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平成29年5月22日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年5月29日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年5月22日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   それでは定例会見を始めたいと思います。よろしくお願いします。 


豊後大野市朝地町の地割れについて 

 知事写真①

 まず豊後大野市朝地町の地割れの件でございますけれども、すでに皆さんご存じのとおりでございますが、朝地町綿田地区という所で地割れが発生をしています。
 昨日、5月21日16時でございますけれども、豊後大野市が3世帯10名に避難勧告を出しております。2世帯には避難をしていただいておりますけども、もう1世帯の方は、どこに移転するかということで、市と協議をしていると聞いております。そのうち決まれば避難ということになると思います。
 これらの経過はご存じのとおりですが、5月16日火曜日の15時32分に地域の住民の方から、豊後大野市の方に「宅地内で地割れが発生している」という連絡があり、県の土木事務所の職員を現地に向かわせたところです。市と共に調査をした結果、地割れの範囲が南北におよそ400m、東西で250mに達しているということで、多数の地割れが発見されています。
 現在、日々少しずつ動いていますから、その状況をしっかり見ておく必要があるということで、簡易な観測を今行っているところですけども、明日23日には警報器付きの観測機器が5基設置することになっています。地割れの状況を1時間に何mmぐらい動いているかというようなことを見て、その大きさとスピードで危険度を判断するということです。
 これからもしっかりと対応していきたいと思います。ご心配をおかけしております。

第149回九州地方知事会議及び第31回九州地域戦略会議について 

 それから明日、23日に九州地地方知事会議を鹿児島県の指宿市で開催します。
 いくつか議題があるんですけれども、1つは熊本地震に関する広域応援の検証や評価、それに基づく対応や対策といったようなことが議論になるだろうと思います。
 熊本地震につきましては九州・山口9県災害時応援協定というのがすでにできておりますけれども、会長県たる大分県が中心になって応援体制を整備し、広域応援を実行していくということになっています。5月22日、今日現在ですけれども、九州・山口から160名の職員を派遣しています。今現在は160名ですけれども、これまでに延べ72,783人を派遣しました。地震が発生した当初は緊急派遣ですので、3日から1週間で交替しながらやっていました。
 今は中長期派遣と言いますか、専門家、例えば復興のための堤防を作る、道路を作る、そういう時の専門的立場から設計や積算をするような職員を中長期で派遣して、合わせて72,783人、もちろん、この8県は県下の市町村の力を得ながら協力をして、職員の派遣をしていただいたわけです。そういう協力がありましたけれども、この広域応援の検証・評価をまとめて、それを見直し、さらに次の対策につなげていくというようなことが必要になってくると思います。
 例えば、熊本地震の時にいろいろ物資が全国から来るんだけれども、ラストワンマイルがなかなか届かなかったということで、まず熊本県外でもいいから広域的な物資の集積拠点を作った方がいいとか、いろんな議論があったと思います。
 それから、避難所に皆さんがおみえになるだけじゃなくて、車中泊をしたり公園でテントを張ったりということがあったので、そういう避難場所の多様性に対応した対策も大事だといったこともいろいろ議論しています。その総括をしながら次の対策に活かしていこうということです。
 もう1つの議論は、県もやらなくてはいけないんだけれども、市町村にもやってもらうということです。県と市町村の連携が大事だということもありましたので、この間、県庁に大分市長さんや福岡市長さんにおみえになっていただいて、県と市町村の連携について覚書を結んだところですが、そういうことも含めて、いろいろなことを学びましたし、対応をしていきたいと思っています。
 それから第2番目の議題は、九州各県で進めております地方創生、そして九州全体で一緒にやろうという「九州創生アクションプラン」についてです。JEWELSプランというニックネームをつけて取り組んでおりますけれども、仕事づくり、教育環境づくり、出産等の希望がかなう社会づくり、それから安心安全な暮らしづくりというような4つの部会に分けて、それぞれ知事さんに座長を務めていただいています。その話をさらに進めていきたいというのが2つ目です。
 3つ目は国際スポーツ大会を契機とした地域活性化です。再来年は福岡、熊本、大分3県でラグビーワールドカップが開催され、それから同じく再来年、女子ハンドボールの世界選手権大会が熊本県で開催されます。2020年はオリンピック・パラリンピックで、その翌年には福岡県で世界水泳選手権大会が開催されるなど、国際スポーツ大会が相次いで開催されます。このような機会を地域の活性化にお互い活用していこうじゃないかと、後押ししようじゃないかということで、これらのイベントが九州全体の活性化の牽引役になるかもしれませんので、そういうことも議論していきたいと思っています。
 この件については、明日23日の8時50分からラグビーワールドカップ2019九州開催の3県知事・市長会議というのを熊本市で開催することにしています。各県の知事さん市長さんが集まって、そこでお互いの協力について話をしようということになっています。
 23日の知事会議の後、24日には九州地域戦略会議を開催します。知事の皆さんとそれから経済界の皆さんが一緒になって戦略会議をやろうということです。やはり熊本地震の検証・評価、それから九州地方創生アクションプラン、中でも九州観光戦略や国際スポーツ大会などといったことが議論になるだろうと思います。経済界とも力を合わせて、官民一体となって、前に進みたいと思っているところです。
 九州地方知事会議と九州地域戦略会議の開催についてお話を申し上げました。

