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平成29年11月20日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年12月1日更新


                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年11月20日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社     ただいまから知事定例記者会見を始めたいと思います。

大学生の県内就職に向けた新たな取組について 

 知事写真

 どうぞ、よろしくお願いします。
 はじめに、本格的な就活は来年の3月1日からということになりますが、その前に大学生の県内就職に向けた大分県の取組を始めたいと思っていますので、それについてお話をさせていただきます。
 ご存じのように、人手不足が大きな問題になっています。また大分県では特に若い年代の方が県外に出ていってなかなか帰ってこないという問題もありますので、いかにして、この若い人たちを県内就職に誘うかということが大変大事なテーマになるわけでございます。
 県では、平成29年度から31年度の3年間で県内就職18,500人を確保しようと目標を掲げています。年間に直しますと、約6,200人の確保ということになりますけれども、そのうち若い世代の人を5,500人ぐらい確保したいと考えています。現状は、年間4,800人ぐらいですから、これを5,500人ぐらいにするとなると、年間800人ぐらい増やしていかなければいけない。そうすると、若い世代を中心に社会減が続いていますけれども、それが大体、均衡するという数字になるわけで、そういう意味でも、この3年間の若い世代を中心にした県内就職は大変大事なテーマになります。
 この他、女性の活躍促進、それからシニア人材の活用等々を含めて18,500人という数値を目標にして、いろいろな取組を行っています。
 それに関連して、今度、2つの取組をやろうと考えています。1つは、大学が知の拠点として、いろいろやっておられますけども、大分の地方創生に、大学としても手を貸しましょうということで、COC+という事業をやっていただいています。「大学等による『おおいた創生』推進協議会」を設置して取り組んでいただいていますけれども、そこと連携をいたしまして、来年の2月に大分大学と日本文理大学の2カ所で大学3年生を対象にして県内の企業や業界の研究セミナーを開催しようということです。県内の企業の状況や、あるいは業界の状況等々の話を聞いてもらい、そして県内の企業に興味を持ってもらおうというのが第一です。
 それからもう1つの取組は、大学あるいは短大に進学する大分県の若い方の4分の1が福岡県に行っています。この福岡県をターゲットにして、大分県内の企業のPRをしようということで、ちょうど帰省の頃、12月26、27日の2日間ですけれども、博多駅と小倉駅を出発して、そしてまた博多駅、小倉駅まで帰るバスツアーを実施しようと思います。「大分県内企業魅力発見バスツアー」というものでございまして、定員は各コース20名でやろうと考えています。実施は12月ですけれども、今のところ応募者が21名ということで、まだ枠がありますので、是非ふるって参加していただきたいと思います。
 大分に帰省する、実家に戻るバスとして利用して、大分県内で企業の勉強をして、そして大分駅で降りてもいいですよ、という大サービスですけれども、そんなこともしながら、このバスツアーをやってみたいと思っているところです。
 もちろん、企業の採用活動は3月1日からということになっていますから、それと違って企業の一般的な情報、業界の情報を提供するということで、そこは注意してやろうと思っています。大分県に結構いい企業があるじゃないか、自分の力を発揮できるような場所もあるじゃないか、と認識を改めてもらえればいいなと思っています。

 「COC+大分県内企業業界研究セミナー」の開催及び参加企業募集について [PDFファイル/73KB]
 「大分県内企業 魅力発見バスツアー」チラシ [PDFファイル/304KB]

大分県版図柄入りナンバープレートに関する図案の提案について

 それから大分県版図柄入りナンバープレートでございます。
 今年の2月でしたが、図柄入りのナンバープレートを導入するかどうかということについて、いろいろな意見があったものですから、とにかく県民アンケートをやってみようということで、アンケート調査を行い、そして、多くの人が面白いじゃないか、やってみようという意見でした。
 その時に併せて、大分県のナンバープレートにふさわしい図柄のイメージもいろいろ聞かせてもらいました。導入に賛成という方が多かったものですから、その後、図柄に関する皆さんの意見を参考にしながら、そして専門家のお話やお知恵もいただきながら、図柄の候補を作りました。
 お手元にお配りしているようなA、B、C、D、Eの候補を作り、この図柄の中でどれがいいかと、再度、9月から10月にアンケート調査を行ったところ、ナンバープレートを導入した方がいいかどうかという前回のアンケート時に比べて、約4割増の2,942人の方から回答をいただきました。
 その回答結果がこの円グラフに書いているとおりですけれども、Bの「おんせん県おおいた」の桶をモチーフにした図柄が全体の29.2%、860人の票を獲得しました。2位は、露天風呂をちょっとぼかしているDの図柄でした。多くの皆さんが、この「おんせん県おおいた」の桶の図柄が一番いいと選んでいただいたということで、この図柄にしようかと思っているところです。
 選ぶに当たっては、県民の皆さんのご意見と、それから全市町村の同意を得ないといけませんので、それについても、各市町村にお聞きしましたら、これならいいよと、全市町村から同意をいただきましたので、このBの図柄で国に申請しようと思っています。これはナンバープレートですから、ナンバーが見えないと大変ですので、視認性確認等いろいろな審査を経て、来年の7月頃にはデザインが決定し、交付は10月頃の予定です。

