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平成26年11月17日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2014年11月21日更新
                                         
                                         日時:平成26年11月17日(月)13時30分~
                                         場所:第一応接室

幹事社  よろしくお願いします。

第144回九州地方知事会議及び第26回九州地域戦略会議の結果等について

 知事写真1

広瀬知事 よろしくお願いします。
 それでは、私から何点か申し上げます。まず一つは、先週10日、11日に長崎市で、九州地方知事会議と九州地域戦略会議が開催されました。簡単にご報告しますと、この二つの会議の最大のテーマは人口減少社会の克服と地方創生の推進ということでありました。国が今まさに取り組んでいるところでございまして、この問題を中心に大変活発な議論をしたところです。
 お手元にお配りしていますが、九州地域戦略会議では「地方創生 九州宣言」を採択をしております。九州・山口地域は、人口減少問題に対しては合計特殊出生率が高い、東京一極集中についても圏域内移動が大変多いと、それからアジアへのゲートウェイとして地理的によいポジションにあるということで、この際、日本の創生をこの地から先導するんだというぐらいの気持ちでやろうではないかという決意で、次の三点に重点的に取り組むことを宣言いたしました。
 一つは、「九州の特徴を活かした雇用の場とそれを支える教育環境づくり」です。仕事場を作っても、大学は県外に出て行ってしまって帰って来ないということではいけないので、教育の環境も考えようではないか。二つ目は「希望する結婚、出産、育児が叶う社会づくり」、それから三つ目は当然のことですけれども、「安心安全な暮らしを支える新たな地域づくり」です。これらはこの時に結論が出ることではありませんので、仕事、結婚、地域という三つのことについて、戦略会議の中にプロジェクトチームを作って研究し、まとまったものからやっていこうということになりました。
 それから、大分県にも非常に関連がありますが、九州地方知事会議では「土砂災害対策の推進」についても議論しました。土砂災害対策については、福岡県と山口県が大変進んでおりまして、取り組みの秘訣を聞きたいと思い、議論しましたが、要するにあまり秘訣はなくて、資金と人材をしっかり投入することが大事だということでございました。我々もしっかりやらなければならないと思っているところであります。
  地方創生 九州宣言 [PDFファイル/1.32MB]

大分県タイプロモーションの実施について

 今月26日から30日まで、大分県タイプロモーションを実施するため、太田副知事を団長とする約50名のミッションを派遣することにしております。首都バンコクにおきまして、観光と県産品のプロモーションを行います。
 そんなに売り込むものがあるのかという気がなさるかもしれませんが、今回のプロモーションは昨年に続いて2回目となります。1回目の成果として、おおいた豊後牛、養殖ブリ、日田梨等も着実に輸出実績を上げています。こういうものについて、しっかり商談会をやってきたいと思っています。併せて、観光のお客さんも随分増えておりまして、タイからの観光客で県内宿泊者数は平成24年は約4,300人でございましたが、平成25年は約1万600人と、実に2倍以上伸びているということですから、この観光客もしっかり誘客したいと思っているところでございます。
 今回はチャーター便で行きますが、ただ帰ってくるのではなくて、タイからも観光客約300名がこれに乗って来られる予定となっています。
  平成26年度「大分県タイプロモーション」の実施について [PDFファイル/84KB]

東九州自動車道開通記念シンポジウムの開催について

 「東九州自動車道開通記念シンポジウム」の開催についてです。
 今年度中に、東九州自動車道の県内区間が全線開通します。宮崎県では既に県境から宮崎までは全線が開通しており、福岡県で一部、用地の問題で納得が得られてないところがありますが、概ね開通するということで、非常によかったと思います。 
 これを記念し、東九州自動車道開通後の利活用をしっかりやっていこうということで、「つながる☆大分の未来へ」と題し、シンポジウムを開催します。
 お配りをしております資料にありますように、大分県経済5団体の主催で、大分県も共催ということで入れてもらっています。このシンポジウムでは、この東九州自動車道をどう活用して、大分の元気、東九州の元気につなげていくかということをしっかり議論したいと思っています。当日は国土技術研究センターの谷口理事長が基調講演を行います。
  東九州自動車道開通記念シンポジウムの開催について [PDFファイル/60KB]
  チラシ [PDFファイル/240KB]