  第149回九州地方知事会議及び第31回九州地域戦略会議の開催について [PDFファイル/49KB]
  ラグビーワールドカップ九州開催の成功を目指した決意表名(開催3県知事・市長会議の開催)について [PDFファイル/35KB]

 新規高等学校卒業予定者の採用枠早期確保要請及び人手不足対策について

 知事写真②

 それから3番目は新規高等学校卒業予定者の採用枠の早期提示についてと人手不足対策についてお話をしたいと思います。今年も来年春の高等学校卒業予定者、大分県で働きたい、仕事をしたいという学生については、できるだけ県内で企業からの求人を確保して、採用してもらおうと思っているところでございますが、そういう若者の県内企業への就職を促進するということで今週の26日金曜日に県と労働局が一緒になって経済5団体に対して、採用枠の早期確保と求人票の早期提出を要請したいと思います。特に今年は人手不足と言われていますので早期確保、求人票の早期提出をやってください、そうしないと若者が県外の企業に引っ張られますよ、ということで強くお願いを申し上げたいと思います。
 このようにお願いすると、それはわかったと、けれども今はむしろ人手不足で困っているんだという話になるだろうと思いますので、お手元にお配りしていますように、人手不足対策もしっかり打ち出しておかなくてはいけないということで、多様な担い手の創出に向けて人手不足対策に取り組んでいきたいと思っています。
 3つのジャンルがあります。1つは若年者の県内就職推進、26日の要請はこの一環です。それからもう1つは女性の活躍促進ということで、女性にも働くことを希望する方がたくさんいらっしゃいますので、ぜひ活躍していただこうと。それから3番目のジャンルはシニア人材の活用です。
 資料左側の上に若年者のことを記載しています。県内就職推進ということで、高等学校の卒業生、あるいは大学の卒業生など、学生等々に企業が説明する機会等を作って、3年間で17,000人の県内就職を確保しようということであります。
 実は17,000人と言っていますけれども、年間で、もうすでに、例えば29年3月に県内で就職した高校生や大学生、大学院生は4,800人ぐらいいます。それがベースにあり、ぜひ県内で就職をしてもらおうと、さらに700人ぐらい増やして年間5,500人の方に県内就職をしてもらいたいと考えています。3年間では、その3倍で17,000人ぐらいを県内の就職に誘おうということです。
 そのため何をするかと言うと、例えば高校生については、企業と高校の情報交換会の開催、今年はすでに5月19日に開催しましたけれども、そういうものをやったり、あるいは高校生向けの合同企業説明会を開催して、大分県内にも結構、魅力的な仕事の場があるんですよ、ということを高校生や学校の先生、保護者の皆さんにも知っていただくということでPRをしっかりやっていこうと思います。
 それから、もう1つは大学生に対するPRです。県内新卒者の県内就職ということで、大分大学理工学部と連携した取組を行います。大学院の授業に県内企業を紹介する講座を開設して、ぜひ大分県の県内企業に目を向けてもらおうと思います。県内に立地している全国的な、あるいは世界的な企業があるんですけれども、これも人材、人がいれば研究的な施設をこちらに移したいというようなこともあるわけですから、そういう希望も含めて大分大学の理工学部と連携した取組をやろうと思っています。
 それから県外在住者のUIJターンです。福岡事務所に学生就職サポーターを設置して、福岡県内の大学等との連携を強化します。それから企業の魅力発見バスツアーということで福岡からバスで大分県の企業を見学してもらって、また福岡に送り届けるということをして、とにかく県外在住者のUIJターンも促進していきたいと思います。このようなことで、年4,800人ぐらいの県内就職者を5,500人ぐらいにすることを考えています。
 それから女性の方は、大体ベースが年間90人ぐらいですから、プラス90人、年180人ぐらいにしていくと、その3倍で500人ちょっとということになるわけです。そんなことを頭に置きながら、在宅ワークの普及・啓発や就業チャレンジの支援など、そういった女性の就業にあたっての悩みをいろいろ支援しながら活躍促進を図っていきます。
 それからシニア人材の活用ということで、これはベースとして300人ぐらいですけれども、それにもう一声30人ぐらい増加をして年1,000人ぐらいを、これは合同企業説明会等で強化していくということです。
 その下に離転職者への就職支援4,500人とありますけれども、職業訓練等で引き続き強化をしていきます。これは数としては県内で仕事をしていた人が、また他のスキルを身に付けて別の企業に就職しますが、県内での企業の間での移動が多いので、この4,500人は県内の雇用の確保には大事ですけれども、数としては入れていないということになります。そうなりますと、さっき申し上げました全体で18,500人を目標に掲げて大いに努力をしていこうということです。
 お話しましたように、いろいろな対策があります。「大分県働き方改革推進会議」での議論を踏まえ、長時間労働の是正や、育児・介護との両立、あるいは柔軟な働き方の確保などを実現しながら、多様な担い手が出て来やすい環境を作っておくことが大事だと思います。それによって、「安心・活力・発展プラン2015」の中間見直しの年であります31年度までに大体18,500人ぐらい、年間6,200人ぐらいを確保しようということでございます。
 このような計画を持って、新規の採用枠の早期確保等を要請していきたいと思っています。

