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平成28年11月8日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2016年11月28日更新

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日時:平成28年11月8日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   それではよろしくお願いします。


平成28年度11月補正予算案について

 知事写真①

広瀬知事  よろしくお願いします。まずは平成28年度の一般会計11月補正予算案がまとまりましたので発表させていただきます。お手元に資料をお配りしていますが、補正予算の規模は71億2,982万1千円で、これに既決予算を加えますと6,396億5,893万4千円となり、前年度の11月補正後予算と比べますと4.5%のプラスになっています。
 今回の補正予算の概要ですけれども、国の第2次補正予算を積極的に受け入れて、景気回復を後押しするということと、もう1つは、今年も大分県は度々、地震や水害、日照り等がありましたけれども、防災・安全対策の強化をしっかりやっていくということです。景気回復の後押しとしては、1「補正概要」の(1)に書いてありますけれども、道路改良事業や中山間地域所得向上計画の策定支援事業、それからインバウンド推進事業等の事業を計上しています。この(1)の○に書いていますけれども、こういった景気回復の後押しの予算に加えて、29年度予算の前倒し執行のため、債務負担行為を設定しています。39億1,700万円ですが、切れ目のない工事発注によって景気回復を後押ししようという思いです。
 それからもう1つは防災・安全対策ということで、道路の法面補強や河川の改修、危険ため池の緊急整備などの経費、それから今回は、神奈川県相模原市の痛ましい事件を受けて、社会福祉施設の整備費も計上し、45億3,549万4千円となっています。この両方を合わせて約71億円ということになります。
 資料の一番下に、国の経済対策への対応状況を記載しています。冒頭、国の第2次補正予算を積極的に受け入れると申し上げましたけれども、9月の補正予算時に、とにかく先行して補正予算を受け入れようということで、89億6,700万円、今回の補正予算案では71億2,700万円、合計で約161億円となります。
 説明が前後しますが、歳入の内訳をご覧いただきますと、国庫支出金の受け入れ、それから県債、補正予算債の発行、県費の負担分については繰入金、財政調整基金を1億1,500万円取り崩すこととしています。それから、その他のところに4億4,900万円とありますが、これは市町村の負担金等を受け入れるものです。
 資料の2ページ目と3ページ目に補正事業の内容を記載しています。また後ほど詳しく説明があると思いますが、1つは景気回復の後押しということで、1番が道路関係の公共事業、2番は農業土木関係の公共事業です。1番では例えば、交通ネットワークの充実ということで国道212号や大田杵築線などの整備です。2番では、ほ場の大区画化等の実施といったようなことです。3番は中山間地域の所得向上対策ということで、中山間地域の農業者の所得向上を図るための実践的な計画を作成するときには、それを応援しますという事業です。今回は竹田市の荻地区、九重町の飯田地区、それから玖珠町の玖珠地区です。それぞれ資料に書いていますように、トマト栽培の規模拡大や減農薬といった特別栽培米の品質向上、あるいは繁殖雌牛等の増頭といったような計画の策定を応援しようというものです。4番から7番は、その計画に沿って行う事業を応援するというものです。トマト栽培の規模拡大のために耐候性の強いトマトハウスを作る、あるいは畜産について言えば畜舎の整備をするなどです。6番は先ほどもありました特別栽培米等の鳥獣被害活動対策への支援です。7番は開水路のパイプライン化等です。このように、中山間地域の所得向上対策として、3番の計画策定、4番から7番の事業実施を支援します。それから8番はインバウンド推進事業です。ラグビーワールドカップを見据えながら、欧米からの観光客の受入態勢などの整備ということで、ICTを活用した観光情報の発信等、いろいろなことをやっていきたいと考えています。
 それからもう1つ景気回復の関係ですけれども、3ページにあります国際チャーター便の誘致促進事業です。おかげさまでマンダリン航空が9月15日から12月25日まで30往復の定期チャーター便を運航することになっていますけれども、マンダリン航空の方から運航を延長するというお話があり、延長する12月29日から3月23日まで25往復分について、引き続き空港の着陸料等を支援する経費を計上しています。せっかくできた定期チャーター便ですので、継続しながら、その次は定期便というふうに繋げていきたいと思っています。
 2つ目は防災・安全対策の強化ということで、10番と11番は公共事業です。10番は、別府一の宮線の法面補強等を実施する事業です。11番はため池の改修等、農業関係の施設強化。それから12番は、相模原市での痛ましい事件がありましたので、再発防止のために安全対策を強化する補助事業です。社会福祉施設整備事業ということで、児童福祉施設の整備、あるいは幼稚園型認定こども園や認可外保育施設、さらには障害者福祉施設の整備事業等を国、県、市町村で力を合わせて応援していこうというものです。これは2,000を超える対象施設があるのですが、急に決まった事業なものですから、全体として実際に事業を行うのは211施設(国の事業スキーム上、県補助を伴うものは83施設)になっています。
 11月補正予算案について、ご報告をいたしました。今度の議会でお諮りして承認をいただこうと思っています。 

