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平成29年12月25日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2017年12月28日更新

                                      動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成29年12月25日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社     12月2回目の定例会見です。知事の方から発表項目をお願いいたします。

今年の振り返り 

 知事写真

 今年最後の定例会見です。今年は災害の多い年だったので、現在の状況がどうなっているかについて、ご報告を申し上げて締めくくりにしたいと思います。
 まず5月に豊後大野市朝地町綿田地区で地すべりがありました。5月当初は9世帯17名の方が避難されていましたが、現在は2世帯4名になっています。12月の初めに1世帯6名の避難勧告が解除されました。解除された1世帯6名の方ですけれども、まだ家の修理箇所があるということで、実際に引っ越されるのは来年初めになるのではないかということです。
 対策工事の方ですが、最初は何故こんなに地すべりが発生するのかわからなかったのですが、結局水を抜いたら止まったということで、どうも下の方に水が溜まっていたということですから、今、水を抜くための井戸を掘ろうと、井戸を10基、掘ることにしています。集水井と言いますが、その集水井1基の工事に着手し、残る9基についても契約が終わりましたので、来年の出水期、6月ぐらいまでには完成させたいと進めています。
 そうやって水を止めた後、何をやるかと言いますと、滑ってきたところにパイプを打って地滑りを止めるという工事、井戸を掘ることとパイプを打って止めるという、この工事で対策を行うことになります。
 いまだに2世帯4名の方が避難されているということで、ご不便をおかけしています。
 それから7月の九州北部豪雨ですけれども、これは現在、日田市67世帯178名、中津市1世帯2名の計68世帯180名の方が避難しておられます。仮設住宅はありませんけれども、県や市の住宅、あるいは民間の住宅を借り上げて住んでいただいています。大変ご不便をおかけしています。
 それから工事の方ですけれども、県の災害342箇所の査定は全て完了しました。そのうち166箇所の復旧工事にすでに着手しています。日田市の32箇所については、1月中旬までに査定が完了する予定です。
 小野地区の地滑りにつきましても、現在詳細設計を進めておりまして、1月末には対策工事に着手する予定です。これも基本的には地滑りですから、水を抜いて、そしてパイプで止めるということになると思います。
 併せて、農業関係、農業施設についても大きな被害がありましたけれども、これについては、まだ査定を行っていますが、年内には完了する予定です。基本的には年内に査定を完了させて、工事を早急に行い、来年の田植えの頃までには大体工事が終わらせる、まだ工事中の所については仮畦畔の設置等で水を止めて、とにかく田植え時期には、ちゃんと田植えができるようにということで急いでやっているところです。
 それから9月の台風第18号ですけれども、今なお津久見市で24世帯57名、計40世帯92名の方が避難生活をしています。これも仮設住宅ということではなくて、市の住宅や民間の住宅を借り上げて住んでいただいていますけれども、大変ご不便をおかけしていると思います。
 災害対策の方ですが、査定が明後日27日に完了する予定です。県の災害453箇所のうち19箇所については、すでに工事着手をしている状況です。津久見市と臼杵市の分が22箇所ありますが、これについては査定が1月中旬までかかる予定です。
 農業関係の方は、年内に査定を完了する予定です。こちらも、来年の田植えまでにはなんとか作付けができるようにと急いでやっているところです。
 まだ避難している方もおられ、ご不便をおかけしておりますけれども、できるだけ対策を急いでやって行きたいと思っています。このように、工事の方は土木関係も農業関係も順調に進んでいます。
 以上、3つの災害について最近の状況をご報告させていただきました。

日本ジオパークの再認定について

 日本ジオパークの再認定についてです。姫島村と豊後大野市が平成25年9月に日本ジオパークに認定されました。あれからもう4年経っているんですけれども、私も認定されたらそれでいいかと思っていましたら、ちゃんと再認定の審査がありました。4年に一度、再認定の審査を行うことになっていて、今年審査がありました。おかげさまで12月22日に開催された日本ジオパーク委員会において、再認定となりました。良かったなと思っています。
 藤本姫島村長さん、川野豊後大野市長さんを中心に、地元の皆さんが、豊かな自然や文化を学び、守り、活かす活動をしっかりやっているということが評価されたのだとうかがっています。
 具体的には、1つは学ぶという意味では、ジオ学習を通じて、地域の子どもたちがよく学んでいる、特に学習の成果を子どもたちが目を輝かせながらお客さんに説明をしているというところが大変、審査員にも感動を呼んだようです。
 それから、やはり守るということも大事ですので、地域をあげて環境保全に積極的に取り組んでいる姿勢も良かったと思います。
 それから3番目に、地域と行政が一体となって取り組んでいることです。地域の皆さんと行政が一緒になって、このジオパークをPRしている姿も非常に良かったということで、めでたく再認定されました。
 全地域が再認定されたのではないかと言っていたら、認定取消しの地域や条件付きでようやく再認定を受けた地域もありまして、堂々とグリーンで再認定というのは本当に良かったなと思っています。