 大分県版図柄入りナンバープレートに関するアンケート調査結果 [PDFファイル/216KB]

健康アプリ「おおいた歩得(あるとっく)」の試験運用について 


 健康寿命日本一の大分県ということで、減塩、野菜の摂取、それからもう1つは、適度な運動、あと1,500歩歩いてください、とお願いしていますけれども、なかなかそうは言っても、すぐには歩く気にならないので、皆さんが楽しく歩けるようにと健康アプリを開発しました。
 名付けて「おおいた歩得(あるとっく)」です。スマートフォン向けのアプリですけれども、来月の1日から試験運用を開始します。
 この特徴は、ウォーキングやイベント参加などによって一定のポイントが貯まりますと、協力店で特典が受けられたり、健康寿命日本一おうえん企業が提供する商品を獲得できる企画が用意されています。また、協力店については今、随時募集中ですけれども、協力店も企業のイメージアップが図れますので、ご参加いただけるのではないかと思っています。
 この歩得(あるとっく)なんですけれども、継続して楽しんでいただけるように、貯まったポイントに応じてノーマル、シルバー、そしてゴールドとランクがずっと上がっていく仕組みになっています。そしてランクアップしていくと、例えば県産豚の「米の恵み」をはじめ、豪華な賞品が抽選で獲得できるようになっています。とにかく、大いに楽しみながらやっていただきたいと思います。
 画面をご覧いただきますと、この画面が「おおいた歩得(あるとっく)」のトップ画面です。歩いた歩数や獲得ポイントが表示されます。
 その次ですが、これは順位を表す画面になっています。年代別、市町村別、あるいはグループ別に自分がどんな順位にいるかということが示されます。全体では、地域ではどうかな、年代ではどうかな、といろいろな順位を見ることができます。
 次は、じゃあ今度はグラフで見ましょうということで、歩いた歩数がこうやってグラフで出ます。次は消費カロリーが出てきます。本日11月20日、今日はちょっと消費カロリーが少ないということが分かると、今日はお酒をやめようとか、そういうことが分かる仕組みになっています。
 こうやって楽しみながら歩いていただくと、精も出るだろうということで開発したものです。12月1日から2月28日まで試験運用を行い、来年の4月1日から本格実施の予定ですので、ぜひ、ご愛用いただければと思います。
 試験運用開始の12月1日には、担当課からご説明することになっていますが、別にそれまでもったいつけることもありませんので、何でも聞いていただければと思います。

 健康アプリ「おおいた歩得(あるとっく)」の試験運用について [PDFファイル/125KB]
 「おおいた歩得(あるとっく)」チラシ [PDFファイル/1.26MB]

大分県国民保護共同実動訓練の実施について 


 次は、大分県国民保護共同実動訓練の実施です。
 大変、素晴らしい試合スケジュールが組まれたラグビーワールドカップ2019が大分銀行ドームで行われますけれども、大変楽しみな半面、やはりテロ等に対する備えもしっかりやっておく必要があると思っています。世界の注目するビッグイベントですから、テロ対策も含めて最大限に注意を払っておこうということで、今月25日にラグビーワールドカップ2019大分大会におけるテロ事案を想定して、被害を最小限に食い止めるための実動訓練を、国や大分市と共同で、まさに大分銀行ドーム等で行うことにしています。避難・誘導訓練や救命・救助訓練、あるいは危険物対処訓練のほか、対策本部の設置・運営等を行うことにしています。
 お手元に資料をお配りしていますが、この図の真ん中の一番下に「第1シーン」というのがありますけれども、大銀ドームのこの辺りで爆発物の処理訓練を行います。併せて、「観客避難誘導線」とありますけれども、こういうルートで観客の方にも避難をしていただきます。
 それからもう1つ、この図の左側のちょっと下に「第4シーン」のサリン散布事案対応訓練というのがありますが、ここでサリンが散布されたということで、この「観客避難誘導線」に沿って観客の方が避難する訓練も行います。このサリン散布の方は、サリンが散布されたということですから、皆さん歩いて避難するばかりではないことになるわけでございまして、救命も兼ねた避難をしてもらうとことになります。
 それから、その「第4シーン」の下に「第2シーン」がありますが、緊急対処事態対策本部等の運営訓練で、県や市、それぞれで対策本部を設置して対応することになっています。
 こういう事態がないようにするためにも、しっかりと訓練をして備えをしておくことが大変大事だと思いますので、ぜひご協力方よろしくお願い申し上げます。

