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知事通信「外国人留学生の起業に係る知事報告」

印刷ページの表示 ページ番号:0002052396 更新日:2019年2月16日更新

平成31年2月15日 

 APU卒業生でイエメン共和国出身のタレックさんとジャマールさん、APU卒業生の林健志さんが、イエメン共和国産のコーヒー豆の輸入販売を行う「株式会社モカ・オリジンズ」(別府市)を立ち上げました。これは、昨年3月に株式会社日本政策金融公庫と県が交わした「外国人の創業支援等に関する覚書」に基づく融資第1号です。

 代表取締役を務めるタレックさんは「コーヒーが初めて輸出されたのはイエメンのモカ港でした。コーヒー豆の栽培はイエメンの伝統的な産業でしたが、多くの農家が値段の高いカートという幻覚作用をもつ植物の栽培へと移行しました。カートの栽培には大量の水が必要で砂漠化の原因にもなり、カートは体によくありません。イエメンのコーヒー豆の素晴らしさを世界に広げることで、コーヒー豆の栽培を増やしこの問題を解決したい」と述べました。株式会社日本政策金融公庫大分支店の細川支店長は「覚書による具体的な成果をご報告できてうれしいです。今後もモカ・オリジンズのような会社ができるよう支援していきたい」と述べました。モカ・オリジンズを支援している株式会社ASOの宮井代表取締役社長は「今後もいろんな方々のお力添えをいただきながら彼らには成長していってほしい」と述べました。コーヒーを試飲した広瀬知事は「香り高く味もいいですね。きっと多くの方が好むと思います。ビジネスをやるには志を高く持つことが大事ですが、タレックさんたちはまさにそうだと思います。これからも志高くがんばってください」と激励の言葉を述べました。      

コーヒーを試飲する広瀬知事 記念撮影の様子