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平成28年8月22日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2016年8月31日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成28年8月22日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   それでは定刻となりましたので、知事の方からお願いします。


平成28年度9月補正予算案について 

 知事写真①

広瀬知事
  はい、よろしくお願いします。8月最後の記者会見ですけれども、今度の9月議会に提出する補正予算案がまとまりましたので、まずそれから申し上げたいと思います。お手元に資料をお配りしていますので、ご覧ください。補正額は、120億8,237万6千円の増額で、既決予算と合わせますと6,325億2,911万3千円となり、昨年の9月補正後に比べて3.4%の増になっています。
 歳入の内訳については後ほど申し上げますが、補正の概要について、ここに4点記しています。1つは何と言っても熊本地震の復旧・復興対策、防災対策です。2つ目は、昨年、安心・活力・発展プラン2015を作らせていただいたわけですけれども、その取り組みを加速しようというものです。例えば「安心」の分野では県立病院精神医療センターの整備、「活力」の分野では攻めの農林水産業の構造改革、「発展」の分野では県立スポーツ施設の建設と、従来から予定していたものを、今回の補正でさらに加速していくということです。それから3つ目はこの(1)、(2)と重複するところがありますが、国の経済対策への対応です。国の経済対策につきましては、ご存じのように、8月初めに閣議決定されました。その後、政府で検討が進んでおりまして、8月24日に閣議決定される見込みですが、それを先取りしながら対応していこうということです。経済対策と言いましても、やはり必要なものに充てていくということですから、1つ目の熊本地震対策や、2つ目の安心・活力・発展プラン2015の加速といったものに大体振り分けられると思いますが、十分活用していこうと思っています。そして、4つ目が後ほど詳しく申し上げますが、27年度決算で生じた剰余金の基金への積立てなどがあります。
 少し前に戻って歳入の内訳をご覧いただきますと、国の経済対策などによる国庫支出金や県債、それから熊本地震でのグループ補助金の地方負担見合いの地方交付税、県立文化スポーツ施設の整備のために積み立てた基金からの繰入金などです。県立病院の精神科につきましても、ハード整備のためにかねてから積み立てていた基金を取り崩し、繰り入れるということになります。それから決算剰余金に伴う繰越金です。これらが歳入、財源となります。
 以下、2ページから4ページに具体的な内容を記載しています。後ほど事務方からお話しはさせていただきますが、私から何点か申し上げますと、(1)は、熊本地震災害復興ということで、中小企業等グループ補助金をすでに30億円計上していますけれども、さらに15億円の増額補正を行います。それから、自然公園内の施設で色々と傷んでいるところがありますので、その支援を行うのが2ページの3番です。それから4番と5番は公共事業になりますが、4番は国直轄の道路事業に対する負担金等です。やはり今度の地震に関連しまして、できるだけ国の経済対策も取り入れて、中九州横断道路や玉来ダム、あるいは砂防事業の調査などの取組を加速しようというものになります。それから(2)の「安心・活力・発展プラン2015」の取組加速ですが、6番、先ほど申しあげました県立病院精神医療センターがいよいよ基本設計に入るということで、2,700万円を計上しています。3ページの8番では、生活基盤施設の耐震化ということで、市町村の簡易水道についても、整備しておかなくてはいけないところが幾つかありましたので、その整備に対して支援を行います。それから9番の動物愛護拠点施設建設事業ですが、本日午前中に行った大分市長との会談でも合意し、いよいよやろうということになりましたので、その経費を計上しています。10番から14番までは農林水産業の構造改革の関連です。生産コストの削減、あるいは生産性の向上に資する農業機械の導入等への支援が10~11番です。12~13番は畜産関係の生産性向上、14番は林業関係の高性能農林業機械の導入等に対する支援になります。次の4ページですけれども、16番は県立芸術文化短期大学の整備事業に係る芸術デザイン棟の増改築等の予算を計上しています。18番は県立スポーツ施設建設事業です。これは今、実施設計をしているところですが、実施設計に係る人件費が上がったということと、屋根構造の木造化、完全に木で組んだような屋根を作ろうということで、県産木材を早目に発注して乾燥させることが必要になりますので、その事前調達などに必要な経費を計上しています。その他は、27年度決算剰余に伴う繰越金ですが、条例に基づいて財政調整基金、減債基金にそれぞれ3分の1を積み立てます。残りの3分の1は、県立美術館の展示会等を行うための芸術文化基金や、将来の施設整備のために県有施設整備基金へ積み立てます。
 以上、このような内容で補正予算を今度の議会に提出するということにしています。
 
