ページの先頭です。
現在地 トップページ > おおいたデジタルアーカイブ > 波の浸食跡を残す「府内城の石垣」

波の浸食跡を残す「府内城の石垣」

印刷用ページを表示する 更新日:1996年12月1日更新

1996年12月 NEO OITA 22号

波の浸食跡を残す「府内城の石垣」

説明

府内城の石垣の築造に当たっては築城の名手といわれた加藤清正から数十人の石工の派遣を願ったといわれ、自然石を積んだ野面(のずら)積みである。石は火山岩である角閃(かくせん)石安山岩が使われ、高崎山の海岸部などから運んだと考えられる。史料にも「舟人に命じ、高崎や小島から大石を引かせ、府内に来る諸国の商船にも命じて大石を運ばせた」とある。事実、海の波により浸食を受けたと見られる石が見受けられる。築造に当たっても海の至便を利用したのだった。

場所

大分市

カテゴリー

施設・建物

ダウンロード

この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。