ページの先頭です。
トップページ > ようこそ知事室へ > 平成29年6月26日知事定例会見

ようこそ知事室へ

平成29年6月26日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年7月24日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年6月26日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   定例会見を始めたいと思います。よろしくお願いします。


第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会 公式ポスターの決定について 

 知事写真①
 よろしくお願いします。
 それでは私の方から何点か。1つは来年の国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の公式ポスターが決定しましたので発表させていただきます。
 今回の文化祭は、県民総参加で準備段階からいろいろやっていただくことを方針の一つにして、昨年のロゴマーク「おおいた大茶会」の公募でも県民の皆さんからアイデアを出していただきました。このロゴマークに続いて、今年の3月に公式ポスターを募集いたしました。115点の応募がありまして慎重な審査の結果、大変いいものがたくさんあったものですから、いろいろ苦労もあったんですけれども、最優秀作品を決定しましたので発表させていただきます。
 おおいた大茶会ということで、にぎやかでたくさんの人がいますけれども、作者は大分市内在住のイラストレーター米村知倫さんという方です。大分県へ多くの人が集まってくる様子や、あるいは地元の方々と交わって文化祭を作り上げていく様子といったようなものを表現していて、まさに県民総参加、おおいた大茶会のイメージにふさわしいと思います。今後は、ぜひこれを関係者に配布して、大いに活用していきたいと思っています。
 まず、来月10日に文化庁主催の国民文化祭実行委員会があります。そこで本県の事業計画が審議されることになっておりますので、その際にこのポスターを紹介しようと思っています。
 いよいよロゴマークの次に、公式ポスターも決まりました。機運を高めていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。
 米村知倫さんの経歴等につきましては、資料に書いてありますので参考にご覧いただければと思います。

 公式ポスター [PDFファイル/147KB]

“OITA4.0”の取組と推進体制の強化について 

 それから、2点目は大分県版第4次産業革命“OITA4.0”の取組についてです。
 まず、6月29日(木)に大分市のコンパルホールで「キックオフフォーラム」を開催することにしております。お手元に資料をお配りしていますけれども、「大分県IoT推進ラボキックオフフォーラム」ということでやらせていただきます。ここにありますように、フォーラムではIoTの分野で著名な東京大学の森川博之教授から「IoTの本質」についてお話しをいただくことになっております。
 それから、この3月に大分県と連結協定を締結いたしました独立行政法人情報処理推進機構、セキュリティーの関係で随分活躍しているところですけれども、このセキュリティーの問題について、江口純一セキュリティセンター長からお話をしていただくことになっています。講師もテーマもなかなか面白いんじゃないかなと思います。
 それからもう1つは、IoT推進の体制整備でございます。もう1枚資料をお配りしていますけれども、この大分県IoT推進ラボというものは、関係者で運営委員会を作り、その事務局が県の情報政策課にあるということでございまして、ラボが建物としてあるというわけではありません。いろいろと動きが激しい中で、その動きを適確に掴んで対応していくことが大事ですので、このラボの運営を支援していただこうと、戦略アドバイザーを設置します。ここに、4名の名前を書いています。すでに6月1日に設置しております。河野憲裕氏、この方は経済産業省大臣官房情報システム課長を務めた、情報関係の専門家で豊後高田市の出身です。それから杉山恒司氏、こちらはウフルという会社の執行役員で、いろいろなコンサルティングやシステム構築をやっておられる方です。それから吉田柳太郎氏、住友商事グループのSCSKというシステム会社の上級研究員です。それから平井寿敏氏、ご存じのように前の県産業科学技術センターのセンター長を勤めていただいた方です。
 このような方々にお願いしようと思っていましたら、もう一人大事な方を忘れていたと思って、特別顧問に村上憲郎氏、グーグルの日本法人社長で活躍された、佐伯市出身の方に特別顧問をお願いすることになりました。
 こうなりますとラボの運営委員会もなかなか大変でございますから、富田龍彦さんという方を7月1日で採用し、NTT西日本の方ですけれども、情報政策課に常勤して仕事をしていただくことになりました。
 このように体制を整えながら、キックオフとして6月29日に意欲的なフォーラムを開催しようと思っています。

