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令和元年6月3日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2019年6月19日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年6月3日(月曜日)11時00分~
場所:第一応接室


幹事社  それでは、知事からお願いします。

第153回九州地方知事会議及び第35回九州地域戦略会議について

  知事会見

広瀬知事  明日6月4日に九州地方知事会議が開催されます。今回は長崎県壱岐市での開催です。
 今回の討議内容は2つです。一つは、何と言っても、次期「九州創生戦略」の策定に向けた議論です。九州地方知事会では、地方創生は九州からという意気込みで積極的に取り組んでいます。平成27年度から今年度までの5年間、「しごとの場づくり」、「教育環境づくり」、「出産等の希望が叶う社会づくり」、「安心安全な暮らしづくり」の4つの部会で、それぞれの知事にプロジェクトチームのリーダーになってもらい議論を進めてきました。このような現行の九州創生戦略の状況を総括した上で、次の新しい5か年の戦略策定に向け、取り組むべき課題等について議論を行います。国でも地方創生戦略の見直しをしており良いタイミングだと思いますので抜本的な議論をしようと思います。
 2つ目は、IRの議論が進み具体化してきていますが、長崎県が、IRの認定に手を挙げており、九州全体としてこれを応援するため議論することにしています。
 また、政策協議では、特別決議を取りまとめることにしています。
 翌5日には、同じく長崎県壱岐市で九州地域戦略会議を開催します。経済界代表を交え、九州創生戦略の方向性について、しっかり議論したいとに思います。

 第153回九州地方知事会及び第35回九州地域戦略会議の開催について [PDFファイル/10KB]

 九州地方知事会「特別決議」に関する要望・提言活動について [PDFファイル/9KB]

令和2年度政府予算等に関する要望・提言活動について

 今月の12日、13日に令和2年度政府予算等に関する要望・提言活動を行います。国の「骨太の方針」が6月中に閣議決定されると聞いていますから、この時期を捉えて要望していきたい思います。
 色々な要望・提言項目がありますが、まず、安心の分野では、子育て支援の充実・拡充や、大分大学医学部地域枠の臨時定員の維持、消防防災ヘリコプターの安全対策、それから、治水対策や地震・津波対策等を要望してまいります。
 活力の分野では、農業の構造改革、養殖業のコスト低減、それから商工業における新産業の創出等の支援などを要望してまいります。
 発展の分野では、教育や、社会インフラの整備等について訴えてまいります。
 県議会議長、関係部局長と共に上京し、要請・提言活動をしてきます。

 令和2年度政府予算等に関する要望・提言活動について [PDFファイル/16KB]

「One Rugby,One Oitaフェスティバル TRY in Oita」の開催について

 ラグビーワールドカップ開催まで、いよいよ、あと109日になりました。
 100日前ということで、6月8日、9日にかけてイベントを実施し、開催機運を大いに盛り上げていきたいと思います。
 まず、6月8日には、大会本番でファンゾーン会場になる大分いこいの道広場において、「One Rugby,One Oitaフェスティバル TRY in Oita」を開催します。ステージイベントでは、ラグビーワールドカップ2019開催都市特別サポーターを務めるDRUM TAOの若手メンバーによるパフォーマンスや、県ラグビー大使の今泉清(いまいずみきよし)さんとラグビーワールドカップ2019アンバサダーの大畑大介(おおはただいすけ)さんによるトークセッションなどを行います。この他、グルメブースや、ラグビー体験コーナーも設けますので、是非、皆さんにラグビーに親しみを持って楽しんでいただきたいと思います。
 また、同日、大分市中央通りが歩行者天国になりますので、「One Rugby,One Oitaパレード」と題した大パレードを行います。こちらにもラグビー体験ゾーンを設けますので、是非、足をお運びください。
 翌6月9日には、15年ぶりに大分で待望のラグビー早明戦が開催されます。大分市営陸上競技場で13時にキックオフです。これも非常に楽しみです。
 いよいよ、待ったなしの100日前ですから、大いに盛り上げ、かつ準備を加速していきたいと思います。

 One Rugby,One OitaフェスティバルTRY in Oita ちらし [PDFファイル/755KB]

 大分市中央通り歩行者天国リーフレット [PDFファイル/1.53MB]

 第8回大分県ラグビー祭「早明招待ラグビー」ちらし [PDFファイル/448KB]

