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| 圧巻は「大旗振り」。大きな旗を水面すれすれで振り回す難易度の高い技 |
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| 県指定無形文化財である「山内流」は日本水泳連盟公認の12流派の一つとして知られている |
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私の愛する臼杵にはさまざまな伝統が今に残されています。中でも、臼杵ならではの伝統文化として、ぜひ、皆さんに紹介したいのが、『山内流游泳大会』。この大会で繰り広げられる山内流(やまうちりゅう)游泳術は183年も前から続いているというだけあって、とても古風で日本的、そして、海に囲まれた城下町ならではの伝統だと思います。毎年7月21日から20日間にわたり、私の家の近くにある中津浦鯉来ケ浜(けいれいがはま)で山内流游泳所が開設されています。この期間に入所した小学校2年生からの初心者(丙組)や、泳力により乙組、甲組、高等科にクラス分けされた生徒が山内流を学んでいます。
それでは、まだ見たことのない人のために、私が、山内流游泳所顧問の可兒(かに)先生から聞いたお話を少し披露いたしましょう。山内流は、文政5(1822)年、四国の山内久馬勝重(やまのうちきゅうまかつしげ)が臼杵藩の稲川清記藩士(いながわせいきはんし)に教授してから始まったと伝えられているそうです。物を持って泳ぐのが特徴の一つとされ、現在日本水泳連盟公認12流派の一つになっています。体は斜横体で泳ぎ、立ち泳ぎは継扇(つぎあおり)足で、いろいろな技を行います。大旗振り、弓術、水書等が代表的なものです。毎年8月10日に開かれる游泳大会の最初に行われる「御覧前(ごらんまえ)」は、練習の最終日に殿様の前で覚えた技を披露したのが現在に伝わったもので、初心者の子どもからベテランの先生までが多彩な泳ぎを披露します。私も子どもたちを連れて行きますが、何回見ても素晴らしく、感動します。こんな貴重で臼杵らしい伝統文化を一人でも多くの人に見てほしいと思っています。 |
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