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平成29年12月19日知事臨時会見(平成29年県政10大ニュース)

印刷用ページを表示する 更新日:2018年1月4日更新

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日時:平成29年12月19日(火曜日)11時30分~
場所:第一応接室


広報広聴課長   それでは、ただ今から記者会見を行います。広瀬知事から平成29年県政10大ニュースの発表をさせていただきます。


「平成29年県政10大ニュース」について

 知事写真

広瀬知事   それでは、県庁内で議論をして県政10大ニュースを恒例により選びましたので、皆さんに発表させていただきます。お手元に資料をお配りしていると思いますけれども、ご覧いただきたいと思います。
 1つは何と言っても、自然災害が相次いだということで、これを言わざるを得ないだろうと思います。5月に豊後大野市綿田地区で大規模な地すべりがありました。7月には九州北部豪雨がありました。9月は台風第18号でした。このように自然災害が相次いだわけであります。10月には、天皇皇后両陛下が九州北部豪雨の被災地御見舞ということで、日田市に行幸啓を賜りました。
 「復旧・復興推進計画」を策定し、災害査定も終わりましたから、これから本格的な復興に乗り出すことになると思います。
 ここにも書いてありますけれども、県内外から大変多くのボランティアの方々にお越しをいただいて、力一杯の応援をしていただきました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げる次第です。
 それから今回の災害の特徴は、JR九州の各線が不通になったということでございまして、久大本線、日田彦山線、日豊本線、豊肥本線と4つの線で一部不通ということがありました。まだ日田彦山線の取り扱いについては、決まっていないという状況で大変ご心配をおかけしています。
 それから併せて、災害に強い社会づくりということで3つの大きなことがありました。1つは、大分臨海部コンビナートの護岸工事が国の直轄事業として行われることになりました。それから竹田市民が特に切望しておりました玉来ダムについて、本体工事に着工しました。それから工業用水道の給水ネットワークの二重化と言いますか、この再構築事業が完成しました。災害が多かったけれども災害に強い県土づくりについても幾つか動きがあったということであります。
 それから2番目は明るいニュースとして、ラグビーワールドカップ2019で、世界の強豪国が大分へ勢揃いするということを挙げたいと思います。
 プール戦では、ニュージーランド、オーストラリア、ウェールズ、フィジーがやってきて、3試合行われます。それから、決勝トーナメント準々決勝2試合が行われるということで、合計5試合は東京、横浜に次いで多い試合回数です。試合回数もさることながら、非常にレベルが高いチームがやってくるということが非常に期待を持たせます。
 それから3番目が「「おおいた豊後牛」日本一の栄冠」ということです。5年に一度ですけれども、全国和牛能力共進会がありまして、種牛の部で内閣総理大臣賞を受賞しました。内閣総理大臣賞というのは全国一位に与えられるものですから、種牛の部では日本一といって差し支えないと思います。
 その他のブランド品も大躍進をしたと言いますか、「おおいた豊後牛」の他に、念願かなって、ようやく大分県オリジナルのいちご「ベリーツ」ができあがりました。
 それから県オリジナルの焼酎用麦「トヨノホシ」ができて、これも順調に利用拡大が進んでいます。「トヨノホシ」の麦焼酎は皆さんお試しになったと思いますけれども、なかなか美味しいと思います。
 それから「かぼす」ですけれども、これが「大分かぼす」という地理的表示の保護制度に登録されました。
 最後になっていますけれども、大分県の乾しいたけが19年連続で団体優勝、日本一に輝いています。そういった意味で、農林水産物のブランド化が大変順調に進んでいると言っていいのではないかと思います。
 それから4番目が「企業誘致の加速と「Oita4.0」のスタート」です。最初の○をご覧いただきますと、過去最多の企業誘致件数51件となっています。昨年も確か、過去最多の36件と申し上げたと思いますけれども、2017年、歴年ですが51件まできています。36件は年度で申し上げたんですけれども、年で計算してみても2016年は36件ということでした。それに比べて、実に51件と大幅に最多記録を伸ばしています。
 内容も、これまで懸案だったもの、懸案だったところが埋まってきたというところで、1つは、「インターコンチネンタルホテル」の別府進出が大きかったと思います。
 それから姫島村に、まさに「Oita4.0」の時代ですけれども、IT企業2社が姫島村という時空の制約を超えてやってきました。43年ぶりの記録的なことです。
 それから、ここもなかなか埋まらなかったんですけれども、大分臨海工業地帯6号地にフジボウ愛媛(株)が進出表明しました。
 それから玖珠工業団地には、おかげさまで新栄合板工業が進出表明をしました。
 「Oita4.0」の推進母体であるIot推進ラボも順調にプロジェクトを進めています。ドローン協議会の設立と、それから一番下ですけれども県内の中小企業4社が、士気高く衛星産業に名乗りを上げました。
 それからITの時代、IT人材を育成する必要があるということで、下から2つ目ですけれども、県内のIT企業が共同運営で「おおいたクリエイティブアカデミー」を開講しました。これもなかなか意欲的な取組だと思います。
 それから5番目が学力等々です。小学校の学力が九州トップレベルを維持し、すべての教科・区分で全国平均を上回り過去最高でした。中学校の学力も、初めて平均正答率の合計値が全国平均を上回り、過去最高ということで、これも良かったと思います。小学校は以前から良かったんですけれども、課題の中学校もだいぶ上がってきたということが言えます。
 それからインターハイ等で、バレーボール以下5競技8種目で優勝しました。これは平成20年の大分国体以降、最高の成績です。
 書道の方も頑張っていまして、団体の部で県勢2年連続日本一を取っています。県立大分南高校が初優勝ということもありました。
 それから6番目が「おおいた働き方改革の実行元年~県内就職者18,500人を目指して~」です。
 働き方改革はいろいろ議論がありますけれども、今年、経済関係団体が集まって議論をして、おおいた働き方改革について共同宣言を行いました。総労働時間や年休取得率などについて、しっかりと全国の動向を見ながら遅れを取らないようにやっていくことを宣言したところです。
 そうやって企業誘致等を進めながら雇用の機会をつくる。働き方改革をやって、その雇用の場を快適で魅力的な雇用の場にすることによって、今、人手不足ですけれども、県内就職者の数を3年間で18,500人を確保しようと目標を掲げてやっているところです。若者、女性、それからシニアに狙いを定めて18,500人を確保しようということでやっています。
 それから7番目に「祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの登録決定」です。この地域が自然と人の共生が大変うまくいっているということで、ユネスコエコパークに選ばれました。