 平成28年度一般会計9月補正予算案 [PDFファイル/175KB]

平成27年度の普通会計決算見込みについて 

 次に、平成27年度の決算見込みがまとまりましたので、お話しいたします。
 簡単にポイントを申し上げますと、1つは「歳入・歳出、収支の状況」について、27年度は新長計「元年」ということで、積極的に様々な取組を行い、加えて、地方創生も極めて大事な時期でしたので、それに対応する施策も講じてきました。他方、県立美術館の完成や、九州北部豪雨から3年が経過し、その対策もかなり減少したこともあり、政策予算は色々あったのですが、歳出は減少になりました。歳入・歳出ともに減少しましたが、県税は4年連続の増収ということで、実質収支及び単年度収支共に黒字となりました。良かったかな、と思っています。
 歳出の※印のところに書いてありますが、地方消費税率の引上げ分の使途ということで、引上げ分88億4,900万円のうち、社会保障の充実に45億1,900万円、社会保障の安定化に43億3,000万円充てています。
 それから、資料の右側になりますが「財政の健全性」について申しますと、経常収支比率は26年度が93.2%、27年度が93.6%と若干上昇しておりますけれども、気にするほどの上昇ではないかな、と思っています。しかし、これからのことを考えますと、やはり無視はできない、しっかり行財政改革に取り組まなくてはいけない、気を引き締めてやっていかなければ、と思っているところです。他方、実質公債費比率や将来負担比率は改善していますので「財政の健全性」については一応、維持されていると考えています。
 それから「財政基盤の強化」をご覧いただきますと、財政調整用基金残高は、行財政高度化指針での目標額は323億円だったのですが、27年度末は433億円というということで、ここのところは良かったのかな、と思っています。県債残高は、7年ぶりの繰上償還などを実施いたしまして、総額が1兆487億円から1兆405億円へと、82億円のマイナスで2年連続の減少ということになりました。臨時財政対策債を除く、我々は実質的な県債残高と言っておりますけれども、こちらも258億円減少の6,569億円、14年連続の減少ということで、まあまあ財政基盤の強化はできたのかな、思っているところです。
 以上、決算についてご説明申し上げました。

 平成27年度普通会計決算見込みのポイント [PDFファイル/601KB]
 平成27年度大分県普通会計決算見込みについて [PDFファイル/4.82MB]

