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平成29年9月4日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年9月20日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年9月4日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社   よろしくお願いします。

平成29年度全国学力・学習状況調査の結果について 

 知事写真①

 今日はたくさんあります。
 最初にうれしいお話ですけれども、平成29年度の全国学力・学習状況調査の結果です。お手元に資料をお配りしていますが、小学校は、全ての教科・区分で、平均正答率が全国平均を上回りました。平均正答率の合計値は全国平均を4.4ポイント上回り、過去最高の結果となっています。全国では10位台前半、九州ではトップレベルを引き続き維持しているということです。
 それから中学校も大変心配をおかけいたしましたけれども、平均正答率の合計値が初めて全国平均を0.4ポイント上回る過去最高の結果となりました。全国では20位台前半、九州ではトップレベルを達成したということです。
 資料の右上に表がありますけれども、これを合計すると小学校がプラス4.4ポイントになります。中学校がプラス0.4ポイントになるんですけれども、小数点以下の四捨五入の関係で若干違うかもしれません。下にはグラフでも示してあります。
 なぜ、こういう結果になったかをいろいろ議論したんですけれども、ひとつは何と言っても小中学校の先生方が授業改善に取り組み、その成果がようやく出てきたということです。特に、中学校は長い間全国30位台で低迷し、平均正答率も全国平均を下回っている状況だったんですけれども、「中学校学力向上対策3つの提言」で、1つは授業をよりわかりやすくやるということで、最初に今日の狙いは何だと、そして具体的に問題をあげながら、課題を解決する考え方を教える、最後はまた振り返りをするというように、順番も考えながら、黒板も後からしっかり復習ができるようにわかりやすく書いていく、といった工夫をしていただいたということです。
 それから、中学校は教科担任制なものですから、これまでなかなか指導が徹底しなかったというところがあるんですけれども、タテ持ちなど、同じ教科の先生が複数いるときには、それぞれが1年から3年まで受け持つことによって、ひとりだとなかなか気がつかないこと、こうしたらどうかな、ということに気づかないことが多いんだけれども、複数でやると、お互いに注意しあう、気づきあうことになるので、これも良かったんじゃないかと思います。ところが、規模の小さい学校だと、お互いに学びあう先生がいないところもあるわけです。その場合には同じ市内の別の学校で同じ教科の先生が時々会って話をすることで大変工夫していただきました。臼杵市や宇佐市では、中学校の先生が市内の他の学校の同じ教科の先生と研修会等を開催することで随分よくなったということが言われています。何と言っても先生方のご苦心と努力をあげたいと思います。
 それからもうひとつは、子どもたちが頑張ってくれたということです。実は、学力調査の際に、子どもたちに質問をしているのですが、そこで勉強が好きだとか、勉強がわかる、と肯定的に答える子どもの割合が年々右肩上がりで増えてきていまして、これは申すまでもなく、先生方の努力で授業がわかるようになった、授業がわかるようになると学校も面白くなる、学校が面白くなるとまた、よく授業がわかるようになるということで好循環が生まれて、その中で子どもたちがよく付いてくるようになったという、子どもたちの努力も2番目にあげておきたいと思います。
 それから3番目は、小中学校は義務教育ですので、市町村長さんと市町村の教育委員会が中心になって頑張っていただいていますけれども、そこのところが非常に奮発していただいたのではないかと思います。この首長さん方の指導力にも敬意を表したいと思います。おかげさまで過去最高を小中学校共に記録できて非常に良かったと思っています。
 なにしろ義務教育ですから、どういう環境の中で生まれようと、どういう場所で学ぼうと、とにかく基礎・基本はしっかり身につけさせる、そして、しっかり自分の思う道にチャレンジする、そこのところは等しく身につけてもらうことが大変大事だと思いますので、そういう意味でも、ぜひ頑張ってもらいたいと思っていたんですけれども、ようやく成果をあげることができて、非常にありがたいなと思っているところです。

 平成29年度全国学力・学習状況調査結果 [PDFファイル/120KB]