ラグビーワールドカップ2019大分県招致委員会

 それから、主要行事でございます。
 ラグビーワールドカップについては、先日、大分県は立候補をしたところですが、招致委員会を作って、積極的に招致活動をやっていこうということであります。明日18日、「ラグビーワールドカップ2019大分県招致委員会」を開催します。県議会、市町村、経済界、ラグビー協会の代表にメンバーになっていただこうと思っています。
 立候補の状況を見ますと、九州は大分県も含めて4つの自治体が立候補しており、最激戦区と言われております。しっかりと誘致を実現するように努力していきたいと思っています。
  「ラグビーワールドカップ2019大分県招致委員会」の開催について [PDFファイル/52KB] 

地震体験車完成披露式

知事写真2   

 大分県では、12月から新たに、地震体験車の運用を開始します。
 それに先立ち、今月25日に県庁舎前広場で、地震体験車の完成披露及び愛称の表彰を行います。
 東日本大震災から3年半でございますが、あの時のことを忘れずに、県民一人ひとりの防災意識を醸成することが大事です。そのために、この地震体験車をよい教材として活用したいと思います。
 子どもたちに親しんでもらおうということで、県内の小学校を対象に愛称、ニックネームの募集を行い、中津市立山移小学校の2年生と3年生から応募いただいた「ユレルンダー」という名前に決定いたしました。当日11月25日には、山移小学校の皆さんも県庁にお越しいただいて、表彰させていただくことになっております。
  大分県地震体験車完成披露式及び愛称表彰式について [PDFファイル/53KB]
  地震体験車「ユレルンダー」の概要 [PDFファイル/122KB]

秋のおおいた地産地消キャンペーン

 秋のおおいた地産地消キャンペーンについてです。
 ご存じのように、11月17日は「e-naおおいた」と言っておりますけれども、「地産地消の日」です。「地産地消の日」一日だけではもったいないということで、11月を地産地消キャンペーン月間として、様々な取り組みを実施しているところであります。
 その一環として、県では、高校生等から県産食材を使った作品を募集し、最優秀作品をローソンで販売する「次世代応援 地産地消商品開発コンテスト」を実施しました。その最終審査の結果がまとまりましたので、発表させていただきます。
 資料をご覧ください。三つの部門がありまして、スイーツの部は「甘太くんのほっこりシュー」の大分県立宇佐産業科学高等学校の生徒さん。ベーカリーの部は「かぼぱん」の大分上野丘高等学校の家庭部の皆さん。それから米飯の部は「とり天柚子マヨおにぎり」の大分県立日田高等技術専門校の日田っ子の皆さんです。
 また、現在、「おおいた豊後牛 買って食べて当てよう キャンペーン」を実施中です。これもお手元にお配りしております。おおいた豊後牛を買って食べて当てようということで、A賞、B賞、C賞、なかなか豪華な賞であります。ぜひ奮って、おおいた豊後牛を買って食べて当てていただきたいと思います。
   「次世代応援 地産地消商品開発コンテスト」最優秀作品の決定について [PDFファイル/121KB]    

次期大分県知事選挙立候補表明について 

 今日、予定していたものは以上ですが、私から最後に一言申し上げたいと思います。
 来年4月に統一地方選挙があります。大分県知事選挙もありますが、私もこの大分県知事選挙に立候補をさせていただこうと決意いたしましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。
 これまで県民の皆さんの知恵とお力をいただきながら、「安心・活力・発展」の大分県づくりに一生懸命、取り組んできたところでございますが、時あたかも、国でも「まち・ひと・しごと創生」「地方創生」ということで、我々と同じようなコンセプトで地方の創生に力を入れることになっています。
 従って、私としては、これまで積み上げてきた「安心・活力・発展」の大分県づくりの上に、また新しい政策を積み上げて、そして、ぜひ、この「まち・ひと・しごと創生」を大分県から発信するというぐらいの意気込みで、しっかりと取り組んでいきたいと思ったところでます。そのために、今回立候補いたしまして、県民の皆さんのご判断を仰ごうと決意したところです。そのことをご報告をさせていただきたいと思います。以上です。