 日本ジオパーク新規認定および再認定審査結果 [PDFファイル/198KB]
 おおいたジオパーク推進協議会再認定報告会の開催について [PDFファイル/53KB]

新規国際定期チャーター便の就航について 


 年末にもう1つ嬉しいニュースです。県では、インバウンドの受け入れを加速するため、国際路線の誘致に努めていますが、この度、韓国のイースター航空による大分-ソウル線の運航が決まりました。定期チャーター便として1月17日から3月4日までの週3便、水・金・日の週3往復が運航されます。
 大韓航空、それからティーウェイ航空がすでに運航していますけれども、それに続いてイースター航空が定期チャーター便として週3便、3往復ということで、期待しているところです。
 皆さんにはいろいろとお世話になりました。良いこと、悪いこといろいろありましたけれども、今日は今年最後の会見の日をいただきました。お世話になりました。

 大分空港における新規国際定期チャーター便の就航について [PDFファイル/61KB]


幹事社   ただ今の発表項目について、質問のある方は挙手の上お願いします。
記者   大分空港の定期国際チャーター便についてですが、また新たに大分-ソウル間で新しい便が開くということで、この狙いというか、現状を含めたお話をお伺いしてよろしいでしょうか。
広瀬知事    観光でお見えになるお客さんのインバウンドの比率が、最近、ちょっと増えていますけれども、まだまだ、国全体のレベルから見ると低い気がします。
 したがって、これから大いにインバウンドを伸ばしていかなくては、という思いがあります。そのような中、韓国はすでに大韓航空、ティーウェイ航空と2航空会社の運航があるんですけれども、今度は新たにイースター航空が参入するということで、我々のインバウンドを増やしたい気持ちからすると、自然に喜べることではないかと思っています。
記者  今回は2ヶ月の運行期間となっていますけれども、長期的な戦略、運航してから考えられていることはありますか。  
広瀬知事   大韓航空やティーウェイ航空については、これまで定期チャーター便を早く定期便にしてもらいたいということでやってきましたけれども、良くやっていただいていると思います。加えて、1日も早く定期便をというのはちょっと、何かと思っていますので、まずは定期チャーター便で良かったなと思っています。   
幹事社   他に質問がありますでしょうか。じゃあ、関連して私から。
 チャーター便ですが、特に、冬の、この2ヶ月に関してということで、韓国の方から団体旅行や温泉など、そういったニーズを踏まえた新規路線ということですか。  
広瀬知事   今回は先ほどのご質問ではありませんけれども、大韓航空やティーウェイ航空に加えてということで、我々からイースター航空にお願いに行ったわけではないのですが、きっと韓国側のお客さんのニーズに応えるということで就航するのではないかと思っています。我々としては、大変ありがたい話だと思っています。 
記者   韓国の中で大分県観光、温泉観光というところが、やはり底堅いニーズがあるということの裏返しかなと思うのですが。
広瀬知事   そうだと思います。非常にその辺はうれしい話ですけれども、やはり「おんせん県おおいた」が良かったのではないかと思います。それから味力の方も、韓国の皆さん方に喜んでいただいています。そういうところが大きかったのかなと思いますけれども、また、ゴルフや冬のスキーなど楽しめる所がありますし、いろいろな楽しみ方をされているようです。
記者   九州北部豪雨についてですけれども、日田市が、災害がひどかった地域について、地域内で市営住宅を建てる計画を打ち出して、今、住民の方の意見を聞いているところです。
 知事からまず、その市の方針について今、どのように評価されているか、あと、もし本当に着工するとなった場合に、県としてどのようなサポートを考えられているか、お聞かせください。  
広瀬知事    これは災害直後からなのですが、特に大鶴地区のように、川のそばに家を建てていらっしゃるような集落では、同じ場所に建てて、また同じような被害にあったらたまらない。しかし、この地域のコミュニティーとしてのまとまり、これは、随分ありがたいということで、できればこの地区内で何か集合的な建物が建って、復興できないか、というような話があったのは事実です。
 市が中心になって、どういう方法があるかを調べて、我々ももちろん、こういう方法、ああいう方法と、いろいろ市にもアドバイスをして、それを踏まえて市が被災地の皆さんと相談をしてきたというのが今までの経緯です。従って私も、日田市の方や、避難されている方々との対話の中身についてはよく聞いていますし、注目をしているところです。
 そういう中で、今、市長さんは市営住宅が整備できれば、というお気持ちがあると聞いていますけれども、県としても何かお手伝いできるようなことがあれば、それはもちろん応援しようと思っています。