国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の広報ボランティアについて 

 続きまして文化関係3題です。
 1つは国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の広報ボランティアについてです。国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭では、基本方針の1つに「県民総参加のお祭り」を掲げています。広報活動のところでも、ぜひそれを実現したいと考えており、3つの広報ボランティア隊を作ります。
 1つ目は「おおいた大茶会 手伝い隊」、2つ目が「おおいた大茶会 盛り上げ隊」、3つ目が「おおいた大茶会 撮っとき隊」と、3つの広報ボランティア隊に活動していただこうと思います。
 「手伝い隊」は、PRボランティアとして活動していただきます。応募・登録いただいた方には、ご自分のフェイスブックやツィッター、インスタグラムなどのSNSを使って、練習風景など、どんどん国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭を発信していただきます。それから、登録いただいた方にグッズをお配りして、それを活用し、広報していただきます。資料にありますように、マグネットステッカー等をお配りして、これを利用して、とにかく幅広く国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭のPRをしていただきたいと思います。PRをしながらご自分も参加意識を持っていただくものです。
 2つ目は「おおいた大茶会 盛り上げ隊」ということで、これは県内各市町村から推薦いただいた方にお願いする予定です。ご存じのように、今回の国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭では県内を5つのゾーンに分けています。北部の方は祈りの谷、それから南部の方は豊かな浦、それから豊肥は耕す里、日田・中津は水の森、そして中心部の大分・別府は出会いの場、というように5つのゾーンに分けて、それぞれ頑張って企画していただいているので、それについてもPRしていただいたらいいんじゃないかと、キャラバン隊を作ってやってもらおうと思います。
 それから3つ目が「おおいた大茶会 撮っとき隊」で、いろいろなイベントや大会の内容等を記録していただくものです。
 資料をお配りしていますけれども、「おおいた大茶会 手伝い隊」を今日から来年8月31日(金)まで募集します。応募方法等については、ここに書いてあるとおりです。
 それから「撮っとき隊」については、すでに7月26日(水)から募集を開始していますけども、より多くの県民の皆さんに参加していただき、知恵をいただきながら盛り上げていきたいと思っているところです。

 広報ボランティアについて [PDFファイル/142KB]
 おおいた大茶会手伝い隊募集 [PDFファイル/177KB]
 おおいた大茶会撮っとき隊募集 [PDFファイル/215KB]

六郷満山開山1300年記念プレイベントの実施について 

 
 次も文化関連でございますけれども、六郷満山開山1300年記念プレイベントです。
 言い伝えでは、仁聞菩薩による寺院の開基から来年がちょうど1300年になるということで、六郷満山開山1300年祭について、地元の方々を中心に考えているところです。大変、歴史の古い素晴らしい文化を継承していただいています。
 そこで、2つお知らせがあるんですけれども、1つは「六郷満山展」が九州国立博物館で開催されます。
 なかなか大分でも見られないような珍しい貴重な仏像等が展示されるということで、六郷満山のPRにもなりますし、貴重な文化を理解していただきたいということで企画をしています。
 それからもう1つは、博物館の中で寺院の写真パネルを活用して霊場巡りの疑似体験ができるイベントや、岩戸寺の「修正鬼会」の特別公演なども企画しています。今後、県立美術館の方でも関連する展示を実施する予定です。
 それからもう1つ、パンフレットをお配りしていますけれども、地元でも開山1300年に向けた各種イベントが開催されます。2つの大きなイベントがあります。
 1つ目は非公開文化財等特別公開ということで、いろいろな寺院が普段は公開していないような文化財を公開します。
 それからもう1つ、寺院のライトアップや特別イベントも実施する予定で、そういったことを逐次行いながら、来年の本番に向けて盛り上げて行きたいと思います。

第19回大分県民芸術文化祭について 


 大分県民芸術文化祭の開催についてです。今年は「継承と創造、そして飛躍の予感」をテーマに、10月1日(日)から11月30日(木)まで2ヶ月にわたって開催されます。
 パンフレットをご覧いただければと思いますが、開幕行事は10月1日(日)に国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の1年前イベントとして行われます。ここに書いてあるとおり、県内5つのゾーンから出演団体がやってきて、楽しみながら開幕イベントを開催します。
 それから閉幕行事も書いてありますが、今回は「大分ふるさと第九in臼杵」ということで、11月26日(日)に臼杵で行います。独唱のソプラノ、アルト、テノールの方は大分県出身の方です。合唱の方は、大分ふるさと第九合唱団にお願いしています。
 それから体験講座では、「茶の湯文化にふれる」ということで、茶の湯を体験していただいたり、また、大分県の高等学校の演劇部は大変レベルが高いのはご存じのとおりですが、第70回大分県高文連中央演劇祭11月4日(金)と5日(土)にホルトホールで開催されます。
 資料の最後のページですけれども、県民芸術文化祭のメインの1つである大分県美術展、書道展、写真展、日洋彫工展が開催されます。今年も盛りだくさんの行事が行われますので、ぜひ楽しんでいただければと思います。