 平成28年度一般会計11月補正予算案 [PDFファイル/151KB]

大分ー台中間の定期チャーター便の運航期間延長と
年末年始臨時チャーター便の運航について 

 先ほども申し上げましたが、大分―台中間の定期チャーター便の運航期間延長に加えまして、年末年始の臨時チャーター便が運航されることになりました。9月15日から12月25日まで30便の定期チャーター便の運航に係る支援策を予算に計上しながら、さらに運航の延長をお願いしたいという話をしていました。おかげさまで3月23日まで運航期間が延長されることになり、本当に良かったと思っているところです。
 マンダリン航空の運行状況ですが、予定された30便のうち10月末までに14便が運航され、2,500人の方にご利用いただき、搭乗率は約8割と非常にお客さまの評判も良く、この調子で定期便化に繋げていければと思っているところです。
 一方、この定期チャーター便ですけれども、多くが台湾のお客さまが日本に、大分県に来て観光をして帰る、というふうになっていて、日本のお客さまが搭乗する機会があまりないと言われていました。そこで、年末年始に県民の皆さんにご利用いただけるよう、臨時チャーター便が運航されることになりました。チラシにありますが、12月30日に大分を出発して、1月2日に戻ってくる、台湾で年越しをする3泊4日の旅行プランになっていす。(株)大分航空トラベルをはじめ、県内の旅行代理店各社で対応していますので、県民の皆さんにはぜひご利用いただきたいと思います。

 大分ー台中間の定期チャーター便の運航期間延長と年末年始臨時チャーター便の運航について [PDFファイル/1.75MB]

 庄の原佐野線 新大分川架橋(仮称)の名称決定について

 それから庄の原佐野線です。現在、県では新しい大分川架橋の工事を行っています。大分川河口部としては半世紀ぶりの道路橋の新設になりますので、ぜひ県民の皆さんに名前をつけていただこうと、名称の公募をいたしました。1,700件の応募があり、その中から5つを選んで、皆さんに投票をしていただき、最終的な名称の審査・選定は、名称審査会で行い、決定しました。名称は『宗麟大橋』です。お手元の資料にありますように、色々な案がありましたが、一般投票の結果は圧倒的に『宗麟大橋』が多く、そのような理由からも『宗麟大橋』に決定させていただいたところです。
 橋名板の揮毫については、来年1月に開催される第21回大分県小中学生書道チャンピオン大会の受賞者にお願いすることになっています。受賞者は小学生が1年生から6年生まで、中学生が1年生から3年生までということで9人、それから、特別賞等もありますから、かなりの人数になりますが、その中からNPO法人県書写書道指導者連合会に推薦をいただき、揮毫してもらうということになります。漢字で『宗麟大橋』と書く人、ひらがなで書く人等々、4枚の橋名板がありますので4人選ぶということです。末永く県民の皆さんに愛していただけるよう、子どもたちに書いてもらおうと思っています。

  庄の原佐野線 新大分川架橋(仮称)の名称決定について [PDFファイル/78KB]

