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平成29年4月3日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年4月17日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年4月3日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   それでは新年度最初の定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。


平成29年度のスタートにあたって 

 知事写真①

 どうぞよろしくお願いします。
 今日は4月3日ということで、4月1日ならばエイプリルフールで何かやらなくちゃいけなかったんですが、今日は真面目にやります。よろしくお願いいたします。
 今日、県庁では新年度のスタートということでいろんな行事がありましたけれども、その中で特に幹部の皆さん方の訓示式というのがありまして、私自身の自戒も込めて当面の政策課題と、それらへの取組姿勢についてお願いをしたところです。当面の政策課題は申すまでもありませんけれども、1つは熊本地震からの復興、それから景気回復、引き続き注意深く動向を見守りながら回復を確実なものにしていくということが1点。
 第2点目は、そうやって当面の対策を講じながら腰を据えて安心・活力・発展の大分県づくりをしっかり加速し、そして大分県版地方創生を着実に前に進めて行くということ。
 それから第3点目は、来年には国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭があります。再来年はラグビーワールドカップの会場の一つになります。ということで、その準備に万全を期していこうということを申し上げました。
 それから、これらの課題に対処する取組姿勢として特にお願いをしたのは4点でございまして、1つは「県民中心の県政」ということを忘れないでやってもらいたいということです。県民が求めるニーズをしっかり頭に置きながら、それに応えていくということ、県の将来を担う子ども達のことを考えながら政策の選択をしていくということ、そういった県民中心ということを忘れないでほしいということが1つ。
 それからもう1つは、我々は行政マンとして仕事をしているわけだから、いろんな課題に対して効果のある有効な政策を打ち出しながら、それを実行していく「政策県庁の実現」を忘れないでやってもらいたいということです。アンテナを高く伸ばして、時代の流れをよく読みながら、足元の現場をよく見て、そして現場からニーズや知恵をもらいながら、関係者とよく話をして、すり合わせをしながら政策県庁の本領を発揮してもらいたいというのが第2点です。
 第3点は危機管理ということで、昨年は熊本地震だけでなく、干ばつや水害、あるいは阿蘇山の噴火など、随分と自然災害がありました。我々は自然災害の危険性に晒されていますし、その他にいろいろな事が起こりうるので、危機管理マインドを忘れないでもらいたいということをお願いしました。特に、それぞれの持場で何か起こった時に、どういうふうにするのかということを常々頭の中でシミュレーションをしておくとことも大変大事ですので、危機管理のお願いをしました。
 それから4点目は、申すまでもありませんが、服務規律の遵守、それから、健康で明るい職場を作ってもらいたいということをお願いしていたところです。
 お願いをするばかりではなく、自分もそんなことをしっかり心がけながら今年度もやっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

宇佐市四日市こども園での事件について 

 本当に残念なことに3月31日、宇佐市四日市こども園で大変心の痛む事件がありました。被害に遭われた皆さん方に心からお見舞い申し上げたいと思います。
 大変に不幸な事件でしたけれども、その中で、やはり被害が少なかったということについては良かったと思っています。これについては、いろいろ話を聞いてみますと、こども園のオーナーさんが万一の時の避難訓練等を十分にやっていたんだそうです。それで不審者が来た時には、同じ方向に逃げないでバラバラの方向に逃げるということをやっていたそうで、それが被害の拡大を防ぐ大きな要因になったというようなことで、本当に日頃から、こういう訓練をしておられた施設関係の皆さん方には大変敬意を表したいと思っています。
 そのような中、県としては、あの事件の翌日にはこころとからだの相談支援センターから精神科医や臨床心理士等で構成をするチームを派遣いたしまして、早速ケアをしてもらったところです。今朝もこども園に来られる皆さん方の見守りをしながら状況を見させていただいたということを聞いております。
 それからもう1つは、昨日4月2日付け文書で保育所やこども園、放課後児童クラブ等に対しまして、県から安全確保の注意喚起させていただきました。施設の管理については十分皆さんに考えていただいていますけれども、いろいろな知恵を集める必要もありますので、安全管理のための研修会をまた近々やろうかと思っているところです。
 本当に残念な事件が起きましたけども、できるだけ我々としても手を打っていかなくてはいけないと思っているところです。