 IoTフォーラム案内兼申込書 [PDFファイル/216KB]
 “OITA4.0”推進体制 [PDFファイル/81KB]

 九州の東の玄関口としての拠点化~大分港大在地区におけるRORO船の新規寄港について~

 知事写真② 

 九州の東の玄関口としての拠点化につきましては、すでに研究会の報告も行われ、拠点化、陸海空、ハブアンドスポークとして、いろいろな拠点を作って行こうという構想を進めているところでございますが、この最中、日本通運株式会社と商船三井フェリー株式会社が共同運行しているRORO船が本年11月3日から大分に新規寄港することが決まり、本日発表されたところです。
 お手元に資料をお配りしていますけれども、RORO船の新規寄港スケジュールということで、現在は東京を出港して3日目の朝に博多に着くという航路ですが、そのうち金曜日と日曜日の便について、大分港に寄港し、それから博多に行くことになります。今、東京から博多まで33時間かかっていますが、東京から大分までは24時間です。従って、金曜日と日曜日だけでも、大分に荷物を降ろすということになると、東京から大分に荷物を運ぶ方にとっては早く荷物が着く、利便が出てくることもあるのではないかと思います。
 大分県、大分港にとっても、RORO船のお客さんが増えるということで大変いいことだと思っています。この便が11月から寄港するということです。
 もう1枚資料をお配りしていますが、その結果どうなるかと申しますと、フェリーはご存じのように1番から7番まで7便あります。加えてRORO船が今、大分-東京は商船三井、大分-清水は川崎近海汽船が運航していますけれども、加えて一番下の東京-大分が週2便増えるということになります。
 このように、九州の東の玄関口への拠点化をさらに進めていきたいと思います。

 RORO船新規寄港スケジュール [PDFファイル/103KB]
 定期航路一覧 [PDFファイル/53KB]

祖母・傾・大崩ユネスコエコパークオフィシャルアーティストについて

 おかげさまで祖母・傾・大崩がユネスコのエコパークに登録をされました。
 今月17日には延岡まで出かけまして、関係市町長さんと合同記者会見を行い、またお祝いのパーティーもやってきたところですけれども、このユネスコのエコパーク、せっかくでございますから認知度を高めて、できるだけ多くのお客さんに来ていただきたいと思い、大自然の中でドラムを打ち鳴らしているDRUM TAOに、大分県ユネスコエコパークのオフィシャルアーティストをお願いしようということになりました。DRUM TAOの方も快諾してくれましたので、そういう形でやってみたいと思います。
 9月9日(土)には、佐伯市で「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク登録記念イベント」を開催することになっていますけれども、そこでDRUM TAOによる記念公演を行う予定です。
 ぜひ、DRUM TAOの力も借りながら、ユネスコエコパークの認知度をさらに高めていきたいと思っているところです。

 オフィシャルアーティスト [PDFファイル/116KB]

おおいた豊後牛サポーターショップ1号店の認定について

 おおいた豊後牛サポーターショップ1号店を認定しますので、ご紹介させていただきます。本年度から大消費地の東京や大阪におきまして、おおいた豊後牛のブランド力強化、あるいは流通拡大に協力していただける店をおおいた豊後牛サポーターショップとして認定することにしております。
 その1号店として、株式会社大地が大阪府の堺市において6月30日(金)に新規開店する「焼肉ホルモン ブンゴ」をおおいた豊後牛サポーターショップに認定したいと思います。この店では、おおいた豊後牛を県の畜産公社から1頭買いして、全ての部位を使ってくれるということですけれども、その他に、おおいた冠地どりや最近特Aに認定された玖珠産のひとめぼれ、酎ハイ用のカボス果汁などを提供してくれるということで、おおいた豊後牛サポーターショップ1号店としては申し分ないのではないかと思っているところです。6月30日(金)に新規開店です。
 私からは以上です。