  新規高等学校卒業予定者の採用枠早期確保等に係る経済5団体への要請について [PDFファイル/79KB]
  人手不足対策~多様な担い手の創出に向けて~ [PDFファイル/108KB]

梅雨時期の河川・土砂災害に対する備えについて

 それから4番目は梅雨時期の河川・土砂災害に対する備えについてです。
 冒頭、地割れのお話を申し上げましたけども、本当に今、雨が降っていないから良かったようなもので、梅雨時期だったら大変なことになったと思いますけども、梅雨時期を間近に控えて対策をしっかりやっておかなければなりません。皆さんご存じのとおり、毎年この時期は被害を最小限に抑えるということで、河川や土砂災害に対する備えをやっているという状況です。
 5月は「水防月間」、6月は「土砂災害防止月間」です。5月11日から12日にかけて、水防警報等の確実な情報伝達ということで、県や市町村が連携した洪水対応演習やダムの管理演習を行いました。これに加えていよいよ梅雨時期ですから、河川や土砂災害の危険箇所の点検を実施しております。
 具体的に申し上げますと、県が管理する堤防のある153河川、総延長383kmで点検を行い、補修等が必要な場合は措置をして災害に備えます。例年6月上旬が梅雨入りですから、それまでには、その堤防や河川の点検を終えたいと思っています。
 もう1つは、大分県には土砂災害危険箇所がたくさんありますので、その点検も必要です。土砂災害危険箇所に老人ホームや病院、避難所等がある箇所が245箇所ありますので、住民の暮らし、高齢者の方の暮らしと一体的に考えて、そこの点検をしっかりやろうということで、点検を行っているところでございます。また、ドローンも活用しながらやっていきたいと思っています。
 それから出水期の災害を想定した防災訓練についてです。「県民防災アクションデー」と称して、6月1日を中心に県内の市町村でサイレンを鳴らして訓練を行います。
 土砂災害や洪水などによって避難が必要な場合に知らせる水害避難サイレンを鳴らして、住民の皆さんに確認していただくということをやっていきたいと思います。本当に毎年梅雨時期というのは恐いときでございますから、万全を期していきたいと思っているところです。

  梅雨時期の河川・土砂災害に対する備えについて [PDFファイル/729KB]
  平成29年度 県民防災アクションデー(県下一斉避難行動訓練)実施要領 [PDFファイル/186KB]

