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平成28年12月26日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年1月10日更新

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日時:平成28年12月26日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   幹事社の朝日新聞です。よろしくお願いします。


年末あいさつ

 知事写真①

広瀬知事   よろしくお願いします。今年最後の会見ということで感慨一杯です。
 今年は大分県にとってみますと、4月の熊本地震から始まって夏は日照りや干ばつ、秋には台風、それから阿蘇山の噴火まであるなど、自然災害の多い年でした。国のグループ補助金や旅行クーポンなどの思い切った支援策や、被災地の皆さんに元気に頑張っていただいたということもあって、おかげさまで復興の方は順調に進んできたのではないかと思っています。
 経済の方は、アベノミクス、下ぶれリスクを抱えながらも、何とか回復基調に乗っているのではないかと思います。大分県も地震等の災害で心配されましたが、かなり景気も持ち直してきて、弱さもあるけれども手堅さもあるというような、全国並みの状況ではないかと思っています。
 もう一つ、今年は何と言っても、地方創生について本格的な取組が始まった年です。こちらの方でも、なかなか良い兆候が出てきているのかなと思っています。
 一つは「人を大事にし、人を育てる」ですが、これについては1月から9月までの出生数が7,357人で前年同期に比べてプラス1.69%、伸び率が全国で一番という、大変頼もしい結果が出ました。また、移住促進策にも色々と取り組んでいますが、平成27年度の移住者数は454人と過去最高でした。平成28年度も、上期までで331人ということで、27年度よりも勢いが良く、ということで、出生数や移住者数という点では、なかなかいい数字が出てきたなと思っています。引き続き「人を大事にし、人を育てる」ということをしっかりやっていきたいと思います。
 それから仕事の面については、これも魅力的な仕事の場を作っていくことが非常に大事ですが、農林水産業では、例えば新規就業者が平成27年度362人、平成28年度も順調に伸びているということですので、農林水産業の魅力的な仕事場づくりも前に進んでいるのかなと思います。商工業につきましては、企業誘致や地場の中小企業の振興ということが大事になりますが、平成28年は36件の企業誘致があったということで、過去最高でした。中身を見ますと、例えば日田市に(株)ティーアンドエスというソフトウェア会社が来ています。ここでは、都会の引っこ抜き作戦に遭わないように地場の雇用を大事にするということを言っていまして、非常にいい雇用の機会が生まれたのではないか、また、働く場所も、会社だけではなく、家でも良いということで、面白い企業が来たなと思っています。他には、(株)エンルートのドローン研究所や大分キヤノン(株)の総合技術棟が完成しました。これも本社機能の移転ということが盛んに言われていますけども、総合技術棟がいよいよこちらにやってきたという意味では大変楽しみです。商工業についても、企業誘致の件数だけではなく、中身もなかなか面白いものが来るようになりましたので、これらを活用しながら、ぜひ地元の中小企業の振興を図っていかなくてはいけないと思っています。
 いろいろと楽しみな数字も出てきていますから、来年はまた、地方創生をしっかりやっていきたいと思っています。

「はたちの献血」キャンペーンについて 

 「はたちの献血キャンペーン」を実施します。お手元に資料をお配りしていますけれども、1月1日から2月28日までの2カ月間、「はたちの献血キャンペーン」を実施します。『二十歳の君がつなげる命』をキャッチフレーズとして、若い方に献血の意識を持っていただこう、献血をしていただこうというキャンペーンです。
 高齢化の進展により輸血用血液の需要の増加が見込まれる中、昨今、献血者数が伸び悩んでいます。大分県でも、平成3年には献血者数が10万7,069人と10万人を超えていましたが、平成27年は4万6,388人と5万人を切るまでに減少しています。特に10代から30代の献血者の割合が減少傾向にあり、ピーク時の平成3年の71%から平成27年では40%まで落ち込んでいることから、この年代の方にしっかり啓発して、意識を持っていただきたいと思っています。
 そこで、新たに成人式を迎える二十歳の若者を中心にキャンペーンを実施します。1月8日には、ホルトホールで開催される成人式の会場で、学生献血推進協議会の方が中心となって若者に呼びかけていこうと考えています。

  平成29年大分県「はたちの献血」キャンペーンの取組 [PDFファイル/100KB]
  大分県献血者数の推移 [PDFファイル/67KB]
  「はたちの献血」キャンペーンポスター [PDFファイル/470KB]