平成28年度大分県青少年健全育成大会(11/20)及び
大分県青少年育成県民会議の新たなシンボルマークについて

 知事写真②

 今月20日に、大分県青少年健全育成大会を開催します。今年度は、青少年育成県民会議が創立から50周年を迎えるということで、記念大会と位置付け、特別に功労者の表彰を行うと共に、シンボルマークの表彰や青少年を中心に皆で未来を考えるワークショップなどを予定しています。例年以上に実のある育成大会にしようと考えています。
 シンボルマークにつきましては、本年の6月から9月まで県内在住の方を対象に募集し、小学3年生から60代の方まで100件の応募をいただきました。選考委員会で優秀作品3点を選考した後、大分県少年の船に今年参加していただいた成人のリーダー、高校生の班長さん、それから中学生の副班長さん90名弱の方に投票で決定していただいたところです。その結果、新しいシンボルマークは、支える人、支えられる人、色々な意味があると思いますけれども、こうやって手をつないで青少年の健全育成を図っていこうというものになりました。大変良いシンボルマークだと思います。作成者は県立鶴崎工業高校2年生の板井美月さんです。鶴崎工業高校のデザインと言えば、色々と大活躍で、伊勢志摩サミットのロゴマークも鶴崎工業高校の生徒さんだったと思いますが、大変良いものができました。

 平成28年度大分県青少年健全育成大会の開催及び大分県青少年育成県民会議の新たなシンボルマークについて [PDFファイル/98KB]

「児童虐待防止推進月間」について

 11月は「児童虐待防止推進月間」です。平成23年の11月、別府市で大変痛ましい児童虐待事件が発生しました。それを教訓として二度と同じような悲劇を繰り返してはならないと児童虐待の防止に全力をあげて取り組んでいるところです。しかしながら、誠に残念なのですが、平成27年度に児童相談所が取り扱った児童虐待の相談対応件数は、全国が10万3,260件、大分県が983件と、全国も大分県もともに過去最多を更新するなど、児童虐待は依然大きな課題となっています。推進月間にあたり、児童虐待に対する社会的な関心を喚起し、虐待防止の取組をさらに強化していくため、さまざま関連行事を行う予定です。
 明日9日は、「第2回オレンジリボンたすきリレー」が開催されます。児童相談所の職員をはじめ約150名の関係者が別府市役所をスタートし、大分市役所を経由して、この県庁まで子どもたちの明るい未来と児童虐待防止への願いをオレンジ色のたすきに込めてリレーをすることになっています。
 また、今月28日には、「大分県要保護児童対策地域協議会」を開催し、市町村や警察、医療、教育などの関係機関と要保護児童への適切な支援等について検討します。この要保護児童対策地域協議会は、児童虐待防止のためには関係機関がしっかり横の連携を取り、情報交換をしながら対応することが非常に大事だという思いで作られた協議会です。これを中核に児童虐待防止に取り組んでいるところですが、その対応等についても議論していくことになっています。
 児童虐待は絶対にあってはならないことですから、この「児童虐待防止推進月間」にしっかりと、色々な行事を通じて決意を新たにしていきたいと思っています。

 平成28年度「児童虐待防止推進月間」の取組 [PDFファイル/76KB]
 第2回オレンジリボンたすきリレー実施要綱 [PDFファイル/491KB]

県立農業大学校創立50周年記念式典について(11/13)

 県立農業大学が今年で創立50周年を迎え、11月13日(日)に豊後大野市三重町の「エイトピアおおの」で記念式典を開催します。
 近年、農業を志す若者が増加をしており、大分県におきましても新規就農者は毎年200名前後と高い水準になっています。なかんずく農大でも非農家の入学生が5割を超えるというようなことで、農業を目指す若者の裾野が随分広がったことは、非常に良かったと思っています。例えば、今年3月の卒業生は50名を上回り、そのほとんどが県内で就職し、6割の33名が自営または法人雇用によって農業に従事するなど、将来の農業人材として大きな期待が持てる、素晴らしい人材が育っています。さらに将来に向かって大きな飛躍をしていただきたいと思います。
 記念式典の前日12日には、恒例の農大祭を開催いたします。学生が作った野菜や花、ベーコンなども売っていますので、ぜひお越しいただければと思います。
 大変長くなりましたけれども、私からは以上です。

