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平成30年11月12日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2018年11月22日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:平成30年11月12日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  11月1回目の定例記者会見を始めます。知事からお願いします。

「大分県台湾プロモーション」について

  知事会見

広瀬知事  私は7日に帰ってきましたが、今月5日から8日まで台湾を訪問し、「大分県台湾プロモーション」を行いました。
 今回は、3日に開幕した「台中フローラ世界博覧会」にご招待いただきましたので、博覧会場に、大分の竹工芸作品を飾らせていただきました。
 また、友好交流を進める覚書を締結している台中市の林佳龍(りんかりゅう)市長を訪問し、ゆっくりお話をすることができました。
 7日には、台北市に移動し、去年、アジア・太平洋議員連盟の会合で来県された台湾立法院の蘇嘉全(そかぜん)院長や、台湾の大手企業が加盟する三三(さんさん)企業交流会を表敬訪問しました。
 また、おおいた豊後牛を取り扱っている日和(にちわ)国際実業株式会社も訪問し、おおいた和牛の販売をお願いしました。
 加えて、台北市では、台湾日本関係協会を訪問する機会もありました。観光振興の話もしましたが、災害時に日本に来ていた台湾の人たちの安否確認が大変だったという話がありましたので、ちょうど、外国からの観光客の安否確認や安全確保に力を入れようとしているという話をしました。
 台湾から大分県への観光客が増加している中、交流の輪を広げることができ、非常に良かったと思います。

キャッシュレス化推進のための決済事業者の募集について

 先日の九州地域戦略会議でも、インバウンド需要の取込みのための環境整備について議論したところであり、九州全体としてキャッシュレス化を推進していく必要があります。
 全国の飲食店におけるクレジットカード導入率は約21%で、東京都では約36%になっていますが、本県は15%で、まだまだ立ち遅れています。キャッシュレス化を推進しなければ、インバウンド需要の取込みが遅れますから、急ぎ推進したい思っています。
 店側がキャッシュレス化を導入しない理由については、決済手数料や端末機器が高いことがあります。また、色々な決裁手段やサービスがあるため、どれを選んだら良いのか分からないということもあります。
 したがって、このような課題を解消するため、大分県とともにキャッシュレス化の推進に取り組む決済事業者を募集し、その中から、良い条件等を提案をしていただいた決済事業者をパートナーとして認定します。良い提案であれば、1者とは限りませんので、いくつかの決済事業者を認定したいと思っています。
 他方、決済事業者側も、新規の加盟店開拓に苦労をしているという話を伺っています。認定した決済事業者については、県、商工団体、地域金融機関等が力を合わせ、加盟店開拓を支援しますので、win-winになるのではないかと思います。
 募集は今日から12月3日までで、その後、審査会において認定決済事業者を決定します。来年からは、商工団体等による加盟店開拓支援を開始します。
 協力をしながらキャッシュレス化を推進していきます。

 キャッシュレス化推進のための決済事業者を募集します [PDFファイル/153KB]

九州地方知事会「特別決議」等に関する提言活動について

 10月24日に大分市で、九州地方知事会議を開催し特別決議を取りまとめました。これら特別決議について、明日13日から明後日14日まで、関係府省等に提言活動を行います。
 主な提言内容は、「地方創生の推進」として東京一極集中の是正や、「大規模広域災害に備えた防災・減災対策」における県土の強靱化について要請します。また、「地方財政に対する諸課題への対応」として色々な税制改革、消費税の問題への対応を要請します。それから「九州・山口地域の産業政策」についても提言する予定です。
 また、全国知事会の国土交通常任委員長も拝命していますから、併せて提言活動を行います。「国土強靱化の加速」について、近年、毎年のように数十年に一度と言われるような自然災害が続いていますので、対策の抜本的な見直し、強化を提言します。

 九州地方知事会「特別決議」等に関する提言活動について [PDFファイル/476KB]

平成30年度大分県・豊肥地区総合防災訓練について

 11月25日に、竹田・豊後大野両市と大分市の大分銀行ドームを会場として、大分県・豊肥地区総合防災訓練を実施します。当日は、89の防災関係機関・団体と、両市の住民約1万2,000人の多くの皆さんに参加いただきます。
 豊後大野市では、大野総合運動公園会場で、九州電力や大分県石油商業組合によるライフライン復旧訓練や、熊本地震で問題になったラストワンマイル問題を踏まえ、協定を結んでいる佐川急便やヤマト運輸を活用した各避難所への支援物資搬送訓練を行います。その他、警察、消防、自衛隊による倒壊家屋からの救出救助訓練等も予定しています。
 また、竹田市では、新たな取り組みとして、JR豊肥線沿線上で電車脱線事故を想定し、消防による救出救助訓練を行います。

