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未曾有とも言われる世界的景気後退の中、新たな年度がスタートしました。
大変厳しい時代ではありますが、このようなときだからこそ、しっかりと前を向いて、景気・雇用対策に積極的に取り組むとともに「安心・活力・発展」という県政の基本方針を踏まえ、将来を見据えた構造改革や新しい仕組づくりに挑戦していきます。
さて、今年の取組ですが、県民の皆さまとともに練り上げた「安心・活力・発展プラン2005」をさらに推進するため、「中期行財政運営ビジョン」を策定し、「子どもに夢を、暮らしに温もりを」という強い思いのもとに、次の3つの目標を掲げました。
まずは、「子育て満足度日本一を目指す大分県」です。
乳幼児医療費助成制度の拡充などにより子育ての経済的負担をできるだけ軽減します。ワークライフバランスの取組などを進め、子育てと仕事が両立できるようにしなければなりません。子育て支援センターなどでの相談機能を強化して、安心して楽しく子育てできるよう支援していきます。
次に「子どもたちの挑戦や自己実現を支える大分県」です。
教育行政の信頼回復と教育の再生は喫緊の課題です。教育関係者が力を合わせて、知・徳・体の育成などで教育成果を着実にあげていきます。芸術文化やスポーツのさらなる振興を図ります。
さらには、「いきいきと暮らし働くことができる大分県」です。
高齢者が元気いっぱい社会参加し、また、必要な場合には安心して介護を受けられるようにしなければなりません。障がい者の自立支援にも力を注いでいきます。ものづくりや商業、観光業、農林水産業について、厳しい時代を乗り切り、新たな発展の道を開いていただくように対策を講じていきます。
また、道路整備については、東九州自動車道等の戦略的な幹線道路ネットワークの整備を積極的に進めるとともに、生活道路についても地域の方々の声に迅速かつ的確に応えていきます。
他方、政策の実現には、それを下支えする確固たる行財政基盤の構築が不可欠です。皆さまのご協力をいただいて、平成20年度までの5年間で、1,783億円の収支改善を行うことができました。財政のピンチはこれからも続くと思われるため、さらに、今後3年間で289億円の収支改善を図ります。そのため、職員定数の更なる抑制にも努め、行財政改革プラン期間中と同様の3年間で6.4%、321人の削減を断行します。
私は、本年度も「県民中心の県政」の基本に立ち、厳しい時代に頑張っている県民の生活にしっかり心配りしながら、「住んでよかった、住んでみたいと思われる大分県」づくりに総力を挙げて取り組んでまいります。県民の皆さまのご理解、ご協力を心からお願いいたします。
最後に、私事で恐縮ですが、4月22日に腰の手術をすることになりました。連休を挟んで3週間ほど休みをいただきますが、その間、平野、二日市両副知事を中心に県行政が滞ることがないようにいたします。県民の皆さまには何かとご迷惑、ご心配をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。 |
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