 大分県立農業大学校 創立50周年記念式典の開催について [PDFファイル/100KB]


幹事社  それでは、発表項目について質問があればお願いします。 
記者    マンダリン航空の運航期間延長について、改めてコメントをいただけますでしょうか。  
広瀬知事   大分空港から海外を結ぶ路線は、マンダリン航空と韓国のティーウェイ航空があるのですが、海外と直接つながっているということは我々にとって、これからの観光政策やインバウンド政策等にとって非常に大きなことだと思っています。現在、定期チャーター便ということで運航してもらっていますけれども、12月までと言わず、なんとかこれを延長したいという気持ちがあり、先日の台湾訪問も、あちらの社長に会ってその運航の延長を要請するということも大きな目的だったわけでして、経済界の皆さん等と一緒にお願いに行きました。皆さんに努力していただいてここまできたということで、本当にご努力いただいた関係者の皆さん方に感謝したいと思っています。定期チャーター便として延長ということになりましたが、その次には定期便しかないと、そういう気持ちで県民の皆さんと努力していきたいと思っています。    
記者   それからもう一つ、橋梁の名称についてはどのようなご感想でしょうか。 
広瀬知事   ちょうど庄の原佐野線が、旧万寿寺の跡を通ってずっと続いているものですから、大友家の菩提寺の上を道路が通ることになり、恐れ多いと思っていましたけれども、名前をいただいて宗麟大橋ということになって、だいぶ宗麟公のお気持ちが和らいでくれるかなと思っています。ちょうど今、議論が活発になっているところですので、色々な意味で県民の皆さん、特に大分市民の皆さん方に宗麟公の素晴らしいところを見直してもらう良いタイミングだったと思っています。この名前をいただいて、また大分県が新しくグローバルに発展する年になればいいなと思います。   
幹事社  他にありますか。
記者   補正予算の件ですが、3番の新規事業が中山間地域の応援ということなのですけれども、これも国の補正予算と何か関係はあるのでしょうか。
広瀬知事   中山間地域に向けた事業は以前からありますが、今回は所得向上対策をやりたいと手を上げて、それが所得向上につながるような計画であればぜひやった方がいいというのが我々のスタンスでありますので、国の補正予算を活用して、計画を策定する3地区に支援を行うものです。   
記者 
 TPPはあまり関係ないですか。
広瀬知事   TPPは関係ないかと言われると、そうでもないのですけれども、TPPについて言えば、とにかく構造改革をして、しっかり県民・国民のニーズに添えるようなものを作り出していくことが我々の課題ではないかという気持ちがあります。そういう意味から言うと、米から園芸作物への転換、あるいは米の中でも特別栽培米といった消費者に嗜好していただけるような輝きのある米を作るとか、畜産面での繁殖雌牛の増頭など、いずれも大分県農業の構造改革や所得向上に大変有効だと思いますから、そういう意味ではTPP対策にもなるだろうと思います。

記者  
補正予算の関係で、景気回復の後押しということですけれども、知事ご自身として、今の県内景気の認識を教えてください。
広瀬知事
   国全体の景気の動きは弱い所も見られるけれども、全体としてゆるやかな回復基調にあるというのが最近の見方ですよね。そういう中で大分県は、震災前はデステネーションキャンペーンなどもあり、ちょっと盛り上がってきたかなと思っていましたが、震災でまたガタッと落ちて非常に心配していたのですけれども、これも旅行クーポン等々で非常にV字回復ができたのではないかと、国のゆるやかな回復基調のラインまでは戻ったかなという感じを持っています。
 しかし、国もきっとそうだと思いますけれども、中国の景気がどうなっていくかとか、そういった色々な不安定要素もありますから、その辺をよく注視しながら対応していかなければと思っています。もうこれで大丈夫です、と申し上げるつもりは全くありません。これからまた、よく国内外の経済の動きを見ながら対応していかなければならないと思っています。
記者  
関連してですが、切れ目のないということでは、債務負担行為の設定がありますが、これまでにも13カ月予算というような形で年度をまたぐ予算での景気刺激という形がありましたけれども、今回の債務負担行為の設定についてもそういった狙いがあるとは思うのですが、どういった事業が対象になりますか。