 平成30年度大分県・豊肥地区総合防災訓練の実施について [PDFファイル/248KB]

国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭行事について

 国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭も、残すところ2週間になりました。
 開会式・オープニングでは、1万5,000人の方に来場していただきました。朝倉文夫記念公園に設置されている「巨大 寝ころび招き猫」には既に8,000人、別府市の「アニッシュ・カプーアIN別府」には2万5,000人、「宇佐神宮 光の祭」には4万5,000人もの大変多くの皆さんにお越しいただいています。カルチャーツーリズムのツアーについても、600人を超える申込みがありました。
 会期も残り少なくなりましたが、最後まで見逃せないイベントが予定されています。
 11月17日には、iichiko総合文化センターで、辰巳琢郎(たつみたくろう)さんを総合司会に迎え、「オペラの祭典」を行います。なかなか聴き応えのあるおもしろい舞台です。
 中津市では、「なかつ水灯り2018」として、商店街のライティングプロジェクト「ムーンリバー」が行われていますが、加えて、11月10日から18日まで、同じく高橋匡太(たかはしきょうた)さんによる耶馬渓ライトアップ「新・一目八景」が行われています。ライトアップは、宇佐神宮でも大変な人気でしたから、耶馬渓もおもしろいイベントになるのではないかと思います。
 11月23日には、障がいのある方などがモデルとして出演するファッションショー「湯にば~さるファッションinべっぷ」が開催されます。これも大変、人気のファッションショーです。
 11月25日には、いよいよ閉会式を迎えます。本県の芸術文化を牽引している芸術文化団体の皆さんが中心となったフィーナーレステージ「大分の山々巡行」は、見どころのある舞台になると思います。その後の式典では、「DRUM TAO」も出演します。
 最後の最後まで充実した内容になっていますので、是非、足をお運びください。
 私からは以上です。


幹事社  ありがとうございます。発表項目について、質問はありますか。

記者  国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭には、本当に多くの人が来場している印象がありますが、これまでの手応えと、これからのラストスパートに向けて意気込みをお願いします。