 ティーウエイ航空 大分―ソウル線の毎日運航について

知事写真② 

 3月30日に「九州の東の玄関口としての拠点化戦略」について提言をいただきました。陸海空の施設を使いながら、人の流れ、あるいは物の流れの拠点として、九州の東の玄関口としての大分県の形成を図っていこうというものでありますけれども、そういった中、大分―ソウル線のさらなる増便のお話がありました。
 2月20日の定例記者会見で、3月26日以降、金曜日と日曜日の増便により週6便なるということを申し上げましたけれども、今回さらに残りの火曜日も5月9日以降増便ということになりまして、ソウル線も待望の毎日運航ということになりました。旅行や出張の際に、非常に便利になりますし、これからまた人的交流が盛んになるのではないかと期待をしているところです。
 これからも、この大分―ソウル便、さらなる充実に向けてしっかり努力をしていきたいと思っています。

 ティーウエイ航空 大分―ソウル線の毎日運航について [PDFファイル/53KB]
 九州の東の玄関口 [PDFファイル/96KB]

東九州メディカルバレー構想特区計画の再認定について

 東九州メディカルバレー構想特区については、計画期間の満了を迎えるため、かねてから更新申請をしておりました。3月27日付けで計画が再認定されましたので発表させていただきます。
 配布資料をご覧ください。この東九州メディカルバレー構想特区は、平成23年12月に指定を受け、ちょうど28年度末をもって満了を迎えるため、さらに延長ということで計画の再認定を受けることになったわけです。資料の一番上の緑の囲いの中にありますけれども、医療機器製造業登録事業所数が平成22年10月時点で9社12製造所だったものが、29年3月時点では17社21製造所に増加しており、段々とこのメディカルバレー構想、医療機器の集積等について動きが出てきているというふうに思います。また、その下の矢印のところに書いてありますけれども、血液・血管を中心とした医療機器の分野から、介護・福祉・看護機器へと対象領域を拡大してまいります。
 大分大学医学部の先生方にもいろいろ提案をしていただいて、医学と工業、医工連携というようなことで医療機器の製造等をいろいろとやっていたのですけれども、看護科学大学の村嶋先生から看護と工業の方もある。例えば血液検査の際に血管を探す機器として、もっと自動的にできるようなものが見つかれば非常に助かるということで、看護サイドからもこういう機器があるといいというようなニーズが出てきたこともありまして、医療機器から介護・福祉・看護の面での機器へ範囲を拡大してまいります。いろいろと発展的に拡大をしながら再認定していただきました。

 東九州メディカルバレー構想特区計画の再認定について [PDFファイル/168KB]

大分県立埋蔵文化財センターの開館について

 最後になりますけれども、県立埋蔵文化財センターの開館です。配布資料にありますけれども、大変貴重な物がたくさん集まるようでございます。
 この埋蔵文化財センターですけれども、平成16年に大分市中判田に設置されました。施設の老朽化が進み、収蔵量も増えてきたということで困ったなと思っていたところ、芸術会館の跡地をどうするかという話がありましたので、これはということで一昨年の8月に芸術会館の跡地に移転することを決定しました。芸術会館の跡地で生まれ変わった新しい県立埋蔵文化財センターの開館記念式典を4月22日に開催します。
 施設の概要ですが、「豊の国考古館」と「BVNGO大友資料館」の2つの常設展示室を備えています。「豊の国考古館」では、大分県で出土した遺物を旧石器時代から江戸時代まで時代別に展示します。それから「BVNGO大友資料館」では、大友氏遺蹟の出土品を中心に大友氏の栄華を紹介します。「BVNGO」の表記ですが、ここに写真がありますけれども、1595年にヨーロッパで作られた最初の日本地図として有名なテイセラの「日本図」です。そこに「BVNGO(豊後)」と、九州全体がBVNGOというふうに、あたかも大友宗麟の領地だったかのように書かれていますけれども、当時のヨーロッパにおいて、豊後が大きく認識されていたことがわかります。
 また、「豊の国考古館」と「BVNGO大友資料館」、実はこの2つの展示室を併せると延べ床面積1,040平方メートルで、各地にある埋蔵文化財センターの中でトップクラスの広さになるそうです。

