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平成29年5月8日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年5月16日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年5月8日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   今月から幹事社が変わりました。共同通信社と西日本新聞です。それでは発表項目をお願いいたします。


ゴールデンウィークの観光動向調査結果等について 

 知事写真①
 
 私の方から何点か申し上げます。初めに、ゴールデンウィークの観光動向調査結果についてです。
 お天気にも恵まれまして、大分市内では18人も負傷するという交通事故や、ため池で2人亡くなるというような大変痛ましい事故がありましたけれども、その他は概して大変平穏に済んだのではないかと思っています。
 ゴールデンウィークの観光動向調査結果がまとまりましたので発表させていただきますと、観光施設、これは屋外16施設、屋内13施設の定点観測ですけれども、入場者数は49万7,500人ということで、前年同期に比べますと194.8%でございます。昨年はちょっとひどい年だったものですから、前々年と比べますと98.7%ということで、ほぼ平年並みだったということです。
 宿泊施設の宿泊客数、これは47施設ですけども、こちらの方は7万5,046人で前年比69%の増、前々年に比べても5.9%の増と、宿泊施設の宿泊客数は良かったなと思っています。
 それからフェリーの方ですけれども、これは5万1,292人ということでして、前年に比べて58%の増、前々年と比べても10.8%の増ということで、結構お客さんが多かったと思います。残念ながら、宿毛フェリーが4月26日から5月6日まで休業ということでしたけれども、その中でこれだけの増ということでございました。
 それから大分空港の降客数ですけれども、これは2万5,021人ということで、前年比は127.5%でしたけれども、前々年比は97.2%と少し減っています。全体として昨年は、熊本地震があって大変だったわけですけれども、その後、ずっと回復をしてきておりまして、全体として2.8%の落ち込みで済んだと思っています。1つ残念なのは、関空-大分間のジェットスターが平成27年10月から運休になっていることです。
 このように、ゴールデンウィークの観光動向としては、昨年の熊本地震からV字回復の印象を持っていますけれども、その動きはこれでも確認されたのではないかと思っています。
 併せて、平成28年度の大分空港の利用者数についても資料をお配りしています。
 四角の枠の中に書いていますけれども、全体として利用者数が182万2,385人ということで、前年度に比べますと1.7%の減です。これは前半、熊本地震の影響があって客足が伸びなかったことにより、4~5月の利用者数が極端に落ちたのですけども、7月以降は回復し、ほぼ前年並みになったということです。
 路線別でみますと、羽田・伊丹・名古屋・ソウルの4路線が前年度を上回ることができました。
 国際線の方は、マンダリン航空が9月15日から週2往復で定期チャーター便を運航したことによって、28年度の総計が7万4,485人ということで、前年度比19%の増ということですけれども、平成24年度の数字をご覧いただくとわかりますように、大幅に増加している状況です。
 それから、このゴールデンウィーク期間の4月28日、29日、30日に、東京のビックカメラ有楽町店で「おんせん県おおいたフェア」を開催しました。オープニングセレモニーや抽選会、ゆるキャラの登場などいろいろ行い、場所も非常に良かったおかげで、大盛況であったと現地の東京事務所から報告がありました。ビックカメラのご協力にも感謝を申し上げたいと思います。
 以上ゴールデンウィークの動向についてお話を申し上げました。
 
 ゴールデンウィーク観光動向調査結果 [PDFファイル/85KB]
 平成29年度ゴールデンウィークの観光動向調査概要 [PDFファイル/42KB]
 平成28年度大分空港利用者数の状況について [PDFファイル/71KB]
 平成28年度大分空港利用者数の状況 [PDFファイル/40KB]
 平成28年度大分空港利用者数の推移 [PDFファイル/28KB] 

大分版図柄入りナンバープレートにについて 

 続きまして大分版図柄入りナンバープレートについてです。
 これにつきましては、2月の定例記者会見で導入を検討していること、それについてはいろいろ県内で調査をしてみなくてはいけないという話をしたと思いますけれども、この調査結果がまとまりましたのでご報告させていただきます。

 調査期間が2月7日から3月8日、回答者数が2,169人ということでございますけども、大分ナンバーに図柄入りナンバープレートを導入した場合、あなたは取り付けたいと思いますか、とダイレクトに聞いてみました。
 「是非、取り付けたい」が13%、それから「まあまあ取り付けたい」が32%、合わせて45%になりました。国交省が全国調査をした際には30.9%ですから、大分県内では取り付けたいという方が全国の平均に比べると非常に多かったと言えるのではないかと思います。
 それから次のページですけれども、図柄入りナンバープレートには寄付金付きの図柄入りナンバープレートもありまして、そちらの方を選びたいと思いますか、という質問では「是非、選びたい」が10%、「まあまあ選びたい」が32%で、こちらも42%の方が選びたいと答えています。これも国交省の全国調査では13%ですから、大変多かったなと思っています。
 どんな図柄がいいですかということも聞いてみましたところ、断然多かったのが「おんせん県ロゴ」でした。以下、めじろ、豊後梅、それから大分のきれいな山、川、海等の自然といったようなことになっています。