世界温泉地サミットについて

 それからもう1つ、世界温泉地サミットを開催したいと思っています。以前、お話ししたかもしれませんが、来年5月25日から27日までの3日間、別府市のビーコンプラザで開催したいと考えています。
 環境省が全国温泉地サミットというのを開催していますが、来年はこの時期に別府市で開催しようということになりましたので、それはちょうどいいじゃないかと、全国の温泉地の皆さんが集まる時に、併せて世界温泉地サミットをやったらいいじゃないかと、別府市や竹田市、我々県も常にいろいろな世界の温泉地と関係がありますから、そういう関係をずっと伝えながら、案内をしているという状況です。
 もう1つは世界にネットワークを持っているジェトロも協力をしてくれるということでございますので、そういうところの協力を得ながらやっています。
 既に18カ国23地域の首長さんに案内状を出しています。現時点でその中の6地域から出席の回答をいただいておりますので、こういった地域は皆さん温泉の活用について関心が深いわけですから、やってきてくれるんじゃないかなと思っています。
 6月1日には、有識者による実行委員会を立ち上げて早速準備に入りたいと思っています。

  実行委員会設立総会のお知らせ [PDFファイル/32KB]
  世界温泉地サミット 実行委員会委員名簿 [PDFファイル/38KB] 

太田副知事の辞職について

 それから最後になりますけれども、太田副知事さんの件です。平成26年7月2日から大分県の副知事としてご活躍をいただいておりますけれども、おおむね3年になったということで、ご本人はありがたいことに、まだ2年11カ月だと、あと1カ月働いてもいいよと言ってくれていますけれども、この5月末日をもって、こちらを退職されて農林水産省にお帰りになるということであります。
 皆さんご存じのとおり、農林水産部の仕事だけではなく、商工労働部、あるいは土木建築部等々の仕事もやっていただきました。ちょうど農林水産の関係ではTPP等の議論も華々しい中で、構造改革が非常に大事な時期だったと思います。国の政策にも精通しておられるわけですから、それにもご教授いただきながら、いろいろと良い方向に指導していただいたと思います。
 また、マーケット起点の物づくりを我々は一生懸命やっていたところですけれども、45回にわたってトップセールスということで国内のマーケット、あるいは海外のマーケット等々に出掛けて行って売り込みをやっていただき、先頭に立って大変努力をしていただいたと思います。
 熊本地震の時には、これもまた大変だったと思いますけれども、職員を叱咤激励し、対策をしっかりやっていただいたと思います。
 それから太田副知事は、大分県庁の最高情報統括責任者ということで、そちらの方の仕事もいろいろやっていただきました。
 大変感謝しておりますけれども、やはり3年経ったら仕方がありませんので、ご勇退ということになります。せっかくのご縁ですので、これからもぜひ、大分県のためにご尽力願いたいと思っています。
 今朝の部長会議で、国への政策提言、要望、陳情について、いろいろ細かな打ち合わせをしていたんですけれども、考えてみると農林水産部のところはもう全部終わったかなと思います。全部一緒に聞いていましたから(笑)。また引き続きよろしくお願いしたいなと思っているところです。