 おおいた豊後牛サポーターショップ [PDFファイル/180KB]


幹事社  発表項目で質問がある社の方は、手を挙げてお願いします。
記者  国民文化祭のポスターですけれども、あらためて、知事のこのポスターのデザインの感想と、今後どのように活用していきたいかという思いを聞かせていただけますでしょうか。  
広瀬知事   手書きでやっていますので、非常に親しみが持てるなという感じがします。温かみがあるなという感じです。それから描いている内容が、たくさんの人が集まって、自由にいろいろなことをやっている、この姿が国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭の県民総参加のイメージにピッタリだなと思って期待をしているところです。  
記者  DRUM TAOがオフィシャルアーティストということで、知事も聞かれたというか、ご覧になったことがあると思いますけれども、どういう演奏だという印象をお持ちでしょうか。
広瀬知事   DRUM TAOは元々、和太鼓やお琴、笛など邦楽をベースにしていますけれども、それを力強くハイテンポで、かつ、またジャズ風のリズムを入れたりして、なかなかグローバルな皆さんにも訴えることができるようなものではないかと思っています。そのDRUM TAOが、大分県を本拠地に活躍していただいているというのは、我々にとっても大変いいことだと思っていますし、今後、ユネスコエコパークで、この地域が世界に打って出ようという時にDRUM TAOが一緒にやってくれれば非常にピッタリかなと思っています。
記者  RORO船なんですけれども、また新たに東京と航路を開拓するということで、どのようなことを期待しているのでしょうか。  
広瀬知事   今、具体的にどんな荷物を、ということはないんですけれども、現在この便は、東京から九州、まず博多に33時間かけて荷物を持って来て、それから各地に配っているわけですから、それが今度は9時間短縮されるということになると、使いようによっては非常に魅力が出てくるんじゃないかと思います。
 特に今、人手不足だ、働き方改革だと言われている時ですから、この輸送手段についても、モーダルシフトでいろいろなものを活用しながら効率的に、そして運転者の負担もできるだけ軽減しながら運ぶことが大事だと思いますので、そういうことへの大きな力になるんじゃないかと思います。
 それからもう1つは、これまでも日通さんと三井商船さんが運航しているわけです。その中にはたくさんの荷物がありますから、それが九州、途中大分で1つ降ろせるということになれば、便利だなというところで、いろいろな荷物が出てくるのではないかと思っています。輸送方法に新たな選択ができたという意味では大変面白いことかなと思います。
記者  関連で、RORO船、こういった直行で、追風もありますけれども、実際に荷物、集荷という部分でいろいろな取組をされていると思いますが、ポートセールス全般の現段階での知事の手応えというか、受け止めとをお聞かせください。
広瀬知事   先ほど申し上げましたように、働き方改革といったような面で、人手不足もあると思いますけれども、そもそもモーダルシフトの社会的な要請が出てきている時だと思います。したがって、そういう中で、この新しい東京-大分便がうまく活用されるのではないかという期待感が1つです。 それからもう1つは、案外、東京と九州の貨物の交流というのはいろいろあると思うんですけれども、まだ十分にそれが活かしきれていませんので、その辺の新しい経済的な交流といったようなことも、これからまた出てくるんじゃないかなという感じがしています。
記者   IT戦略監についてなんですけれども、7月1日付けで富田さんを採用されるということで、富田さんを採用された狙いと、どんなことを期待するかをお聞かせください。   
広瀬知事   我々とITとの関わりには2つあります。1つは我々県庁の仕事、情報収集から始まり電子決裁まで、いろいろな仕事を電子化していこう、情報化していこうということ。
