日田市月出町公民館に、各種組織の連携による地域活性化に取り組んでいる月出山地区の皆さんを訪ねました。

月出山地区は、日田市の東部に位置する農村の原風景をもつのどかな地域で、地区内には7つの集落があり、56戸全世帯が「月出山まちづくり委員会」に参加しています。
委員会では、大分自動車道高塚ICから車で8分の地の利を活かして「月出山に人を呼ぼう」を合い言葉に、農業作業体験(筍掘り、そばオーナー制度等)で都市住民との交流による地域活性化に平成14年から取り組んでいます。
また、中山間地域等直接支払制度による地区内の農地保全等の取り組みを行っている「月出町農地保全組合」や、委員会の営農部を集落営農組織として設立した「月出山がまだす会」(がまだすとは日田地方の方言でがんばる、がんばろうの意味) などの組織が連携して地域活性化に取り組んでいます。
訪問当日は、公民館に48名の方々にお集まりいただき、活動状況や課題、日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・県道戸畑・日田線の道路改良を促進して欲しい。
・しいたけ栽培に若い人が参加しやすいような環境整備をして欲しい。
・鳥獣被害をなんとかして欲しい。
・月出山川の浚渫をお願いしたい。

日田市淡窓の咸宜公民館に、「千年あかり」実行委員会の皆さんを訪ねました。

「千年あかり」実行委員会は、会員(500名)や一般ボランティアの皆さんの協力を得て荒廃竹林の整備を行っており、日田地域の里山保全に大変貢献しています。
また、この活動により発生する伐採竹を有効利用して竹灯籠を制作し、毎年11月上旬に豆田地区周辺で「千年あかり」竹灯籠まつりを開催し、多くの観光客を集めています。
竹の伐採作業には、ボランティアだけでなく、地元企業の社員の方々も参加し、燻煙作業には県林業試験場が協力してしています。灯籠づくりや点火作業には地元の小中高校生が手伝うなど、産官学民が連携して活動を行っています。
訪問当日は、実行委員会の役員や参加企業の方々16名にお集まりいただき、活動状況や課題、日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・日田産業工芸試験所を作業場として使用したい。
・高校生の参加を促進したい。
・千年あかりに対して補助をして欲しい。

日田市友田で地方卸売市場を運営している日田中央青果水産(株)の皆さんを訪ねました。

日田中央青果水産(株)は、加工品の産地偽装が発覚し経営破綻した前会社に代わり、元社員らが設立した会社で、昨年4月から前会社の業務委託を受け、生産者や消費者のため一日も休まずせりなどの市場機能を維持していました。昨年12月には前会社の施設を購入し、本年1月8日に市場開設と卸売り業務の許可を受け、正式に市場を運営することになりました。
訪問当日は、末次社長から施設の案内をしていただいた後、社員、買参人、出荷生産者の皆さん27名の方々と懇談しました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・販売の状況がきびしい。。
・地元に根付いた地元の市場として頑張っていきたい。
・農水産物を加工して付加価値を付けたい。
・市道北豆田三郎丸線の道路拡幅をお願いしたい。

玖珠町岩室の玖珠町老人福祉センターに、玖珠町社会福祉協議会、森給食サービスボランティアグループの皆さんを訪ねました。

玖珠町社会福祉協議会は、昭和30年に玖珠町社協(任意団体)として発足し、現在は、社会福祉協議会としての一般的な事業のほか、民政児童委員協議会、老人クラブ連合会等の福祉団体やボランティアと協働して、乳幼児の見守り等のファミリーサポート事業、介護保険サービス事業、ボランティアグループの育成など地域コミュニティづくりを推進しています。
森給食サービスボランティアグループは、昭和63年に結成され、高齢者の偏りがちな食生活の改善と声かけで安否確認を行うことを目的として、高齢者向けの弁当調理・配達等(ふれあい給食サービス事業)を町内森地区の森公民館を拠点にして月3回実施しています。現在、ボランティア登録会員数は55名で、給食サービスの利用者数は26名となっています。
また、町内一斉クリーンアップ運動にも積極的に参加しており、こうした功績が認められ、平成21年秋には緑綬褒章を受章されています。
訪問当日は、社協事務局の職員やボランティアグループの代表者など13名の方々にお集まりいただき、懇談しました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・介護保険の事務手続きを簡素化して欲しい。
・地域福祉を推進する人材確保の施策をお願いしたい。
・精神障がい者へのバス割引制度を設けて欲しい。