 例えば、そういういくつかの家族が集まって、新しい集落を作るということになると、土地のことも考えなくてはいけません。そうすると、今の復興計画の中で、どこに道を引くか、復興させていくかということも関係してくるので、これはよく県と市が連携を取ってやらなくてはいけないと思っています。
記者    市営住宅を着工するとなれば、その場合は県として財政的な支援も含めたことをお考えですか。
広瀬知事    市営住宅の着工で県の支援が必要になるかどうかは分かりませんが、必要な時には市の方からどんどん言ってくるでしょうから、よく相談したいと思います。
幹事社  発表項目について、その他、質問ありますでしょうか。では、発表項目以外も含めてお願いします。
記者    少し話は変わりますけれども、先日、与党の税制大綱が出て、大分県にも関わりが深いのかなと思ったのですが、森林環境税について2024年度から導入すると書かれています。森林を持つ人にとって長年の念願だったわけなのですが、今年の税制大綱で、こういうことが書かれていたことについての知事の評価をお聞かせください。
広瀬知事   森林が荒れているし、その森林が荒れることによって、そこからまた災害が発生するというようなこともあるので、森林にしっかり手入れをしながら、災害に強い森づくりを進めていくことは大変大事なことだと思いますし、そのために森林環境税のようなものを作ってやっていこうということについては、大きな方向としてはいいのではないかと私は思っています。
 ただし、市町村は森林環境について、これまであまり費用のかかる対策をやっていなかったところがあるので、じゃあ今度、森林を守る、あるいは森林振興、林業振興という業務の中で、どういうことを市がやっていくのか、これまで県がやってきてところを、市がやってくださいということであれば、大変ありがたいと思います。そうではなくて、県にお願いしますということであれば、また、それなりの税金の使い方もあるだろうしというようなことで、これから中身について市の業務をどのように考えていくかというのは、実はこれからの議論ではないかと思っています。
 基本的には結構だけれども、何をやるのかというところ、具体的な業務の中身について、つまり税金の使い方について、もう少し議論しておく必要があるのではないかと思います。  
記者   以前、知事は、県が独自に持っている森林環境税の使途、すみ分けをきちんとやってほしいということをおっしゃったのですが、結果として、今の段階では国が導入しようとしている税の方も、間伐以外の使途が結構広くなっているんですけれども、これが今後導入されていくにしたがって、県の森林環境税を見直すお考えはありますか。
広瀬知事   ありません。
記者   今までどおりですか。
広瀬知事    いいんじゃないでしょうか。先ほども言いましたように、その調整をする必要はあるのですが、今度の税調の決定でも、そこのところは書かれているのではないでしょうか。市が何をする、この部分は県が今までやってきた分になるから、その分は県に委託をする。税の収入を含めて、こういうことは県でやってくださいといったようなことで、そういう仕分けがあるのではないかということも、いろいろ議論をしているようですから、そこは何とかなるのではないでしょうか。
 もう、県の森林環境税がいらないくらい、いろいろなことがやれるのならいいのですが、中身はきっとそういうことではないと思います。
記者   空港関連のことですが、今回の発表のように新規就航が増えているということで、来年度の予算で、県が補助をして大分空港の国際線ターミナルを改修される予定だと思うんですけれども、改めて今回の改修によって、どういった国際線の機能を持つ空港にしたいかという知事のお考えと、2019年のラグビーワールドカップまでに間に合せたいということだと思うのですが、それに向けて新たな大分市や別府市等からの空港へのアクセス手段という面で、もし検討されている新しいものがありましたら聞かせていただけたらと思います。
広瀬知事    私もちょっと気がつかなかったんだけれども、大分空港で海外からのお客さんが到着するところ、それから出入国管理業務のところが非常に狭くて、特に2便同時に着いたら大変で、そういう基本の整備すらできていないところがあったんですけれども、それではインバウンドのお客さん大歓迎という空港の姿としてはちょっと恥ずかしいのではないかということで、今回予算を付けたわけです。
 まだまだ十分ではないかもしれませんが、少なくとも到着したお客さんや出発するお客さんがスムーズに移動ができるように、施設を整備するくらいはちゃんとやっておきたいと思っています。
 それからもう1つは、おっしゃるとおり、空港へのアクセスが問題だということをよく言われます。その中では、バスもいいんだけれども、そもそも以前はホバークラフトがあった、あれはどうなったんだということを今でもよく聞かれます。そういうことを含めて、空港へのアクセスについて、どういうことがあり得るだろうかということを、我々もよく調べる必要があるのではないかということを議論していますから、そのようなことも予算編成の時に議論になる可能性があります。