 結論としては、今後は国交省へのナンバープレート申請に向けた準備をしようと思っています。
 理由はご覧のとおり国の調査に比べて賛成や前向きの方が随分多かったこと、それから、図柄入りナンバープレートを付けていただくことによって、大分県の売り込みや観光、地域振興にもなるのではないかなということ。それから大分県の方が、郷土に対する愛着も湧くのではないかなという気もいたします。
 また、もう1つ大事な要件である県内18市町村に全部賛成していただいたということ、このアンケート調査の結果も示しながら伺ったところ、ナンバープレートの導入についてご賛同いただいたということもありまして、大分版図柄入りナンバープレートの申請に向けて準備をしたいと思います。
 資料の2枚目に、申請に向けてどんな準備があるのかを記載していますが、デザイン案の作成に取りかかることがまず第一です。一般公募でもいいんですけれども、ナンバーが図柄で見えにくくなるといけないとか、あるいは自動車の認識ができなくなると困るとか、いろいろなことがあり、かなり審査が厳しいということですので、今回は、この県民の皆さんの投票結果を頭に置きながら、大分県デザイン協会に委託をしようと思っています。デザイン協会で案を作ってもらい、それを7月頃に県民の皆さんの意見を伺って、そして決定して、年内を目途に国交省の方に申請をするということでやっていきたいと思います。
 
 大分版図柄入りナンバープレートに関するアンケート調査結果 [PDFファイル/115KB] 

 平成28年度 農林水産業への新規就業者について

 平成28年度の農林水産業への新規就業者についてまとまりましたので、ご報告させていただきます。
 資料をご覧いただきますと、平成28年度の新規就業者は全体で378人、目標の104%となりました。
 農業は227人ということで過去最高の数字でした。林業の方は83人で、平成26年度に次いで2番目に多い数字となりました。水産業は68人で、これも過去最高ということで、農業と水産業が過去最高を記録いたしました。下の欄には平成24年度から5年間の合計も書いています。
 次に、県内外からの参入状況ですが、県外の方が78人で21%を占めています。農業では26%、林業では8%、水産業が18%という状況になっています。これも5年間の合計を書いてありますので、ご覧いただければと思います。

 農林水産業に参入していただく方が多くなってきたのは大変うれしいことなのですけども、どうして多くなってきたのか、いろいろ議論をしているんですけれども、1つは農林水産業への回帰と言いますか、農林水産業をやってみたいという若い人も増えてきているのかなと。それからもう1つは、いろいろなUIJターンの事業で案内をしている、大分県で農業をやってみませんかということをPRしていることもあると思います。
 それから、農林水産業をやってみたいと思っても受け皿がないということではいけませんけれども、農業等への企業参入も進んでいますから、受け皿もできているのではないかと思います。
 それからもう1つは、県内で地元の皆さんにいろいろ努力していただいている農林水産業の学校です。トマト学校や漁業学校、林業アカデミーなど、大変丁寧に農林水産業の新たな担い手を援助していただいていることもあると思いますので、このように大変うれしい空気が出ているのかなと思っていますけれども、これからもぜひ、この新規就業者の獲得に頑張っていきたいと思っているところです。
 
 平成28年度 農林水産業の新規就業者の状況 [PDFファイル/61KB]

第15回大分県ビジネスプラングランプリについて

 それから今度は商工業の方ですけれども、もう15回になります大分県ビジネスプラングランプリです。
 ベンチャー企業をぜひ大分県で創出して、そして県内産業の活性化を図ろうじゃないかということで、全国からビジネスプランを公募します。入賞して、大分県で事業化しようという企業に対しては、補助金を合計2,000万円用意して応援するということでやってきています。
 これまでの14年間で、659社の応募があり、うち59社が最優秀賞、優秀賞、奨励賞などを受賞しています。
 27年度までに受賞した54社を調べてみますと、54社のうち35社が売上げを伸ばしたり、あるいは雇用を増やしたりというようなことで、35社と言いますと65%になりますけれども、事業を前向きに伸ばしているな、と考えています。そういう意味では本当に大分県のビジネス、産業の活性化に大きな刺激になっているんじゃないかなと思っています。
 今年度も引き続き、補助金総額2,000万円ということで募集をしたいと思います。今日から公募要領や申請書の様式を配布します。受付は7月3日(月)から8月30日(水)までにいたしまして、その後審査に入りたいと思っています。
 ぜひ、ふるってご参加願いたいと思います。
 
