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知事通信「平成30年度防災功労者内閣総理大臣表彰受賞報告」
平成30年10月16日 平成30年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞された団体の皆さんが、知事に受賞報告を行いました。防災功労者内閣総理大臣表彰とは、毎年9月の防災週間に、内閣総理大臣が、災害時における防災活動について顕著な成績をあげた方や、功績があった方を表彰するものです。 昨年7月の北部九州豪雨や昨年9月の台風18号接近の際に、土砂災害に関する緊急点検を実施し、地域住民の安全確保に大きく貢献した功績が認められ、表彰された大分県砂防ボランティア協会の池邊理事長は「一人でも多くの人命を救うためにはソフト対策が重要であることを痛感しています。今後とも砂防の普及啓発に努めていきます」と述べました。北部九州豪雨の際に、豪雨が降り続く困難な状況の中、河川の水位監視活動や被災者の救助活動を行い、被害の軽減に貢献した日田市消防団の長谷部団長は「地域では3名の方が亡くなられましたが、そのうち1名は団員でした。大変悲しい思いをしましたが、表彰をいただいたことで、心機一転がんばっていきたいと思います」と述べました。台風18号接近の際、豪雨の中、河川巡視や住民の避難誘導を行い、被害の軽減に貢献した津久見市消防団の井上さんは「受賞は皆さんのおかげだと思っています。人命被害はありませんでしたが、大変大きな災害でした。これから元の生活に戻れるようがんばっていきたい」と述べました。これに対して広瀬知事は「皆さんの活躍がなければ、もっと大きな被害を受けていたと思います。こころから敬意を表し、感謝申し上げます。総理大臣も私と同じ思いで表彰されたのだと思います。県も防災に力をいれていきますので、今後ともご指導お願いいたします」と述べました。
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