 平成28年度防災週間の取組について

知事写真② 

 8月30日から9月5日は防災週間です。防災週間に入る前に、現在の災害復旧はどうなっているかということを、少しお話ししておきたいと思います。熊本地震により、県管理の国道や県道は全面通行止めや片道通行などの交通規制が54箇所ありました。その54箇所が今現在どうなっているかと言いますと、全面通行止めが2箇所、それから片側交互通行が14箇所となっています。全面通行止めの2箇所ですけれども、国道212号の日田市大山町西大山は、今月の26日に片道交互通行で開放できることになりました。9月いっぱいはかかるだろうと言っていたのですが、何とか今月8月26日には片道交互通行できることになります。もう1箇所の全面通行止めは、県道の西大山大野日田線です。今のところ市道で迂回はできていますが、こちらも9月中旬には片側交互通行ができることになっています。ご心配をおかけしましたが、県管理分の全面通行止めはなくなることになります。
 もう1つあるのではないか、という方がいらっしゃるかもしれません。熊本地震ではありませんが、6月の豪雨で九重の豊後中村から飯田高原に向かう十三曲がりのあるところが今、全面通行止めになっています。これは九重夢大吊橋に通じる観光上、大変重要な道ですので、今のところ10月中旬、いよいよ紅葉シーズンが始まるまでには何とか通行できるようにしようと努力をしているところです。こちらも一日も早くやらなくてはいけないと思っています。また、参考までに崖崩れがあったところですけれども、今のところ土砂や木材の跡片付けをしまして、一応作業ができるところまで戻ってきていますが、危険がないよう土留めをしながら復旧作業をやっている状況です。
 熊本地震によるものについては、8月26日に大山町西大山は通行できるようにする、もう一つの方の西大山大野日田線は9月中旬までに通行できるようにする、もうひとつ豪雨で通行止めになっている飯田高原中村線は10月中旬までには何とか通行できるようにする、という状況で作業をやらせていただいています。
 また防災週間ということで、それにもしっかり取り組んでまいります。お手元に資料をお配りしていますが、期間中の取組についてご説明申し上げます。まず、8月30日に防災気象講演会を開催します。防災気象情報や災害時に住民が取るべき行動等について、講演を行います。
 8月30日から9月12日までの間には「災害時物資供給協定締結」企業6社の協力により、防災グッズフェアを開催します。県内の各店舗に特設コーナーを設置して、色々な防災グッズをご覧いただくこととしています。
 それから9月4日には、竹田と豊後大野の両市で、「平成28年度大分豊肥地区総合防災訓練」を実施します。巨大地震あるいは集中豪雨の発生を想定して、65の防災関係機関や団体とともに、両市の住民の皆さんにも参加していただき訓練を行います。竹田市では住民の皆さんによる避難訓練にはじまり、避難所の開設・運営訓練などを行うことにしております。また、孤立地区を想定して、自衛隊ヘリによる救助訓練も行います。豊後大野市でも同じように、自衛隊や消防等による倒壊家屋からの救助訓練や孤立地区での防災ヘリによる救援活動を行います。
 この他に、防災の日に当たる9月1日には県庁舎におきまして、南海トラフ地震の発生を想定した大分市が実施しますシェイクアウト訓練に参加することにしています。このような訓練によって、いざというときの身の回り安全をどうやって守るかということについても、参考になるのではないかと思います。

 平成28年度防災週間の取組 [PDFファイル/341KB]

大分県台湾プロモーションの実施について

 大分県台湾プロモーションを実施します。
 9月15日から大分・台中間の定期チャーター便の運行が開始されます。定期チャーター便と言わずに、定期便の誘致に努力をしたいという気持ちもありまして、台湾プロモーションを行います。
 まず、マンダリン航空の拠点である台中市を訪問し、ここで大分・台中間の定期チャーター便、これが定期便になるように陳情できればと思っています。台中市との友好交流に関する覚書も締結する予定です。台中市は270万の人口を抱えていますので、大分県の観光誘致や物産販売等についても有効ではないかと思っています。
 もう1日は台北市に伺いまして、台湾の企業グループである三三企業交流会との交流をはじめ、ものづくり企業との交流、農林水産物、特に中秋節の送り物として日田梨が定着していますので、その販売促進と、せっかくですのでそれだけではなく、乾しいたけや養殖ブリの売り込みもやってみたいと思っています。また「大分県の夕べ」も開催し、台湾の観光関係者等に大分県のPRも積極的に行います。私が団長となり、総勢約80名で、9月8日~10日で大分県台湾プロモーションに行ってまいります。

  平成28年度「大分県台湾プロモーション」について [PDFファイル/79KB]

