豊後大野市大野町田代でジーンズの製造を行っている(株)サルティ大野工場を訪ねました。
(株)サルティ大野工場は、平成20年6月末に撤退した大野サンダイアの工場跡地を利用し、20年8月からより付加価値の高い中高級品ジーンズの縫製・加工を行っています。操業に当たっては、旧工場の従業員30名も引き続き雇用し、現在の従業員数は51名となっています。
最近では、これまで競合していたメーカーが連携して、素材から縫製・加工までをすべて日本国内で行う”究極のMADE IN JAPAN JEANS”の企画がカジュアルブランドの「ライト・オン」に採用され、近日中に発売されるとのことです。
訪問当日は、稲富顧問のご案内で工場内を見学し、従業員の皆さんを激励しました。
豊後大野市緒方町冬原でかぼすを使った農産物の加工販売を行っているあねさん工房(株)を訪ねました。
あねさん工房(株)は、かぼす生産者の収入減や遊休かぼす園の増加等の問題を解決するため、平成21年6月に設立し、「地味こそ地の味」「大分のかぼすは二度おいしい」をキャッチフレーズにかぼすの加工販売を行っています。
主要製品は、平成20年度おおいたワンコインふるさと商品コンクール最優秀賞を受賞した「かぼすコンフィチュール」(かぼすのマーマレード)と「やまのまりも」(かぼすの丸ごと甘露煮)で、ネーミング、容器、ロゴマークなど商品デザインにこだわり、他との差別化を図っています。販路開拓では、スーパーなどの量販店を避け、一流ホテルやレストラン等の商品の付加価値向上やブランド化につながる先をターゲットにしているとのことです。
また、地元の味や文化の保存のため、廃業予定だった町内の味噌加工所を引き継ぎ、手づくり味噌セット「手前味噌」の開発、販売も行っています。
訪問当日は、進藤社長のご案内で加工施設を見学し、従業員の皆さんを激励しました。
豊後大野市三重町百枝の大分県南部農業共済組合会議室に、部会販売額1億円を目指して生産拡大に積極的に取り組んでいるJAおおいたぶんご大野地域本部白ねぎ部会の皆さんを訪ねました。
当部会は、平成20年に協議会として設立し、今年部会に昇格した組織で、地域での白ねぎ栽培の歴史は浅いが、近年、企業参入などにより栽培面積が急激に増加しています。現在、部会員10名(うち企業参入4名)、栽培面積21.4ha、販売額35百万円(21年度実績)となっています。現在の主な出荷先は山口宇部地域ですが、今後は周年栽培体制を確立し、関西地域にも出荷することを計画しています。
訪問当日は、門田会長ほか9名の部会員の皆さんにお集まりいただき、活動状況や日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・企業の農業参入における経営について
・茶生産の最近の状況と契約栽培の買取価格について
・出荷作業の効率化について
・企業参入時の農地の確保について
・甘藷の生産取りやめについて
・堆肥センターの設置について
・中国からの研修生受け入れについて
豊後大野市三重町松尾の旧三重南小学校に、会員全員が日本一のなば山師(農林水産大臣賞受賞)になることを目指して活動している「三重町日本一のなば山師になろう会」の皆さんを訪ねました。
当会は、中国産の大量輸入により国産乾シイタケの価格に低迷の兆しが見え始めた平成10年に、旧三重町の研究熱心な8戸の中核生産者夫婦16名で結成されました。現在、会員全体で年間12~13tの乾シイタケを生産しています。
会員相互の情報交換、視察研修などを積極的に行い、良質なほだ木づくりや徹底した水分管理などにより、天候に左右されない安定生産と品質向上に努め、これまで、農林水産大臣賞を9回、林野庁長官賞を36回受賞するなど県内屈指の生産者グループとなっています。
訪問当日は、三浦会長ほか15名の部会員の皆さんにお集まりいただき、活動状況や日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・天候不順の中でのシイタケ栽培等について
・森林の保全について
・シカやイノシシの被害について
・切捨て間伐への補助制度について
・ビニールハウスの補助制度について
・研究機関等の継続設置について
・乾燥機のリース制度の継続について