令和元年度総合防災訓練(図上)について

 梅雨入りを前に災害への備えをしておかなければならないということで、6月7日に県総合防災訓練の図上訓練を実施します。
 具体的には、南海トラフ巨大地震が朝7時30分に発生したという想定し、迅速な被害概要の把握や救援活動等の初動対応について訓練を行います。訓練は、予めシナリオを示さないブラインド方式で行います。
 訓練のポイントは3つあります。一つは、災害対策本部会議で、これまでは対応状況の報告を中心に行ってきましたが、今回は、各部がどういう災害対応を行うのか方針を決定し、実行することを目指した訓練を行います。
 二つ目は、南海トラフ地震が発生した場合、要員になっている職員全員がすぐに登庁できないという前提で対応を考えなければいけませんので、参集が可能な限られた人員での初期対応について訓練を行います。
 三つ目は、5月23日に開所した新しい防災センターが機能するかどうかです。今回の訓練できちんと機能するかどうかも検証したいと思います。自衛隊、消防、海上保安庁等も参加していただくので、迅速に情報共有ができるかどうかも訓練します。

 令和元年度大分県防災訓練概要(図上)の概要 [PDFファイル/13KB]

「安心・活力・発展プラン2015」中間見直しについて

 第153回九州地方知事会議及び第35回九州地域戦略会議について それから、もうご承知のとおりでございますが、現在、「安心・活力・発展プラン2015」の中間見直し作業を始めています。総合部会の下に安心部会、活力部会、発展部会を設け、集中的に議論を行うと同時に、その議論の状況を総合部会に上げ、議論し、それをフィードバックするということで、皆さんの知恵をいただきながら、できる限り丁寧に課題について議論しています。
 ようやく、第1回目の安心部会、活力部会、発展部会が終わり、大変有意義な意見も出ていますから、そのあたりをもう少し突っ込んで議論してもらい、新しいプランに取り上げるべきものを整理しながら議論を進めていきたいと思います。
 私からは以上です。
広瀬知事  もう一つ、川崎市で通学途中のお子さんやお見送りのお父さんが亡くなるという痛ましい殺傷事件がありました。通学途中ということで大分県の教育関係者や保護者の皆さんもずいぶん心配しておられると思います。
 事件後、県警、教育委員会、生活環境部など関係機関が集まり対応策を議論しました。通り魔的な犯行で、これといった決め手になる対応策は難しいのですが、議論の中では、4つの対応策を確認しました。
 一つは、人目がたくさんあるということが大事なので、とにかくできる限り常に誰かが見守る状況にすること。二つ目は、大人が子どもに声を掛けること。三つ目は、子どもにはなかなか難しいことかもしれませんがすぐに逃げること。それから、もう一つは、県警の「まもめーる」に登録してもらうことです。「まもめーる」には、子どもに対する声かけ事案がいつ、どこで起こったかなど不審者情報が発表されています。学校でセキュリティを担当をしている教頭先生などは、既に確認していただいていると思いますが、できるだけ多くの方に警戒すべき情報を共有してもらうことも大事ではないかと思っています。また、スクールサポーターなどとも情報共有を進めることが大事ということを議論したところです。
 本日午後、市町村防犯担当者などを集めて「子どもの安全対策に関する連絡会議」を開催し、今、申しました対応策などを紹介しながら、それぞれの地域に応じた対策をしていただくようお願いすることにしています。
 本当に心配なのですが、これという決め手になる対応策もない状況なので、常時、気持ちを引き締めて対応していくことが大事だと考えています。
幹事社  それでは発表項目について質問のある方いらっしゃいますか。
記者  川崎市で大変痛ましい事件が起こり、子どもをどう守るかということをおっしゃられましたが、川崎市の事件の加害者はひきこもり傾向があったと聞いています。また、他の事件では、元農水省事務次官がひきこもりの長男を刺してしまったとのことで、ひきこもりが関係すると思われる事件が相次いでます。ひきこもりの支援や、ひきこもりの状況を確認されたりとかそういうところはどうなっていますか。
