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平成30年8月6日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2018年8月27日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成30年8月6日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  では、定例記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。

平成30年全国知事会議 in 北海道への出席について

 知事会見

 よろしくお願いします。
 初めに、涼しい北海道の話です。7月26日、27日に、札幌市で全国知事会議が開催され、参加してきました。大分に比べると気温が10度ぐらい低く、この日の大分の最高気温は確か38度でしたが、札幌市は28度でした。
 色々な議論がありましたが、一つは、西日本の広範囲にわたって被害があった7月豪雨災害について議論しました。早急に復旧復興を進めるという話と併せ、50年に一度といわれる大雨が、近年、毎年のようにありますので、これまでの治水・治山対策をもう一度検証し、必要であれば抜本的な対策を講ずることも考えなければならないという意見が出されました。国に対しても、緊急提言をしたいと考えています。
 二つ目に、来年の消費税率引上げが課題になっていますが、地方税財源の確保・充実について、色々と議論しました。一つは、車体課税を中心に自動車関係税制についてです。車体課税は地方にとって大事な財源ですが、消費税率引上げに伴い、いよいよ廃止になるため、今後、どのように地方財源を確保するのか、あるいは、新しい課税方法としてどのようなことが考えられるかという議論をしました。もう一つは、税源偏在の是正について、人口が集中し、本社機能も集中している東京、大阪、名古屋といった地域に、法人税や消費税が集中しやすくなっている現状を、何らかの形で是正すべきという意見が多かったです。
 三つ目は、地方創生についてです。地方創生は、国、地方の大きな課題です。これまで、5年間、地方創生に取り組んできましたが、新たな5年間に向け、議論を深め、対策を強化していくべきという議論があり、色々な提言がなされました。地方創生回廊の話を中心に、地方の人手不足が懸念される中、骨太の方針でも議論になっていた外国人材の受入れについても、議論を深めることになりました。
 色々と議論しましたが、主な議論は、以上のように、7月豪雨災害、地方税財源の確保、地方創生についてでした。他にも、中小企業の事業承継や、持続可能な社会保障制度についても、議論しました。

 全国知事会議次第 [PDFファイル/88KB]

 全国知事会議出席者 [PDFファイル/135KB]

平成30年度全国学力・学習状況調査の結果について

 すでに公表をしていますが、全国学力・学習状況調査の結果についてです。
 小学校は、全ての教科・区分で、平均正答率が全国平均を上回りました。加えて、平均正答率の合計値は、全国平均を8.1ポイント上回り、過去最高を更新しました。順位も、全国では初めてトップ10に入りました。
 中学校も、平均正答率の合計値が全国平均を超え、今年度も0.5ポイント上回り、こちらも過去最高の結果となりました。全国では、引き続き20位台前半を維持しています。
 平成19年に調査が始まった当初は、小学校が全国で44位、中学校が32位でしたが、学校の先生をはじめ、関係の皆さんのご努力により、全国的に恥ずかしくない結果を収めることができたと思っています。皆さんに心から敬意を表し、感謝を申し上げます。
 学力が向上していることについては、小・中学校の先生が、黒板の書き方を子どもたちに分かりやすく復習もしやすいよう工夫したことや、習熟程度に応じた指導等、「新大分スタンダード」に取り組んでいただいた成果と考えています。また、中学校では、「中学校学力向上対策3つの提言」として、他の先生がどのような工夫をしているか担任相互で授業観察したり、複数の教科担任で、1年生、2年生、3年生を数クラスずつ縦に担当するという縦持ちを実施し、互いに刺激を受けられる環境を作り、加えて、生徒による授業評価を実施したことが、良い成果に繋がったと思います。
 義務教育は、どこに住んでいようと、保護者の所得がどうであろうと、基礎・基本をしっかり身に付けさせ、将来、自己実現を図るベースを与えることが基本です。その意味で、今回の全国学力・学習状況調査の結果は、非常に良かったと思います。

 平成30年度全国学力・学習状況調査 [PDFファイル/119KB]

