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3.日田・津江地域

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日田・津江地域

津江山地のブナ林の写真津江山地のブナ林
ズミ
ズミ
オヤニラミ
オヤニラミ

本地域は大分県の西部にあり,日田盆地とその背後地の標高1,000~1,200mの津江山系の山々を含む。その山系は福岡県,熊本県との県境になっている。日田盆地を流れる日田市三隈川流域は耶馬日田英彦山国定公園,背後地の山地は津江山系県立自然公園区域に指定されている。地質は新生代第三紀の花崗岩類や変朽(へんきゅう)安山岩,第四紀の筑紫(つくし)熔岩,耶馬渓溶岩と阿蘇溶岩などからなっている。気候は内陸山地型の気候区で,年降水量3,000ミリを超す県内最多雨地域であることから,スギ植林の適地として早くから植林され,この地域の80~90%はスギ林でおおわれている。自然林は標高1,000mを超える岳滅鬼(がくめき)山,御前(ごぜん)岳,釈迦(しゃか)ヶ岳,渡神(とがみ)岳,酒呑童子(しゅてんどうじ)山の山頂部のごく一部にブナ林やミズナラ林,谷沿いにモミ林やシオジ林が残っている。日田盆地及び周辺地の平地にはイチイガシ林やコジイ林が点在している。

地域を特徴づける野生生物

[植物]ナカミシシラン(ⅠA),オオフジシダ(ⅠA),ヨコグラヒメワラビ(準),ズミ(ⅠA),アカササゲ(ⅠA),アオハコベ(ⅠB),ヤナギイノコズチ(Ⅱ),フシノハアワブキ(Ⅱ)など。
[動物]ヤマネ(ⅠA),アリアケギバチ(Ⅱ),オヤニラミ(準),ブンゴキムラグモ(地域個体群)など。

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