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最近、健康のことが気になります。特に高齢者の健康について、注意することを教えてください。 　 　高齢者の健康づくりで大切なことは、生活習慣病の予防に加え、高齢による衰弱、転倒、骨折などをきっかけに生活が不活発になることを予防することです。 　 そのためのポイントをご紹介します。   　日常生活の中に軽い運動を取り入れることで、転倒予防に効果的な足、腹部の筋力アップが図られ、バランス能力、歩行能力が改善されます。その結果、日常生活範囲が広がり、心理的、社会的な活動も維持されます。 　運動といっても激しくする必要はありません。散歩や軽スポーツ、市町村等で新たに取り組み始めた介護予防体操を取り入れて、健康状態に応じて無理なく日常的に運動を続けることが大切です。 　年齢とともに、必要なカロリーの量は低下しますが、他の栄養素の必要量は、壮年期のころとあまり変わりません。 　高齢者は、さっぱりとした食事を好みますが、こういった食事では充分な栄養素が取れないこともあります。 　毎日の食事に、主食（ご飯）、主菜（主なおかず：肉、魚、卵、大豆製品等）、副菜（野菜、きのこ、海藻等）をそろえ、バランスよく食べましょう。 　運動と食事に気を付けながら、生活を楽しみ、社会活動に参加して、生きがいのある生活を送りましょう。 　健康づくりや生活習慣病に関することは、市町村の保健担当課や県民保健福祉センター、保健所、介護予防体操については、県健康対策課 （TEL：097-506-2666）までお問い合せください。 【前へ】　【次へ】