幹事社 では、発表項目について、質問があればお願いします。
記者 来年4月の知事選出馬についてですが、県として地方創生のための新たな政策を積み上げていきたいということですが、具体的にはどういったことに取り組まれますか。
広瀬知事 たくさんの人がいろんなことを考えてくれています。これからどんどん詰めていこうと思っています。
 具体的に申し上げますと、一つは大分県の仕事づくりです。これまで企業誘致を中心に取り組んできましたが、地元の中小企業も育ってきていますから、中小企業の活力創造にも取り組んでいかなければなりません。それから、東九州メディカルバレー構想という新しい構想も推進しているところであり、こうしたものづくり産業をしっかりやっていきます。
 仕事づくりでもう一つ忘れてはならないのは、商業・サービス業の振興です。大分県は、観光ツーリズムに大変恵まれていますので、こういったものを柱にしてやっていきます。
 農林水産業とその加工産業の振興も大事です。大分県にとりまして、農林水産業は、津々浦々に仕事の場を作ってくれますから、しっかり力を入れて、仕事を作っていく地道な努力をしていくことが大事だと思います。
 それから、人を大事にし、人を育て、人を呼び込むということです。県内にいる方には、ぜひ愛する大分県で仕事をしていただければありがたいし、また県外からも大分県に帰ってきていただくような、そういう人を呼び集めることが大変重要なポイントになると思います。
 これまで小規模集落対策をやってきましたが、今、議論しているのはネットワークコミュニティーといいますか、A集落は学校がなくなったと、B集落は買い物の場所がなくなったと、C集落は福祉の事業所がなくなったというような時に、なくなったことを嘆かずに、この3つをネットワークで結んで、集落機能をしっかり発揮できるようなやり方が、これから非常に大事ではないだろうかということです。とにかく、元気な地域を作っていくことが大変大事になってくると思っています。
 先ほども申し上げましたが、ようやく東九州自動車道が開通いたします。九州の東の玄関口が現実の姿として見えてきているわけですから、そういう切り口で地域を活性化し、振興していくことも大いにやってみたいと思っています。
記者 今日のタイミングで出馬を表明された理由はありますか。
広瀬知事 今日、定例記者会見がありますから、きっと質問が出るに違いないと(笑)。少し早いかもしれませんが、いつまでも熟慮中というと、みんなに笑われるといけませんから。そういう感じです。
記者 四期目の政策展開として、JRの大分駅ビルと県立美術館が同じ時期にオープンしますが、この二つを活かした政策展開をどのようにお考えか教えてください。
広瀬知事  今、ちょうど出来つつある時だから、あまり申し上げるのもどうかと思ったのですが、県立美術館は、県内の芸術文化振興のネットワークづくりの一つの拠点ということになります。私は芸術文化はあまりよく分かりませんが、これを活用して、県内の芸術文化の振興を図り、それが地域の活力につながるという意味では大変期待しているところです。
 大分駅ビルについても、大変多くの人を吸収する場となります。それは雇用の機会でもあるし、それから消費者の元気を吸収するということでもあると思いますから、効果は非常に大きいのではないかと期待しています。
記者 立候補にあたって、知事はこれまで一党一派に属さないという考え方を貫いてこられましたが、今度の選挙では政党の推薦なり支持を受けられるおつもりはございますか。
広瀬知事 今回も一党一派に偏せずということで無所属でやらせていただこうと思っています。
 従って、こちらから党の推薦をお願いするということは、これまでと同じようにないのではないかと思っています。
記者 19日に衆議院の解散・総選挙がささやかれています。今回の選挙は争点なき、大義なき総選挙と言われていますが、知事のご所見と、あるとすれば、知事はどう振る舞うかをお伺いしたいのですが。
広瀬知事 まだ解散にも総選挙にもなっておりませんから、何も申し上げる立場にはないと思っています。
記者 あるとすれば、いかがですか。
広瀬知事 やはり、皆さんも言っておられると思いますが、解散・総選挙というのは一大政治決断、政治イベントですから、それなりの大儀、どうして解散して、何を国民に問うかということが非常に大事なことになるだろうと思います。それは私が申し上げるまでもなく、解散をなさる方もそういうふうに考えておられると思いますので、その辺、どういうものが出てくるかということは非常に注目しているところです。