広瀬知事  
  事業の中身については公共事業等が中心になると思いますけれども、13カ月予算等でつないでいくのも大事なことですが、それでもやはり落ち込みがあるものですから、今ぐらいから債務負担行為でつないでおくと、年度の変わり目の落ち込みが最小限で済むのではないかという気持ちがあります。これまでも、債務負担行為の設定を3月補正予算時でやってきたのですが、今度はもうちょっと早くやってみようと思っています。
記者
  長いスパンということですか。
広瀬知事  
 そういうことですね。どこまで効果が出るか、一つのチャレンジです。
記者  
  台湾便のことですが、運航の延長をマンダリン航空にお願いした理由をもう一度お伺いしたいのと、県民に対しても今後マンダリン航空の運航が延長されることで、いずれは定期便化を目指していきたいとおっしゃったと思うのですけれども、どのような効果を期待されるのかお聞かせください。
広瀬知事
   観光振興ということ一つ考えてみても、もちろん国内でのお客様の獲得というのも大変大事なのですが、これからは、それだけでは足りないだろうと、インバウンドのお客さん、海外から日本に来てくれるお客さんをしっかり確保しておくということが大事なことなのではないかと思います。そう考えると、航空便があるかどうかということは大変大事な要素になりますし、いくら大分県が素晴らしい、「おんせん県おおいた」ですよと言っても、航空便がないじゃないか、まずは航空便のある福岡や長崎だと言われると、なかなか手が打てなかったのです。そういった意味では航空便を確保するということが非常に大事なわけです。定期チャーター便、まだ定期便までいっていませんが、それはそれで、ないよりいいということで、まずこの定期チャーター便を延長してもらって、定期便になるまで延長してもらうというぐらいの気持ちで、これからも粘り強く交渉していきたいと思っています。県民の皆さんにとってみると、台湾から多くのお客さんに来ていただける航空便があるということは、観光振興や産業振興に非常にいいことだと思います。しかし、県民の皆さんが台湾に行くのには、定期チャーター便ではないじゃないかというお話しをよく伺いますので、それは年末年始の臨時便などでカバーしながら理解をいただきたいと思います。
幹事社
 その他ございませんでしょうか。それでは発表項目以外である方はお願いします。
記者  
国の来年度予算編成のことなのですが、財務省が先月末に地方財政計画の見直しということで、交付税についてもう少し抑制するようにという要求をしていて、財務省としては地方の税収が増えて、財政調整基金が増えているということを根拠に、そういうことを言っているのですが、大分県の状況を見て、知事のお考えと、財務省に対しての要望などあればお考えをお聞かせください。
広瀬知事
   これまでも財務省は、地方はもう少し支出を節約してもらいたい、国もそんなに豊かな財政ではないのだから、節約をしてもらいたいとよく言います。
 他方、総務省は、地方の行政需要がそれだけあるのだから、それは何とか理解してもらわなければということで、せめぎ合ってきているわけですけれども、大事なことは財政再建をしっかり図りながら、それでも、必要な財源を出して、そして必要な事業をやっていくことだと思います。それは国であれ、地方であれ大事なことなので、別に財務省がそう言っているからといってけしからんというつもりはありませんし、他方、我々が申し訳ないという気持ちもないのですけれども、国の財政のために、あるいは国や地方の発展のために、どこまでするのが必要なのかということを、よく議論していけばいいのではないかと思います。
記者  
今月11日にある伊方原発の防災訓練についてお尋ねします。今回、愛媛県からの避難者を大分市だけでなく、津久見市でも受け入れたりするなど、バリエーションを増やした形で行うということですけれども、今回の訓練でどういう点を見て、どう対策に活かしていきたいとお考えでしょうか。
広瀬知事