 大分県国民保護共同実動訓練の実施について [PDFファイル/72KB]
 大分県国民保護共同実動訓練概要 [PDFファイル/240KB]

ラグビーワールドカップ2019 チケット販売について 


 それから、これはPRですけれども、最後にラグビーワールドカップのチケット販売についてです。
 チケット購入には、チケットIDの取得が必要になります。すでにチケットIDの登録は受け付けていますので、事前にチケットIDの登録をお願いします。私も今日慌てて登録しました。
 このように、まず登録をしていただきます。その際に、氏名や生年月日、メールアドレス等に加えまして、開催都市にお住まいかどうか、あるいは公式サポーターズクラブに加入するかどうかという項目もあります。この「大分在住」と「サポターズクラブ会員」という2つの項目は、その後のチケット購入時に効いてきますので、これを忘れないようにお願いします。
 チケット販売の方は、来年1月27日から予選プール、大分では3試合ありますけれども、そのチケットがセットになった「スタジアムパック」の先行販売から順次行われます。その後、「開催都市住民先行販売」ということで、3月19日から4月12日まで受付が行われ、抽選は4月26日です。また、「公式サポータズクラブ会員先行販売」は月19日から6月26日まで受付を、抽選が7月10日ということです。
 このように、順次販売されていきますので、よろしくお願いいたします。
 ラグビーワールドカップ2019 チケット販売について [PDFファイル/328KB]