 もう1つは、今度のインダストリー4.0じゃありませんけれども、大分県の経済、産業、社会における情報化を進めていこう、IT化を進めていこうということがあります。“OITA4.0”ということで、県全体の情報化を進める仕事はこれから本格的にやらなくてはいけない分野です。その分野を特別顧問や戦略アドバイザーの力を借りながら、やっていくことが大事です。その時に、この方たちの意見や、あるいは外部の方のニーズをうまく取り入れ、消化をして、マッチングをして、そしてニーズとシーズを合わせていくというような、そういうプロジェクトを作っていくのにあたって、これまで民間でそういった仕事をされてきた富田さんがいるというのは非常にいいのではないかということで期待をしているところです。どちらかというとインダストリー4.0の方、大分県全体の産業のIT化など、そのあたりを受け持ってやってもらいたいと思っています。 
幹事社  発表項目では質問よろしいでしょうか。
記者  おおいた豊後牛の店ですけれども、店員さんが大分の語り部としてPRするとありますが、店員さんは元々大分に縁のある方なのですか。
広瀬知事  そうではありません。ですので、そのために時々大分にも遊びに来てもらったり、見学に来てもらって、こんなきれいな所で牛が育っているということを見てもらう、そうなると自ずとお客さんに対する語り口も違ってくるのではないかと、こういうことです。店員さんが大分に縁かあるかどうかは、要件ではありません。 
記者  専門店ができるということですが、これに対する知事の期待を。
広瀬知事   実は、私が知事に就任して以来、もっともっとおおいた豊後牛が関西で売られてもいいんじゃないかと思っていたんです。そして、大阪のマーケットに行きますと、いいんだけれども品物がないから、といったことをよく言われていました。今度ようやく、もうお客さんにそういうことを言われないですむくらいだいぶ増頭も進んできたと思いますし、併せて畜産公社の体制も整ったということで、いよいよ出口と言いますか、売り先をさらに強化していこうということでございます。
 ちょうどそういうタイミングに当たったものですから、サポーターショップを作って、大いに売り込んでもらおうと、お願いしようという時にいいお店ができたなと思っています。しかも一頭買いをしてくれて、それを皆さんに提供していただけるのは初めてではないでしょうか。  
幹事社   他によろしいですか。それでは発表項目以外で何かありましたら。
記者  先週、震度5強の地震が佐伯市であったのですが、知事は日頃から熊本地震の課題の中に、初期の情報収集を挙げられていましたが、今回、知事から見て、詳しい検証はこれからだと思うんですけれども、初期の情報収集という面で、県の対応はどうだったかという感想を聞かせていただければと思います。  
広瀬知事   今回、鶴見の方で5強という数字が出ましたので自動的に対策本部を立ち上げたんですけれども、実は他の地域ではそれだけの震度は観測されませんでした。対策本部を立ち上げたのですが、心配な所は一箇所だけ、鶴見だけだったわけですから、そういった意味では情報収集も、一点集中で情報収集すればいいので、まあまあ、うまくいったのかなと思っています。
 警察の情報も、消防の情報も、大きな気になる情報はないということだったので、それなら大丈夫かなということで、あまり情報収集のことは心配しませんでした。 それからもう1つ、情報と言えば、市の方に県から出掛けて行って、情報連絡員が市の本部で苦労を共にしながら、情報を収集し、いろいろな対策を考えていくという、こちらの方も、ちゃんと担当が着いていましたので、うまくいったかなと思っています。
記者  人事の件なんですけれども、7月1日から2名の部長が替わるということで、それぞれ起用された理由と、期待することを教えていただけませんか。    
広瀬知事  
適材適所という言葉に尽きるんですけれども、総務部長の尾野さんは、財政課長をされて、それから商工労働部、農林水産部に行ったということで、いろいろと幅広い経験をされているというのが1つ。それからもう1つは、そういう幅広い経験をしていると思いますから、いろいろな人の話をよく聞かれると私は思っていますので、そういう面も総務部長に適任かなと思いました。