 第15回大分県ビジネスプラングランプリちらし [PDFファイル/1.07MB]
 平成29年度(第15回)大分県ビジネスプラングランプリ募集ちらし [PDFファイル/309KB]
 大分県ビジネスプラングランプリ 過去受賞企業一覧 [PDFファイル/144KB]

第12回大分県障がい者スポーツ大会について

 12回目になりますけれども、大分県障がい者スポーツ大会の開催についてです。
 この大分県障がい者スポーツ大会ですけれども、全ての障がいのある方が社会に積極的に参加をしていただく、そういう気持ちを後押しさせていただこう、それから障がいに対する県民の理解を一層深めていただこう、啓発させていただこうという目的で開催するものです。このように、いろいろな意味がありますけれども、今回で12回目のスポーツ大会を今年も開催したいと思います。
 県内最大規模の延べ1,249名に参加していただくことになっています。5月20日(土)にアーチェリー競技、それから21日(日)には大分銀行ドームで開会式に引き続き陸上競技等を開催します。翌週27日(土)にはボウリング競技、28日(日)は卓球ということで、土日を使いながらの長丁場になりますけれども、こういう形で大分県障がい者スポーツ大会を開催することにしています。
 この大会での記録は、今年10月に愛媛県で開催される第17回全国障害者スポーツ大会の出場選手を選考する際の参考となる重要な大会です。ご健闘をお祈りしたいと思います。
 県民の皆さんにもご理解と、応援をお願いできればと思います。
 
 第12回大分県障がい者スポーツ大会概要 [PDFファイル/57KB]
 