ユネスコ無形文化遺産登録記念「日田祇園-見送幕の美-」
県立美術館特別展示について

 ユネスコの無形文化遺産登録記念「日田祇園-見送幕の美」をOPAMで開催します。
 日田祇園の曳山行事が、ユネスコの無形文化遺産に登録決定したことを記念して、明日12月27日から1月9日までの14日間、県立美術館で「日田祇園-見送幕の美-」という特別展示を行います。1階アトリウムに展示しますので、外からも見えますし、中でも無料のところですから、ぜひご覧いただければと思っています。
 申すまでもありませんが、「無形文化遺産」は「世界遺産」と並ぶユネスコ文化分野の2本柱と言われています。
 明日は、この無形文化遺産の生みの親とも言われている元ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さんをお招きして、オープニング式典を行います。
 見送幕といいますのは、ここに写真がありますけれども、祇園山鉾の前面は台の上に人形を飾って、そこがいつも目立つのですけれども、その山鉾の後ろを飾る大きな垂れ幕です。縦3mと横1.5mくらいの大きな垂れ幕ですけども、これを山鉾の後ろ飾ります。なぜ見送りかと言いますと、町内を出る時に、皆が山鉾を見送ります。そうすると後ろにこの幕が見えるということで、見送りをする町の人々のために飾ったということですが、町ごとに贅を競い、昔は長崎で注文して作っていたようです。見送幕はこの4枚だけではありませんが、今回は資料にあるこの4枚を展示します。
 私からは以上です。

  ユネスコ無形文化遺産登録記念「日田祇園-見送幕の美-(特別展示)」について [PDFファイル/219KB]