 それから中島さんですけれども、彼は商工労働部が長いと思います。商工労働部的に物事を作り上げていく能力が非常に優れていると思いますし、そういう中で企画振興部にもいたというようなこともありまして、非常に積極的に物を作り上げていくという立場と、それからいろいろ幅広い視野から仕事をしておられますから、これもこれから非常によく状況を見ながらやっていかなくてはならない農林水産業政策の要としていいかなと思って期待しているところです。
 それぞれたくさんいい役者は揃っていると思いますけれども、この2人をそういう意味で登用させてもらいました。  
記者  
平成24年の豪雨災害からもうすぐ5年経つということで、日田、中津、竹田、こういうところが非常に大きな被害を受けたんですが、この5年間での復興の状況、あと5年間の取組、そして今回の豪雨災害で確認した部分も踏まえて、今後の防災に対する取組のお考えをお聞かせ願えればと思います。
広瀬知事  
もう5年ですね。あらためてお見舞いを申し上げたいと思います。
 あの時、特に私が一番感心したのは、被害に遭われた皆さん方の防災力と言いますか、あれだけの水がどっときたわけですけれども、避難勧告が出る前から、これはちょっと尋常じゃないなと、もうそろそろ避難した方がいいぞというようなことで、自治会のトップがそういう話をしたと聞いています。あるいは、皆がしっかり手を携えて逃げたとか、避難所では非常に不便が多かったと思いますけれども、譲り合って助け合ってやってきたとか、そういった面で県民自らの防災力というのが、あの時の災害をできるだけ小さくコントロールした、一番の要因じゃないかと思っています。自助、共助、公助と言われますけども、そこのところの防災力が非常によかったなと、この防災力を常に訓練などをしながら養っておくということが大事だなというのが1つ。
 もう1つは、氾濫するはずがないと思っていた河川が氾濫したり、なかなか大変でしたので、あれから特に国土の強靱化が随分言われてきたのではないかと思います。あの時に中津日田道路の一部が完成していて、それがあったから中津~日田間の交通が途絶しないで済んだということがありましたので、道路、特に今、我々が進めている中九州横断道路や中津日田道路といった主要な幹線道路の整備、あるいは、大分川ダムや玉来ダムといった治水ダムの整備、あるいは熊本地震でもそうだったんですけれども、大変力を発揮してくれたコンビナートのための護岸の整備、そういったハードの面でも強靱化できることはやっておけなければいけないというのが第2の教訓かなと思います。また、そういう対策の上でだいぶ進んできたかなとも思っています。
 それから3つ目、忘れてならないのはボランテイアです。あの時確か、延べ1万人ぐらいの皆さんが随分と力を貸してくれました。特に水害というのは、水が上がって来ると、もう畳が使えないどころか、普通は男手一つで大体畳は運べるんですけれども、4人でも5人でも、1回泥を被って、水を被ると運べない。それで途方に暮れている方が多かったんですけれども、本当に多くの方がボランティアでやってきてくれて畳の処理をしてくれたとか、非常にこれは大きかったと思います。熊本地震でも、やはり助けていただきましたし、しかも、ただ闇雲に行くのではなくて、ボランティアセンターに声を掛けて行ってくれる、自ら交通整理をしながら行ってくれたというようなことで、非常に力になりますし、手慣れたボランティア集団がいるというのは、大分県だけでなく、日本のいいところかもしれませんけれども、そういうことも痛感したところです。
 このあたりが、5年にあたって感じるところです。 
記者  
別府に高級ホテルが進出するということで、知事も会見に出ておられましたけれども、あらためて別府に県外や国際的な資本も入って開発が進んでいくことをどう受け止めておられますか。
広瀬知事  
別府は、我が大分県にとっては昔から温泉観光のメッカですし、たくさんの旅館・ホテルもあるわけで、そこでたくさんの方に満足していただきながら、地元の皆さんが商売もできるということになればいいわけです。けれども、それに対して外から持ってくる、入ってくるということになった時に、今あるものがそれによって毀損されるというようなことになると、またいろいろな心配事も出てきます。