4月22日10時から「開館記念式典」を開催し、12時から開館記念企画展を開場いたします。
 開館記念企画展は、「大友氏の栄華~宗麟を巡る7つの鍵~」ということで、「大友館」「都市」「南蛮」「仏教」「キリスト教」「戦争」「器」という「7つの鍵(キーワード)」を設定して、大友氏の栄華を展示したいと考えています。今回、目玉として九州初公開の資料3点を展示します。
 1点は、国際日本文化研究センター所蔵の古書で『全世界の教会史』です。配布資料にありますけれども、1600年代ベルギーのアントワープで出版されたもので、全世界のキリスト教の歴史が記述されています。その中でここにあるような挿絵とともに、大友宗麟の話が出てまいります。
 2点目は、東京カテドラル聖マリア大聖堂所属の「ザビエル胸像」です。写真等でご覧になったことがあるのではないかと思いますけれども、フランスのルイ13世の母からドイツのイエズス会に贈られたもので、胸部にザビエルの骨が納められています。
 3点目は、淡路文化史料館寄託の「木砕之注文」です。大工の技術書で、大友氏関連の建物についての記述があります。
 その他、「ヴェロニカのメダイ」など、貴重な資料等がたくさんありますので、ぜひご覧いただければと思っています。

 私からは以上です。
 大分県立埋蔵文化財センターの概要について [PDFファイル/406KB]
 大分県立埋蔵文化財センター開館記念行事について [PDFファイル/513KB]
 大分県立埋蔵文化財センターちらし [PDFファイル/662KB]