   前回の訓練では、バスで佐賀関から大分に、ということでやらせていただきましたが、それでは佐賀関の港が傷んだときにはどうするのか、という議論がありました。それから、佐賀関から大分に来るまでの道路は大丈夫なのか、という話もありました。おっしゃるとおり、輸送ルートも多様化した方がいいのではないか、船が着く港も色々な所に着くことを想定した方がいいのではないか、港から避難所に行くまでも様々な輸送手段があった方がいいのではないか、ということを議論してきたわけですけれども、今回、佐賀関と津久見に到着し、一方はバス、一方は自衛隊というように輸送手段もいろいろ考えてみるということになりましたので、それが今度の眼目になるのではないでしょうか。
記者
  そこで課題があれば、またそれを議論することでしょうか。
広瀬知事
   次の訓練に活かすということになるのだと思います。もちろん現実の問題として、大分県の港が機能しなくなっているという時には、大分県では受け入れられませんということもあるのですが、できるだけそういうことのないように考えていく、色々な選択肢を考えておかなくてはいけないと思います。
記者
  先月末、公正取引委員会がJAに対して立ち入り検査をしましたが、知事はどのように受け止めていらっしゃいますか。
広瀬知事  
公正取引委員会が、独占禁止法の消費者の立場から市場を見ておくことは大事なことだと思いますし、そういう中で事実関係をよく説明しながら理解を求めていくこと、お互い冷静に状況を説明するということは大事だと思っています。
幹事社  
他によろしいですか。
記者     
熊本地震から半年が経ちましたが、先月は鳥取県でも大きな地震があり、鳥取県では一部損壊の世帯に対して補助することを早急に決めたようですが、大分県の場合は何か補助を考えられていないのでしょうか。 
広瀬知事
   大分県の場合には、住宅の一部損壊に公費でどこまで補助するか、応援するかというのがなかなか難しいところなのですが、それでも困っている方には何とかしなくてはということで、大変ありがたいことに義援金を計9億円弱いただきましたので、それを住宅被害を受けた方、とくに一部損壊の方への応援の使わせていただいたところです。義援金は2回に分けて配らせていただきましたけれども、1回目は一部損壊の方には1戸あたり5万円、2回目には約4万円、合計いたしますと約9万円配らせていただきました。このように、一部損壊の方にも、我々としてできるだけの応援をしようということで、義援金を大変ありがたく使わせていただいています。 
記者
   61年ぶりの選挙戦ということで注目された姫島村長選挙、結果は現職が勝ったわけですけども、非常に注目された選挙としてどういうふうに見ておられましたか。 
広瀬知事
   実は、本当に小さな村、閉ざされた島での選挙ということで、色々しこりが残らなければいいなと思っていました。村民の皆さんに村長を選ぶ権利はあるのですが、できれば、しこりの残らないようにという意味で、選挙がない方がいいのでは、という気持ちもあったのですけれども、結果的に選挙をして、しこりの残るような選挙ではなく、非常に明るく、いい選挙だったのではないかと思っています。この結果を受け止めて、また一致結束、いい村を作る努力をしていただくことが大事なのではないかと思っています。
幹事社
   他にいらっしゃいませんか。最後に私から、大分トリニータが昇格に手が届きつつありますが、知事のご見解をお聞かせください。
広瀬知事
  そうですね。あと2試合ということで、とにかく取りこぼしのないよう、この2試合ともしっかり勝って、そして昇格に望みをつないでいくことが大変大事だと思います。一試合一試合、真剣に戦っていただきたいし、我々も真剣に応援したいと思います。 
幹事社
 13日は農業大学校の式典がありますけれども、最後のホーム戦には行かれるのですか。 
広瀬知事
  行きたいのは山々なのですが、私が応援に行って勝ったことがないので、残念ですが遠慮しておきます。
幹事社
  最終戦の鳥取には、さすがに行かれないですよね。
広瀬知事
  優勝が決まったら行きます。私は心で応援しています。今のところ、いい戦いをしてくれているので期待していますが、とにかく最後の最後まで取りこぼしのないように、しっかり戦ってもらいたいと心から願っています。  
幹事社  
では、よろしいですか。ありがとうございました。
広瀬知事 
  ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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