記者 今までの出馬表明と違い、今回は言葉を慎重に選ばれて、熟慮という言葉も使われていましたが、やはり悩んだ点がいろいろとあったのでしょうか。
広瀬知事 そうですね。私は、三選なら良いとか、四選は反対だとか、多選については反対だとこれまで言ったことはなくて、むしろそれは県民の皆さんがお決めになることだと最初から申し上げています。
 しかし、私自身、何も考えてないかというと、そうではなくて、一つは結構いい歳ですから健康上大丈夫かなということも考えました。平成21年には腰椎の手術をしましたし、25年には胃潰瘍を内視鏡で削るというようなこともありました。その状態をよくみてきましたが、両方ともおかげさまでうまくいっており、そこのところの心配はないと自分で判断しています。
 それからもう一つは、多選というのは良いところもあれば、気をつけなければならない悪いところもあるわけです。特に、私が自分で一番気をつけなければならないと思うのは、やはり現場の様子を常に出掛けて行ってしっかり見させていただく、議論をさせていただくということです。そういう現場主義がもちろん大事だし、あるいは議論をするにしても、なかなか難しい面もあれば、いろいろ考えなければならないポイントもありますが、そういう時にしっかり県民の皆さんと議論をする根気があるかどうかということも大変大事です。多選になって、私が一番気をつけなければならないのは、現場の様子を謙虚に承る、親身になって議論をさせてもらうという思いをしっかり持ってやれるかどうかということです。そのことについても自分なりにいろいろ考えて、そんな気持ちでやらせていただこうかと決断したところです。
 健康の問題と謙虚に事にあたれるかどうかということが、今度の出馬に当たっての一つのポイントだったと思います。
記者 県政運営の関係ですが、これまで3期12年で、行財政改革に力を入れてこられたと思いますが、ご自分としての評価とこれからの課題があれば教えてください。
広瀬知事 就任した時は、行財政改革が最大の天王山みたいなところがありましたよね。どのくらい経費を節減できるのか、どのくらい政策費用に充てることができるのかというのが非常に大きな問題だったと思います。私が大変うれしかったのは、県庁職員の行革についての意識改革が随分進んだということです。もうあまり細かなことを言わなくても、毎年何十億円かの節約をしてくれますし、行革実践力と言っていますが、そういったものが随分身についてきたと思います。しかし、実践力があるからもういいということではなくて、それがしっかり発揮されているかどうかは、これからもしっかり見ていかなければいけないと思っています。
記者 先ほどおっしゃっていたように、悩まれていた中で立候補に踏み切られたきっかけのようなもの、例えばどなたかに相談されましたか。
広瀬知事 相談はしていませんね。家のパートナーには言ったかもしれません。先ほど申し上げたように、自分の健康状態や、あるいは真摯に、謙虚にしっかりと物事に打ち込めるかどうかということを自問自答し、よし行けるということで決意したというのが正直なところです。
記者 他候補がまだ出ていない状況ですが、選挙に向けた意気込みですとか、勝機のようなものをお伺いできますか。
広瀬知事 どういうことになるかわかりませんが、自分なりに全力を投入して勝ち抜いていきたいと思っています。
記者 これまで過去2回は県議会の場で表明してこられましたが、今回、この定例記者会見という場を選ばれたのは何か理由がありますか。
広瀬知事 確か前の会見で、「議会の冒頭ですか」という質問があり、僕は「それにはこだわりませんよ」と申し上げたと思います。特にこだわらずに考えて、今回は直接、県民の皆さん方にこうやって語りかけるのも一つのやり方かなと思ったということだけですね。
記者 奥さんに背中を押していただいたのかというのと、知事は表明する時には赤いネクタイが多いと思うのですが。
広瀬知事 ああ、そうですか。
記者 何かやる時は赤が多いかなと。
広瀬知事 パートナーは、特に何もしていません。それから、ネクタイは赤が多いかもしれませんね。うちに並んでいる中には案外赤が多いですね、それだけです。
記者 先ほどの表明時期の質問ですが、これまでは県議会の開会日で、今回は定例記者会見の場ということです。前回の定例記者会見以降、急に衆議院の解散風が強まってきて、年内にもあるのではないかと言われていますが、解散・総選挙の流れが出てきたので少し表明を早められたということはありませんか。