 私からは以上です。 
幹事社    まず発表項目について幹事社から質問させていただきます。
 冒頭、豊後大野市の地割れの問題がありましたけれども、改めて知事の受け止めと、あと地滑りの危険性が指摘されていますけれども、今後の対策について教えてください。
広瀬知事     あの地区は、昭和39年頃に同じような地割れがあったということで、しっかり警戒しておかなくてはならない地区ではあるわけです。先ほど申し上げましたように、とにかく、この地割れの状況が止まればいいけれども、止まらない。止まらないまでも徐々になら何とか防ぐ可能性もあるけれども、スピードが加速されるようなことになると、いよいよ地滑りが起こるというような可能性がありますので、今は状況をしっかりと見て警戒しておくことが大事ですので、観測機器を置きながらしっかり警戒をしておこうと思っています。対策を打つにしても何にしても、落ち着かないとどうにもなりませんので。
 それから、それでも地滑りという最悪の事態が起こる可能性もありますから、住民の皆さんには、避難をしていただくことも必要かなと思っています。 
幹事社   発表項目について各社さんいかがでしょうか。 
記者   太田副知事の退任の話ですが、今月末で退任ということで、後任についてはどうお考えですか。
広瀬知事    後任は、今いろいろ国との連携も大事な時期でもありますので、農林水産省の方にはいい人がいればぜひ、また引き続きという話はしてあります。ただ、今のところ誰がどうなっているという話はありません。
記者    三代にわたって副知事が農水省からいらっしゃって、二日市副知事と二人制でされてきましたけれど、今後も知事ご自身としては二人制でやりたいということですか。
広瀬知事    総務の管理的なところも大変ですし、行革もありますし、それから事業推進のところもいろいろ大変な時ですから、二人体制でやってもらいたいというふうに思っています。
記者  すでに農水省の方にはお話をしている、ということですか。     
広瀬知事     誰かいい人がいればお願いしたいと言っています。ただ、もう底をついていませんということになれば仕方がありません。誰でもいいというわけにはいきませんからね。  
記者    豊後大野の朝地町の地割れの件なんですけれども、長期的な避難も考えられるんですけれども、県としてはどのようにサポートしていきたいと考えていらっしゃいますか。
広瀬知事    今のところはとにかく、この状況がどうなるのか、一番望ましいのはこれで落ち着いてくれることですけれども、先ほど申し上げましたように、油断なく状況を見ているという状態です。しかし、避難された方は場合によっては長期になるかもしれませんし、その辺は、例えば市営住宅や県営住宅をお世話するとか、そういうことも含めて、それは心配のないように対応していかなくてはいけないと思っています。
 今は、そこまで全く考えてませんけれども、むしろ状況がどうなるかというのを注目しているところですけれども。住民の皆さんにもそれは心配のないようにしなくてはいけないと思ってます。
幹事社   他にいかがでしょうか
記者    世界温泉地サミットの件なんですが、毎年環境省がやっている全国温泉地サミットが来年は別府で、併せて世界サミットというお話だったのですが、前回の発表の時には大分県主催ということだったと思うんですけれども、その辺は変わってないでしょうか。 
広瀬知事    国がやってくれてもいいんですけれども、都市の皆さんに声を掛けてやるわけですから、国ごとのサミットではないという面もあるというのが1つと、それから、むしろ環境省や、あるいは観光庁もそうですけれども、話はしてありますけれども、県の方でやってもらえば応援しますよということを言ってくれていますので、そちらの方がむしろあまり形式にとらわれないで実のある会議になるのではないかなと思って、そちらにしたということです。環境省は全国温泉地サミットを主催していて、じゃあいいじゃないかと、応援しようということを言ってくれていますし、もちろん観光もありますから、観光庁も応援してくれるということですから、これで出来るかなと考えています。国の了解もそういうことで受けています。   
記者   それに関連して、イメージですけど、国と共同開催というような感じではないんですか   
広瀬知事    共同開催でもいいんですが、共同開催となると、共同の発起人を作って、何回か実行委員会をやってということになりますと、そのうち1年ぐらいすぐに経ってしまいますので、いろいろこれまでの関係もありますから、そういうことを頭に置いて、まず大分県で迎えてみようかなと、これいいねと、時々やろうじゃないかというような話になれば、それはまた共同でやろうということになってもいいかなと思っています。大事なことは温泉の活用、そしてお客さんからどうやって温泉を愛してもらえるかということを、実りのある議論をすることが大事ですので、一度やってみて、いいね、ということになれば、そういうこともあるのかなと思います。
記者  ラグビーワールドカップを含めた国際スポーツ大会が戦略会議のテーマにもありますし、決意表明もあるということですが、現状で大分県も含めた各地の、福岡、熊本なども含めて、いろいろな浸透や盛り上がりはどうお感じですか。    
広瀬知事
   この前新聞に出ましたように、民間で調査をしましたら、浸透度、認知度は大分県がトップという大変うれしいニュースがありました。