 
幹事社   ありがとうございました。それでは発表項目で質問のある方は挙手をした後、社名とお名前をお願いします。
記者    ソウル便が1便増便で、毎日になるということで、ゴールデンウィークは終わっていますけれども、夏休みの観光シーズンに向けて県として期待をしていることや、韓国の大統領が代わりますが、それで日韓関係も心配される部分もあるのですが、そういう部分で県として懸念している部分等があれば教えてください。
広瀬知事    連休明けの5月9日からということになりますが、そこからまた夏休み等も含めて人の交流の盛んなシーズンになるわけですから、それはそれでいいんじゃないかと思っています。特にうれしいのは毎日運航ということで、どこかが抜けていると、何となくどこかが抜けていたな、使えるかな、ということがいつも気になっていたのですけれども、毎日往復便があるということになれば、利用する方はそれを前提にいろんな計画が組めるということになる、そうすると、お客さんも増えてくるということで、大変意味があるのではないかと思います。
 これまで韓国からのお客様が大分県にとっては一番多いわけですから、そんな思いで、大歓迎をしながら、ぜひ客足が増えたらいいなと思っているところです。
 大事なことはもう一つ、交流という意味で、こちらからも行ければいいわけですけれども、そういった中で日本と韓国の関係が気になるところではあります。これまでも政治的には良い関係もあれば、緊張関係も色々あったと思いますけれども、必ずしもそれとお客さんの増減が連動したことはあまりなかったような気もします。むしろ地震や津波の時の方が大きく減ったりすることもありますので、条件は変わってくると思いますけれども、それに一喜一憂せずに、しっかりとお客さんの歓迎、それから、こちらから出掛けるということについてPRしていきたいなと思っています。 
幹事社   その他、皆さんいかがでしょうか。なければ発表項目以外に質問のある社お願いします。
記者    知事が政策課題でもあげていましたけども、熊本・大分の地震から1年が経とうとしています。ここで改めてですが、この地震であげられた課題、そしてこれからどういう政策を打っていくのかを教えてください。
広瀬知事      熊本地震では、大分県も被害があったわけですが、これから学ぶべきこともたくさんあるなということで、いろいろと検証作業もやってきました。
 1つは情報がなかなか集まらなかった、夜だったこともありますけれども、特に現場の状況、家がどうなっているのかとか、人がどうなっているのかというような情報がなかなか集まらなかったということがあります。
 その対策として、1つは現場の情報収集について、助けてくれ、大変だとかいう救急車を求める電話があったり、あるいは警察に電話があったりということを集めて、あそこは大変みたいだ、こっちが大変みたいだというのがわかる、それが第一でした。それだけでなくて何か他に手はないだろうかということで、例えば国の方でもいろいろ活用しているようですけれども、ツイッターなどで特に被害が大きかったところはどんどん情報が出ます。そういうのをビッグデータみたいにして集めて、あの地区はどうも被害が大きいようだとか、何か求めているようだとか、そういうことを分かるようなシステムがあるじゃないかということで、ICT技術等も活用しながら情報収集をやる必要があるというのが1つ。
 もう1つは、特に県庁の場合には情報を待つのではなくて、市町村に出向いて行って、向こうの対策本部等でいろいろと情報を取ってくることが大事なんですけれども、そのためには常日頃から市町村の災害担当の方と連携をよくしておく必要があるということで、昨年はちょうど4月半ばでまだ連携も取れていない時に、地震が起こって大変だったこともありますので、今回は4月の発令前から連絡を取って、君は今度何かあったら由布市に行ってくれ、別府市に行ってくれというようなことで、発令前から緊密に連絡をしていることもありまして、そこは抜けがないようにしています。
 このように、1つは生の情報をどうやって取るか、もう1つは市町村を通じてどうやって取るかというようなこと、とにかく情報収集をしっかりやっています。
 それからもう1つ、第2番目は避難所の運営です。由布でも別府でもいろんなことが起こって大変なのですが、その中で避難所に避難して来た皆さんが、しっかりと避難生活ができるように市町村自らが避難所の運営にあたるということになって、そこに随分人手が取られました。そのこと自体は非常に大事なんですけれども、できれば早い時期に、その地域の自主的な、自助による避難所運営ができると対策が打ちやすいという議論がありました。地域の皆さんの避難所運営のためのマニュアルを作ったり、あるいは訓練したりといったようなことが必要で、自助のところをあらかじめよく練習しておくということが大事だと思います。
