祭りのあと、
一人ひとりの
文化活動が始まる |
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10月26日、第13回国民文化祭・おおいた98が終わった。
「文化するけん、大分県!」を合言葉に、
平松知事が豊の国文化立県を声高らかに宣言した。
文化をする人、文化を見る人、それぞれが
自分なりのスタイルで文化を楽しむ。
国民文化祭を契機に、県内各地で文化活動への試みが始まった。
一人一文化運動のスタートだ。 |
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東九州音楽振興会
■手づくりの若者文化 |
10月17日、台風が吹き荒れ、野外特設ステージの設営は本番当日となった。中津を舞台とした国民文化祭「アジア若者音楽フェスティバル」の野外コンサートを企画運営したのは「東九州音楽振興会」だ。平成10年2月に結成、中津市近郊の元気なバンドマンからなる。
国民文化祭のPRのため、八月から毎週のようにミニライブを続けてきた。野外コンサートには、予選を勝ち抜いたアマチュアバンド10組と延べ1,500人の観客が参加。演奏する人と聴く人が一体となり、ステージは大いに盛り上がった。
会員たちは、これまでもライブ活動を続けてきたが、活動は限られていた。若者文化を地域に定着させるには、地域の人に理解してもらうことも必要だ。
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「『みんな連れておいで』と言ったんです。国民文化祭だから、親も先生も地域の人も。実際に見てもらえば、やってることは違っても、頑張っていることを理解してもらえるから」と、中津市実行委員会事務局を務めた笹原中津文化会館係長は振り返る。
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自分たちの音楽を一度に理解してもらえるとは思っていない。時間を掛けながら分かりあえるようになりたい。だから、国民文化祭が終わっても東九州音楽振興会の活動は続く。バンドクリニックやセミナーで、会員同志で技を磨きながら、地域に飛び込んでいる。12月20日には三光村の特別養護老人ホーム・望箭荘でチャリティーコンサートを開いた。テーマは、”形のない贈り物”。日ごろ生の演奏を聞く機会の少ない人たちと音楽の楽しさを共有したいとの願いを込めた。音楽は世代を超えて伝わるもの。入所者の楽しそうな顔を見ると、これからもチャリティーコンサートを続けていこうと意欲が湧いてくる。3ヶ月に1回程度の施設開催を、数年後には施設のお祭りまでに発展させたい。国民文化祭のような野外ライブコンサートも開いていきたい。夢はどんどん広がる。
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| 「大きなことをやろうとは思わない。自分たちの思いを企画し、手づくりで運営していきたい」と山中東九州音楽振興会会長は意欲をみせる。 |