ジャパンラグビートップリーグの開催について 

 10月16日にジャパンラグビートップリーグの試合が開催されます。今回はキヤノンイーグルス対神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦です。神戸製鋼コベルコスティーラーズは、トップリーグで優勝したこともある強豪です。キヤノンイーグルスも相当力をつけてきていますので、面白い試合になるのではないかと思っています。特に今回は、ラグビーワールドカップ開催予定の大銀ドームで開催されますので、ラグビーワールドカップを想定した輸送計画等も組んでしっかりやってみたいと思います。そして何よりも、ラグビーは面白いと皆さんに思っていただき、関心を持っていただくことが大事ですので、ぜひ多くの県民の皆さんに観戦いただければと思っています。

  ジャパンラグビートップリーグちらし [PDFファイル/2.89MB] 

フェンシングナショナルチームのサマーキャンプについて

 こちらもスポーツの関係ですが、フェンシングナショナルチームのサマーキャンプについてです。今年3月に県と大分市が協力して、大分市内でフェンシングの8カ国合同事前キャンプを開催しましたが、競技施設や宿泊施設などの評判も大変良いものでした。現在開催中のリオ五輪フェンシングメダル獲得数上位7カ国のうち6カ国が大分の合同事前キャンプに参加した国ということですから大変縁起もいい、また効果のある事前キャンプだったのではないかと思います。
 今回は8月31日から9月8日、リオ五輪の興奮冷めやらぬところですけれども、日田市の総合体育館でフェンシングナショナルチームのサマーキャンプが開催されます。日本だけでなく、韓国、香港、カザフスタンの4カ国が参加する国際的なサマーキャンプになるだろうと思っています。大分県でこのようなサマーキャンプがうまくいけば、東京オリンピックでの事前キャンプ地として世界中から考えていただけるのではないかということで、我々もしっかり成功するように応援をしていきたいと思っています。
 私からは以上です。
 リオ五輪フェンシング競技結果 [PDFファイル/120KB]
 キャンプ日程 [PDFファイル/51KB]


幹事社 それでは発表項目で何か質問はありますでしょうか。 
記者 台湾とのことですけれども、今後台湾との関係をどういうふうに育てて行きたいなという感じでしょうか。 
広瀬知事  今回の地震でも、台湾からのお客さんは案外減っておらず、観光の面や貿易の面、それから半導体はじめ機械工具といったものづくりの面でも県の関係団体との協力が進んでいますので、大変多様な面での関係拡大が期待されるのではないかと思っています。今度、定期チャーター便が飛ぶということもありますので、そういうインフラも含めながら多様な展開を図っていきたいと思っています。   
記者   補正予算についてですが、動物愛護拠点施設や県立病院精神医療センター、芸短の増改築など、いわゆる箱物と言うか、施設整備が重なっている感じがするのですが、その辺についての県としての考えを伺っておきたいと思います。
広瀬知事   いろいろ重なっている印象かもしれませんが、県立病院の精神科や動物愛護センターなど、長年の懸案だったものが今年度に入ってやろうということになったので、重なった印象があるかもしれません。実は、当初予算でやるという方法もあったのですが、補正や経済対策等もあるだろうから、事業の進捗に応じて進めていけばいい、と考えていたところもありました。我々としては特に、今回の補正でわっと出てきたという感じではなく、年間を通して補正も頭に入れながらスケジュールを組んでやってきたという感じです。動物愛護センターも、昨年6月に新しい大分市長さんと会った時に協議会を作って議論を始めようと、当初予算で間に合えば良かったのだけれども、間に合わないから途中でやろうということになったので、一応計画どおりには進んでいます。それから、集中することに違いはないということで、ご存じのように施設整備のための基金、文化スポーツ施設整備のための基金、それから病院整備のための基金などの基金を積んで、負担がどっと出ないように貯金をしていたというところもあります。
記者  県立スポーツ施設でまた追加が入っているのですが、本当にスケジュール的なものはできているのですね。完成は31年と決めていて、今は実施設計途中だと思うのですけれども。 
広瀬知事  スケジュールの資料は何かあると思いますが、後ほど事務方からの説明の際に説明します。とにかくこの施設は、ホスピタリティ施設やいろいろな用途に使いたいと思っているので、ラグビーワールドカップまでに間に合うようにすることが大変大事なポイントになっています。それを目指してずっとやっていると思います。 
記者  普通会計決算でアクションプランがありますけれども、27年度の普通会計決算を踏まえて今の県財政に対する知事の認識と今後の改善等についてお聞かせください。
広瀬知事  私はかねてから、大分県の安心・活力・発展の大分県づくりのためにやらなくてはいけないことがたくさんある、それを積極的にやろうと言ってきました。他方、財政基盤もしっかり整える必要があるので、財政構造改革はいつも頭から離れないようにしなくてはいけない、特に我々だけが思うのではなくて、県庁職員みんなが意識改革をして行財政改革を常に心がける、そういう気持ちで対応しなくてはいけない、といつも思っています。今回の決算を見ますと、積極的な政策をやりながらも、他方、例えば県立美術館や水害対策は一応事業としては終わった、ということで、新陳代謝をしながら必要経費を抑えていくということもありましたし、歳入の方は思いのほか強かったですけれども、加えて行財政改革努力も活きているということで、私は決算を見る限り、今のところおかげさまで良い方向で来ているのではないかと思っています。この調子で緊張感を持って、常に行革努力を忘れないようにやっていくことが大事だと思っています。

