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年末を迎えて 平成21年12月25日

印刷用ページを表示する 更新日:2009年12月25日更新

年末を迎えて


 今年も残すところ僅かとなりました。
 県民の皆さんには、この一年、県政に対し多大なご支援とご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
  昨年秋以降の世界的な景気低迷の中、今年は3度にわたって補正予算を編成し、中小企業金融対策や学校耐震化や生活道路の整備など事業の追加を実施してきました。
 また、新型インフルエンザの大流行に対しては、抗インフルエンザウイルス薬の備蓄等により対応してきましたが、さらに今後の備えとして、ワクチン接種時期の前倒しを進めているところです。
 こんな中、夏には政権交代がありましたが、大分県としては期待を込めて諸改革の行方に注目しているところです。
 残念なことは、大分トリニータのJ2降格です。昨年は、ナビスコカップ優勝等があって、随分元気や自信をもらっただけにとても残念でなりません。こういうときこそ、県民、企業、行政が三位一体で支えていきましょう。
 さて、経済の分野では余りよい話がないのですが、農業の分野で平成6年度のピーク以来長期低落傾向にあった農業産出額が久々に2年連続して増加し、下げ止まり、回復の兆しが見られます。戦略品目の生産基盤の拡大や企業の農業参入が主な要因だと思います。
 また、製造業の分野においては、東芝、NEC、東海ゴムが製造拠点を大分に集約化するなど、産業集積が新たな段階に進んでおり、大分県の産業の底力が見えてきたように思います。
 世界的な地球温暖化対策が求められる中、大分県では6月にレジ袋無料配布を中止しましたが、マイバッグ持参率は当初から高水準を維持しており、県民の皆さんの意識の高さに敬服しています。また、6月から9月にかけては県庁舎や公立学校で「緑のカーテン」を設置しました。
 スポーツや文化の面では、大分県の「手づくり」選手が大活躍しました。東九州龍谷高校バレー部の3冠達成、日本文理大学の栗本紗弥さんのデフリンピック空手競技金メダルや竹田中学校の広瀬岳くんの少年の主張全国大会での内閣総理大臣賞受賞など、若い人たちが持てる力を存分に発揮してくれました。
 ところで、今年は「大分県中期行財政運営ビジョン」を策定し、「子育て満足度日本一の大分県」、「子どもたちの挑戦や自己実現を支える大分県」、「いきいきと暮らし働くことができる大分県」の実現に努めています。併せて、これらの挑戦を下支えする行財政改革にもしっかりと取り組んでいるところです。
 これからも「県民中心の県政」の基本を忘れることなく、時代の流れを見極め、県民の皆さんのご意見をよく賜りながら、「地方主権」の時代にふさわしい「安心・活力・発展」の大分県づくりを進めてまいります。
 まだまだ、先行きが不透明ではありますが、こういう時代だからこそ、未来を担う子どもたちや若い世代、そして、高齢の方々の支援に努力します。また、障がい者の自立支援にも力を入れ、だれもが安心して心豊かに暮らせる大分県づくりに取り組んでまいります。
 皆さんには、くれぐれもご自愛のうえ、どうか良いお年をお迎えください。

                                                        平成21年12月25日 
                                                        大分県知事 広瀬 勝貞 

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