 私からは以上です。 


幹事社  ありがとうございました。発表項目に関する質問があれば挙手をお願いします。
記者  ナンバープレートの件ですけれども、これが一応選ばれたということで率直にこのデザインに対する知事の感想と、あと、これが導入されたことによって、どういう効果を期待するかということを教えていただけますでしょうか 
広瀬知事   おんせん県おおいた、まさにズバリ風呂桶とタオルのこのマークが出てきたわけですけれども、私はもうちょっと奥ゆかしく、露天風呂ぐらいが出てくるのかなと思っていました。しかし、県民の皆さんがそんなに恥ずかしがるなと、風呂桶でいけということで、これが一番多かったので、そうやって見てみると、大変おんせん県おおいたとして、分かりやすい図柄だな、良かったなと思いますので、この皆さんの後押しを受けて、胸を張って申請していきたいと思っています。
記者  ラグビーワールドカップですが、本当にとんでもなくすごいカードが大分に来て、これをどうやって観光に結び付けていくのかというお話を聞かせていただければと思います。
広瀬知事   おっしゃるとおりです。大分県はこれから伸びていくインバウンドのお客さんというのが、まだまだ少ないわけでして、これから大いに、このインバウンドを中心に観光客を増やしていかなければならないという時期だと思います。
 しかも、そのインバウンドのお客さんが、今のところはほとんどが、これはありがたいことですけれども、韓国、台湾、中国等の日本に近いアジアの皆様方ということになっています。これはこれで大変ありがたいのですけれども、このお客様の層をもう少し広げて、まさに大洋州や欧米の皆さんにも大分県にお越しいただくことが、これからの観光振興に大変大事ではないかと思っている矢先でございまして、そこにラグビーワールドカップの中でも決勝トーナメントがやってくるということになりますと、これは絶好のチャンスで、これを是非、ラグビーを楽しむだけではなく、このお客さんとシェアをしながら観光の振興に繋げていくことが非常に大事なことだと思っています。大洋州や欧米のお客様が、大分県のどういうところを評価し惚れ込んでくれるのかということについて、まだまだ市場調査も十分ではないと思いますので、そのあたりも十分にやりながら、満足度を高めていくような取り組みをする必要があると思っています。それが1つです。
 もう1つはホテルです。我々がよほど気を付けなくてはいけないのは、たくさんの方がお見えになるわけですから、しかも長く滞在されると思いますから、その方々が満足するようなホテルが十分に整っているということが大事です。宿泊所と言いますか、ホテル、旅館もそうですし、農家民宿でもいいと思うんですけれども、いろいろな意味で用意をしておく。そのあたりの検証と準備も十分にやっておくことが必要だと思います。これからしっかりと準備を整えていきたいと思います。
 来年の5月には世界温泉地サミットが大分県で開催され、12カ国13地域からお客さんがお見えになるということもあって、それもいい機会ですから、いろいろなマーケット調査等に活用させてもらえればと思っているところです。   
記者   このアプリの話ですけれども、2つありまして、知事ご自身は1日何歩ぐらい歩いているのかということと、県がこうしたアプリをやる意義は何でしょうか。
広瀬知事   毎朝、原則として公舎から大分川まで散歩していますから5,000歩近くにはなっているんじゃないでしょうか。向こうでちょっと体操もしますから。私ぐらいの年齢になると、散歩は非常に大事だなあと思っていますから、あまり気は進みませんが、毎日続けています。
 それからこのアプリの意義ですが、ご覧いただいたように、いろいろなランク付けがあったり、自分の順位がわかったり、そしてまた何か特典があったとりということで、嫌な散歩が楽しくなるということもあるのかなと思います。
 健康寿命日本一の達成には、歩数プラス1,500歩と言われていますので、それが増えていけば、健康寿命の延伸に繋がっていくだろうと期待しているところです。
幹事社  その他、いかがでしょうか。それでは発表項目以外のことで質問がある方は挙手で質問をお願いします。
記者    JR日田彦山線のことですけれども、先々週だったと思いますが、JR九州が中間決算発表したときに、日田彦山線の復旧に関して約70億円費用が必要だと、単独での復旧は厳しいものがあるという見方を示したと思いますが、あらためて県として、JRの復旧方針に対して、どういう点での復旧を望むかということと、沿線自治体の協力を求めたいというJRの方針に対して、県としてどういった支援を行っていこうとお考えになっているかを教えていただければと思います。
広瀬知事   日田彦山線については、確かに多くの被害がいろいろな所にあって、これは復興するのが大変だなという感じはしていましたので、JR九州の発表についてはあまり驚いていません。
 なかなか自力でやるのは大変かもしれませんし、そこであまり無理をして、JR九州全体の体力が弱ったら大変ですので、我々はこの災害が起こってから、1つは早期に復旧してくださいと、それからもう1つは、なかなかJR九州だけでは大変かもしれないので、やはり国の方で、早期復旧と支援を是非やってくださいと、この2つをJRにも国にもお願いをしてきたところです。
