外も含めて幹事社からおたずねします。
大分ホーバーフェリーの清算についてですが、先週、あのような形で申立てがあり、知事コメントも出ましたが、改めてどう受け止めているかが一点と、航路の存続を目指すような活動も含めて、県の今後の対応をどのようににしていくかということを。 |
広瀬知事 ホーバーフェリーの件ですが、一つは空港からのバス、あるいは自動車の道路が非常によくなったこともあったと思うのですが、だんだん利用客が減ってきていたことと、加えて今度の景気後退で忙しい出張者が減ってきたということがあり、ますますお客さんが減る要因になったことが背景にあるわけで、ああいう形になったということです。
とはいえ、長い間県民の皆さんの空港へのアクセス手段として愛用されてきたと思いますし、そういった意味では私の率直な気持ちは残念だという感じです。会社も清算を視野に入れた手続きに入りましたが、できれば誰か応援をということもありますので、いまの率直な気持ちは、なかなか難しいかもしれませんが、できればホーバー事業を誰かが引継いでくれないかという気持ちです。
ただ、非常に心配してるのは、ここまできた背景が、道路が良くなりむしろそちらの方が非常に便利になったことと、加えて今度、高速道路の料金が見直されるということもあるわけです。そういうことからここまで来たので、果たしていまのようなビジネスモデルでそのまま引継いでいけるかどうかについては正直、なかなか難しい点も多いと思っています。できれば存続したいが、なかなかいい材料がまだないというのが現状です。
県としてはそのような気持ちですから、何かいい、こういうことでやってみたいという話があって、我々として何か応援できるようなことがあれば、応援をしてでも存続が出来ればと思っているところです。 |
| 記者 関連して、ホーバーが悪くなったいまの背景の一つとして、大分空港の利用者の伸び悩み、また減る方向になっていることがあると思うのですが、一つは景気がよくなるという面もありますが、大分空港の利用の確保とか、利用増に向けての取り組みという部分では。 |
広瀬知事 おっしゃるとおり、大分空港の利用客を確保していかなければいけないと思っています。とくにこれから羽田空港の拡張など、いろいろなことがあって航空路線の見直しもあると思います。
一方で羽田空港の拡張など増要因もあれば、他方で航空会社の経営が厳しくなって無駄な路線の廃止の議論も出てきているので、プラスマイナス両面の見直し時期でもありますから、とにかく、ここはお客さんを増やしていくことが非常に大事だと思っています。
そういう意味で、どういうお客さんが大分空港を利用していただいているか、どういうところがこれから増える要因としてあり得るのかをよく考えていかなければいけない。 そういうことで言うと、一つは今度のホーバーもそうですが、自動車での利用者が増えていくだろうから、そのあたりをどうアクセスしやすくしていくかということが一つ。それから地域的に県境、中津市や佐伯市あたりの人がもっともっと大分空港に来ていただけるようにしていくことも非常に大事なのではないかと思っています。だから利用の形態や、それから利用者の地域的な広がりといったことをよく考えていきたいと思っています。 |
| 記者 ホーバーについて、県として応援できることがあればしたいと、今ありましたが、状況によって追加の財政負担を求められることがあればそれも考えるのか、あくまでも財政以外の面での応援ということか。 |
| 広瀬知事 それは、具体的に、もうちょっと見てみないとわからないです。いま、少なくともホーバーについては使用料を軽減することもいろいろやってきたわけです。そんなことを含めて、いろいろな応援の形があると思います。 |
| 記者 ホーバーを含めて今年になって県の出資団体がいずれも経営が悪化して、かなり県の出資が返ってこないケースがありますが、このあたりは知事どのようにご覧になっていますか。 |
広瀬知事 頭が痛いです。今度のホーバー、その前の九州乳業、本当にいろいろなものがなかなか経営的に苦しくなってきてるいということです。
これは、これまでのやり方ではなかなか通用しなくなったような環境の変化があったところもあると思いますし、また思いもかけないような、粉飾決算みたいなものも出てきたりして、我々としては、とにかく県民中心、県民の皆さんの視点から、これは大事だ、これは何とか続けて行かなければいけないということについては続けていかなければいけないし、そうでない、コストとの見合いで、やめようかということについては整理をして行かざるを得ないと、そういう思いでよく見ていきたいと思っています。
