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平成28年7月19日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2016年7月20日更新

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日時:平成28年7月19日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   定刻になりましたので、広瀬知事よろしくお願いします。


シニア雇用推進オフィスの開設について 

 知事写真①

広瀬知事  
よろしくお願いします。私から何点か申し上げます。今度、大分県で「シニア雇用推進オフィス」を開設することにいたしました。お手元に資料をお配りしていますが、大分県は65歳以上の方が35万1千人で、高齢化率が30.4%になっています。要介護の方が4万7千人、要支援の方が2万人ですので、約28万人の方が元気な高齢者としていらっしゃることになります。また、別途内閣府の調査では、60歳以上の3人に2人が「70歳ぐらいまでは元気だから働きたい」と働くことを希望されています。これまでもハローワークの隣に「大分県中高年齢者就業支援センター」を設け、40歳以上の方に職業相談や職業紹介をしていますが、せっかく元気な高齢者の方が仕事をやってもいいなというお気持ちでいらっしゃるということですので、このセンター内に「シニア雇用推進オフィス」を開設することとしました。常勤・非常勤職員をそれぞれ一人ずつ配置し、企業を訪問してシニア向けの仕事の掘り起こしや、シニア世代の採用について提案させていただきます。これまではどちらかと言えば待ちの姿勢だったのですが、企業に出向き、シニア世代が生き生きと働くことができるような環境を作っていこう、紹介をさせていただこうと、7月25日(月)の開設に向け準備を進めているところです。
 シニア世代の方だけでなく、シニア世代の方を雇用してみたいが、どういった工夫が必要なのかと考えている企業の方も、ご連絡いただければセンターの職員が出向き、いろいろなご相談に応じてまいります。

 “シニア雇用”のすゝめ [PDFファイル/203KB]

地域牽引企業創出事業について 

 地域牽引企業創出事業を平成26年度から実施しています。支援対象の地域牽引企業として26年度には4社、27年度には3社を認定していますが、今回新たに2社を認定することとしました。お手元に資料がありますけれども、この2社のうち1社は、歯周病の原因菌となる検査キットを作って売り出そうとしている宇佐市のアドテック株式会社です。歯周病は、万病の元になるということで非常に警戒されていますので、その検査キットということでニーズが高いのではないかと思います。もう1社は、大分市の大分デバイステクノロジー株式会社です。パワーデバイスというのは電力の交流を直流に、直流を交流に換える半導体ですけれども、この次世代パワーデバイス製品を作っている企業です。現に多くのデバイスはあるのですが、デバイスはきめ細かなニーズのある分野ですから、自社の技術を使って次世代のパワーデバイスを作ろうと、これまではどちらかというと、シリコンだったのですが、もっとパワーデバイスの機能を発揮できる炭化ケイ素や窒化ガリウムなど、色々な新しい素材を使った次世代のパワーデバイスを作ろうとしています。これは当たれば面白いのではないかということで、支援することにいたしました。
 これで、これまでの7社に加えプラス2社ということになります。まだ28年度分の枠は少し余裕があると思いますので、今後追加募集をすることになると思います。

 大分県地域牽引企業創出事業 認定証交付式開催のお知らせ [PDFファイル/88KB]

 宿泊施設向け24時間多言語コールセンターの開設について

知事写真② 

 宿泊施設向けの24時間多言語コールセンターを開設します。お手元の資料には、「このような時にご利用いただけます!」ということで、旅館やホテルにお泊まりの外国人のお客様が何を言っているのかわからないという時にコールセンターに電話をしますと、コールセンターが宿泊施設とお客様の通訳をします。下の図は、外国人のお客様が宿泊施設に忘れ物をしてしまった時などに、コールセンターに電話をしますと、コールセンターが宿泊施設とお客様の間に入り、「その荷物はお預かりしています」「夜間でも荷物はお渡しできます」などをお客様にお伝えし、宿泊施設とお客様とのコミュニケーションが取れるようにします。
 平成27年は外国人宿泊者数が77万人、前年に比べて93%増えていますので、これからインバウンドのお客様のためのサービスをより充実させて、多くのインバウンドのお客様をお呼びしようということで、12言語対応可能な多言語コールセンターを開設することにいたしました。それから実はもう一つ、今回の熊本地震の時もそうでしたが、災害時に多くの外国人宿泊客の方が、どこに行っていいのかわからないと、大変なご苦労をされたということもありますので、このセンターは通常時だけではなく、災害時にも利用できるように、そのシステムづくりも合わせて行うことにしています。先ほど、旅館やホテルと申し上げましたけれども、さらにそれだけではなく、店に買い物に行った時、なかなか話が通じないという時などにも対応できるようにしようと考えています。

 おんせん県おおいた 多言語コールセンター [PDFファイル/1.88MB]

