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知事通信「県政ふれあいトーク(6月30日)」

印刷用ページを表示する掲載日:2015年7月1日更新

訪問先:コミュニティハウスA・KA・RI(臼杵市末広)

  今回は、県外から移住し、臼杵を拠点に地域の担い手として活躍する地域おこし協力隊や田舎で働き隊の皆さんや活動を支える地域の方々を訪ねました。

知事会場

 臼杵市では、約10年間“灯り”が消えていた末広地区の空き家を地域密着型のコミュニティハウス「A・KA・RI(あかり)」として再生。県外から移住してきた地域おこし協力隊の吉澤さんを中心に、色々な活動や企画を展開しています。
 また、野津地区では、田舎で働き隊の小金井さんが、うすきツーリズム活性化協議会の職員として、吉四六さん村グリーンツーリズム研究会の皆さんと日々活動を行っています。
 当日は、地域おこし協力隊や田舎で働き隊の皆さんをはじめ、上北地区振興協議会の斉藤会長さんや吉四六さん村グリーンツーリズム研究会の皆さんにお集まりいただき、日々の活動や暮らしのこと、大分県の魅力などについて、話を伺いました。

 懇談では次のようなご意見・ご要望が寄せられました。

・大分県の魅力は、「地域みんなで生活していることが実感できる」、「穏やかな時間の流
 れがある」、「住んでいる人の人間性が良い」ことと感じる。
・大分県の魅力発信にはインターネットの活用が重要。大分県に興味や関心を持って
 いる方を逃がさないよう、求める情報にいつでもアクセスできる仕組みが大切。
・大分の食の素晴らしさを県外の人にも伝えたいが、輸送経費がかさむため、価格競
 争で負けてしまう。羽田空港までの共同配送や物流管理を県に助けてもらえば、東
 京でも勝負できると思う。
・若い人の参画で、グリーンツーリズムの活動に広がりが生まれている。インターネット
 を通じた情報発信で、海外からの誘客が増えている。
・グリーンツーリズムの活動自体が地域づくりそのもの。
 活動を通じて、地域資源や魅力に気づかされる。
・一緒に料理をしたり、夜遅くまで語り合ったりと、生活体験やコミュニケーションを大
 切にしたツーリズムを提供、喜ばれておりリピーターも増えている。

集合写真

訪問先:株式会社 海ミエール加工所 (会場:大分県漁協津久見支店) 

  津久見市高洲町に、「株式会社 海ミエール加工所」で地域の特産物づくりに取り組んでいる皆さんや、原材料となる果樹や花卉(かき)、海産物を卸している生産者の皆さんを訪問しました。

販売所

 「株式会社 海ミエール加工所」は下川代表を中心に7名の女性スタッフで構成されています。平成15年、JA女性部つくみ支部が主体となって、農家の副収入確保や女性部会員の減少を食い止めることを目的に販売所「物産館うみえーるつくみんち」内の加工所で鶏飯やひじき飯を製造したのが始まりです。その後も商品開発に精力的に取り組み、平成21年度には「七福ごはん」や「まぐろとろわた」、「山椒入りチョコクッキー」などのヒット商品を数多く輩出しています。
 平成25年には株式会社化を果たし、福利厚生なども充実させ、女性が働きやすい職場を整えるなど、農山漁村女性の経済的な地域の向上と就業改善に取り組まれています。

 また、今回は、果樹や花卉(かき)、魚のすり身など、「株式会社 海ミエール加工所」に原材料を卸している、農協や漁協の生産者の皆さんも一緒に、お話を伺いました。

・正月以外は年中無休。メンバーみな、本業の農作業で忙しく、両立が難しい状況だが、
 互いにカバーし合うことで、高齢者も子育て中の人も働き続けられるよう工夫している。
・生徒からメニューやパッケージのアイデアをもらいながら、津久見高校の文化祭に出す
 クッキー等を作っている。こうした活動を通じ、高校生が地元行事にも積極的に参加す
 るようになり、地域の皆さんの元気に繋がっている。
・「まぐろとろわた」は保戸島出身メンバーの一言がきっかけ商品開発に至った。マグロ
 の胃袋(こわた)はマグロ一頭から一個しか取れない珍味。本土ではあまり知られてい
 ないが、保戸島では昔から好んで食されている。
・県が実施した女性農業経営士会の研修参加が活動を始めたきっかけ。経理知識の習得や
 人脈が広がったことも良かったが、何より農業者のパートナーとしての意識が芽生え、
 自発的に農作業に関わることで、農業が楽しくなった。
・現在も、県開催のビジネススクールなどに通い、パソコンや経理等勉強を重ねている。
 こういう支援を受けることができて非常に有り難い。
・カボスを含め、柑橘類12種を生産。収穫時期の異なる多品種を扱うことで、一年中収
 穫でき、安定経営が可能。特に夏カボスは果汁も多く、緑色が美しいので飲食店で好評を得ている。

集合

訪問先:エコアライアンス・ミュージアム(大分エコセンター株式会社)

 大分エコセンター(株)内にある「エコ・アライアンス・ミュージアム(Team)」を訪問しました。

会場

  Teamは、産業廃棄物の再資源化を行う大分エコセンターの大山直美代表が提唱、立ち上げを行ったもので、「環境と経済の好循環」をキーワードに、企業や大学等と連携し、リサイクル製品に付加価値をつけ、商品化を図るアップサイクルの取組を展開しています。
 当日は、アップサイクルの活動に賛同する企業の方々やNPOの皆さんのほか、県政モニターとして日々活動を行っている日本文理大学の学生さんも参加いただき、「素材を活用したアップサイクル品の開発」や、「素材と制作者とのマッチング」、「子どもへの自然体験、教育の場の提供」、「海外における環境問題への取組」など、様々な意見、提案をいただきました。

・産業廃棄物という言葉と、自然のモノとの距離感について考える必要があるのではないか。アルミも鉄も自然からできているのに、どこかを境に不自然なモノとして捉えてしまう。素材について認識し、興味を持つことで親しみが沸くと、モノへの距離感が縮まり、大切にする気持ちが生まれる。産業廃棄物=悪いモノという発想を見直し、もっと違う価値観をつけていけばいいのではないか。
・生まれてからずっと大量消費の中で暮らしており、消費疲れを感じる部分がある。
・不動産業に携わっているが、これまでのように壊して建てるのではなく、古いモノを大切に、リサイクルではなくアップサイクルで受け入れていくことが大事。
・大分の自然が好きで、大分の自然を守りたいと考えている。日本は森林大国だが、高齢者が管理するのは限界。子どもの頃から自然体験を通じて、自然を大切に思う気持ちを養うことで、衰退する森林の現場に入ろうと思うのではないか。
・知育の観点から、子どもに廃材や不要品を加工する機会を与えるのはどうか。「捨てる」から「創造する」、「創作する」という考え方にシフトさする効果が期待できる。
・間伐をしないと森が荒廃するが、間伐材はゴミとなり、採算が合わず企業も手を出さない。間伐材を子どものおもちゃや割り箸等にアップサイクルできれば、仕事が生まれ、雇用創出になるのではないか。

集合


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