 引き続きこの方針で考えていきたいと思っていますけれども、ただ、国の動きとして、こういう事態でなかなか自力で復興するのは大変だろうから、どうしても鉄道として必要な路線については、復興について特別の支援をしようと、中身としては国と地方で負担を分け合うものについて、特別法の改正を提案しようという動きがあるのも、ご存じのとおりでございます。私もそれはよく認識していますから、そちらの方も、きっと我々が国にお願いしているのは国もそちらの動向もよく見ているだろうと思いますから、それぞれ言っていること違うようですけれども、とにかく復旧、それから一人だけでは無理だという方向は同じなので、国の法律改正等々の動きも見ながら引き続き主張していこうと思っています。
記者  引き続き主張していく部分ですけれども、やはり復旧にあたっては鉄道での復旧という方針ですか、それとも何かそれ以外も視野に入れていますか。
広瀬知事   私は今、鉄道での復旧についてお話しました。他の方法もあるかもしれませんが、あそこを道路にして、じゃあ鉄道よりバスで通すというのは、あの道では大変ですよね。むしろ鉄道での復旧が一番近道だし、住民のためにもいいのではないかと思います。
記者   関連してですけれども、国の法律改正の動きを見ながらということの発言ございましたが、早期復旧ということもあり、県としてできることは、今の支援も含めて前向きに検討して行くというイメージでよろしいんでしょうか。
広瀬知事   とにかく、あそこは沿線の皆さんにとってみると大事な通勤の道、通学の道でありますから、やはり早期復旧を我々としては押していくことが大事ではないかと思っています。JR九州だけではなかなか大変かもしれないなということも思っていますし。分かれるところは、だから国がやってくれということと、いや、国だけではなくて地方も負担してくれと、こういうところがあるけれども、その辺は、これからの法律の動き等を見ながら議論していくことになると思います。国が一文も出さない、あるいは地方が一文も出さない、したがって無理だ、というような議論ではないのではないかと思っています。
幹事社  他にありますでしょうか。
記者   原発のトラブルの情報のことについてお尋ねしたいのですが、先々週、伊方原発で、結果的には大したことにはなっていないのですが、トラブルがありました。それで、伺ったところによりますと、愛媛県には午後3時15分に連絡があった。で、愛媛県は午後7時15分に記者発表をした。大分県へは午後7時55分にFAXをしたということで、大分県の担当部署の危機管理課は、記者発表の15分から55分まで40分あるじゃないかと、もうちょっと早くしていただきたいというふうに申し入れたとうかがっています。
 情報はまた、県から県内の市町村にも流れますので、そこで市町村の方々とお話ししている中で、もう40分早くして欲しいというのもわかるんだけれども、そもそも愛媛県には午後3時15分にきているわけで、それから午後7時15分まで全然連絡がなかったというのもいかがなものかと、もっと早くならないのかなという声もうかがっています。 知事として、そこのところはどういうふうにお考えですか。
広瀬知事   私もこの間、訓練で愛媛県知事さんにも会いしましたし、事務的にも言っているのは、せっかく四国電力から連絡があったのだから、その段階で発表するかしないかは別として、それが発表する事案なのかどうかと迷うところがあったんだろうけれども、出来ればその段階で、こういうことがあって、ちょっとどうしたものかと思っている、というのが1つあれば良かったのではないかと思っています。発表の時まで何も言わないというのではなくて。
 これまではどちらかと言うと、何かあったときにはできるだけ速やかに発表するということになっていますけれども、それが今回の事例は、発表する事案かどうかと思ったところがあって悩んだわけですから、それもわからなくもないんだけれども、そういう場合でも一応連絡していただければ良かったかな、と思っています。それから、発表した時にはすぐこちらにも、同時くらいで連絡をいただくことも大事だと思います。
 いずれにしても、そこのところは愛媛県も「それはその通りです」という思いですから、改めてくれるだろうと思います。
記者  関連して、県としては四電から直接、情報を受理しないやり方なんですけれども、市長会でも議論されていますけれども、一応県としては四電から直接ではなくて、愛媛県を介して受け取るというのが一番合理的でベストだと、ベターなんだというスタンスには変わりはないですか。
広瀬知事  変わりはないです。愛媛県だから共同訓練があって、知事さんに直接、これは気をつけてくださいと言えますし、知事さんも大分県だから、そうですね、気をつないわけにいきませんと、こういう関係、相互の依存関係があるから良いので、法律上何の義務もない四国電力にしてみると、大分県がおっしゃるならやります、と言うでしょうけれども、時間はかかるかもしれませんということになるかもしれませんし、むしろ連絡網がたくさんあればあった方がいいということよりも、しっかりした連絡が取れる関係がちゃんとあるということの方が大事だと思います。市長会の方でいろいろ研究しておられるようなので、それも楽しみに見ています。
記者  先日の防災訓練自体の評価と、今後どう検証、改善していくかというところを併せてお願いします。
広瀬知事   もう何回目かの訓練になりますけれども、最初は避難して訓練に参加する方も少なかったですし、こちらの受け入れる側の体制も弱かった。細々と大分に来るという感じだったんですけれども、最大5,000人ぐらい来る可能性がある中で、今回は300人来られたと、しかも別府と佐賀関に二手に分かれて来られた。しかも使った船はフェリーと自衛隊の輸送艦で、特に輸送艦では、ホーバークラフトを使って、海岸で乗船をして、そこからそのまま輸送艦で大分に入って来られました。