 私からは以上です。

  
幹事社   それでは発表項目で質問がある方はお願いいたします。
記者   改めて、観光動向がこれで定着というか回復しただろうというご認識ですか。 
広瀬知事    そうですね。もう、熊本地震があったからとは、なかなか言えない状況になっていますので、これで十分というわけではありませんけども、熊本地震からはもう回復したと申し上げていいのではないかと思います。 
記者   前々年度並みには回復したと思っているということなんですけども、さらに来年度以降右肩上がりにしていくにはどういった取組を進めていく必要があるとお考えですか。
広瀬知事     いろいろあるんですけども、1つはPRです。「おんせん県おおいた」ということで売り込むことが大事ですので、私は反対しましたけれども、若い人がそれを無視してやって大成功を収めたシンフロなど、ああいうPRをしっかりやっていくことが大事だと思います。
 もう1つはイベントも非常に効果的じゃないかなと思っています。来年は国民文化祭があるし、六郷満山1300年祭もあるし、いろいろな意味で大事な時にあたると思います。それから、その次の年はラグビーワールドカップということで、イベントをしっかり開催すること。
 それからもう1つ、観光客の発地別を調べてみますと、国内のお客さんだと福岡県の方が一番多く、その次は大分県内の方のように、九州の方が半分以上を占めているということで、そうすると、そういう方に出す情報というのは、今、ホタルがいいよとか、桜がきれいだよとか、ここの鮎が美味しいよとか、もうちょっとリアルタイムのPRをしなくてはいけない、発地別の違いが大きいので、そこを考えながらやっていく必要があると思います。
 併せてインバウンドのお客様、先ほども申し上げましたように、随分増えてきていますから、そこのところに対する対応も大事だと思います。インバウンドのお客様に対しては、困った時のためにということで、電話で対応する多言語コールセンターまでは設置しているんですけども、これも含めてインバウンドのお客様にも楽しんでいただけるよう、よく考えていかなくてはいけないと思っています。
 いろいろやらなくてはならないこと多いので、しっかりそれをやって、せっかく上向いてきていますから、ちゃんと定着させて、さらに伸ばして行きたいと思います。
記者   空港の利用者について、熊本地震もありましたけども、国際線の方では非常に利用者数が伸びているということで、今後の九州の東の玄関口としての機能という面もありますが、今後空港を活用した取組や、空の便の充実ということについて一言いただければと思います。
広瀬知事    先ほども申し上げましたが、1つは国際便の充実が大事だと思います。マンダリン航空が定期チャーター便とはいえ直行便を運航してくれていますし、それからティーウェイが便数を増やすなど、そういうことが本当に効いてきていると思いますから、空の便の充実を図っていかなくてはいけないと思います。
 それからもう1つは、空港を利用するお客様の利便をもう少し考えていくというか、スカイライナーを充実するとか、空港アクセス、あるいは空港から街へのアクセスを便利にしておくことが大事だと思います。これも、いま具体策があるわけではないんですけども、常に考えておかなくてはいけません。
 それからもう1つは空港そのもの、例えば駐車場の問題など、いろいろと空港そのものの利用がお客さんにとって楽しいものになるようにということも考えておく必要があるんじゃないかと思います。航空ターミナルの方にもいろいろ工夫してもらっていますので、ぜひ我々も応援をしていきたいと思っています。
記者   それに関連して、3月に出た拠点化戦略の中で、水上交通、空港のアクセスという、それも中長期的なスパンで検討みたいな一文もありましたけれど、それについての知事のお考えというか、何かありますか。
広瀬知事    水上交通を何とか考えたいと思っていて、具体策はないのですが、とにかくしっかり検討しようと話をしています。観光客の方が飛行機で大分空港に着いても、綺麗なんですけども、この別府湾をずっと見ながら空港バスでぐるっと回ってくるという気持ちは、懐かしい故郷に帰ってきたなと思う我々とは違うイライラ感があるかもしれない、そこは考えなくてはいけないのではないかということを言っています。
記者   ナンバープレートのことなんですけれども、アンケート結果見ると知事のおっしゃるように、全国と比べたら取り付けたいという意見が多いかと思うのですが、ただ県内だけに目を向けると、あまり取り付けたくない、取り付けたくない、を合わせると取り付けたい人より多いかと思うのですけれども、ここの数字はどのようにご覧になっていらっしゃいますか。   
広瀬知事   これは、そのとおりです。もちろん、取り付けたくないという方がいて結構なんですけれども、これは決して強制するものではありません。取り付けるか取り付けないかは、ご自分の選択の問題ですから、取り付けたくない方が多いからといって、この取り付けたい、まあまあ取り付けたいという方を否定するものではないのではないかと思っています。     
記者   進めるとお考えになった理由としては、先ほどおっしゃったように、全国と比べると県内で求める声が大きいからということですか。
広瀬知事   そうです。ぜひ、取り付けたい、まあまあ取り付けたい、という方の数が圧倒的に多いと思いますので、それはそれでいいのではないかと。しかし、何があろうと私は取り付けない、という方がこれだけおられるということも、それはそれでいいのではないかと思います。
記者   そのうえで、取り付けたくないという人たちを取り付けたいというふうに向けるには、どんなデザインになるかがとても重要だと思うんですけれども、このアンケート結果にもあるように、おんせん県ロゴは前面に出したいというふうに知事もお考えなんでしょうか。 
広瀬知事      そうですね。アンケート結果を見れば、おんせん県ロゴというのは大変人気のようです。しかし、今、取り付けたくないという人を取り付けるように持って行きたいと思っているわけではありません。それは自由な選択にしておくことがいいのではないでしょうか。
幹事社    他、よろしいでしょうか。それでは発表項目以外で、質問のある社はお願いします。
記者   冒頭申されましたけども、高齢者の方が運転していて病院に突っ込むという事故がありました。全国的な課題でもありますが、高齢者の運転、足が必要だという部分で多分皆さん、公共交通でなく使っていらっしゃると思うんですけど、それに対して行政としてどういうふうに受け止めていらっしゃるか、何か対策でこういう方法が必要ではないかとお考えのことがあればお願いします。  