幹事社  その他発表項目で何か質問はありますでしょうか。 
記者  県警の監視カメラの関係ですけれども、ご自身として、今回の捜査に感じることがありましたら。県警の捜査全体についてお考えを少しお聞かせください。 
広瀬知事    今回の事件について申し上げますと、とにかく管理者の断わりもなく入っていって、何かをやってきたということですから、これはやはり警察として、大変遺憾なことだと思います。弁明のしようがないのではないかと思います。
 ただ、どういう必要があって、どんなことをしたのか、ということについては、まず県警がしっかりと責任を持って調べると言っていますので、ぜひやってもらわなくてはいけないと思います。あの事件から相当日数が経ちますので、早くやってもらわないと、時間が経てば経つほど、何かあるのではないか、と思われてしまいますので、警察にも早くそこのところは調査をして、そしてしっかりした対処をするように、という話をしています。もちろんその中で、発表すべきものはちゃんと発表して、と報告も含めて、しっかりやってもらいたいと思っています。特に、そういうものを取り締まるのが警察の仕事ですから大変遺憾です。
記者   早く調査をして、しっかりした対応をしてもらいたいということを申し上げたというのは、知事が本部長に言ったということですか。
広瀬知事   言いました。
記者  それはどれぐらいですか。 
広瀬知事  8月の初めだと思います。
記者  もう事件が報じられてすぐですか。
広瀬知事     そうですね。本部長もその気持ちで急いでやっていると言っていました。  
記者  具体的に本部長はどのようなお答えだったのですか。  
広瀬知事  それ以上のことはないです。大変遺憾ですと、それについてはそうですと。事実関係をよく調査をしてしっかりと対処しますという話でした。
記者  関連で、知事が把握されたというのは8月の報道が出てからですか。   
広瀬知事   報道が出てからですね。報道が出る前後だと思います。知りませんでした。

記者  例えば知事選で、同じような形で関係事務所のそういった所にカメラを設置されていたとしたらどういうお気持ちですか。

広瀬知事  そういう時には仮定の質問には答えませんというのが普通です。警察の方でこれは大変だと事実関係を調査していると思いますから、それほど遅くならないようにきちんと対処すると思います。

記者  今回の件は、先ほど知事がおっしゃった、無断で立入るというところと、もう一つここはまだ県警の調査が出ていないのですが、プライバシーの侵害というところが大きな焦点となっているのですけれども、その部分に関して警察は体感治安といいますか安全安心を補う一つの重要機関である中で、今回のプライバシーの評価について、知事はどういうような受け止め方をしていますか。