広瀬知事  来年度の政策や予算等について議論している中でも、8050問題については議論になっており、ひきこもりについては早急に検証し、対策していかなければいけないと考えています。ただ、今度の事件の原因をひきこもりの問題に特定するのはどうなのかと思います。そこはもう少しよく考えてと思います。しかし、おっしゃったような問題はあるので、それはそれで別途、議論してるところです。 広瀬知事  来年度の政策や予算等について議論している中でも、8050問題については議論になっており、ひきこもりについては早急に検証し、対策していかなければいけないと考えています。ただ、今度の事件の原因をひきこもりの問題に特定するのはどうなのかと思います。そこはもう少しよく考えてと思います。しかし、おっしゃったような問題はあるので、それはそれで別途、議論してるところです。
幹事社  その他よろしいでしょうか。
記者  ラグビーワールドカップ開催がいよいよ100日前に迫ってきましたが、100日前イベントの位置づけについて、改めて一言お願いします。
広瀬知事  これまでも1年前イベントなど色々なイベントを開催しましたが、いよいよ、本番まで100日前になり、もう待ったなしという感じです。
 県民の皆さんのおかげで随分盛り上がってきたと思いますが、今回の100日前イベントで、今一度、ぐっと気分を盛り上げると同時に、イベント会場の大分いこいの道広場も大会本番でファンゾーンになりますので、本番を想定しながら準備が万端かということについてもしっかり検証したいと思います。
記者  九州地方知事会の話で、長崎県のIRについて議論すると言われていましたが、改めて、お立場といいますか、どのようにご覧になられているかお教えください。
広瀬知事  長崎県のIRについては、場所もハウステンボスを考えているようで適した場所があるのではないかと思います。以前から、そういうことを想定して議論をしてきたようなので、長崎県の準備は非常に充実してきているのではないかと思います。
 本県においては、もっと状況を見る必要があり議論するには時期尚早だと感じていますが、長崎県がIRを進めることについては前向きに興味を持って見ていきたいと思います。
記者  九州知事会では、次期「九州創生戦略」の策定に向けて議論されるとのことですが、人口減少が進むなか、次期戦略にはどのような新しい課題を盛り込みたいとお考えでしょうか。
広瀬知事  先ほども申し上げましたが、これまでは、仕事を作り、子育て環境、教育環境をしっかり整え、それから地域を作るということで議論をしてきました。これはこれで必要で、大いに加速しなければいけないと思っていますが、加えて、先端技術が世の中を変えようとしている時代ですから、やはり先端技術については大いに議論を深める必要があると思っています。
 それから、もう一つは、何十年に一度という災害が、ここ最近、毎年起きているという実感がありますから、災害対策をしなければいけないと思います。安心の地域づくりというだけでなく、活力の地域づくりという意味でも、県土の強靱化が大事なテーマになってくるのではないかと思います。
幹事社  その他はよろしいでしょうか。
記者  毎年度のことですが、政府予算等に関する要望・提言活動で、先ほども少しお話に出ましたが、先端技術についても要望に行かれるような状況が見受けられます。今回の要望・提言活動について総括というと難しいのですが、どういう位置付けで考えられて、どのように国と絡んで進めていくのかお教えください。
広瀬知事  このような要望・提言活動は、国全体の動きと無関係ではアピールできません。したがって、政府の動きを見て、その動きとどういう関連があるかという位置付けも考えながら要望することが、効果の上からも非常に大事なことだと思っています。
 そういう意味では、国でも地方創生を議論して5年経ち、方向性を議論する大事な時期になっていますので、そこを大いに訴えたいと思います。地方創生については、ますます重要になってきていますのです、お互いの基本的な姿勢を合わせておくことが大事だと思います。
 もう一つは、そのような地方創生を加速するにあたっては、やはり色んな意味で状況の変化を勘案する必要があります。例えば、仕事をつくるという意味では、先端技術の導入促進が大事なテーマになってきます。地域づくりという意味でも、これまでのようなコンパクトシティという考え方で良いのか考えなければいけません。九州では、少子高齢化・人口減少が残念ながら国より進んでいますから、むしろネットワーク・コミュニティの取組が良いのではないかとか色んな議論をしたいと思っています。
 つまり、最近の状況の変化も頭に入れ、要望活動・提言活動をしていくことが大事だと思います。
幹事社  その他はよろしいでしょうか。
記者  昨年6月に福祉保健部の男性職員が職場で亡くなり、遺族の方が、亡くなられたことについて過重労働でうつ病を発症したということが原因だとして、公務災害の申請されるということなのですが、改めて、知事の受け止めをお伺いします。