 九州開催するにあたっては、九州3県を中心に九州各県で協力をしようじゃないかということについて、実は以前、福岡県知事さんの方から提案がありまして、そうだねということで知事会でも同様に意見交換をしています。
 したがって協力については3県とも盛り上がってきていますし、また3市長さんも喜んでいるということでございますから、現状としてはいいのではないかなと考えています。というのは福岡での試合を見たいという大分県のファンが多いかもしれませんし、熊本県の方も思うかもしれません。逆に大分県での試合を見たいというようなこともあるかもしれません。その時に3県知事さんや市長さんがいらっしゃい、いらっしゃいという状況になっていれば、3県のラグビー協会も当然協力し合うことになります。実はこういう宣言を一緒にやろうというところは、あんまりなかったので、全国的には面白いんじゃないかなと思っています。ぜひ歓迎しますからいらっしゃいと、熊本のファンや、福岡のファンに言うことが大事なこと、とにかくできるだけ盛り上げようというのが我々の狙いです。 
幹事社  
他にはいかがでしょうか。
記者
  先ほどの太田副知事の件なんですけども、任期は4年、今回は任期途中で退任という形でよろしいんでしょうか。
広瀬知事
   前の小風さんもそうだと思いますけれども、普通、国から出向してもらうときには2年なんですけれども、歴代、これまでよく仕事をしていただいているから2年で帰るのはもったいないと、もうちょっといてほしいということで、たいてい3年ぐらいになっています。3年から4年になると、ご本人にとってみると、やはり国の仕事もあるわけですから、そこのところは3年になったので国から返してくれと言われれば、仕方がないかなと、任期途中ですから駄目ですというのはちょっと無理かな、という感じです。 
記者
  関連してなんですけれども、改めてこれまでの知事へのサポートを振り返っていかがだったでしょうか、ということが1点と、農水省の方にはアプローチしているということなんですけれども、農水省以外の省庁に、もし農水省の回答がちょっと危うい時は他の省庁も考えているのかということと、時期についてはどれぐらいを目途に選んでいきたいなと思っていらっしゃるかをお聞かせください。
広瀬知事
   副知事はほぼ3年にわたってということになりますけれども、この間、とにかく農林水産省からお越しいただいたということもあって、農林水産関係の仕事、それから、それだけじゃなくて事業関係等いろいろやってくださいとお話をしていました。
 ちょうど農林水産省の関係ではTPPがあり、それに関連して構造改革をしっかりやらなくてはいけないという時期で、国の方もTPPを導入するか構造改革を導入するのかということをいろいろ悩みながら交渉していたというところがあると思います。そのあたりを農林水産業の現場をよく見ていただきながら、いろいろと我々にとっても有益なお話を聞かせていただいたし、指導もしていただいたし、また、農水省には、現場はこういうふうになっているんだ、というようなことも話をしてくれたんじゃないかなと思います。そういう、いい繋ぎをしてもらったんじゃないかなと思います。
 その中で、マーケット起点のものづくりということ、力強い形態を作っていくんだということ、それから担い手の育成という、その3つについて強力にリーダーシップをとっていただいたというふうに思います。
 中でも、先ほど申し上げましたように、セールスのところについては先頭に立ってやってもらったんじゃないかと思います。商工労働の関係でも、この間も日米カウンシルの件でハワイに行っていただいて、大変フットワークよく仕事をしていただいたと思っています。
 それから、もう1つ忘れてはならないのは、任期中、熊本地震という大きな試練がありましたけれども、これについても対応をよくやっていただいたと思います。
 農水省に対しては、先ほど申し上げましたように、誰かいい人がいれば引き続きお願いしたいということは言ってあります。まだ、こういう人という話がありませんから、いいか悪いかわかりませんけれども、きっといい人が来るのではないかなと期待をしております。よくなければ、それは断らざるを得ないということになるわけで、それは当然のことですけれども、それでは他の役所に言っているのかということですけれども、ぜひ農水省からお願いをしたいと言いながら、別の役所にも言っておくというわけには、いくらなんでもいきませんので、今のところは他の役所にはお願いしていません。きっと、太田さんの後任にふさわしい立派な方が来るのではないかと期待をしているところです。
 それから、時期はいつ頃かということなんですけれども、今から国の方は人事の季節になりますので、通常国会が終わるといろいろ具体的に浮び上がってきて、それを踏まえて我々も議会の方で承認を取らなくてはいけないということになりますから、できれば次の議会、できなければその次というようなことになっていくと思います。できるだけ早くやりたいなと思います。
幹事社    いかがでしょうか。発表項目以外で何かありますでしょうか。なさそうですので、これで会見を終わります。ありがとうございました。
広瀬知事 
   ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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