広瀬知事  国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭については、これまで、あまり盛り上がらなかったと聞いています。このため、文化庁も、色々な規制を止め、開催県で工夫を凝らした色々な事業を実施して良いという話がありました。また、国が所有している芸術品等を積極的に貸し出していただきましたので、今回は、本当に予想を上回る盛り上がりになったのではないかと思います。
 伝統的なものからモダンまで色々なものを実施し、実は、モダンなものは心配していましたが、アニッシュ・カプーアさん、高橋匡太(たかはしきょうた)さん、ライゾマティクス・アーキテクチャーなど、非常におもしろいイベントが開催され、県民の皆さんに本当に良いものは良いと率直に認めていただける雰囲気ができあがったと思います。そういう意味でも、予想以上の手応えがあったと思います。
 これが、レガシーとしてどのように生きて来るか、これから、よく見ていきます。
記者  キャッシュレス化の推進について、インバウンド需要の取り込みが目的というお話でしたが、来年には消費増税も予定されていて、その際に、キャッシュレス決済のポイント還元も検討されているという話もあります。そのことも見込んでという部分もあるのでしょうか。
広瀬知事  ありません。むしろ、海外からのお客さんが、キャッシュレスで支払いができないことについて不満を感じているということがありましたから、キャッシュレス化を推進しなければいけないと思っています。
 消費増税の負担軽減の話としてそのような話はありますが、どうなるのかも分かりませんから、そのようなことを見込んで発想した訳ではありません。
記者  県と民間でキャッシュレス化を推進していくというのは、47都道府県では珍しいことなのでしょうか。
広瀬知事  このような課題は民間と民間の話ではありますが、今のままでは、なかなかキャッシュレス化が進まないので、どのようにしたら推進できるかを考え、行政も一汗かいたら良いかなという思いで、このような事業を実施することにしました。
記者  目標はありますか。
広瀬知事  現在、飲食店におけるクレジットカード導入率は、全国的平均で約21%、東京では約36%まで進んでいますが、本県はまだ15%です。したがって、当面は、商工団体等と協力し、この15%を倍増ぐらいにできたら良いと思います。
記者  キャッシュレス化すると手数料負担や、慣れていない高齢者の方への配慮が必要になります。また、災害時に使えなくなるリスクもあると思います。そのようなリスクがありますが、キャッシュレス化を推進する意義や、考えられる価値をお教えください。
広瀬知事  キャッシュレス決済については、支払い方法の選択肢が増えることであり、これでなければ支払いができないということではありませんから、キャッシュレス決済はしないという方がいらっしゃっても、それはそれで良いと思います。
 ただ、国際的な流れとしては、現金を持ち歩き、現金で支払いをするという人は少なくなってきています。セキュリティー等の問題はあるのかもしれませんが、キャッシュレス化が進んでいる今、対応できるように整備していかないと、インバウンド需要を取り込みに遅れをとると思っています。
記者  行政が支援する具体的な内容がまだ分からないのですが、キャッシュレス化が進まない原因として、手数料の問題や、端末機器をどうするかといった問題があると思います。例えば、そのようなものに補助を出すとかそういったところまで支援するのですか。
広瀬知事  まず、手数料については、個々の飲食店では信用力があるかどうかわからないため高い手数料を取られることが多いです。しかし、この事業では、例えば、商店街がまとめてキャッシュレス化するということになるので手数料が安くなります。また、決済事業者が個々の店を訪問し勧誘する手間が省けるので、それだけでも手数料が安くなるのではないかと思います。
 端末については、場合によっては、県や市が応援するというようなことも含めて考えていけたら良いと思います。
幹事社  では、発表項目以外で質問があればお願いします。
記者  宿毛フェリーが、先月中旬から燃料高騰で運航休止し、困っている利用者もたくさんいると思いますが、所見をお聞かせください。
広瀬知事  現在、会社のある高知県宿毛市と連絡を取っていますが、高知県でもなかなか会社側と話ができず、本当に困っています。会社側と、とにかく早く協議をして、どのような事情なのか、何か対応ができることがあるのか考えていかなければいけないと思っていますが、協議がきるような状況になっていません。
記者  先週の全国知事会議において、地方税源の樹立や、地方税収の再配分について国に提言し、安倍総理は、偏在性が小さく安定的な地方税体系を構築することが重要だと述べ、意欲を示したと思います。税制改正が近づいてきた中、地方税の再配分についての所感をお聞かせください。また、東京都などは是正に反発していると思いますがこれについてのお考えもお聞かせください。
広瀬知事  先週金曜に政府主催の全国知事会があり、安部総理との協議にも参加しました。消費税率引き上げについては色々な経緯がありましたが、知事会としては、決断して良かったのではないかという前向きな話をしました。しかし、やはりこのままだと税率を上げた後、地域偏在になりますので、そこのところはしっかり考えていただきたいとお伝えしたところです。
 行政のニーズと需要との関係で考えても、税率を上げて、そのまま地方に配分される方法で良いのかということについては疑問を持っていて、偏在を是正する措置を取った方が良いと思っています。
 もう一つの課題は車体課税で、知事会でも議論があるところです。地方にとっては、公共交通機関が少ないので、どうしても一家に一台では足りず、二台、三台と車を持ってる家庭が多いです。このため、車体課税については、地方こそ税負担が増えることになりますから、そこは慎重にしていただきたいという話をしているところです。
 課税負担の軽減として、消費税率の引き上げと合わせて、車体課税は廃止または引き下げることになっていますからそのとおり実行していただきたいという意見と、車体課税は地方にとって大事な財源だからそうはいかないという意見が知事会でもあります。
記者  愛知県と静岡県の知事は、車体課税の引き下げを要望していますが。
広瀬知事  大分県もそうです。
記者  会計検査院から、県の事業で国費の取り扱いについて指摘されましたがどのようにお考えですか。
広瀬知事  地方創生先行型交付金に対する解釈にあたって、基金造成が交付対象になり得ると判断してきましたが、会計検査院から基金の積み立てに使ってはいけないという指摘を受けました。最終的には会計検査院が交付対象外と判断していますので、現在、対策を考えています。
幹事社  他によろしいでしょうか。

記者  先日、経済団体等から知事選への出馬の要請があり、知事もなるべく早く結論を出したいとおっしゃってましたが、結論はいかがでしょうか。
広瀬知事  恒例のご質問ですが、おっしゃるように、このような問題はぐずぐずしていても、かえって皆さんにご迷惑をおかけしますので、いたずらに結論を先延ばしすることはしないようにしたいと思います。しかし、まだまだ熟慮中です。今のところ、熟慮中ということでご容赦願いたいと思います。
幹事社  ありがとうございました。
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