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台風対策マニュアル(畜産)

印刷用ページを表示する掲載日:2014年8月19日更新

事前対策

(被害の発生様相)
(1)畜舎、関係施設については強風による倒壊や破損、大雨による浸水の恐れがある。
 
(2)停電等の恐れがあり、酪農等においては搾乳作業、及びバルククラー等の運転が不可能となる。養豚、養鶏においてはセルフフィーダーの稼働ができなくなる恐れがあり、給餌が困難となる。ひいては、産卵率等の低下を招く恐れがある。また堆肥舎や汚水処理施設に於いて機器のシステムダウンする恐れがある。
 
(3)放牧牛は強風による各種の事故が発生する恐れがある。とくに風倒木による害傷等の発生又、豪雨等の流水による被害をも心配される。
 
(4)飼料作物は強風雨による倒伏や折損、播種直後のものは発芽不良が心配される。
 
(5)台風通過後は、畜舎衛生環境の悪化の恐れがあり、家畜に疾病等発生が心配される。
 
(6)落雷により哺乳ロボットの本体、コンピュター及びデータの破壊が心配される。
  
(事前対策)
(1)畜舎の点検を早めに行い、倒壊や破損しないよう補強する。又浸水を防ぐため、畜舎や堆肥舎等の周辺に排水溝を掘り降雨のスムーズな排出に努める。
 
(2)停電に備えて、必要な発電機(リース)等の手配をしておき、搾乳作業や、バルククラーの冷却に支障のないよう万全を期す。汚水処理施設は大雨により水位の上昇が起こるので早めの排水対策を行い水位を一定に保つよう努める。養鶏、養豚についても同じような対策を講じ、給餌給水に支障のないよう万全を期すよう努める。
 
(3)放牧牛は台風の大きさによって、事前に収牧し、事故の発生を未然に防止するよう努める。収牧の場所は風倒木の恐れのない丘陵地帯の地区に収牧するか自宅へ引き帰る。
 
(4)哺乳ロボットの本体やフレームにアースに接続する。本体を落雷から守る手段はないので、建物自体を落雷から逃れる対策を行う。落雷が激しい場合は、本体、コンピュター及びデータを守るために電源を切る。
  

台風通過後の対策

(1)飼料作物は台風通過後、倒伏、折損の状況をみて早めに収穫、貯蔵する調整にあたっては、稲ワラ等の水分調整材料、もしくは材料が登熱中のものやドロ等の付着等があり著しく不良の場合等は乳酸菌の添加やフスマ等の添加を行うとよい。
 
(2)台風通過後は、畜舎内外の消毒を徹底し、疾病等の未然防止に努める。
 

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