ようこそ知事室へ
 
一年間大変ご苦労さまでした。

 知事の広瀬です。今年も余すところあと4日となり、今日は仕事納めです。この1年間、職員の皆さんには、「安心・活力・発展」の大分県づくりに積極的に取り組んでいただき、心からお礼申し上げます。
 私は、年頭に「今年は昨年播いた施策の種が芽を出し、根を張り、大きな幹となる年としたい」と申し上げました。
 その大きな目標として、第1は、行財政改革実行元年であり、行財政改革プランに掲げられた各部局における課題をしっかりと着実に進め、プラン以上の成果が得られるよう協力をお願いしました。三位一体改革に伴う交付税の大幅な落ち込みなど財政状況が一段と厳しくなる中で、選択と集中による施策の効率化、外郭団体の見直しや遊休地の売却など着実に前進することができました。特に、皆さんに対しては、やむにやまれぬ措置として給料の減額をお願いしました。皆さんのご理解、ご協力に感謝しています。 
 第2は、「安心・活力・発展」の大分県創造に対する県民の期待に報いられるよう「政策県庁」を目指していきたい、県民の声に耳を傾け、課題から目をそらさずに知恵を絞って「元気いっぱいの輝く大分県づくり」をお願いしました。年明け早々の2月に鳥インフルエンザが発生し、その対応に全国が注目しました。また、相次ぐ台風の来襲により、これまでにない被害を受けました。皆さんの素早い対応、適切な処理、献身的な取り組みにより、被害を最小限に食い止めることができ、被災された方々の不安感を和らげることができました。また、ダイハツ車体大分中津工場も予定どおり操業開始することができ、キヤノン大分工場も順調に工事が進んでいます。これらに伴い就業環境もかなり改善されてきました。さらに、知恵を出し汗を流して儲かる農林水産業の実現に向けた「新農林水産業計画」や将来を見据えた戦略的な産業基盤の構築を図る「おおいた産業活力創造戦略」の策定も骨格が見えてくるなど、各般にわたり積極的な施策の企画立案が進んでいます。地に足の着いた、それでいて将来に大きな夢の広がる大分県創りは、やはり現場の実情を知り、現場の知恵を活用することから始まります。私の「県政ふれあいトーク」も10月7日に県内市町村を一巡し、91カ所2千名余の県民の方々と意見交換をすることができました。そして、各地に美しい天然自然と文化、それにすばらしい人材があるということを再認識するとともに、この財産を活用して磨きをかけることが、魅力と活力ある大分県創造の第1歩だと改めて感じました。
 第3は、新しい県政執行体制が県民にとって使い勝手のよい組織、効率的な組織となるようがんばっていただくことです。課、係を統廃合してフラット化するとともに、縦割り行政による弊害をなくすための同種業務の一本化や特命事項を担当する審議監を配置しました。また、職員の意識改革についても「大分しんけん職員運動」の取り組みを開始しました。組織の見直しや職員の意識改革は、まだ第一歩で、引き続き取り組みを進め「本当に県庁は変わった」と県民に感じていただけるようにしていきたいと考えています。
 私も年末年始の休みを利用してこの1年間の思いをゆっくり整理して、新年に臨みたいと考えています。皆さんには、年末年始は十分休養していただき、この1年間の疲れを癒し、来年に向けて充電していただきたいと思います。 
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。