 それから3番目が備蓄です。自助の1つかもしれませんけれども、色々なものを備蓄していたのですが、それでも今度の地震ではブルーシートが足りなくなってしまいました。皆さんが家にとにかくブルーシートを置いて、屋根を覆って、それで雨露をしのいだと、そこを覆っておかないと、そこから、また水が入って家がいよいよ壊れるというようなことになるので、ブルーシートで守ったわけですけれども、そういう物が足りなくなって、あわてて国の方から支給してもらったということもありました。我々がこれで大丈夫だろうと思っていた備蓄の品物が十分ではありませんでした。それから、もう1つは各ご家庭で、用意しておくべきものが十分でなかったといったようなこともありました。
 今度の地震では、断水が起こっても、またすぐ来るだろうと思っていたのですが、水も足りなくなったというようなこともあって、やはりこういうことが起こると、我々の常識の中で対応しているものではなく、常識を越えたものが必要になってくるということで、備蓄の部分も実は見直しの対象になって、いい教訓をもらったというようなこともあります。
 そんなことで情報収集、それから避難所の運営についての住民の皆さんとの協力、それから3番目には備蓄といったようなことが当面の熊本地震からの教訓かなと思っています。
記者   31日に大分臨海工業地帯の護岸強化が国直轄の事業になるということで正式に発表があったと思うんですけれども、今後、南海トラフなども懸念される中で、知事としてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
広瀬知事    大分臨海コンビナートの護岸は、最初の工事から半世紀です。ご覧いただくとわかるように相当痛んでおりまして、あるところは砂が取られて陥没をしていたり、非常に心配をしていたわけです。
 県の方でやろうとすると、何回か津波が来て被害にあっても終わらない程の手間と時間がかかるものですから、何とか、国直轄でやってもらえないかということで、だいぶ前から、いろいろとお願いをしていたんですけれども、今度ようやく2年間に渡る事前調査を終えて、ようやく国の直轄事業でやろうということに決まり、本当に良かったと思っています。
 あの辺りは、万一の時には4mから5mの津波が来ると言われています。岸壁の高さは5mあるんですけれども、流動化等でちょっと沈んだりすることを考えると6mあるといいなということで、そういった予想される地震・津波を想定しながら必要な高さにしようと、強度もそういう強度にしようということで、非常に防災上良かったと思っています。
 コンビナートの防災というだけではなく、コンビナートの背後には5万6千人の大分市民が住んでいますので、その皆さんの生命財産も守られる、この両方で非常に良かったと思っています。
 こうなった以上は早く工事が進んで、効果を発揮してもらいたいと思います。何もないのが一番いいんですけれども、備えとしてしっかり対応してもらいたいと思っています。  
記者   先ほど宇佐の四日市の件に触れられましたけれども、注意喚起の文書を出されたということで、保育施設の中では資金面で設備を整えるために苦労するようなところもあるかもしれないと思うんですけども、そういった施設に対して県の方から補助金を出すとか、そういったことをこれから検討されることはありますか。  
広瀬知事     もちろん、我々としても必要であれば、検討しますけども、まず安全のために施設をもう一回点検してくださいと、今でも、人がやたらに入らないように屏などもあるはずですし、それから、防犯の関係の施設等もあるはずですから、それを点検して、そして、これはどうかなというようなことがあれば、そこをちゃんと補強しておくことが大事だと思います。
 それ以上に何かやらなくてはいけないという時に、なかなか当事者の力だけでは足りないというようなことがあるかもしれませんので、それはまた、その時にいろいろ議論をすべきだと思っているところです。
 まず、お願いしたのは、とにかく今ある施設をよく点検してくださいということ、それから警察との連携をしっかりとってください、ということです。
記者    それに関連してなんですけれども、2日に注意喚起を出されて、今後、防犯の研修会なども予定されているということなんですけれども、改めてこういう事件が起きないように関係各所にどういうふうな呼びかけを県としては行っていきたいと思っていらっしゃいますか。  
広瀬知事   当面はとにかく、こういった子どもさんが集まる施設について、施設面で大丈夫なようにしておくということが1つ。それから、残念ながらこういうことが起こってしまったんだから警察等と連携を取って、いろいろ指導をしてもらう、警察の方が見てくれると、ここはちょっと弱いですねと、この屏が弱いですねなど、いろいろ気づくところも多いと思うので、そういう連携も必要だと思います。それから3点目は、今回は万一の時の訓練が非常に良かったということ、警察の方もそう言っていましたけれども、そういった意味で訓練をしっかりやっておくことも大事だと思います。