第37回「大分県少年の船」について

 今年でいよいよ37回になりますけれども、「大分県少年の船」を7月23日(土)から27日(水)まで沖縄に向けて運航します。小学校5・6年生を対象とした420名の団員と高校生40名の班長、それから副班長の中学生40名、その他スタッフを合わせて全体で554名が乗船します。社会人や大学生のリーダー、高校生の班長は前日の22日から船に泊まり込んで準備を始め、そして23日に出港ということになりますけれども、22日には私も乗船して班長たちと色々な議論をしてみたいと思っています。旅程は資料のとおりです。毎年、この時期になると台風が来て心配になるのですが、今回は大丈夫だと思っています。

 第37回「大分県少年の船」運航事業の概要 [PDFファイル/65KB]
 第37回「大分県少年の船」行程 [PDFファイル/34KB]

平成28年全国知事会議in福岡及び第13回九州地域戦略会議「夏季セミナー」について 

 夏休み前に2件課題があります。一つは福岡で開催される28年の全国知事会議です。今月の27日~29日の3日間の開催で、熊本地震後初の全国知事会議ということで、防災・減災等の議論もあるだろうと思いますし、また、もちろん今の課題であります地方創生の議論等々は行うことになると思います。まだ、正式な議題については通知がきていませんが、そのような内容になるだろうと思います。
 それからもう一つは、来月3日~4日に長崎で第13回九州地域戦略会議「夏季セミナー」が開催されます。今年は「世界に通じるKYUSHU(九州)」をメインテーマに議論をすることになっています。お配りしている資料の裏面には各分科会の内容が書かれています。「地域遺産の保全・活用による地域づくりと九州・山口地域の発展」「IoTが開く九州・山口地域の産業の未来」「外国人材の活用による企業・団体のグローバル化」「ラグビーワールドカップ等のスポーツ大会の効果を九州で波及させる取組」などの分科会を行いますので、各県知事もいずれかの分科会に参加してしっかり議論させていただくことになっています。私からは以上です。

 第13回九州地域戦略会議夏季セミナーについて [PDFファイル/150KB]