なかなか厳しい時代ですが、そこは冷静に一つひとつ判断をして対応していくことが大事なのではないかと思っています。
いま、もう一つ頭が痛いのはトリニータです。
しかし、こういう時期ですから、いろいろな厳しいこともありますが、一つひとつ原因を分析しながらできるだけの対応をしていくことだと思います。 |
| 記者 大蘇ダムの水漏れ問題について、県としては、どういう立場で何を国に求めたいとお考えですか。 |
広瀬知事 大蘇ダムついては、率直に二つです。一つには、熊本県と大分県の農業用水の安定供給ということで建設を始めたわけです。多くの農業者が大蘇ダムからの農業用水の安定供給を待ってるわけですから、そういう意味で早く約束の水の供給をしてもらいたいというのが第一点。
二つには、当初予定していた条件から随分厳しくなってきたということで、これまで3回も計画の見直しがあって総額593億円、その中で大分県だけでも、県と市合わせて96億円の負担をしているわけです。したがって一日も早く農業用水の供給をしてほしいという第一点と合わせて、第二点としては、我々も随分資金も投入しましたので、これ以上の地方の負担なく事業を完成させてもらいたい、この二つに尽きると思います。 |
| 記者 赤松大臣が現地視察をしたいという話がありますが、来たら大臣には何を期待しますか。 |
広瀬知事 虚心坦懐に現場を見、現場の声を聞いてもらいたいと思います。
とくに、これは計算上だがと農林水産省自身が指摘をしていますが、6割がた水の供給が出来るということを言っていますが、これはとんでもない話でして、そんなことならば苦労はしない。どれだけ水が不足して困っているのか、多くの農業生産者がこれを心待ちにしているかというあたりをよく聞いてもらいたいと思っています。現地視察を心待ちにしているところです。 |
| 記者 先ほど大蘇ダムの件で費用の関係が出ましたが、竹田市の首藤市長は利水機能ができない場合は当初の負担分自体も支払わないと言われています。県としてのお考えはどうですか。 |
広瀬知事 いま私は二点を申し上げたわけですが、とにかく一つはできるだけ早く水を供給してください、一つはもうこれ以上の負担なく早く完成をさせてください、事業をこのままでやってください、この二点を言っていますから、できない時のことは言わないことにしています。
そう気が早く返してくれなんて言わずに、とにかく早く完成させることが、農業者の気持ちですから。 |
| 記者 予算の関係ですが、基本的には閣議決定で地方分については手を付けないような主旨の閣議があったかと思うのですが、と言いながら、その後いろいろ閣僚の発言を聞いていると、どこまで地方財源に影響が出て来るのかわからないので、現在県政の予算執行上、何か対応で問題が出て来ている面がないかということと、いまのこの現状については、どのようなまとめ方をされているかということを。 |
広瀬知事 二つ問題があります。一つは、この間からの国の補正予算の凍結という問題と、あるいは節約という問題、執行停止という問題と、もう一つは、来年度の予算編成を如何するかという問題があります。
補正予算については、私ここで度々申し上げていますが、国の補正予算を受けて、そして県民生活を守るために、あるいは県の経済を守るために、どうしても必要なものを今度計上しているわけで、本当に県議会では珍しく満場一致で可決されたものです。それだけ必要性について理解をしていただいていると思いますし、我々も、ぜひ、これは執行したい。これは与党が変わろうと変わるまいと、ぜひ必要な予算を執行しているのでと言い続けてきたわけですから、いまのところこれを削るという話はないのではないかと思っています。
ただし、基金という形で積んでいますが、来年度や再来年度、二、三年かけてやろうというところについて、これからまた議論があると思います。この補正予算については、今年度分についてまだまだ見直しの可能性はあると思いますが、私としては地方の知事とも連携を取りながら必要性を十分に訴えていきたいと思っています。
なかなか財源が集まらなかったからもう一度再検討するという議論もあるので、楽観は出来ないかもしれませんが、私どもとしては県民の暮らしを守る、県民の経済を発展させるために最低限必要なことをちゃんとやっているのだからという、この思いで引き続き訴えていきたい。