幹事社    それでは発表項目について質問がある社はありますでしょうか。
記者    熊本地震からの復興がだいぶ進んでいるということですけれども、来年はふっこう割などの国の支援も控えめになってくると思うのですが、県としてはどういった支援を続けていこうとお考えですか。  
広瀬知事   ふっこう割は、地震の風評被害で観光客が大きく落ち込みましたので、とにかくできるだけ早く回復しようと、旅館やホテル、中小企業の方々が資金的に大変なので、とにかくお客さんを早く呼び戻そうということで実施したわけです。9月にはおかげさまで、対前年同月比104%まで回復し、それ以降も90%以上まで回復していますので、これはこれで1つの区切りかなと思っています。今後は、まだまだ誤解されている方がいらっしゃるといけませんので、「もう九州大分県は元気ですよ、いつでも来てください」という観光キャンペーンは大いにまたやっていかなければならないと思います。
 もう1つ、施設の修繕などに利用するグループ補助金がありますけれども、こちらの方はまだ案件が残っているところがありますので、予定よりも少し長く、申請が遅れたからもう駄目ですよ、ということのないようにつないでいこうと思っています。
 住宅等の被災については、すでに必要な資金について手当をしていますけれども、引き続き行っていきます。
 道路もかなり被害がありましたが、こちらも時間かかりましたけれども何とか目途がたってきたかなという状況です。
 熊本地震が、景気の足を引っ張っていたわけですけれども、ここまで来ましたので、今後は景気回復につなげていくことが大切だと思います。 
幹事社  
他にありますでしょうか。   
記者   鳥インフルの関係ですが、県でも今日から消石灰配布が始まりましたけれども、年末年始の職員体制も含めて、どのように対応されていくかをお聞かせください。
広瀬知事    宮崎県で発生しましたので、これは間近まできたな、という危機感を持って、今対応しているところです。養鶏農家に対して、しっかり防疫体制を取るよう指導しているところですけれども、なかなか口頭だけは徹底できませんので、消石灰等の消毒用品を農家に配りながら、もう一度念を押して回ることが大事だと考えています。
 年末年始に休まずに警戒する必要はないと思いますけれども、とにかく何かあればすぐ対応が取れるように、それはもう常在戦場のつもりで対応をしておきたいと思っています。 
幹事社  発表項目以外で質問がありましたらお願いします。 
記者  先日、大分市が豊予海峡ルートについての試算を公表して、知事もコメントを出されていたと思うのですけれども、まず結果をご覧になっていかがでしょうか。 
広瀬知事   そうですね。県は豊予海峡よりも先に、まずは東九州新幹線だということで費用対効果の試算をしたわけですけれども、市の方はやはり豊予海峡ルートについて調査をしようということで、幾つかタイプがあったと思うのですけれども、その中に四国新幹線や東九州新幹線、それを結ぶ新幹線としての豊予海峡トンネルルートもありました。アプローチの仕方は違いますが、県の発展や県民の利便性向上のために、どういう形が一番いいのかということを色々な角度から検討してもらうのは良いことではないかなと思います。発表のあと、大分市長にお目にかかったときには、そういったことを申し上げました。  
記者 
  以前は、豊予海峡ルートについての予算が付いていたと思うのですが。
広瀬知事  調査のですね。 
記者  
 来年以降は、豊予海峡ルートについての予算措置というか、そういったことは考えてないでしょうか。
広瀬知事
  県がというよりも、今、大分市長さんが頑張ってくれていますから、そちらの方で何とか予算も付けていただけるのではないでしょうか。県は、どちらかというと東九州新幹線に力を入れていきたいと思っていますから、決して大分市のやっておられることと矛盾するわけではありませんから、両方でやってみたらいいのではないかなと思っています。今のところは、県で予算措置する必要もないかなと思っています。 
記者  
東九州新幹線に関してですが、先日、政府予算案が閣議決定されて、今のところはまだ整備計画路線の方がおそらく先だということで、基本計画路線の方にはおそらく予算がついていない状況だろうと思うのですけれども、今後、東九州新幹線の事業に向けた予算獲得に向けて、知事としてはどういうアプローチをしていきたいとお考えですか。
広瀬知事  
  もちろん、まずは、この整備新幹線に格上げをしてもらい、そして事業として採択をしてもらう、そういう段階を踏んでいくのだと思います。
 けれども、先日から申し上げていますように、総理自身が地方創生回廊という言葉を使って、全国で競争条件を整えていくことが大事だと、そして全国で地方から活力が出るようにしていくことが大事だとおっしゃっていますし、それから、国交省は今まで整備新幹線の話しかしたことがなかったのを、基本計画の部分も含めてこれから勉強していくということを大臣もおっしゃっていましたし、そういった意味で少しこちらの方にも目が向いてきているのかなという感じはします。だから、今手を挙げて東九州新幹線もお忘れなくとやっておくことは非常に大事なことですし、効果的なことではないかと思いますけれども、ただ、じゃあ来年予算が付くのか、再来年付くのかというと、これはまだまだ大変時間のかかる問題ではないかと思っていますので、気長にやっていかなければいけません。
 大事なのは、地方創生と東九州新幹線を車の両輪として考えていくことです。地方創生はどうでもいい、東九州新幹線だということになりますと、費用対効果の数字をご覧いただいたと思うのですけれども、あまり大きな効果が出ません。地方創生をやるにしても、東九州新幹線を抜きにすると、思ったような力が出てこないということもありますので、両方でお互いに刺激しあってやっていくことが大事ですので、そんな思いで両方を並べ立たせながらやっていくことが大事だと思っています。
 効果の計算も、2060年から50年間ということですから、随分気の長い、まだ早い話ですが、あまり遠い先の話だからといって、それはめげずにやらなくてはいけません。要するに気の長い勝負、根気の勝負だというぐらいの気持ちでやらなくてはいけないと思っています
幹事社   他にありますでしょうか。
記者
   ラグビーワールドカップですけれども、開催まで1,000日を切りまして、公認キャンプ地にも県内4つの市が名乗りを上げています。熊本よりも多く、福岡と同じくらい手を挙げたということで、県内の盛り上がりの受け止めと、来年これからに向けての知事自身の意気込みをお聞かせください。
広瀬知事  
 いよいよ来年になりますと、この12の会場でどういう試合をやるかというのが決まってくるわけです。大分県はご存じのように、準々決勝あるいは日本代表の試合、それから世界の強豪国の試合を開催したいなど、色々な希望をあげています。とにかく手を挙げただけの成果を出さなくてはいけません。そのためには、色々なことをしなくてはいけないのですが、とにかく大分県の皆さんがラグビーに大変関心があって、そして開催の時にはたくさん見に来てくれるという熱意や情熱を示していく必要があります。トップリーグの試合も、大分県でどのくらい人が集まるかと見ているに違いありませんので、そういうことをしっかりやって、来年は決まる時期ですので、良い試合を持って来る努力をしっかりしていきます。
 それからもう1つは、併せてキャンプ地としての成果をあげていくことです。試合が決まっていけばキャンプ地も決まっていくことになってくると思いますけれども、うちにはいいキャンプ地があります、ということも非常に大事なアピールになると思いますので、そういうこともやっていかなくてはいけません。試合を持って来る、キャンプ地を持って来る。それからもう1つは、やはり盛り上げるためには、県内でラグビー熱というものを子どもから青壮年まで盛り上げていくことも大事だと思っています。
 大変大事な時ですから、来年は気を抜かずに頑張らなくてはいけないと思っています。
幹事社
  他にはよろしいでしょうか。では、ないようですので、ありがとうございました。
広瀬知事  
皆さん今年も大変お世話になりました。
記者
  年末はどちらかに行かれるのですか。
広瀬知事
  沖縄に行く予定です。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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