幹事社  では質疑に移りたいと思います。まず発表項目の中で質問のある方は挙手をお願いします。
記者  多言語コールセンターのサービス期間は、資料では17年の3月末までとなっていますが、これ以降はこのようなことを続けてやっていくことはありますか。
広瀬知事     続けてやることが中心だと思います。一応、予算的にはここまでとなっていますけれども、別にこれで終わることはないと思います。むしろ継続することになると思います。自分たちで作るとなると大変ですが、このようなコールセンターがあるので、そこと契約を結んでお願いすれば、かなり安く実施できるのではないかと思います。旅館やホテルは事前に登録をしておけば、通話料だけでアクセスできるということになると思います。
記者   シニア雇用推進オフィスの件ですが、ちょっと前までは60歳になったら引退というイメージもあったようで、今は時代が変わってきたとは思うのですが、知事の目から見て、この70歳以上の就労意欲の高いシニア層の方をどのようにとらえられていらっしゃいますか。
広瀬知事   私もいろいろ伺うと、やはり働いてみたいという方は多いと思います。ちなみに県庁OBの方は、こういう形よりも、ふるさとに帰って実家の農業をやるとかシイタケ作りをやるとかいう方も多いと思いますけれども、勤めるところがあればやってみてもいいな、という方が多いような気はします。1億総活躍社会ではありませんが、こういう形で色々な雇用の機会ができていくと、またそれが生きがいにつながっていくのかなあと思います。「健康寿命日本一」を目指す中で、こういうニーズも出てきて、タイミングが良かったなと思っています。
幹事社  他に発表項目の中で質問はよろしいですか。では、発表項目以外の質問を承りたいと思いますが。ある方は挙手をお願いします。 
記者    7月からの観光の取組ということで、夏休みも間近ですけれども、スタートと言いますか、知事の観光面での対策や効果、またその印象や今後の期待を改めてお伺いしたいと思います。
広瀬知事   大分は今回の地震では5月5日が最後の大きな地震だったと思います。それ以降大きな揺れはないので「大分は元気ですよ」と言っていたのですが、なかなか口頭でPRするだけでは厳しい状況でした。その中で、旅行クーポンが動き出したということもあり、だいぶ予約が入りましたという旅館やホテルの方のお話が多くなり、それは良かったなと思っています。しかし、例えば大分県の山の方の旅館やホテルは、本来は夏が一番のかき入れ時で、本当は120%ぐらい欲しいのですけど、という方もいらっしゃいます。予約も70~80%くらいまで上がってきたのではないかと思います。もう少しデータが揃ってくれば、回復の数字が出るのではないかと期待しているぐらいです。お隣の熊本県では、旅館やホテルそのものが被害にあわれているところもありますので、早く復興してもらいたいと思っています。 
記者   伊方原発の再稼働についてです。先週の重大事故を想定した訓練では、熱中症と併せて一部やり直しがあり、またポンプの不具合で、元々は伊方原発の再稼働は今月末にもという話だったのが、それが8月に延期になるなどトラブルが続いている状態だと思うのですが、知事としてはこうした事態をどう受け止められていますか。 
広瀬知事     7月17日に冷却ポンプの不具合があったと四国電力から愛媛県に報告があり、その報告を受けて愛媛県が公表しました。もちろん、発表と同じぐらいの時刻で大分県にも報告があったところですけれども、今はとにかく再稼働に向けて色々な準備を進めているという状況ですから、こういう時にこういう不具合があって、それを直すというのは、一つのプロセスとして異常ではないのではないかと思っています。しっかりと点検・修理をしながら、安全な操業に向かっていただければと思っています。何が何でもいつまでに再稼働します、という発表があったわけではないですから、何日を目指してやっています、けれども不具合があればそれを再稼働の日を延ばします、ということで、ごく自然なことではないかと思っています。我々としてはとにかく、よく点検をして安全を確認しながらしっかりとやっていただいて、スケジュールありきではなく、安全第一で作業を進めていただきたいと思います。
記者     点検という話もありましたが、四国電力や愛媛県に安全対策、安全確保に関して新たに要請などを行っていく予定はありますか。
広瀬知事     先日、愛媛県で大分県と愛媛県の会談をしましたけれども、地震の後でしたので、改めて大分県民の皆さんが、伊方原発は中央構造線断層帯の近くにあるということで心配をしています、ということを話してきました。もちろん、愛媛県知事もここのところは心に置いて、いろいろと説明してくれました。断層が瀬戸内海の方に走っていて、断層起因の熊本地震があったわけですから、県民は大丈夫かどうか心配しています、しかも1,000ガル対応ということになっていますが、今回は1,500ガルを記録したということも不安の原因であるということと、断層が動いた時に津波は大丈夫なのかという、この2点を率直に聞いてみました。
 1,000ガルについては、今回熊本で1,580ガルというのが記録されましたが、それは柔らかい地盤の上でのことで、その下にある固い岩盤の所は数百ガルで、伊方発電所は岩盤の上にあるので、熊本での何百ガルのところに匹敵すると考えられ心配はありません、津波については、断層は横ずれなので本来津波はないのですが、断層の縦ずれ、別府・万年山断層と連動した場合など最大限の津波を予想すると、8mぐらいの津波になるのではないか、それに対して伊方発電所は10mの岩盤の上にあるので、最大限の津波を考えても心配はありません、とにかく今考えられる最大の安全対策で作られているとの説明がありましたけれども、私はそれなりに理解ができたと思っています。帰りには、伊方発電所に寄って、自分の目で確かめてきました。
記者   それでは再稼働の延期は、もちろんスケジュールありきではないという話だったのですが、これで新たに何か要請することはないということですか。 
広瀬知事   それはないです。しっかり研究しながら準備して、何か不具合があったなら、それを修理しながら正常な稼働ができるようにするというのが科学技術の世界でだと思います。 
記者  今のお話にも絡むのですが、県内の自治体では、愛媛県に対しても何らかの説明会を開いて欲しいという内容を含む意見書を議決した議会もあります。今、知事がおっしゃるように、確かに愛媛県知事に直接お会いして説明を受けて、知事ご自身は納得されたかと思いますけれども、県民に浸透させるという意味では説明会の開催を求めるというのも一つかなと思うのですが、お考えはいかがですか。  
広瀬知事      大分県がやるまでもなく、大分市長さんをはじめ、各市町村長さんは何人も愛媛県に行って話を聞き、どんどん勉強してくれています。  
記者   愛媛県に対して、こちらでの説明会の開催を求めることはありませんか。
広瀬知事   それはありません。随分していますから。海を隔ててはいますが、隣ですからコミュニケーションは取れているはずです。県でももちろん説明会をやっていますし。
記者  愛媛県の担当者がこちらに来て、住民向けの説明会を開いて欲しいと求めている意見書もありますが。
広瀬知事  それはあるかもしれませんが、今のところ、我々は十分に説明を聞いていると思います。市町村長さんも現地に行かれていますし、この間、愛媛県知事さんお見えになったので、そこで見て聞いたことをきちんと説明すればいいのではないかと思います。  
記者   住民は、直接担当者から話を聞きたいのでは。
広瀬知事  せっかく新聞社があるのだからよく説明してください(笑)。難しいことをわかりやすく書くことも新聞の使命じゃないですか。

幹事社  
他に質問よろしいですか。  
記者  全国的な情勢を含め、今回の参院選の結果をどう受け止めていますか。  
広瀬知事    大分選挙区は、全国的にも大変注目されていたのですが、皆さんご存じのような結果になりました。当選された足立さんにはお喜びを申し上げるとともに、謙虚なお気持ちで国政に臨んでもらいたいと思います。また、国全体の選挙の結果につきましては、政府与党にとっては望ましい結果だったと思います。ただ、今、非常に大事な時期で、色々なことで国民の心配がありますので、こちらもぜひ、謙虚な姿勢で国民の意見に耳を傾けながら政治を丁寧にやっていただくことが大事だと思います。これだけの結果が出たのだからと、数に物を言わせるようなやり方は、慎重にならなければいけないのではと思います。残念ながら、今回から18歳以上の選挙権が認められたのですが、大分県としては少し投票率が低かったと思います。なかなか難しいことですが、政治に対する教育をもっとPRしなくてはいけなかったのかなと思います。
幹事社     
他に質問はよろしいでしょうか。これで終わります。 
広瀬知事 
  ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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