広瀬知事  それは私有財産があって、プライバシーがあって、それをしっかり守って行くというのが警察の仕事だと思います。それを今回の件は、自ら犯したことになるわけだから私が申すまでもなく、大変遺憾な事だと思いますし、それは警察もしっかりと認識していると思います。

記者  それくらい出してもらう。

広瀬知事  もちろんそうだと思います。ただし、申すまでもありませんが、色々な意味で捜査の必要性や、様々なことがあるから、とにかく良く調査をしてほしいと、そしてどういう状況でどうだったのかということをよく県民の皆さんに説明する必要があると思います。私は冒頭申し上げたように、とにかく管理者の了解なくそこに入っていって、何かやってきたというのは、もうそれだけで大変遺憾なことだと思います。

記者  関連しまして、どういった形で県警は責任を取るのが適切だと考えられますか。

広瀬知事  それは早く調査をして、そしてその調査結果で対処を考えなくてはいけないと言っていますから、そうしてくれるのではないかと思います。今、これがあったらこうだ、あれがあったらこうだ、と我々が気をもんでも仕方がないと思っています。

記者  本部長にしっかり調査をしてほしい、ということなのですが、やはり、今回の部分に関してはしかるべき公表ということが求められているのですけれども、その公表の仕方について何か申し上げられたりしましたか。

広瀬知事  いいえ。しかし、しかるべき対処の中にはもちろんそういうことも入っているわけですから。それはこれだけ皆さんにご心配をおかけしているのだから、ちゃんと調査結果を差し支えないように話をすることは大事だと思います。

記者  しっかり説明させてください。  

幹事社  その他ありますか。 
記者  伊方原発の関係で、再稼働にあたって愛媛県知事や四国電力から何か大分県に説明はあったのですか。 
広瀬知事   いつ燃料装填、いつ再稼働というようなお話はその度にあったと思います。

記者  愛媛県の方からですか。

広瀬知事  愛媛県の方からです。その情報について不足はありませんでした。

記者  大分で事故がもし起きたら、屋内待機が基本だということなのですが、熊本地震で屋内待機どうなるのか、ちゃんとできるのか、という声もありますけれども、その辺の対応について見直すというお考えはありますか。

広瀬知事  複合災害については議論があるところですから、防災担当のところでこれから議論していくのではないでしょうか。それはあるかもしれないけど知りません、というわけにはいきません。これは伊方の問題だけじゃなくて、色々な意味で二重、三重の災害というのはあり得るわけですから。災害は何が起こるか分からないというところがありますから。本当に、いつも皆さんにもいろいろご心配いただいていますが、こういうことがあった時にはどうする、ああいうことがあった時にはどうする、というのはいつも考えておかなくてはいけない、ということです。そのような気持ちで対応していきたいと思います。

記者  関連で、受け入れ訓練をまた、愛媛県知事が考えているみたいなことをおっしゃっているのですが。

広瀬知事  今のところ、今度いつ受け入れ訓練に応じてほしいというお話は聞いていませんけれども、やはり時々やっておく必要があることかもしれないので、お話しがあれば相談に乗りたいと思います。

記者  熊本地震の件ですが、「ふっこう割」に関しては、一定の時期までは出ていると思うのですが、湯布院などの旅館の方々には、今出ているところまでは結構予約はあるけれども、それから先はまだどうなるのかと、先のところに関してはまだ停滞気味だ、という声が聞かれたりするのですが、まだ国の指針も出ていない中で、県として国への要望など、改めて取組のお考えはありますか。

