大分体験ネットマガジン
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観光・伝統工芸−別府温泉
温泉あふれる都市「別府」
 地球上の温泉の泉質を分類すると11種類に分かれ、そのうちの10種類が別府に点在しています。大分県の源泉数は約4,600カ所。その中でも規模、源泉数、バリエーションともに世界一なのが「別府温泉」です。温泉通の間では“別府は温泉の聖地だ”とも言われています。
 温泉の“湯治効果”を知っていますか? イタリア・ドイツなどでは医療保険が認められているほど、その効果は絶大なものと信じられています。ただし、温泉の効能を得るためには数日から数か月の時間が必要です。

温泉は「個性」を楽しむもの
 「一度も温泉に入ったことのない人は、ぜひ入ってみてください。実際に入ってみないと温泉の魅力は分かりません」と斉藤さん。おすすめの楽しみ方は、お湯の色・入ったときの感覚(浴感)・味・匂い・景観など、それぞれの温泉が持っている「個性」を見つけ、探っていくこととか。「そうするうちに、温泉の奥深さを楽しめるようになるでしょう」と語ってくれました。

 

  別府八湯温泉道
実行委員
さいとうまさき
斉藤 雅樹さん
(別府市)
 
  現在まで約600カ所以上の温泉に入っている温泉愛好者。温泉の良さを伝えるため、さまざまな活動をしています。


血の池地獄の「足湯」
血の池地獄から直接引いた熱泉を利用。血の池地獄に入場すれば、誰でも入浴できます。
明礬温泉(みょうばんおんせん)
わらぶき屋根の小屋では、湯の花(アルミニウムと鉄の硫酸化合物である鉄明礬石の結晶)が採取されています。
路地裏散策
竹瓦界隈には、明治・大正時代(1868〜1926)の建物が点在。タイムスリップしたような不思議な空間です。
 
 
大分を肌で感じるワークショップ
別府温泉に入ってみよう!
神和苑(かんなわえん)の温泉は、無色透明のお湯から半透明の青色に変化し、やがて乳白色になる現象が見られます。この色が見られるのは世界でもここだけ。
お湯は、しょっぱさと苦味があります。肌を触るとツルツルするのは、弱アルカリ性成分の効果。
ここは保湿効果が期待できる食塩泉のため、乾燥肌の人には最適です。
温泉に入る文化がない国の人も、一度入るとはまってしまうことも。
 
ジャン・ウン・スン
張 応淳さん (韓国出身)
立命館アジア太平洋大学1回生。温泉に入るのは今回が初体験。入浴後、頭痛が良くなったと驚いていました。
 

観光・伝統工芸−竹工芸
日本古来のすす竹を使用
 すす竹とは古民家の建材として天井裏などに使われていた竹が、いろりの煙でいぶされたものです。70〜100年という長い期間いぶされ、自然についた茶褐色が特徴。自然が染めたおもしろさがあります。そのすす竹からバッグを作っているのが、別府市に在住の竹工芸家、渡辺さんです。ひとつひとつ違う竹の表情を見極め、その竹にあった作品を作り上げていきます。

ティファニーとの出会い
 20数年前、海外でオリエントが流行り、より日本的な作品を作ろうとティファニーが選んだ素材が竹でした。渡辺さんの功績が世界に伝わり、ティファニーのバッグを作ることになりました。この頃から、女性を意識した“使って楽しめる作品”作りが始まります。いいものは肌で感じるため、手触りの良さには特に気をつけているとか。
 「作品が海外で使われるようになって気付いたのは、湿度の低い国では乾燥して割れやすいということです。それぞれの国にあった使い方ができるように工夫していく必要があります。伝統の技を後世に伝え、消えゆく竹を作品にすることで、また新たに命が吹き込まれるのです」と渡辺さんは語ります。

 

  竹工芸家
わたなべちくせい
渡辺 竹清さん
(別府市)
 
  18歳の時、竹工芸家だった父親に弟子入りし、約50年間数々の作品を手がけてきました。竹工芸家として日本伝統工芸展、西部工芸展への出品に向け、精力的に活動中。
大分県竹工芸・訓練支援センター
竹工芸の企業支援、産業支援を目的とした研究所。3年かけて完成した竹の車いすなど、研究開発された作品が展示されています。東南アジアなどへ専門家の派遣も行っています。
別府市竹細工伝統産業会館
竹の分野で初めて人間国宝に指定された生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)や伝統工芸士の作品が展示されています。竹鈴やコースター、花かご作りの体験もできます。
 
 
大分を肌で感じるワークショップ
竹細工に挑戦!
スリランカ出身のアジールさん、母国では、竹のランプを見かけたくらいで、竹にはあまりなじみがありません。細かな作業に苦戦しつつも、器用な手さばきで楽しんでいました。
まず、底になる部分。ヒゴを交互に合わせていきます
底部分の周りを籐(とう)で編み込み、枠を作ります。ココは難しいです。
失敗しないよう、慎重に!! 結構、うまくできたかな・・・?
 
アジール
M.B.M. Azeer さん
(スリランカ出身)

立命館アジア太平洋大学3回生。絵を描くのが趣味。「今度は友達を連れて来たいです」と言っていました。
 
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