それから第二点目の、来年度の予算、これはまさに大きな枠組がこれからもう一度見直されて、要求も出し直すということになっているわけです。とくにその中で、我々が気にしているのは国と地方の財政の関係について、まだ何も語られてないと思いますので、そのあたりをよく見ていかなければいけないと思っています。注目点はたくさんありますが、他方、来年度の予算を途切れなくやっていくためには、もうそろそろ地方としても準備に入らなければいけないという面もあるので、10月いっぱいよく情報を収集しながら、国と地方の関係において、不確定要素がたくさんあるかもしれませんが、一定の前提のもとで作業を始めていかなければいけないと思っています。 |
| 記者 亀井金融大臣が主張している中小企業向けの返済融資です。まだ詳細はわかっていないのですが、県経済にとってはどのようにお考えですか。 |
広瀬知事 どういう中身になるかわかりませんが、最初に金融大臣が言ってたようなことになると、1回目はいいような気がするが、金融機関が危なくて動かないということになってしまう可能性があります。したがって、民間金融を頼らざるを得ない、政策金融はたくさんありますが、大部分は民間金融で日本の経済は動いているわけですから、そこに頼らざるを得ない状況からすると、ああいう形で融資を、モラトリアムを置くということにすると、その後の金融の円滑化が非常に懸念されるところが心配です。中小企業の皆さんが資金繰りに困っている、何とかここはしのいでいきたいという、そこのところはよくわかりますが、いろいろな制度金融や民間に対する資金の供給などで対応するのが本筋ではないかと思います。
いまの状況は、地元の中小企業の皆さんにとって、決して楽観しているわけではないのですが、何とか手を打たなければいけないと思いますので、それは、これまでのような資金量を確保する、保証制度をするということで王道を行った方がいいのではないかと思います。 |
| 記者 先日、東九州自動車道の要望がありましたが、新政権としては暫定税率の廃止が感じられる。また高速道路の4車線化の廃止という動きも具体的に出て来ているのですが、再三にはなりますが、こういった動きの中で東九州自動車道の趨勢なり、今後、国に対してどういうふうに訴えていくかということを。 |
広瀬知事 全国の高速道路網整備が進んできて、大部分が一応終わったということを言われているが、そういう中で最後に取り残されたのが、この東九州自動車道と私は思っています。
沿線の我々住民にとってみますと、この東九州自動車道というのは通勤や通学圏をずっと広げていく、あるいは買い物の範囲を広げていくという意味で、本当に「生活の道」だと思います。病人が出たり、いったん災害がありますと、それがさらに「命をつなぐ道」だと思います。そしてまた豊富な地域資源を大都市、消費地に送り出す、また大都市から人を呼び込むための「活力の道」でもあると、「生活の道」、「命の道」、「活力の道」だと、それがまさに東九州自動車道です。
ようやく去年、佐伯まで開通したわけですが、その佐伯市の住民の暮らしを見ると、その三つは本当に明確に証明されたと思います。そんな意味でぜひ、この東九州自動車道は建設を進めていってもらいたい、とくに遅れています大分県と宮崎県で力を合わせていかなければいけないと思っているところです。
余計な心配をしなくていいのならいいのですが、ちょっと懸念されるのが、暫定税率の廃止と直轄負担金の廃止それから高速道路の無料化の話、このあたりが財源論として、一つひとつを見れば結構ではないかという方も多いと思いますが、全体としてみて県民が久しく待ち望んでいる高速道路の建設との関係でうまくいくかどうかと考えています。 |
| 記者 財政面と共に国幹会議も廃止されるという方針が示されて、大分県にとって制度面での影響もあるのでは。 |
広瀬知事 国幹会議の廃止というのは、それはいろいろ影響はあるかもしれないが、直接的には影響はあまりありません。むしろ国の道路をどうやって選んでいくかの手続きの問題と思いますから、世の中どう変わろうと東九州自動車の重要性についてだけは、よくわかってくださいという気持ちです。
これまでも、東九州自動車道は別だと皆さんおっしゃっいますから、それを堅く信じて努力するのみです。 |
記者 ほか、とくにございませんか。
ありがとうございました。 |
| 広瀬知事 どうもありがとうございました。 |