 それから今回は、訓練会場の大分市と別府市以外の臼杵市や佐伯市の担当者も参加していただきました。いろいろな課題を見ながら、最初は人数が少なかったと、じゃあ増やしましょう、本当に上陸できるかどうかわからないと、じゃあホーバークラフトを使ってみましょう、いろいろなことをやってみるようになったところは良かったかなと思います。
 しかし、これでもう十分ですというわけではなくて、また時代が変われば問題も出てきますから、こういった訓練はちゃんとやっていかなくてはいけないと思っています。
幹事社  他に質問はありますでしょうか。
記者  先ほどの質問で恐縮なのですが。そうしますと、今後は発表をしてからということにこだわることなく、何かあれば大分県に連絡してくださいという趣旨のことを愛媛県にお願いして、愛媛県からもそれはいいですよという回答があったということですか。
広瀬知事  何かあれば、ではないです。発表するようなことで、結果的に発表するようなことになれば、発表するかどうか悩ましいときには連絡してくださいということではないかと思います。四電から連絡を受けたこと全部を連絡してくださいと言うつもりはありません。
記者   伊方の訓練に関連してですが。今年で3回目ということで参加者の方、また自治体の関係者の方々も参加した感想として、あまり緊迫感がなく、結構皆さん、慣れてきているというような意見も出ていたのですけれども、これは愛媛県の訓練なので大分県がということではないかもしれませんが、受け入れ側の自治体として、今後より精度を高めるために、どのようなことが必要で、それは愛媛県とどういうふうに協議していくのか、お聞かせください。
広瀬知事   何回もやれば慣れてくるということもあるかもしれません。訓練というのはそういう面があるかもしれませんが、常に担当者は危機意識を持って訓練をし、どこか抜けているところはないか、新しい問題点はないか、ということを考えることが大事なので、そこは我々の心がけとして、しっかりやっていこうと思います。参加してくださる方が、今年は気が抜けたとか、今年は非常に緊張したとか、いろいろあるかもしれませんが、それは愛媛県と大分県がしっかりPR、啓発活動をしなくてはいけませんし、少なくとも、我々がしっかりと緊張感を持ってやっていかなくてはいけないと思います。
記者   大分駅前のパルコ跡地ですけども、本日、大分市が売買契約を結んだと発表しました。市の活用策では行政が買うというのは評価が分かれそうなのですが、あらためて知事の感想を聞かせていただけますか。
広瀬知事   これは大分市長さんと市議会が、皆さんの意向をお聞きになりながら決めていくということですので、私どもは、その成り行きを注目しているところです。
 市長さんから直接承りますと、大分駅前は大分県、大分市の玄関口ですから、ラグビーワールドカップの時期に建設工事中というのはまずいだろうと。快く心地よく皆さんをお迎えしたいというお気持ちがあるということで、そういう広場が足りないと思っていたら、いい機会だから手を挙げることにしましたというようなお話でした。
 私としては市長さんのお考えは非常にわかるなと思った次第です。ですから、これからまた将来的にどのように利用していくかについてはいろいろ考えておられるんだろうと思います。
 それから、空地ではなく公園に整備をするようなことも考えておられるでしょうし、いろいろな議論がこれから展開していくのではないでしょうか。
記者  今後、知事と市長の意見交換会もあると思うのですが、その時になんといってもワールドカップを盛り上げていかなければいけない、しかも後2年の間にはそれなりのものを作らなければいけないということで、県としての要望というのではないんですけれども、知事としてはこんな感じでできるといいな、というようなことを、もしくは懇談会を一緒に設けるなど、県として関わっていくというのはあるんでしょうか。
広瀬知事  市長さんは、あそこでワールドカップの最中に建設工事が行われていたのでは、世界中からお見えになるお客さんに対して、大分市の玄関口として、ふさわしくないというお気持ちがあるから、その時期までに、きれいに整備できるようなことをやろうと思っているんじゃないでしょうか。よくわかりませんけれども。伺った趣旨は、大分の顔としてちゃんと体裁を整えておくことが大事というお気持ちでしょう。
幹事社  よろしいでしょうか。
記者  小池東京都知事が希望の党の代表を辞任されました。選挙前後の時期、大阪、名古屋、東京で三都連携の話もあり、知事も多少批判めいたお話もあったやに思いますけれども。
広瀬知事  連携はいいんだけれども、それが地方を代表しているとは言わないでほしい、こういっただけの話です。
記者  あの話も、愛知の大村知事が途中で離れて頓挫して、小池さん自身も国政政党の代表は辞められて都政に専念するということですけれども、この一連の動きを知事はどのようにご覧になっていましたか。 
広瀬知事   あまり驚いていません。知事の仕事はなかなか大変です。一方で知事の仕事をしながら、一方で国民の期待を背負った政党の党首をやるというのは、なかなか難しいんじゃないかと心配をしていましたけれども、落ち着くところに落ち着いたということではないでしょうか。
幹事社   そろそろ時間ですが、よろしいですか。では、これで終わりたいと思います。
広瀬知事    どうもありがとうございました。 
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