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特集
01
おざなりになっている日本人の知る日本のすばらしい場所を紹介したいと語るトムさん
海・山、自然からの恩恵、そして歴史の散歩道
日本海流(黒潮)の影響で、冬でも温暖な気候に恵まれている佐伯市。そんな海からの恩恵を受けたこの城下町に6年間住み続けている、トム・グロエンダルさんと歴史と文学の冬の散歩道をご一緒に楽しんでみませんか。
初冬の佐伯で、海の恵みと歴史を知る
佐伯城山
ここは市民の散歩道。挨拶を交わしながら元気に健康づくり。
 こんにちは! 佐伯市のことなら私、トム・グロエンダルに任せてください。この町のすばらしさをたくさんの人に知ってもらいたいと色々なイベント活動を行っています。では、散歩しながら、おすすめの城山を紹介しましょう。
城山と言えば、佐伯市のシンボル。かつての佐伯藩主毛利氏によって、城山に鶴屋城を築き、その南側一帯を城下町としました。その名残の石垣が今でも残っています。城山の山頂から一望する佐伯市は、まさに絶景! 友だちが訪ねてくると必ず、ここに連れてきて、この自然豊かな景色を心ゆくまで楽しみます。
散歩がてらに歩いていますが、毎日歩いている人がいると聞いてとても感動しました。自然のガタガタ山道は、ほんの少し歩くだけで疲れてしまいますが、足と歯は同じ、ハードな方がより鍛えられるのです。意外にも年配の方が多いのには驚きました。行き交う人は、みんな元気良く挨拶をしていきます。人とのふれあいの温かさと生い茂る木々の森林浴に心も体も癒されていく気がします。
佐伯市民の散歩コース。舗装されていない自然のガタガタ道は、足腰が鍛えられ健康づくりに一役かっています
城山の山頂から見渡す佐伯市一望の眺めは、絶景! 一度見に来てください
歴史と文学に育まれたこの町には、その名の示す道があります。櫓門(やぐらもん)から養賢寺にかけての山際通りは、日本の道百選に選ばれた歴史と文学の道。白壁の武家屋敷は、サムライが出てきそうなほど、古き時代の香りを漂わせています。
国木田独歩館・汲心亭
 城山を下りて、しばらく白壁と武家屋敷の歴史と文学の道を寄り道しながら、歩いてみましょう。
まず紹介したいのは、国木田独歩館。国木田独歩を知ったのは、佐伯、鶴見を紹介するドキュメンタリー番組の制作・出演をしたときでした。「春の鳥」や「鹿狩」の文章を引用し、ナレーターをしたとき、佐伯の自然を詠ったその文章は、まさにそのすばらしい情景が目に浮かぶほど鮮明なものでした。独歩の作品は、この館の土蔵二階の読書コーナーデジタル文庫で、電子ブックにて楽しむことが出来ます。
歩き疲れたときは、汲心亭で一休み。純和風の木造平家建は、凛とした空気の中、四季折々の景色を茶庭で楽しみながら、心のこもったおもてなしのお茶菓子と抹茶をいただける、そんな憩いの場所です。心を汲んで接客するということから命名された汲心亭では、お茶の先生が温かく出迎えてくれます。心がホッと落ち着く、そんな空間です。
 お茶会や俳句会など、伝統的な文化活動を行う場合に使用できます。

国木田独歩館
佐伯市城下東町9番37号
TEL/0972-22-2866
開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休/毎週月曜日(年末年始:12/29〜1/3)
(月曜日が国民の休日の場合は翌日)
入館料/
個人 大人200円 小中学生100円
団体 15名以上大人100円 小中学生50円

茶室 汲心亭
佐伯市城下西町3番13号
TEL/0972-24-3905
開館時間/9:00〜17:00
休/毎週月曜日(年末年始:12/29〜1/3)
(月曜日が国民の休日の場合は翌日)
お茶の提供/お茶菓子と抹茶セット 300円
明治の若き文豪・国木田独歩が過ごした、天井の低い和室。窓から見える庭園の風景は、四季折々にそれぞれの趣があります
山からしみ出る僅かな湧水を溜めた池や周辺の木々は、裏の庭園を美しく描き、風情ある情景を醸し出している
ほんのり甘い抹茶で、ホッと一息入れませんか? 心が温かくなってきましたよ
閑静な佇まいの風情ある木造平家建の汲心亭。悠久の和を感じ、大和撫子やサムライ魂が蘇ってくる気さえしてくる

マリンパーク有明
目の前に広がる絶景の大パノラマ!
 お土産に新鮮な海産物はいかがですか? おすすめは、マリンパーク有明ですね。まずは、そのすばらしい景色を眺めながら、新鮮な魚介類を使った、海賊焼きや刺身の活造り、りゅうきゅう丼などの料理を満喫。その思い出に、海産物・水産物加工品のお土産は、もう佐伯を忘れることが出来ませんよ。

●佐伯市鶴見大字有明浦24
TEL/0972-33-1237
営/11:00〜17:00
休/年中無休(但し12/31〜1/1を除く)
つるみの朝市
早朝からの人!人!人!
 毎月第1日曜日の朝8:00から催されている有名な佐伯つるみの朝市。新鮮な魚介類はもちろん、海産物、農産物などを目当てに早朝から多くの人で賑わっています。その中でも人気の高い商品は、すり身の天ぷら。新鮮な魚を使っているからこそ、この旨みは1度食べてみる価値ありです。

●佐伯市鶴見 鶴見水産市場内 つるみ魚海道
開催日/毎月第1日曜日(1月を除く)
開催時間/8:00〜12:00
来だんせへ市
漁師の朝市へ一度は来だんせへ!
 「おいで」の意味の佐伯の方言、「来だんせへ」。毎月第3日曜日の朝9:00から米水津の旧校を利用して行われています。魚介類や水産加工品の販売は、漁師さんによって行われているので、新鮮さは言うまでもなく、また、定食などもその場で味わうことができます。

●佐伯市米水津 旧間越分校
開催日/毎月第3日曜日(8月を除く)
開催時間/9:00〜

ひとくちコラム
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