 第19回大分県民芸術文化祭について [PDFファイル/124KB]

ジャパンラグビートップリーグの開催について 


 ジャパンラグビートップリーグが、いよいよ9月24日(日)に大銀ドームで開催されます。
 2015年ラグビーワールドカップで共に戦った田村優選手がキヤノン・イーグルス、五郎丸歩選手はヤマハ発動機ジュビロでやってくるということで、なかなか楽しい試合になるんじゃないかと思っています。
 当日は、ラグビー体験ブースのほか、人気お笑い芸人「どぶろっく」のライブステージもあります。また、めじろん・くまもん等のキャラクターも集合します。大分県と福岡県、熊本県はラグビーワールドカップの開催地として、お互いいろいろ協力しましょうと、先日、熊本県で試合があった時には大分県から見に行きましたので、今回はあちらからも来られるんじゃないかと、めじろんの強敵のくまもんもやって来るということです。それから、航空チケットも当たる抽選会などもあり、楽しさも加味された大変1日面白い日になるんじゃないかなと思っているところです。
 当日は、県外からもたくさんのツアー客をお迎えしたいと思っていますけれども、もう1つ、九州北部豪雨で被災された日田市、中津市の子どもたち、あるいは、そのご家族の皆さんを観光バスツアーでご招待して、激励しようと考えているところです。
 それから、トップリーグに先立ちまして、9月13日(水)にラグビーワールドカップの応援団体である「Oita Nosaide Club」がラグビー選手と県民との交流イベント「トップリーグビフォーファンクション」を開催します。キヤノン・イーグルスの選手も来られるということで、これも面白いイベントになるんじゃないかと思います。

 ジャパンラグビートップリーグちらし [PDFファイル/6.23MB]

九州の東の玄関口としての拠点整備 


 それから九州の東の玄関口としての拠点整備です。
 本日、午前中に発表があったと思いますけれども、川崎近海汽船がRORO船の大分-清水間の航路を増便するということで、来年3月からですけれども、現在3便のところを、後3便増やして6便、デイリー化することを発表しました。
 お手元に資料をお配りしていますが、右下に県内定期航路一覧というのがあります。大在と東京を結ぶ便が現在3便、それに大在と清水を結ぶ便が3便で、来年3月に増便されて6便になります。それから、大分に立ち寄って福岡に行く便が2便ありますので、それを追加しますと、来年には週11便と大変便数が多くなります。関東向けの航路がデイリー化されている港は、九州では北九州と博多、それに大分が来年3月以降加わることになります。
 また、この中でも関東向けが3航路あるというのは大分だけでして、加えて11便というのは九州で一番多いということで、まさに九州の東の玄関口としての機能が非常に冴えてくると思っています。ぜひこの調子でやっていきたいと思います。
 そうなりますと、大分臨海工業地帯6号地、先日企業進出がありましたけれども、我々はここを企業誘致のための土地として開発してきたのですが、港湾の物流機能等の用地として考えると、この間もいろいろな用途を考えなくてはいけないんじゃないかというお話がありましたけれども、確かにそういうことも考えなくてはいけない、6号地全体のあり方を考えていくことも検討課題にはなってくると思います。
 まさに、東の玄関口としての機能が大きく変わろうとしているんだと思います。
 もう1つうれしい話がありまして、韓国の釜山にあるエアプサンによって、大分-プサン間で新規のチャーター便が運航されることになりました。9月30日(土)から10月9日(月)まで、5往復になりますけれども、新規のチャーター便が運航されるということです。大変結構な話だと思いますけれども、チャーター便ができたら、その次は定期運航便にならないかというようなことを考えながら、また努力していきたいと思っています。海路、それから空路の拡充でございました。

 大分港大在地区のRORO船航路 [PDFファイル/155KB]
 大分空港の国際路線の充実について [PDFファイル/54KB]

平成29年度高齢者お祝い訪問について 


 それから最後ですけれども、9月15日(金)から21日(木)までは「老人週間」です。
 今年は9月16日の土曜日ですけれども、大分市にお住まいの福田シキさん、109歳をお訪ねします。
 実は、大変おめでたいことに、佐伯市の大矢亀雄さん、110歳、国東市の長木チヨさん、109歳、など福田さんよりもご長寿の方が3名おられます。この場をお借りして、心からお喜びを申し上げたいと思いますけども、ご本人の体調等を勘案いたしまして、今回は福田さんを訪問させていただきます。
 初めての訪問ですから、お目にかかって、いろいろなお話を伺うのを楽しみにしています。

