別府市の亀川駅は、4月に開学した立命館アジア太平洋大学の玄関口となる。定期バスでわずか13分で結ばれ、開学後は日本人学生だけでなく、多くの留学生や外国人教職員が亀川駅を利用する。これを心待ちにしているのが、地元の地域活性化グループ「さんもく会」だ。13年前に商店主や公務員、マスコミ、会社員など、様々な職種の70人で結成。留学生を地域に積極的に受け入れ、地域の活性化を図ろうとしている。 これまでも、春祭りや夏祭りなどのたびに、別府大学の留学生に呼びかけ、交流を図ってきた。昨年からはアジア太平洋大学の開学をにらんで英会話教室を月1回開催。今年は「国際異文化教室〜in亀川」と題して台湾からの留学生を招いて日本の印象や文化、習慣の違いを学んだのを皮切りに、2月は中国編、3月は韓国編を実施。今後、ニュージーランド編などを開催し、異文化についての理解を深めることにしている。 また、留学生の生活をサポートするため、商店街の空き店舗を活用して、地区住民から集めた生活用品のリサイクルショップをはじめた。アジア各国からの留学生が、少ない資金で学生生活をスタートできるように準備をしている。会長の堀さんは、「留学生が日常的に亀川地区に入ってくるようになれば、必ず亀川地区は活性化します。そのために、できることからやっていきたい」と語る。留学生とさんもく会の交流はこれからが本番だ。
■草の根交流の架け橋役 国際交流大使・矢野伸太郎さん(大山町)