 しかし、今回の話はご存じのように、インターコンチネンタルという世界的なラグジュアリーホテルですから、あまり競合するところはないのかなと思います。それもあっていい、それから地元の立派なホテルもあっていい、もっともっと日本的な旅館もあっていい、と言うように、相呼応しながら、別府の観光や大分県のツーリズムを盛り上げていく関係ではないかと思っていますし、またそうしなければならないのではないかと思います。あの会見の時にも、そこのところは非常に会社側も気にしていましたし、よく理解をしていたのではないかと思います。私はそういう風にとらえて前向きに進めて行きたいと思っています。
 それから、ホテルは顧客リストを持っています。インターコンチネンタルは世界中のラグジュアリーホテルを愛好する方の顧客リストを持っているわけですから、今度、別府にいらっしゃいと彼ら自身が誘客するに違いありません。そういうネットワークが、丸ごと別府に来てくれると、せっかく日本に、別府に来たのだから、ご飯は外で和食を食べようかなとか、あるいは、どこそこの旅館に泊まろうかなとか、いろいろなことも考えるわけです。そういった意味で、ホテルが来たこと自体、そのホテルが持っているお客さんのネットワークを利用してもらえることが大きいのではないかと思っています。
幹事社  
何か質問はないでしょうか。   
広瀬知事  
綿田地区は昨日もだいぶ雨が降りまして、観測地点が6つあるんですけれども、その1箇所で1時間あたり8mmぐらい動いたというのでちょっとビックリしました。その他の5つは2mmから4mm弱だったようですけれども、昨日はだいぶ動いたところがあったという感じです。今日はどうかと言いますと、一番動きの小さいところが1.8mm、一番大きなところは3.4mmぐらいですから、落ち着いてきたのかなというふうに見ています。しかし、やはり動いていることは事実ですから、警戒を怠らないようにしなくてはなりません。
 このような中、9世帯17名の方が避難していらっしゃいますが、地すべりの直接的な影響を受けている3世帯は、もうしばらくは仕方がないにしても、他の6世帯の方々は、早く家に帰りたいだろうと思いますので、この間、豊後大野市長さんにこちらに来てもらった時にできるだけ早くという話もしました。
 豊後大野市もそういう考えでいるということで、周辺の6世帯については、例えば日常に行き来できる道路があるかどうか、安全かどうか、万一の時にはそこを使ってちゃんとまた公民館の方に避難できるかどうかということをしっかり検証したうえで、電力や水道などのライフラインに問題がないかどうかも検証するなど、状況を見ながら、市の方で判断し決めていくのではないかと思います。避難してから1ヶ月以上経ちますので、本当に大変だと思いますけれども、我々も常時様子を見ながら何とか皆さんの希望が叶えられないかどうかを考えているところです。
記者  
前回、市との意見交換会の後のレクで、6世帯の方の避難勧告の解除の時期については、梅雨などの出水期が終わった後で考えたいというお話だったのですが、市からまた、より細かい時期の話は聞いていますか。
広瀬知事  
聞いていませんけれども、私の認識では、市の方も同じではないかと思うのですが、あの時はずっと天気が良かったので、この状況で動かないからといって、安心だというわけにはいきません。1回雨が降ってから判断しなくてはいけないというので、梅雨が終わってということまでは言っていないんじゃないかと思います。雨を1回経験してからという雰囲気がありますので、そこは、昨日今日の雨というのは1つのデータになるのではないかと思います。市の方も早く判断をしたいと思っているでしょうから。 
幹事社  
他にありませんでしょうか。ありがとうございました。
広瀬知事  
ありがとうございました。    

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

前のページに戻る このページの先頭へ