広瀬知事 そういうのはないですね。この解散・総選挙の話が出る前に、確か会見で、議会、あるいは議会前、議会以外ということも申し上げていたと思います。
幹事社 発表項目について他にありますか。
記者 この3期12年でやり残したことがあるとすると何でしょうか。
広瀬知事 自分なりに任期のことを考えながら、ここまでやろうという思いでやってきていますから、ある程度前に進んできたかなと思っています。
 強いて言えば、美術館はできたけれども、県下へのネットワークの展開といったような、ソフトの面ではこれからいろいろやらなければならないことは多い。東九州自動車道はできたけれども、これをどうやって活用しながら、地域の活性化につなげていくかというようなこと。あるものができても、それはハードが目的ではないのだから、それを使ってどのように県民の皆さんに喜んでもらえるものにしていくかということは、よく考えてみなければならない課題ですよね。
 やり残したことはありませんよと申し上げたのは、これから何もやりませんよという意味ではありません。当然、また新たな状況の中で、いろいろやりたいことが出てくると思いますから、また公約みたいなことでしっかり申し上げなければならないと思っています。
記者 選挙に向けては、マニフェストというか公約に相当するようなものが出てくることになりますか。
広瀬知事 公約は、ちゃんと掲げる必要があると思います。マニフェストは、私はこれまでやったことはありませんね。
記者 県議会の各会派との政策協定等も結ぶ予定はありませんか。
広瀬知事 今のところありません。推薦依頼とかをやるわけではありませんから。ただし、こんなことでやろうというお話があった時は、それを頑なに拒否する話でもないから、様子を見てからですね。
記者 政党はないということですが、団体等はいかがでしょうか。
広瀬知事 団体はこれまであまりないのではないでしょうか。
記者 推薦依頼等も・・・。
広瀬知事 それは特にこちらが依頼するわけではないんだけれども、よく推薦してくれますよね、ありがたいことです。それはいただきますよ。
記者 向こうから来る分には断らないというか・・・。
広瀬知事 喜んで、かしこみいただきます。
幹事社 他にありますか。
記者 3期12年というと長期総合計画を一つ仕上げるぐらいの期間かなと思いますが、この3期12年を振り返って、ご自身の県政運営を100点満点で点数をつけると大体何点ぐらいでしょうか。
広瀬知事 自分でつけるのははばかられますね。県民の皆さんにつけてもらう方が良いのではないかと思いますが、自分なりには相当努力をして、良い成果を挙げさせていただいたのではないかと思っています。
記者 選挙の争点で考えていらっしゃることはありますか。
広瀬知事 選挙の争点は、まだ何も決まっていないので、わからないですね。しかし、それは別として、今日、少し申し上げましたが、自分なりにこれから何をやりたいんだ、何をやらなければいけないんだということを頭に置きながらしっかり作っていかなければならないと思っています。それが争点になるかもしれないですね。
記者 一点、企業誘致中心から中小企業育成に力を入れたということですけども、次の期に向けては企業誘致が駄目だということですか。
広瀬知事 そうではなくて、企業誘致もやってきたが、それだけでは間に合わないかもしれないということです。おかげさまで、中小企業が随分成長してきて、そういう中小企業の総合的な力をこれから大いに盛り立てていくことも大事なのではないかという意味です。地域牽引企業ということをやってきていますが、そういうこともやりたいと思います。
幹事社 他にありますか。では、発表項目以外で、ご質問のある方はお願いします。
記者 大分市の水道水から墨汁のような匂いがするということで、それがずっと続いている状態ですが、原因をたどっていくと、芹川ダムに植物プランクトンが大量発生しているということです。これまでも芹川ダムに関して、対策を取っていらっしゃると思いますが、現状、今、何かお考えになっていることがあればお聞かせください。
広瀬知事 この問題については、本当に市民の皆さんに大変ご心配をおかけして申し訳ないと思っています。土木建築部と企業局が共同で管理しておりますが、温度がもう少しテンポよく下がっていけば、改善するのではないかと思っておりましたが、なかなかそうもいかず、この間、二度目の悪臭がするということがあったわけです。来年の春になると、水温が上がってきますので、それまでにできるだけの対策を取るようにということで話をしているところです。我々としても、芹川ダム対策としてやれることはしっかりとやろうと思っています。