 平成29年度高齢者お祝い訪問 [PDFファイル/58KB]
 


幹事社  それでは項目に関連して何か質問がありますでしょうか。
記者   RORO船が来年3月から週11便になるということで、存在感も高まってくると思います。これも大分県側の大分港の位置付けが注目されたかなと思うのですが、この要因を知事はどのようにお考えですか。あと、課題である集荷など、ポートセールスについての意気込みをお聞かせください。  
広瀬知事   これから集荷をしなくてはいけないところもあるんだけれども、きっと3便からプラス3便ということは、県内の企業、立地している企業がいろいろ全国に運び出すという企業誘致の成果、これまでの成果等が効いてきているところもあるのだと思います。企業誘致もそうですし、それから県内企業もそうですけれども、それだけの荷が行き来するだけの経済発展を引き続き図って行くというのが非常に大事なポイントかなというのが1つ。
 もう1つは、ベースとしては東九州自動車道、あるいは高速道路のネットワーク化が大変効いてきていると思うので聞かせていた、そこのところについても、今一応できていますけれども、まだ1車線で2車線化ができていないとか、そういうところもありますから、そこを充実していくことも大事かなと思っています。  
記者  エアプサンですけれども、プログラムチャーター便ということで5往復限定ということではあるのですが、このエアプサンに期待することと、今後プサンと大分を結ぶ定期航路もと知事はおっしゃいましたけれども、その辺の意気込みというか戦略をお聞かせいただけたらと思います。  
広瀬知事   意気込みは申し上げたんだけれども、じゃあ見通しはあるのかと言うと、決して見通しがあるわけではないのですが、しかしプサンというのは皆さんご存じのように人口350万人、韓国では第2番目の都市ですから、そして日本との関係も本当に深いところですから、そういった意味では、このチャーター便がうまくいきますと、先方にとっても、これはいけるなと思ってもらえるだろうし、我々にとってはぜひうまくいってもらいたいと思っているんだけれども、そういう意味で良いきっかけになるんじゃないかなと期待をしています。 チャーター便ができたら、もう早速定期便というのは気が早いかも知れませんけれども、それぐらいの気持ちでやっていくことが大事ではないかと思っています。   
記者   県の方からプッシュをしたのか、それともエアプサンの方からあったのか。
広瀬知事    両方あるのではないでしょうか。うちも随分いろいろなところを回っていましたから。ただし、今度はプログラムチャーター便ですから、定期便になっているわけではありませんから、広報などいろいろ協力することはあっても、その他については、まだこれからのことになると思います。
幹事社  その他はありますでしょうか。会見項目以外で質問は何かありますでしょうか。
記者   明日で豪雨から2ヶ月が経つんですけども、2ヶ月が経った時期だからこそ浮び上がってきた今の課題等、逆に復興が進んできたという面、知事の目から見て感じていることがあれば教えてください。
広瀬知事    データを見ると大変な豪雨だったけれども、自助共助と言いますか、地域の皆さんが状況をよく見ながら早めの避難をしていただいたとか、あるいはいろいろ支援を要する方々の安否確認をしながら、それを市に連絡をしていただいたとか、いろいろな意味で随分、力を発揮していただいた、それが、改めてありがたかったなと思っています。5年前に続いて、またかという感じが住民の皆さんにはあるかもしれませんが、そういう中で、住民の皆さんがいろいろ学んでこられたのかなと思っています。非常にその点は感謝をしています。
 それからもう1つは、いよいよ復興ということになるんですけれども、被災した皆さんもそういうお気持ちがあると思いますが、例えば住宅の復興にしても、そのまま前の所に建てるのではなくて、もうちょっと安全な所に、しかし集落の温かみは保持しながら、安全な所に引っ越すことはできないかとか、ただそのまま復興するのではなくて、いろいろなことを考えています。農地もそのまま農地を作るのではなくて、今、農業の構造改善があると、土地の集約化をしなくてはいけないということもあるので、そういうことも含めて少し復興を考えたらいいのではないかと思います。
 河川の復興についても、同じ堤防の高さではもう間に合わないかもしれない、したがって、ここはよく水が越水するから少し高くしようとか、そういういろいろな議論が出てきています。これも、何度も水害があって避難をして、という中で皆さんが考えてきたことかなと、そういった被災の知恵もよく考えていかなければいけないと思っているところです。 
記者   オスプレイの件で、だいぶ手間取って、まだ修理が続いてるわけですが、その辺の知事の見解をお聞かせください。