インターンシップ導入・実践セミナーの開催について

  9月26日に、企業向けインターンシップ導入・実践セミナーを開催します。
 なぜ、このようなセミナーを開催するかについてですが、民間就職支援会社が、今年1月に新規学卒予定者にアンケートを実施した結果、実に8割の学生がインターンシップに参加し、そのうち4分の1の学生が、インターンシップに参加した企業を受験すると回答しています。学生が、就職先を考えるにあたって、インターンシップが非常に大事な役割を果たしていることが分かります。県内では、まだまだ、インターンシップの導入が進んでいませんので、セミナーを開催し、その重要性や、プログラムの作成、実践に関するノウハウを紹介します。是非、企業の皆さんに参加していただきたいと思います。
 また、県では、セミナーだけでなく、受入企業と学生との間のマッチングを行う専用サイト「大分県インターンシップなび『いきがいやりがいMATCHING(まっちんぐ)』」を現在開発しており、マッチングを促進しようと考えています。このサイトについても、多くの企業が登録し、学生に活用していただき、県内就職の一助になり、企業の人手不足の解消に繋がればと思います。
 セミナーの参加募集は、今日8月6日から9月25日までです。学生にとって、インターンシップが就職先について考える大事な機会になっていることをご理解いただき、奮ってご参加いただきたいと思います。

 大分県インターンシップなび「いきがいやりがいMATING」 [PDFファイル/267KB]

 インターンシップ導入・実践セミナー参加企業募集ちらし [PDFファイル/6.05MB]

大分スポーツ公園内施設のネーミングライツ協賛スポンサーの募集について

 次に、大分スポーツ公園内施設のネーミングライツ協賛スポンサーの募集についてです。大分スポーツ公園は、現在、公園内にある6つの施設について、施設の安定的な管理・運営のための財源確保と、県民サービスの向上を目的として、ネーミングライツを導入しています。
 現在は、大分銀行に協賛スポンサーになっていただいていますが、このネーミングライツの期間が、半年後の平成31年2月28日をもって終了するため、新たに協賛スポンサーの募集を行うことにしました。
 募集の対象は、今までの6施設に、新たに完成予定の県立武道スポーツセンターを加えた7施設です。募集の概要については、希望年数が3年から5年、希望年額が4,500万円以上で募集をさせていただきます。
 募集期間は、本日8月6日から9月5日までです。是非、ご検討をお願いします。

 大分スポーツ公園内施設のネーミングライツ協賛スポンサーの募集について [PDFファイル/92KB]

平成29年「観光庁宿泊旅行統計調査」確報値発表について

 7月31日に、平成29年「観光庁宿泊旅行統計調査」の確報値が発表になりました。
 これによりますと、平成29年の本県の延べ宿泊者数は、735万280人と、前年に比べ7.3%増となりました。このうち、外国人延べ宿泊者数は、138万6,930人で、前年度に比べ67.7%増となり、この伸び率は、全国で一番高くなりました。
 なお、日本人延べ宿泊者数は、596万3,350人、対前年比99%で1%減になりました。
 国内が少し伸び悩みましたが、外国人延べ宿泊者数がこれだけ伸びましたので、これからもインバウンドの推進や、国内需要の掘り起こしも考えながら、観光政策を進めていきたいと思います。

 平成29年(2017年)観光庁「宿泊旅行統計調査」確報値 [PDFファイル/43KB]

セント・ポールズ校(英国)ラグビー部の来県について

 7月に、ご存じのように、イングランド代表ヘッドコーチ、前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんが来県し、本県だけではなく、九州各県の高等学校のラグビー指導者100人にコーチングを行いました。県内だけでなく、他県の高校の先生、知事も、大変喜ばれ、ラグビーワールドカップの機運醸成になったと思っています。
 同じような意味で、8月9日から15日まで1週間、ロンドンのセントポールズ校ラグビー部生徒43名、引率5名が来県することになりました。セントポールズ校は、500年以上の歴史がある伝統的なパブリックスクール「ザ・ナイン」の一つに数えられる名門校です。
 2年前にも来日し、その時は関西や菅平で交流試合を行ったと聞いていますが、今回は、来年のラグビーワールドカップでイングランド代表の準々決勝の舞台となる大分を交流先に選んでいただきました。
 1週間の滞在期間中、大分東明高校、大分上野丘高校、大分舞鶴高校と親善試合を行います。
 また、それだけでなく、別府市での竹細工体験や、臼杵市野津町での農泊などを行う予定で、県民の皆さんとも交流を深めてもらいたいと考えています。
 7月のエディー・ジョーンズさんの来県に続き、ラグビーワールドカップの機運醸成になると期待しています。
 私からは以上です。

