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大豆製品
こっとり豆乳

▲『こっとり豆乳』は、全国的な豆乳ブームの火付け役となった


大津 雄慈 さん 生産者に聞く

有限会社 大地の実 Beans Factory
(ビーンズ ファクトリー)
総務・経理室 室長 大津 雄慈 さん

 本当においしい豆腐づくりを目指し『大地の実 Beans Factory』を平成16年に設立しました。当時、院内町ではあまり大豆をつくっている農家の方がいませんでした。しかし、行政の呼びかけで、大豆の転作をしてくれる農家の方を募り、ようやく私たちの考えに賛同してくれる方が見つかり『大豆団地』での大豆づくりが始まりました。私たちの活動で地域の活性化や地産地消、雇用の創出ができたことを大変嬉しく思っています。


プロフィール
有限会社 大地の実
Beans Factory
(ビーンズ ファクトリー)

 平成16年、農業の生産意欲と技術向上、収益性の高い産地づくり、地域農業所得の向上による活性化と安心安全のおいしい豆乳づくりのため宇佐市院内町に設立。現在社員は12名。過疎化の進む院内町での雇用も生んでいる。豆乳ブームの立て役者『大分こっとり豆乳』はあまりにも有名。
販売所
有限会社 大地の実 工場・直売所
宇佐市院内町大副482−1
営業時間/9:00〜17:00
TEL0978-34-3860 
定休日/年末年始のみ
http://www15.ocn.ne.jp/~daichi/
※県内のデパート、スーパーで販売中

工場・直売所
▲平成16年に完成した工場・直売所

院内町から発信 地域を支えるものづくり

大豆の花院内町を起点に
農業・製造・販売
三位一体の活性化

 農業の生産意欲や技術、地域の農業所得の向上、雇用創出の考えを根幹に、平成16年宇佐市院内町に大豆加工センター『大地の実 Beans Factory(ビーンズ ファクトリー)』は完成した。元々、家業の豆腐店を営んでいた庄司憲一社長と社員12名でスタート。商品開発力、販売力、企画力を背景に「農家と過疎地域の起爆剤」となるように行政や農家の方と協力し、大豆の産地形成、加工製造、流通販売に取り組む。この取り組みこそが人・地域・産業を元気にする会社『大地の実』の最大の特徴である「農・工・商協働循環システム」だ。
 大豆製品を製造加工している業者は全国にたくさん存在するが、産地形成から行った会社は他にはない。「院内という土地をずっと守っていきたい」という思いのもと、町役場とともに、農家の方に大豆づくりへの転作を懸命に呼びかけた。今では、豆乳をはじめ大豆製品に使用する大豆は、『大豆団地』と呼ばれる町内の畑で作られている。原材料の生産から加工・販売までが、院内町の中で全て一直線で結ばれている。(写真/かわいらしい大豆の花。6月に種付けを行い、8月中旬頃から綺麗な花を咲かせる)


エルスター原料と製造に
こだわった
安心安全の製品

 「どれだけ時間やコストがかかっても、本当においしいものをつくりたい」と考える『大地の実』では、原料となる大豆にこだわり、大豆特有の青くさみのない「エルスター」という新品種を選んだ。豆乳づくりは豆乳に圧力をかけてサラサラにするのが一般的だが、『大地の実』では豆乳に大きな圧力をかけないため、大豆の栄養素がほとんど損なわれることなく、成分の濃いコクのある豆乳が出来上がる。また毎日、製造開始前に機械の熱湯消毒と、製造が終わった後に約1時間半かけて工場や機械の清掃を徹底していることも安心・安全でおいしい製品づくりには欠かせないという。
 大豆生産者は、自分たちが心を込めてつくった大豆を商品として目にすることができたり、味わうことができるので、大豆づくりへの思いの強さもひとしおのようで、地産地消の理想的なサイクルが生まれている。大豆とともに、大きく成長した院内町は、町が一丸となって農業を含めた新しい地域おこしのあり方を示してくれた。(写真/従来の青くさみを感じさせない、新品種の『エルスター』)

ねり機

●このねり機を使ってごま豆腐や豆乳プリン等も製造する