 これらのことを研修会で徹底をしていこうと考えています。
幹事社  その他、皆さんいかがでしょうか。
記者    冒頭で今年度の抱負を語られましたけれども、昨年度の県政について、どのように自己評価されますか。
広瀬知事    昨年度は地方創生の本格的な始動ということでやりました。
 人を大事にし、3つの日本一を掲げて努力する。それから仕事をしっかり作っていく。それから地域を守っていくということで努力してきたんですけれども、なかなかこれは息の長い話なので、どうせ息の長い話だからということになってはいけないと、とにかく少しでも前に進めようということでやっていました。
 昨年、うれしいことに出生数が9,721人と、前年に比べてマイナス0.49%、増えた東京都は別として、あとは全部減ったんですけども、減った中では一番大分県の減りが少なかった、成績で言えば一番だったという成果が出てきたり、あるいは仕事をたくさん作ってできるだけ都会に出て仕事をすることのないようにしたいというのが、地方創生の目玉だったんですけれども、転出者の数がだんだん減ってきて3年連続で減ったということもありました。これは全国の都道府県の中では大分県だけです。
 それからUIJターンも200人、400人、600人台と増えてきまして、これも大きかったと思います。なかなか息の長い話ですが、とにかくスタートして努力をしていくと、何か成果が出てくるものだなという思いがしまして、そんな思いで県民と共に、これからも大分県版地方創生を具体的に進めて行く努力をしていきたいと思っています。    
記者
 息の長い話しといえば、東九州新幹線構想が昨年度、大型公共事業として動き出したかなというふうに見ていたもので、今年度、それに関しての方向はいかがでしょうか。
広瀬知事
  大型公共事業として動き出したわけではなく、公共事業構想として動き出して、これこそ本当に息の長い話なんですけれども、ただ、今、整備新幹線の、例えば九州だと西九州の長崎まで行く新幹線があります。ああいう整備新幹線の動きがスピードアップされてきたので、それが進んでくると、いよいよ基本計画路線の中から整備路線に、さあ、どうやって、どれを格上げするかなという議論になるわけですから、そういった意味では、これこそ息の長い話ですけれども、予断なく運動を進めておかなくてはいけない、とにかく頑張ろうとやっているところです。 
幹事社  
その他、皆さんいかがでしょうか。
記者
  先ほど、地震の話があったんですけれども、来週末で1年経つということで、課題は先ほどお話されましたけれども、観光だったり、道路だったり、インフラだったり、復興という面でこの1年で知事はどの程度進んだというふうに感じていらっしゃるかということと、今後さらに復興という部分を進めるうえで県としてどういう姿勢で臨んでいくかということを改めて教えていただけますか。
広瀬知事
  熊本県と大分県で大きな被害があったんですけれども、この2つの県を比べてみますと、深刻度合いは格段に違うと思います。熊本県に比べると、被害が大きくなくて済んだかなと思っていますけれども、大分県の皆さんには随分、よく頑張っていただいたのではないかと思います。
 避難の時も粛々と避難をしていただいたし、また避難所暮らしも譲り合って特にトラブルもなかった。
 そしてまた、いよいよ、(GWを前にして)ここぞという時に、大分県の主要産業である観光産業が相当やられたんだけれども、これについてもグループ補助金や旅行クーポンといったものを国に支援していただいて、そういうものをうまく活用して、前向きに復興に取り組んでもらったこともあって、あれだけの被害にしては、V字回復が出来たのではないかなと思っています。
 農業施設も相当やられたんですけども、これもとにかく5月、6月の田植えには間に合わせるぞ、ということで仮畦畔等を作って田植えが全く出来ない田圃がないように、耕作が出来ないようなことがないようにしたということもあって、よく頑張ってもらったというふうに思います。
 県民の皆さんの復興努力に心から敬意を表したいと思っていますし、我々も引き続き、そういう皆さんの努力に、しっかりと応援をしていくということが大事だと思っています。
 しかし、お隣の熊本県は、まだまだ、これから大変な時ですので、九州地方知事会をあげて応援する体制を取っていますけれども、もちろん、これまでと変わらず、しっかりと応援をしていきたいと思っています。
幹事社  
その他、いかがでしょうか。ないようですので、これで終了します。
広瀬知事 
   ありがとうございました。今年度もよろしくお願いします。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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