 イギリス セントポールズスクールラグビー部 大分訪問について [PDFファイル/113KB]


幹事社  では、発表項目について質問のある方はお願いします。
記者  観光庁宿泊旅行統計調査で、外国人延べ宿泊者数の対前年度伸び率が、全国1位となった背景をどのように考えていますか。
広瀬知事  色々と考えられますが、一つは、昨年、大分空港に入るソウル便がデイリー化し毎日運航されるようになったことや、福岡空港や熊本空港など近隣空港に入るアジア路線が増加し、大分に来やすい条件が整ったことが大きかったと思います。もう一つは、これは結果か原因かは分かりませんが、これまでは、別府、由布院に外国人宿泊者が多かったのですが、大分、天瀬、日田など県内各地に広がりをみせたことが挙げられると思います。
記者  インバウンドは、大分観光、経済にとって、知事からご覧になってどういう位置付けになりますか。
広瀬知事  観光のスタイルが、倹約をしながらも、自分の見たいもの、したいことは、しっかりするというように変わってきたところもあり、期待どおりの消費に繋がらないとの話も聞きます。しかしながら、来県いただいたことにより、街を見て歩いてくれる、色んな物を食べてくれる、最後は宿泊もしてくれるということになりますから、観光全体の収入は増えてきたと思います。
 日本人延べ宿泊者数が1%減っている中で、外国人延べ宿泊者数が67%伸びたことは非常に大きく、観光に大きなインパクトがあったと思います。外国人のお客さんによりJRの利用客も増えていますし、色んな需要が増えていると思います。
記者  関連してですが、全体の延べ宿泊者数735万人は、全国では何位になりますか。
広瀬知事  735万人は伸び率では7%ぐらいで、全国25位になります。
記者  観光客のバランスと言いますか、今後の課題をどのように捉えていますか。
広瀬知事  一つは、インウバンドのお客さんがこれからも増えると思いますが、インバウンドのお客さんを国別に見ますと、一番多いのは韓国、二番目が台湾、続いて香港、中国という順番になっています。欧米・大洋州からは、全体の2%程度です。もちろん、アジアからのお客さんには、本県の観光を大いに支えていただいており大事にしていかなければならないと思っていますが、欧米・大洋州のお客さんにウイングを広げ、力を入れていく必要があると思っています。来年には、ラグビーワールドカップもありますから、この機会に、欧米・大洋州からのお客さんに関心を持っていただけるよう力を入れていきたいと思います。
 ミシュランガイド熊本・大分特別版も出版されましたし、このようなことも利用しながらインバウンドの推進に取り組みたいと思います。
記者  ネーミングライツの関係で、2010年から大分銀行が協賛スポンサーとなっています。今回、新たに協賛を募集しますが、大分銀行が継続する可能性も含めてでしょうか。
広瀬知事  もちろん、大分銀行を排除するということはないです。大分銀行に協賛スポンサーになっていただき、心から感謝しています。新たな公募については、協定期間が終了する時期も迎えますので、次の期間の協賛スポンサーを公募するということです。
記者  希望金額が、4,500万円以上とのことですが、入札が行われるのですか。複数企業が、5,000万円以上を提示した場合等は、高い金額を提示した方が選ばれるのでしょうか。
広瀬知事  金額は高い方が良いのですが、それ以外にもネーミングライツにふさわしいか総合的に判断しなければなりません。
記者  ネーミングライツ料が500万円増えたのは、武道スポーツセンターが追加されたからですか。
広瀬知事  そうです。
幹事社  では、発表項目以外に質問がありませんか。
記者  国民文化祭まで、2カ月になりましたが準備状況はいかがでしょうか。
広瀬知事  昨日も、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭開催50日前イベントの一つとして、全国小中学生書道チャンピオン大会が、大分市内であり、たくさんの人が参加していました。一番の心配は、準備が着々と進んでも、県民の皆さん、あるいは国民の皆さんに関心を持っていただけているかで、PRとして、50日前イベント等を開催しているところです。私も、50日前イベントに出席しましたが、本格的に色々とPRしてることもあり、一時期に比べ、随分、関心が高まってきていると思います。