広瀬知事   本当に、大きな事故でしたけれども、不幸中の幸いというか亡くなった方がいなくて良かったと思います。ほっとしているところですが、大事なことは、こういうことが起こらないようにはどうすべきか、ということです。
 ご高齢になって免許を更新される方に対しては、免許更新の際に検査項目をいろいろと見直したり、免許発行当局も本当に考えてきていると思います。それからもう1つ、大分県では、高齢の方が免許を更新する時に、保健師の方に立会ってもらって、いろいろアドバイスをしてもらうなど、丁寧に対応しようと思っているところです。
 それでも、免許を返納してもらった方がいいなという方については、自主返納していただくこともやっていると思いますけども、免許の取り扱いについてはできるだけ慎重にすることが重要です。
 もう1つは、病院から遠い所に住んでおられる方もたくさんおられますし、買い物にもなかなか、車がないと不便だという方もいらっしゃるわけですから、これは随分長い間考えていただいてますけれども、コミュニティーバスや乗合いタクシーなど、そういう方のための足を考えていただくことも大事なのかなと思っています。なかなか運転できないという方が、それでも運転をするんだということにならないように、そうしないでいいような関係を作っていくことが、我々行政の大きな仕事じゃないかなと思っています。
 大分市は免許を返納していただいたら、1万円差し上げるということをやっています。これはいいと思うんですけれども、1回だけでずっとというわけにもいきません。財政との兼ね合いもあると思いますけれども、何か考えていかなくてはいけないだろうと思います。  
記者  先日、総合防災訓練を実施したと思うのですが、初めて年度当初の実施ということで実際にやってみての感想と、また、こういった課題があったというところがあればお聞かせ願えますか。    
広瀬知事
   昨年、熊本地震が年度当初にあって、その時に、本当は市町村に出掛けて行ってプッシュ型で支援をしたり情報を取らなくてはいけない担当が、まだそこのところの十分な理解がなかったり、いろいろなことがありましたので、今回は異動前からでも、内示があった段階で、ちゃんとやっておいてほしいという話をしていたんですけれども、そこは非常に徹底されていたということで良かったなと思います。
 ただし、部局ごとに輸送担当や物資担当の部署が決まっているんですけども、対策本部において、これは物資担当がやるのか輸送担当がやるのかなど、それぞれの担当部署の交通整理ができていなかったり、あるいはまた交通整理はできているんだけども、余り適切でなかったりというようなことで、訓練としては非常に良かったんじゃないかなと思っています。
 それからもう1つは、我々は県民の皆さんに、大きな地震があって津波がありそうなときには、まず皆さんに一時避難所として高台を決めてルートも決めておいて、そっちに逃げてくださいと申し上げているわけです。県南の方、例えば米水津では、ずっと皆さんで話し合いをして、自分の地区はどこに逃げるということを決めてくれています。だいぶ徹底をしてきて、他の地区でもそうやって決まってきているようです。それを我々は記録しているんですけども、さて、いざ、そうやって決められた所をひとつひとつ確認をすると、1,000ヵ所か2,000ヵ所、そういう場所があるわけです。これを1つずつ確認するのは大変ですので、1回はそこに避難していただいて、それからいくつかの避難場所の人には、1カ所に集まっていただく。頭の中で考えて、ここに避難してくださいというのは良かったのですが、さて、そこにどうやって支援の手を差し延べるかということになると、ちょっと避難場所が多すぎるかなということになりましたので、もう少し避難場所を統合した方がいいのではないかなど、そういうこともだいぶわかりましたので、これも良かったなと思っています。
 いずれにしましても、年度当初で自分たちの体制の問題もいろいろありましたし、実際にやってみて、頭の中では、これでもう大丈夫と思っていたことが、実際にヘリコプターでずっと見て回ると1,000カ所も2,000カ所も確認できるのかということになりますし、写真は夜中でもか大丈夫かと、そういうことになったりと、いろいろ勉強になりました。
記者
  来年度以降も同じ時期にやろうというお考えですか。
広瀬知事
   私はやった方がいいと思っているんですけども、防災局長が来年を待たずに今年やると言うかもしれません。 
記者
  憲法改正についてですが、先日、安倍総理が2020年までの施行を目指すと具体的な年を言われたのですが、具体的に9条に自衛隊を明記することが大きな改正内容かと思うのですが、知事としての受け止めがあればお聞かせください。
広瀬知事
   これは、極めていろいろな人のお考えがあると思いますけども、私は今の憲法で定まっている平和や人権、あるいは民主主義のルール、そういったものは非常に日本のこれまでの安定と発展のための良いベースになってきたのではないかと思っています。
 これが絶対に良いんだ、というつもりもないのですが、いろいろやるならば、これまでの良いところ、これで随分助かったというところも見ながら、しかし、こういう点はまずいのかな、というようなことを議論することが非常に大事ではないかと思います。良いところ、悪いところを議論して、それでも変えるのかというような話になってくるんじゃないかなと。そういう風にやらないと、これだけの憲法を持った国民として、もったいないような気がします。
 したがって、よく議論していただければと思っています。そうすると、おっしゃるようなスケジュールでは大変なんじゃないかなと思います。2020年といったらオリンピックの年ですよね。
 いろいろ議論することが必要ではないでしょうか。そんなことを言っているからけしからん、という必要もないのではないかなと思います。皆さんよく頭を冷やして議論した方がいいと思いますよ。絶対護憲、絶対改憲というような話でやっていたら、本当に国民のためにならないのではないかと思います。
記者  
 知事の認識として、2020年というのはちょっと早いのではないかということですか。
広瀬知事
  私は議論をもう少し、深めるべき議論が多いのではないのかな、と思っています。ひとつかみに2020年と言われても、期限もよく議論した方がいいと思います。      
幹事社
   他にありませんか。これで終わりたいと思います。
広瀬知事 
   ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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