ようこそ知事室へ
 
仕事納めにあたって
 
 今日は仕事納めです。職員の皆さんには、この1年間、県民中心に、県民の熱い思いと期待を受け止めて、日々ご奮闘いただき、ありがとうございました。

  今年の県政は課題が二つありました。一つは、新しい長期総合計画「安心・活力・発展プラン2005」の実行元年、もう一つは、行財政改革です。皆さんのおかげで多くの成果がありましたし、さらなる課題も出てきました。
 
 「安心して心豊かに暮らせる大分県」づくりでは、乳幼児医療費助成の拡大やおおいた子育て応援団によるサービス開始など少子化対策を強化していただくとともに、ドクターヘリの運航開始や抗インフルエンザ薬タミフルの備蓄など危機管理の多様な取り組みを進めていただきました。また、障害者自立支援法の施行にあたっては、いち早く影響調査を行っていただき、障がい者の自立に向けて必要な支援策を打ち出すことができました。ごみゼロおおいた作戦では、新たな森づくりのための森林環境税やエコマネー「めじろん」の導入など新たな展開をスタートさせることができました。
 
 「知恵と努力が報われる活力ある大分県」づくりでは、ダイハツ九州大分(中津)第2工場の建設表明など年間の企業立地件数が35件と過去最高を記録、3月に発表された平成15年度の都道府県別経済成長率は全国トップ、有効求人倍率も14年3か月ぶりに1倍台となるなどこれまでの取り組みの成果が出てきました。県内景気は着実に回復していますが、課題はこのチャンスを地場企業が確実につかむこと、また、地域や産業に偏りなく波及させることです。

 さらに、大きな課題としてクローズアップされたのが農政です。10月に発表された17年度農業産出額は九州最下位に転落し、まさに大分県農業は大きな転換期を迎えています。私は、農林水産部の全職員にメールを出し、「何故こうなったのか」「これからどうすべきか」を一緒に考え、過去のやり方にとらわれず、意識改革するようお願いしました。50件の返信メールをいただきました。農業の再生に向けて奮起を大いに期待します。
 
  「人材あふれる発展の大分県」づくりでは、30人学級の拡大や県立三重総合高校の開校など教育改革を進めていただいた一方、高校の未履修問題やいじめ問題緊急調査など教育問題が顕在化した年でもありました。広域交通網の整備では、2月に東九州自動車道の整備方針が決定された他、中九州横断道路や中津日田道路などの整備を促進することができました。

  大分国体の開催に向けては、オフィシャルサポーター22社の決定やイメージソング「CHALLENGE」の発表、「めじろんダンス」の制作など準備が進み、開催機運を醸成することができました。
 
  行財政改革では、指定管理者制度の導入や県立大学・短大の公立大学法人化、県立病院の公営企業法全部適用など、行財政改革の深化を図ることができました。また、9月に発表した平成17年度決算は、基金残高がプランの目標を208億円上回るとともに、26年ぶりに2年連続で単年度収支が黒字となり、順調に成果を上げることができました。これは、県民の皆さんのご理解とご協力、職員の皆さんのご尽力の賜ですが、特に、職員の皆さんには、定数や給与の面において引き続きご理解をいただいていることに深く感謝します。
 
  他にも市町村合併後の旧町村部対策や「坐来大分」の東京銀座オープンなど各分野で真摯な取り組みをいただき、また多くの成果を上げることができました。改めて職員の皆さんのご努力にお礼申し上げます。
 
 皆さんには、年末年始は十分休養して、1年間の疲れを癒していただき、来年も大分県のため、大分県民のためにご活躍していただきたいと思います。
 
 大変ご苦労さまでした。お健やかに佳いお年をお迎えくださいますようお祈りいたします。


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