 また、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭に参加する方の準備も、最後の仕上げに入ってきていて、機運は十分に盛り上がってきていると思います。
 県民総参加で楽しみ、盛り上れば大成功と思います。
記者  色んな機会を捉えて、発信をしていかれるのですか。
広瀬知事  発信していきたいです。
記者  県内の6月の有効求人倍率が1.59倍となり、初めて2カ月連続、1.5倍以上となっています。人手不足の話もありましたが、現在の慢性的な人手不足をどのように捉えていますか。
広瀬知事  地方創生の大事なテーマの一つは、魅力的な仕事を作り、そして、多くの人に来てもらい、住んでもらうということです。
 ただ、そうは言っても、当面、人手不足の解消は大きな課題ですから、3年間で1万8,500人の新規就業者を確保することを目標に、若者、女性、シニア等の就労支援について、しっかり取り組んでいく必要があると思っています。先ほど申し上げましたが、インターンシップの推進にも、しっかり取り組みたいと思います。
記者  若者、女性、シニアの就職支援にしっかり注力するということですか。
広瀬知事  そうです。注力します。
 それと、もう一つ、これは政府も言っていますが、IoT、ロボット等を活用する方法もあると思います。そのあたりも視野に入れて対応すべきだと考えています。
幹事社  他にありませんか。
記者  日田彦山線の復旧について、7月25日に、JR九州の青柳社長が会見で、上下分離方式を復旧会議で提案すると発言していますが、知事のお考えをお聞かせください。
広瀬知事  記者会見で、青柳社長が、どのように発言したのか、どういうコンセプトで上下分離を提案したいと言ったのか、よく承知していません。色々と議論することにはなると思いますが、私には、上下分離について議論しようという気持ちはありません。
  問題は二つあり、一つは、復旧費について、国にどのような応援を求めるか、国の応援を求めるにあたって、地方も負担をしなければいけないのではないかというような議論があると思います。もう一つは、復旧しても利用客が少ないでのは社会的な意味がないという話に対して、どのように利用客を増やしていくのか議論があると思います。しかし、それと上下分離は、全く別の話と思います。
 前提で申し上げたように、青柳社長がどのように発言されたか知りませんので、反論しているわけでは決してありません。どのような気持ちか問われれば、そのような気持ちということです。
記者  今日は、広島に原爆が投下された日で、8月15日は、平成最後の終戦記念日になります。戦争というものを通じて、知事は、平成という時代をどのように過ごされ、どのように感じられているかお聞かせください。
広瀬知事  私が生まれたのは昭和17年です。終戦の苦しみは、物心がついていなかったので、あまり味わってはいません。昭和の終わり頃、41年に就職しました。昭和64年の頃は、昭和と平成は繋がっているという思いで平成を迎えたような気がします。しかし、振り返ってみると、昭和の時代と平成の時代は、随分、違う感じがします。昭和の時代は、どちらかといえば戦争の歴史を感じますが、平成になると、随分、薄れてきたと思います。
 だからこそ、天皇陛下が、沖縄等をご訪問されて、忘れてはいけないというおとを、しっかりと国民の皆さんにお話してこられたのだと思います。そのような意味では、戦争というのは、歴史を紡ぐ一つの大きな糸ではあります。
 戦争を放棄した後は、経済や豊かな国民生活についての政策が展開されましたが、経済的な興亡も、大きな歴史の糸になると思います。
幹事社  他に質問はありますか。知事はどのように夏休みを過ごしますか。
広瀬知事  夏休みは、いつものように県内の海と山に行こうと思っています。
幹事社  いつから、いつまでですか。
広瀬知事  今週金曜日からお休みを取ることにしています。次の会見は、8月20日になりますので、記者の皆さんもゆっくり夏休みをお過ごしください。
幹事社  ありがとうございます。
広瀬知事  それでは、ハブ・ア・ナイス・バケーション。ありがとうございます。
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