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日田地域

 
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三隅川


●地勢
 大分県の北西部に位置する内陸地帯で日田盆地を形成している。西は福岡県、南は熊本県に接し、境界線に釈迦岳、小ノ岳など1,000m級の山々が並ぶ。気候は内陸山地型で気温の較差が大きく、降水量が多い。特に日田郡の山間部は大分県の最多雨域で筑後川の上流水源地帯となっている。

●面積・人口
 総人口77,361人。1市2町3村からなり、面積は666.19km2。県全体に占める面積割合は、10.5%になる。

●歴史
 江戸幕府の直轄地「天領」として栄え、九州の政治、経済、文化の中心となり、豊かな町人文化が発展した。明治時代に入り鯛生をはじめ多くの金山が発見され繁栄したが、閉山により人口も減少した。今は当時を偲ぶ観光地として多くの人々が日田地域を訪れる。

●産業
 日本三大美林のひとつに賞される林業地であり、古くから林業が盛んで、豊かな森林資源を元に家具、木履などの木材加工産業も発展した。また農業では、平坦地から準高冷地の高度差と筑後川水系を利用して、野菜・果樹・花き・米麦の生産、畜産に取り組み、県下有数の農業地となっている。
 
 日田神社には相撲の神様「ひたどん」が祭られている。「ひたどん」とは、天喜4(1056)年に日田郡司大蔵家の嫡男として生まれた大蔵永季のことで、身長約2メートル、米俵4俵(240kg)を軽々と持ち上げる剛力の持ち主であったという。16才の時に後三条天皇の天覧相撲で、天下無敵といわれた出雲の小冠者を倒して優勝し、その後49才に至るまで15回程出場している。永季は相撲を通じて日田の政治、経済、文化の高揚に努め、領民から「日田殿(ひたどん)」と呼ばれ尊敬された。今は相撲の神様としてあがめられ、日本相撲協会も日田で巡業のときは参拝し、相撲道の発展を祈願している。