記者 日中関係が動き始めたという感じですが、距離的に近い大分県として、ブランドを推進する中で期待される部分はありますか。
広瀬知事 おっしゃるように、これからは内需がなかなか厳しい世の中になるから、外需でどのくらい経済を押上げることができるかというのは、国にとっても地域にとっても大変大事なテーマだと思います。そういう意味で、これから日中関係がよい方向に向かっていけばいいと思っていますが、まだ少し見極めなければならないかなと、うれしいのが半分、慎重な気持ちが半分というようなところではないでしょうか。
記者 昨日の沖縄県知事選、那覇市長選の結果をどのようにお捉えになりますか。
広瀬知事 仲井真さんは、普天間にあれだけの基地があり、その周りを街が囲んでいるということについて非常に危機感を持っておられたと思います。何とかあそこを安全にしなければ大変なことになるという思いがあり、いろいろありましたが、辺野古移設ということが一つの選択肢として出てきたのだと思います。仲井真さんが大変気の毒なのは、一度どこかの政権の時に、国外、少なくとも県外とかいう、すごくいい加減なことがありましたよね。あそこまで言っているのに何で駄目なんだというところが、ものすごくこっちに反ってきて、引き戻すのに大変だったと思います。そういうことも仲井真さんの場合には理解をしなければならないと思っています。
記者 そうした中で大分県は、これまで日出生台で米軍の訓練を受け入れており、知事はできる限りのことをやっているという立場ですが、選挙結果には、沖縄県としては、まだもう少し本土へ訓練を持っていってもらいたい、分散してもらいたいという声が表れたのではないかということですが、その辺について、大分県への今後の影響をどのようにお考えでしょうか。
広瀬知事 これから議論されることですから、今から影響を心配しておく必要はないのではないかと思っています。
記者 今日、GDPが発表されましたが、年率1.6%減、2期連続のマイナス成長についてどのように捉えていますか。
広瀬知事 年率1.6マイナスというのは大きいと思います。しかも前期に続いて、二期連続ということですから、よほど警戒して見ていかなければならないと思っているところです。
 景気は循環するものですから、いつまでも景気が上向いていくというわけにはいかないでしょうが、消費税の税率アップからもう一度立ち直ってからということを期待をしていたんですけど、今回の数字は私も深刻に受け止めています。
記者 大分県としては、それについて情報収集等はしていますか。
広瀬知事 これは大分県としてというか、この間も東京に提言活動に行ってまいりましたが、こういう時期ですから、補正予算、経済対策の議論がもうすぐにでも出てくるんではないかと思っています。それをしっかり見ながら、対応していくということではないかと思います。
記者 それに絡んで、まだ総理が決めたわけではないでしょうけれども、増税先送りの議論が出てくると思います。消費税に関してはどのように知事自身は捉えていらっしゃいますか。
広瀬知事 素直に法律を読めば、引上げを実施するということになっていますが、経済状況を見ながらということにもなっています。私は、すぐ法律どおりやるにしても、あるいは延ばすにしても大変重い決断だと思っています。大変難しい決断ですが、1.6%減、2期連続マイナスというのは、ちょっと無視できる数字ではないかもしれないですね。
記者 そういった意味では、先送りというのは理解できないことではないということでいいですか。
広瀬知事 まだどうなるかわかりませんから。知事としては県民の皆さんに大変申し訳ないけれども、財政的な面をどうしても考えざるを得ないですから。それから、消費税率を10%に持って来ることによって、いろいろな税を廃止をしようというような約束もあったわけだから、そういう意味では、そう軽々とは言えない立場です。
幹事社 他にありますか。
広瀬知事 今日は長いね。
幹事社 最近はこれぐらいです。
広瀬知事 そうですか、失礼しました(笑)。
幹事社 他になければ、これで終わりますが、いいですか。
広瀬知事 いいですよ、どうぞ、何でも。
幹事社 よろしいですか。これで終わらせていただきます。
広瀬知事 ありがとうございました。
※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。
[記録作成:企画振興部広報広聴課]
   
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