広瀬知事   気持ちはよく分かるのですが、「ふっこう割」は地震があり、風評被害も含めてお客さんが大きく減ってしまったので、何とかして戻ってきてもらいたいということで始めました。それで、昨年と比較してある程度昨年並みというところまで来れば、昨年はデスティネーションキャンペーンがあったのでちょっと高かったかも知れませんが、とにかくだいぶお客さんが戻ったね、というところまで来れば、あとはお客さんに心配していたけれども大分は大丈夫だったなと、おもてなしもいいし、また大分へ来てみようかなと、リピーターになっていただいて戻ってきていただくことが基本だと思っています。「ふっこう割」があるうちはいいけれども、「ふっこう割」がなくなったらお客さんが来なくなってしまったと、そんなことを言われないように自分たちで努力するのがプロの精神ではないでしょうか。どうしても色々な理由で、やはり地震の影響が残っているようなことがあれば、また考えなくてはいけませんが、基本はこの期間に、年内に、とにかく昨年並みにお客さんが戻って来てくれるような状況を作ろうということで実施したのが「ふっこう割」ですから。

記者  9月の補正予算案にも少し関連してくるのですが、熊本地震の関連で、観光面は「ふっこう割」で徐々に戻りつつあると言われている中で、地震から3~4カ月経とうとしていますけれども、その中で住宅被害については未だに、一部損壊など、小規模、半壊以上にならない判定のものがかなり出続けている現状があるのですけれども、そういった一部損壊などの小さい住宅被害、一見小さく見られる住宅被害のような個別の被害に対して、何か新たに県の方から対策等は考えていませんでしょうか。

広瀬知事  私も住宅被害について最近の状況を調べてみましたけれども、皆さんご存じのとおり、住宅被害で全壊と認定されたものは10件です。これは最大300万円まで支援があります。それから半壊が172件、これは最大130万円の支援があります。その他、そこまでに至らないものもたくさんあるということですが、一応、今のところ全体として9割ぐらいまで調査が終わっているような状況で、こういった住宅被害が万一起こった時のために計上していた当初予算が1億円なのですけれども、その範囲内で収まっていますので、今回の補正予算では計上していません。もちろん、まだ残っているもので、これはやはり半壊だ、というようなところが出てくれば、それは我々としても支援をしなければいけないと思っています。予算がないので支援をしません、と言うつもりはありませんので、それはまた補正予算を組み直すことになると思います。そういう手当は常に心がけています。

記者  一部損壊の割合が一番多くて、一部損壊の中でも、簡易的な最初の調査で一部損壊と認定されてしまったけれども、本当は再建が必要なくらいの住宅もかなりありまして、でも壊してしまったので二次調査では半壊以上に認定されない方々も、現場を歩いてみてたくさんいらっしゃったのですが、その一部損壊のような方々に上乗せをするようなお考えはありませんか。

広瀬知事  だから被害の認定制度があるわけですよね。写真などを撮りながらしっかり調査をして認定していると思いますけれども、それでもどうしてもおかしいという時には再審査の制度もあるでしょう。我々は、もう予算がありませんから支援しませんというつもりは全くありませんし、やはり救済すべき人は救済していくと、という気持ちで対応していきたいと思っています。

記者  今回の熊本・大分地震による小規模被害に対する新たな支援策を設けられるお考えはないですか。

広瀬知事   ありません。先ほど、全壊で300万円、半壊で最大130万円と申し上げましたが、その他に、たくさんの企業や住民の皆さんの善意で集まった義援金を全壊や半壊ではない住宅被害を受けられた皆さんにお配りしていますので、これも支援の中に入っていると考えていただけたらいいのではないかと思います。住宅支援の対象にはなっていなくても、義援金で随分助けられている方も多いと思いますので、これは心から感謝を申し上げたいと思っています。

記者  知事は夏休み中、色々と県内を回られたと思うのですが、何か気づきのようなものはおありでしたか。

広瀬知事  あまり回っていませんけど(笑)。暑かったですね。被災地にも行かせていただきましたが、やはり「ふっこう割」でお客さんが戻ってきたことは、随分明るい材料になったと思いますし、良かったとおっしゃる方が多かったような気がいたします。 
幹事社     
その他ありますか。それではこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 
広瀬知事   ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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