広瀬知事   29日でしたよね。朝、北朝鮮のミサイルが発射されて、日本を横断して、太平洋に落ちるということがあって。やはり日本を守ることは大変だな、日米同盟というのはやはり重要だな、ということを私は考えていたんですけれども、そういう最中にオスプレイの緊急着陸ということで、安全保障、日米同盟をいろいろ考える中での緊急着陸で非常に残念ではあります。
 県としては、九州防衛局に「原因をしっかり究明してください、併せて安全航行を十分確保してください」ということをアメリカに伝えるように要請したところです。そして、その結果については、県の方にも連絡してくださいという話をしています。ところが、なかなか簡単な故障ではなく、エンジンの交換が必要で、右のエンジンは交換し終えて、左のエンジンを外している状況のようですので、かなり時間がかかっているということだと思います。
 今日、明日、まだまだ時間がかかることだと思いますけども、十分に安全を確保しながら飛行してもらわないと困ると思っています。
記者  
オスプレイに関連してなんですけれども。米軍から防衛省に情報が入るのも遅いですし、九州防衛局から大分県に情報が入るのにも長い時には2~3時間かかっているというような状況があるんですけれども、この情報伝達の遅れについて、どのようにお考えになりますか。    
広瀬知事   それは、軍の運用に関することですから、機密上の問題等があるでしょうし、ある程度、アメリカ軍自身も軍隊組織ですから、現場の事故を上に上げて、日本政府に連絡するまで相当時間がかかるんだろうと思います。官僚組織としては、やむを得ないところがあるのでしょうが、おっしゃるように、できるだけ早く連絡してもらいたい、という気持ちに変わりはありません。何が原因で、今どこまで物事が進んでいるのか。もう1週間経つのですが、実は、防衛省はアメリカからまだよく情報をもらっていないのではないかと思います。具体的に聞いていない、よくわからないと言っていますから、そういうところがあるのかもしれません。困ったことではあるけれども、軍の組織というのは、そういうものかもしれません。
記者   先ほど知事は、修理と言いますか、交換については、今日、明日、まだまだ時間がかかると思うとおっしゃったんですけれども、しばらく離陸の目途は立っていないということですか、しばらくかかりそうですか。
広瀬知事   どうしてそういうことを言うかと言いますと、うちも情報連絡室がちゃんと様子を見ています。そうすると飛行機が飛び立つ前にはちゃんと両方のエンジンが付いてないといけない、陸上でエンジンを回してみて、試験飛行をして、それで離陸ということになるわけですが、まだ、そういう動きまでは行っていませんので、まだまだ時間がかかるのではないかと、そういう趣旨です。 
記者  この機体は、6月に沖縄で緊急着陸している物と同じ機体ということなんですけれども、そういったトラブルが何度かある機体を使っていたということに関してはどういう風にお思いですか。 
広瀬知事  アメリカ軍として使っているわけですから、それはアメリカ自身が一番安全に気をつけていると思います。それにしても、あれだけ事故が起こっていることについては、今日、防衛省からもアメリカに言っているわけですけれども、くれぐれも安全を確認しながら安全、安心の航行をしてもらいたい、そのことには変わりないと思います。我々も同じ気持ちです。 
記者  今のオスプレイの話に関連してなんですけれども、もちろん滞在1週間と長くなってきて、県民の中には早く飛び立って欲しいという方もいらっしゃいますが、一方でちゃんと整備して、安全を確保してからでないと離陸に不安が残るというのもあると思います。そういう意味で知事からご覧になって、今、長期化している中で、どういう対応が考えられますか。 
広瀬知事  今、一方でミサイルが飛んで来る。一方で核実験があるという中ですから、日米の同盟関係というのはしっかり我々は頭の中に置いておかなくてはいけません。
 そうすると、とにかく何でもいいから早く飛び立てなどということは誰も言わないのではないでしょうか。それはちゃんと安全を確認して、安全なうちに飛び立ってもらいたいということに尽きるのではないかと思います。   
記者   そもそも緊急着陸なので、難しい部分があったかもしれませんけども、県の方に着陸前に事前の連絡がなかったことについてはどういう風に考えますか。    
広瀬知事  
おっしゃるように、緊急着陸だからなかなか難しかったところがあって、管制塔に着陸します、と言うのが精一杯だったかもしれません。そこは事情がよくわからないのでコメントはできませんが、一般論として言えば、おっしゃるように緊急着陸とはいえ、皆が心配しているオスプレイがやって来るのですから、事前に連絡してくれたら、というところはあります。    