 それから8番目ですけれども、「地方創生・人口ビジョンの取組進む」です。平成28年の合計特殊出生率が1月6日5ということで、22年ぶりに1月6日台に回復しました。この1月6日5という数字は全国7位ということで躍進しております。 
 それから、移住者の数、自然増減の合計特殊出生率と、社会増減の移住者の数ですけれども、平成28年度は過去最高768名でしたが、平成29年度の上半期が451名となっていますから、900人を超えて1,000人をうかがう勢いで、おかげさまで伸びてきています。自然増減、社会増減についても努力の成果が少しずつ出てきているということです。
 次のページに、ふるさと回帰支援センター「移住希望地域ランキング2016」とありますけれども、そこで大分県が全国の7位、前年の9位から7位にランクアップをしています。
 それから9番目ですけれども「九州の東の玄関口」の拠点化が進むということで、Roro船やLccの増便、デイリー化です。東京港~大分港間のRoro船が2便増便になり、さらに来年の3月からですけれども大分港~清水港間が3便増便されるということで、九州最多の11便になります。
 航空の方ですけれども、ティーウエイ航空の大分-ソウル便が増便になり、週6便から毎日運航になりました。
 それから10番目ですけれども「「おおいた大茶会」県民総参加で取組広がる」ということで、今年の10月1日から12月5日まで、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭「おおいた大茶会」の1年前イベントに45,000人の方々に参加いただきました。プレイベントも県内55ヵ所で開催したということで、かなり調子が上がってきていると言えるのではないかと思います。 
 それから、もう1つ、県立美術館の特別企画展「ジブリの大博覧会」が県内の展覧会来場者数の記録をようやく51年ぶりに更新しました。194,564人ということで、新記録を樹立しました。

 以上10大ニュースを報告させていただきました。

 平成29年 県政10大ニュース [PDFファイル/170KB]


