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豊(ゆた)かな緑にめぐまれた大分県。県内の土地のおよそ7割もが「森林」だと知っていますか?
見わたせば、そこかしこに当たり前のようにある森林。でも今、それが“当たり前”ではなくなりつつあるのです。それはなぜ?森林の「今」を学びましょう。 |
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地球温暖化
(おんだんか)
をふせぐ |
植物は光合成を行います。二酸化炭素(にさんかたんそ)をすいこみ、酸素(さんそ)をはきだすこの働きから、森林は二酸化炭素(にさんかたんそ)などが増(ふ)えすぎたことが主な原因(げんいん)である「地球温暖化(おんだんか)」をふせぐのに役立っています。 |
| 緑のダム |
森林は「緑のダム」と言われ、雨水をたくわえてゆっくりと川に流しています。この働きにより、水があふれる洪水(こうずい)や水が足りない渇水(かっすい)が起こりにくくなります。また、森林にたくわえられた水は地中でよごれが取りのぞかれ、土や岩の養分をすっておいしくなります。 |
豊(ゆた)かな
海をつくる |
森林で育(はぐく)まれた水は、川を通ってやがて海に流れこみます。森林が豊(ゆた)かな海を作るもとであることから、「森は海の恋人(こいびと)」と言われています。 |
土砂(どしゃ)
くずれをふせぐ |
森林の地面にはたくさんの木や落ち葉でおおわれており、地中に張(は)った木の根が土砂(どしゃ)や石をしっかりつかんでいることから、雨によって土砂(どしゃ)が流れたりくずれたりすることをふせいでいます。 |
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さまざまな働きを持ち、わたしたちにたくさんのめぐみをもたらしてくれる森林。
今、この森林があれています。それはなぜなのでしょう? |
木を育てて、木材を売る産業を「林業」といいます。木が高い価格で売れていた30年前までは、たくさんの人が林業をしていました。植えた木が育つように草をかったり、周りの木の成長を助けるために成長の良くない木を切ったり―森林は林業をする人たちの手できちんと管理され、守り育てられていたのです。
しかし、外国から安い木材がたくさん輸入(ゆにゅう)されてきたことなどによって木材の価格が下がると、林業をする人が減(へ)っていきました。さらに山村地域(さんそんちいき)の過疎化(かそか)、高齢化(こうれいか)が進んだこともあって、林業をする人はどんどん少なくなっていったのです。
少なくなった林業関係者の力だけでは森林を守りきれなくなり、だんだんとあれるようになりました。森林の働きが弱まって、水がよごれたり、洪水(こうずい)や土砂(どしゃ)くずれが起こったりする心配が出てきています。
たくさんのめぐみをもたらしてくれる森林は、わたしたちみんなの大切な宝物です。その森林をわたしたちの手で守り育てようと、ボランティア活動などの動きが県内に広がりつつあります。 |
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| あれた森林 |
ボランティア作業の様子 |
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県民の多くのみなさんに1人500円という税金にご協力をいただき、みんなの大切な財産である森林をみんなで守り育てていこうとするしくみが今年度から始まりました。森林環境税(しんりんかんきょうぜい)は、ボランティア活動をはじめ、森林を守り育てていくさまざまな取り組みに使われます。
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みなさんの身近(みぢか)に森林はありますか?森林でよく遊びますか?
「みどりの少年団」は森林での体験学習などを通して、自然の大切さを学ぶ団体です。この夏、小学生22人が参加して、自然体験研修が行われました。行き先は鹿児島(かごしま)県の屋久島(やくしま)。
屋久島(やくしま)は九州一高い山「宮之浦岳(みやのうらだけ)」がある山の島で、その9割が森林です。島の森林は貴重(きちょう)な自然として、「世界遺産(せかいいさん)」に登録されています。木の年齢(ねんれい)が2千年になる大きなスギ、「屋久杉(やくすぎ)」は有名ですね。
「みどりの少年団」のみんなは屋久島(やくしま)で貴重(きちょう)な自然にふれ、何を感じたのでしょうか? |
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一番印象に残ったのは、山をのぼって「もののけの森」に行ったこと。川が流れていて、水が気持ちよかった。 |
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屋久島はどこを見ても自然ばかりだった。 |
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くぐり杉をくぐったとき、木のいいかおりがした。
自然のかおりはいいにおいだなあと思った。 |
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この旅は忘れられない、忘れてはいけない思い出になった。 |
| 「みどりの少年団」についてのお問い合わせは…大分県緑化推進センター TEL:097-520-1166 |
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