記者 
先ほど言われた北朝鮮の関係ですけれども、ミサイル発射や核実験など、北朝鮮の今の状況について知事はどのように見ていらっしゃいますか。
広瀬知事
  核にしろミサイルにしろ、大量破壊兵器ということで、世界全体として核軍縮の方向にある中で、こういう形で開発が進められているということについては、私が申すまでもなく、国際社会が大変重大と考え、心配していることだと思います。私も本当にそのとおりだと思います。これだけ世界中が心配をしている、懸念をしている中で、一連の行動を進めるということは、極めて遺憾だと思います。国連安保理を中心に、これまでもいろいろ対応策を議論してきたと思いますけども、引き続きしっかりと対応して、世界中の不安をできるだけ軽減していくということに、議論を重ねていただきたいと思います。
記者
  別件ですが、7月に記者会見をされましたけれども、IT企業のブレーンネットとルビー開発が姫島にサテライトオフィスを12月に設けるという話です。 まだ12月からということで始まってはいませんが、企業立地がとても難しい過疎地域に、IT企業が来るということについて、また、大分が進めている第四次産業革命についての影響について、改めて知事のお考えを教えてください。
広瀬知事
  これまでは企業誘致をして、それを中心に地域の発展を図っていくというのは、ある程度、人口集積が前提でした。それは仕事のしやすさでもあるし、あるいは労働市場の問題もあるし、また製品市場の問題もあるし、それが常識だったわけです。しかし、第4次産業革命と言われる中で、人間や時間、空間を超えてネットで結び付いて、いろいろな仕事ができる時代になった、そのことも第4次産業革命の大きな意味ではないかということは、薄々は感じていましたけども、実際にいろいろと誘致活動をする中で、今回のようなことが成功してみると、時代は大きく変わってきているし、その時代のIT産業の集積、第4次産業革命の時代の波に上手く乗ることが非常に大事なんだと思います。姫島に来るということで、本当に時代の変化と言うか、第4次産業革命の時代をひしひしと身をもって感じたというのが1つです。
 もう1つは働き方改革ということがよく言われますが、姫島にやって来る時の経営者の判断として、もちろん従業員とも話してみたんだけれども、フェリーで上陸するというのも、島全体に鳥の鳴き声が聞こえるとか、非常に素晴らしい自然に触れることができる、空気は澄んでいる、そういう中で仕事をするというのは、非常に発想が豊かになっていいんじゃないかと。
 何年かやって、また、交替で人をどんどん送り込む、それがまた新しい仕事のスタイル、生活のスタイルとしてあるんじゃないかと、これも経営者が言っていたのですが、随分世の中変わってきたんだなと思います。そこのところも、これからいろいろな産業振興を図るときに考えて、働き方改革というものは、そこまで影響があるのかと思いました。
 UIJターンで、大分県内のいろいろな所に来ていただいています。その中でも、実はそういう感想は聞いていたんだけれども、姫島でそういう感覚を持ってもらったというのは非常に勇気づけられると思います。仕事の技術の進歩の中で考える、それから働き方改革、働く人たちの意識というのも随分変わってきたなと思います。
記者  
ちなみに、今回の件は、県と企業側、どちらからの提案だったのでしょうか。
広瀬知事  
県と企業です。
記者  
現時点で姫島に他の企業の動きというのはありませんでしょうか。
広瀬知事  
今のところないと思います。
記者
  昨日で終わったのですが、県立美術館で開催されていた「ジブリの大博覧会」、松方コレクションを抜いて県内の博覧会の新記録達成ということになったのですけれども、県としてはこの記録をどのように受け止めていらっしゃいますか。
広瀬知事
  そうなんです。おかげさまで昨日終了しましたけれども、19万5千人という入りで、私も相当強気ではあったんですけれども、それをはるかに上回る方に来ていただきました。心から御礼を申し上げたいと思います。
 実は、県立美術館ができて最初の年は60万人、昨年が40万人ということで、何とか今年は50万人を取り戻さなくてはいけないということでしたが、その50万人の目標に対しても非常に大きな貢献になったのではないかと思います。その意味でも良かったと思っています。県民の皆さんにいろいろ楽しんでもらえる展覧会ということも大変大事なので、今回のフィーバーをこれからの県立美術館の運営の一つ大きな教訓にしていきたいと思っています。大変ありがとうございました。
幹事社
  その他ありますでしょうか。では、これで。ありがとうございました。
広瀬知事  
ありがとうございました。
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