広報広聴課長   それでは質疑応答に入ります。ご質問をされる社はどうぞ、ご発言をお願いいたします。 
記者  トップ3は、我々でも想像がつくと言うか、災害が一番になるかなと思っていたんですけれども、トップ3以外の4位から10位の間で知事が最も印象深いもの、または、うれしいものは何かありますでしょうか。   
広瀬知事   やはり4番の企業誘致の加速というのは良かったなと思っています。
 今、全国的に地方創生と、人をつくり、仕事をつくるというのが大きな地域間の競争になっていますけれども、その中で1年前の36件から51件と大幅に伸びたということ、そしてまた中身も、これまでなかなか企業誘致が進まないと思っていた地域だったということで、非常に良かったなと思っています。 
広報広聴課長  他にいかがでしょうか。
記者   10大ニュースを見ると、この1年いろいろあったなと思います。少し振り返っていただいたところでもありますが、来年に向けて、1年の県政を振り返りつつ、来年度の県政推進指針もありますが、今後の取組、どのようにしていきたいか、重点的にしたいと思うことは何でしょうか。 
広瀬知事    本当に今年は大きな災害が2つも3つもあって、ここに書いていませんけれども、もう1つ台風22号も来ました。大分国際車いすマラソンが中止になったりして、本当に被害もいろいろ出ました。
 まだ、元の家に戻れない方もたくさんいますから、とにかく、しっかりと復旧・復興を急いでやっていくことが大事です。災害に強い県土づくりということで、ようやくコンビナートの直轄事業が決まったり、あるいは玉来ダムが着工したりというようなこともありますので、その辺のこともやりながら、南海トラフの地震・津波対策もまだまだ、やらなくてはならないこと多いと思いますから、そういうことをやって、本当に皆さんが安心して暮らしていただけるような地域を作って行くことが大事だと思います。
 もう1つは、今、本当に少子高齢化、人口減少がずっと進んでいますから、なかなか方向を大転換するようなことは難しいのですが、少しでも人口減少の波を押しとどめるような、そういう努力、つまり地方創生をしっかりやっていくことが大変大事だと思います。安心・活力・発展プランを我々は県民の皆さんと共に、願いで持っているわけですから。これをしっかり実行に移して、本当に地方創生を成し遂げていくことが大変大事だと思います。
 それからもう1つ来年の課題は、来年はビッグイベントがいろいろあります。それを成功させ、そして大分県の元気に繋げていくことが大事だと思っています。そしてさらに、その元気で再来年のラグビーワールドカップをまた元気一杯迎えたいと思っています。  
記者   先ほど南海トラフの地震・津波対策をしっかりやっていくというお言葉もあったんですけれども。関連して、中央構造線断層帯が、これまで伊方ぐらいまでしかなかったものが大分まで繋がっているのではないかという意見が示されているんですけれども、率直に知事はどのように意見を受け止められましたか。
広瀬知事   まさに今日、文部科学省が発表するということでございますけれども、なかなか、どう読むか難しいところがあるんですよね。中央構造線断層帯に豊予海峡、それから別府湾、由布院まで繋がっていくという話なので、えっという感じがするんだけれども、他方、地震の発生確率は繋がった結果、むしろ、これまでのSランクからZランクに、この30年間ではほぼ0%というふうに、逆に発生確率が落ちます。そういうこともあるので、繋がって発生確率が落ちるとはどういうことかなと、よくわからないところがあるけれども、我々が聞いているのはそういうことです。
 それから他方、繋がると、この中央構造線断層帯の中には、地震の発生確率の高い所もあります。そこと繋がるわけですから、連動するのではないかという心配も逆にあります。発生確率が落ちるという面もあるし、そこと繋がることによって連動しないのかな、ということもあるので、なかなかよく分からないところがあるんだけれども、今日の発表をよく伺いながら、そして、これからの議論もいろいろ見ながら、大分県として何か対応が必要なのかどうかということも含めて、また、しっかり専門家にお願いをして研究会等を立ち上げたらどうかと思っています。  
記者  
それで言いますと、今の、県の地域防災計画では従来の県内の活断層が中央構造線と連動して地震を引き起こすケースというのは、あまり想定していないのかと思うのですけれども、今後の防災計画等にも関わってくるということですか。    
広瀬知事   今の印象では、先ほど言ったように、地震頻度はむしろこの30年0%に近くなります。Zランクになりますから。こちらの方が頻度が下がるわけです。だからそっちの方が安心かなと思うんだけれども、大分県は、むしろ南海トラフを念頭に置いて、これは、これから50年間で90%の確率で発生すると言われていますので、ほぼ、発生する覚悟を持って、こちらの対応をしていますので、そういう意味では直近の地震・津波への対応というのは講じつつあるというのが現状ではないかと思っています。
 したがって、この連動した、繋がる、ということによって慌てて今何かやらなくてはいけないということはないのではないかと思います。
 しかし、確率は0に近くなると言われても、ひょっとしたら連動するかもしれないということも心配ですので研究会等を設置して、どのようにこれを考えていったらいいのかということを勉強し、必要な対応をしていこうと思っています。
広報広聴課長  
最後に1問ぐらいいかがでしょうか。
広瀬知事
  これ、なかなかわからないんです。連動するから確率が上がるのかと思ったら、確率はかえって大きな断層と繋がるから、落ち着くという話ですし。
 しかし、この中には、例えば石鎚山脈等の非常に確率の高い所も連動しているわけですから、そちらが動いた時に、こちらも大丈夫かなという心配もありますし、一方で確率が下がる、一方で連動するのではないかなというところもあって、よく勉強しなくてはわからないと思っています。何かいい情報があったら教えてください。
記者  
それと関連で、研究会のイメージですけれども、今日の発表の内容を精査する研究会なのか、それとも防災計画を見直すということまで行く勉強会なんでしょうか。    
広瀬知事  
まずは、今回のこの発表をどのように考えたらいいのか。これはきっと、まだ学説がいろいろあるくらいのことではないかと思うんですけれども、いろいろな先生の話も聞かせてもらわなくてはいけないでしょうし、したがって今回の調査結果をどのように受け止めればいいのか、何か対応する必要があるのかということも含めて、まずは研究会を設置しようということです。 それからその結果を踏まえて、これは大変だということであれば見直しますし、もうすでに、今、やっている南海トラフ対策で良いということであれば、それで良いし、ということで、やろうかと思っています。     
記者  
時期としては。
広瀬知事  
 時期としては、今年ということはないですけれども、先生方もきっと今回のことをいろいろと勉強されることもあるでしょうから、正月明けの2月ぐらいになると思います。
広報広聴課長
  よろしいでしょうか。それでは、記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。  
広瀬知事
  ありがとうございました。 どうぞよろしくお願いします。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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