幹事社  その他、何かありますでしょうか。
記者   空港は増便などの明るい話があるのですが、一方、JRの関係ではダイヤ改正で減便という話があり、津久見市さんは反対の要望等をされているようですけれども、今回のダイヤ改正で減便することについて、知事はどのように感じていらっしゃいますか。
広瀬知事   それはもちろん利便性から言うと、本当に増便することはあっても減便というのは困るなという感じではいます。それはそのとおりなのですが、ただJR九州さんも民間企業ですから、ある程度収益を確保できる体制を取って運行を進めていくことが大事だということもわかります。
 特に今回、例えば相次ぐ災害で、本当に大分県内4つの路線が傷んだわけです。日田彦山線、久大本線、日豊本線、豊肥本線、こういうことを考えると我々地元の思いだけをJRに伝えておけばいいというわけでもないと思うので、なかなか悩ましいところです。減便をどう思うかについては、もちろん反対ということになりますが、それで済むかどうかということなんです。悩んでいます。
記者  別府のインターコンチネンタルホテルが、来年1月に起工式というスケジュールだと聞いています。ホテルへの期待感やラグビーワールドカップに向けてのインパクトということについて、改めて一言お願いします。
広瀬知事   大分県は「日本一のおんせん県おおいた 味力も満載」ということで、温泉を中心に売り出して、お客さんをたくさんお迎えしようという気持ちでいるわけです。
 そういう中、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパという、リゾート型のインターコンチネンタルホテルができるということは、まさに我々がこれから売っていきたい温泉の魅力を前面に出して、ホテルを作ってくれるということなので、そういう意味では大変期待をしているところです。
 特に、これからいろいろなお客さんがおみえになる可能性があり、そのお客さんの多様性、あるいは可能性、キャパシティー、そういうものがインターコンチネンタルが来ることによって広がってくるという感じがします。それも非常に、大分県のおんせん県おおいたの魅力を高める大きな要素になっていくのではないかと思っています。
 1つは、温泉の魅力を世界に発信してもらえる拠点になる。もう1つは、観光大分県の多様なお客さんを迎えるキャパシティーが増えるという、ここのところがありがたい、うれしい点ではないかと思っています。
記者  来年は知事にとって、任期の最後の1年を迎える年にもなります。
 そこに向けて、今回の任期の最後の1年、どんなところを、取組を中心にするか、現時点でのお考えで結構ですので簡単に教えていただけますか。
広瀬知事   それは、以前申し上げたように、来年は今年大きな痛手を受けた災害からの復興というのを成し遂げる。それだけではなくて、災害に強い県土を作っていくということで、例えばコンビナートの護岸の強化や玉来ダムなど、いろいろなことをやっているところですけども、そういう復興と併せて災害に強いまちを作って行くということが非常に大きな課題になると思います。
 それからもう1つは、我々は今、少子高齢化、人口減少という中で、これは何とかしないと大変なことになると、もうすでに人手不足は非常に深刻化しているわけですけれども、そういう意味でやはり、地方創生を念頭に置いて、安心・活力・発展の大分県を作っていくことに、しっかりと取り組まなければいけない、取組を加速する、と私は言っているんですけれども、そういう気持ちでやるということ。
 それから3番目は、来年は六郷満山開山1300年や、あるいは国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭など、ビッグイベントがあります。そして再来年のラグビーワールドカップにつなげていくということもあります。我々の地方創生を後押ししてくれると位置付けているんですけれども、そういうビッグイベントがありますから、それをしっかり成功に導いていく、あるいは成功に導いて行くべく準備をしっかり整えていくということが大事かなと、この3つじゃないかなと、こう思っています。
記者  今、知事がおっしゃった2019年ラグビーワールドカップ、もちろんそれに向けてしっかり取り組まれると思うんですけれども、大会自体を知事としてお迎えされたいという気持ちはありますか。
広瀬知事   あります。しかし、私の任期は再来年の4月です。その後はどうなりますかね。
記者  現時点で出馬のご意向のようなものはいかがでしょうか。
広瀬知事  今はお答えする気はありません。
幹事社    よろしいでしょうか。では、これで。
広瀬知事     皆さん本当にお世話になりました、どうぞよいお年をお迎え下さい。また来年もお世話になります。 
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