広瀬知事  昨年の6月でしたが、今、お話のあったとおり県職員が県庁の中で亡くなられました。そのことについては、誠に残念ですし、もっと何か手が打てなかったかどうかという意味でご遺族の皆さんにも誠に申し訳ないと思っているところであります。
 どういう状況でここに至ったかということについては、色々まだ調査するところもあると思いますが、やはり、一番気をつけなければいけないのは、過重労働による肉体的、精神的な疲労で、そこが一番気になるところです。昨年8月からは、パソコンで勤務状況を把握するシステムを稼働したり、色んな改善をしてきていますが、とにかく、そういう事が起こらないようにしっかり手を打っておくことが大事ではないかと思います。もちろん、それぞれの部署において上司が職員の仕事の状況や、やり方について、よく目配り、気配りをして、大丈夫かと声をかけることは当然しなければなりませんし、職員が何かあったら色んな人に声かけしやすいように、明るくて風通しの良い職場を作っていくことも大事です。それから、できるだけリアルに勤務の状況等が把握できる体制をつくることも大事です。その辺をしっかり徹底し、このようなことが起こらないよう組織としてしっかり対応していくことも大事だと思います。
 この問題については、本当に残念なことでご遺族に申し訳ないと思います。本件については、ご遺族のお気持ちも考え、今まで伏せていましたけれども、こういう形でご遺族の方から公表があったので、しっかり対応していきたいと思います。
幹事社  発表項目以外で質問のある方はいらっしゃいますか。
記者  話が前後して申し訳ないのですが、ラグビーワールドカップ関連で、まもなく100日前を迎えます。ここまで盛り上がるきっかけの一つに、2015年の視察があると思います。4年前のことになりますが、知事が視察に行かれて、試合などを観戦し、感じられたこととかを改めてお聞かせください。
広瀬知事  2015年の視察はラグビーワールドカップ招致が決まって、宿泊の問題とか受入体制についてどんなことをしなければいけないのか、行政の仕事はどんなことがあるのかなど、全くの素人的な感じでとにかく勉強に行きました。試合も見ましたが、ラグビーはサッカーの試合と随分違うという印象を受け、視察も観戦も良い勉強になりました。
 何が一番良かったかというと、関係者が40人ぐらいで視察に行き、しっかり勉強したのは大分県ぐらいではないかと思います。そうすると、それまで大分県はラグビーワールドカップリミテッドにとって無名だったのですが認知された気がします。その後、良い試合がきたりなど色んなことを含めて大分県の熱意が評価されたのではないかと思いますが、熱意を示す一環としては、それが目的ではなかったのですが良かったと思っています。
記者  試合を見て、大分県に準々決勝を呼びたいなと知事自身が感じられたのですか。
広瀬知事  準々決勝をとまでは感じた訳ではないのですが、南アフリカとウェールズの試合を観戦する前に行ったレストランで南アフリカの応援の方とかち合いました。その何週間前に日本代表が南アフリカに勝利していて、これは喧嘩にならなければ良いなと思ったのですが、意外と向こうから日本と良い試合ができたと話かけてくれて、ノーサイドとはこういうことかと感じました。
 それから、試合会場も8万人ぐらい入る会場だったのですが、それが一杯になるぐらいで、ラグビー王国というのはすごいと思いました。
 観客もウェールズと南アフリカのサポーターが別々に座わるのではなく皆一緒になっていて、片方がワーッと言って立ち上がると、もう一方が拍手するという感じで、勝負にこだわるというよりも非常にラグビーを楽しんでいる感じがしました。ビールをたくさん飲むのはには驚きました。
 試合は、ウェールズがどっしりしているというか少し試合運びがゆっくりしてる感じで、南アフリカが強いという感じがしたのですが、今はウェールズが強くなり、ランキングで2位で少しビックリしています。
記者  大分県は、全国的にもかなり盛り上がっていると言われています。それは、県が中心となった成果かと私は考えているのですが、知事はどのように感じていますか。
広瀬知事  県が中心といいますか、署名活動では結構署名が集まったり、テストマッチでも毎年いくつか良い試合があるのですが年々観客が増えました。観客を増やそうと運動はしましたが、県民の皆さんが来てくれないとどうにもなりませんから、そういう意味では、県というよりも県民の皆さんに盛り上げていただいたという感じがします。
記者  東京オリンピックの聖火リレーについて、どのように受け止められているか、改めて一言お願いします。
広瀬知事  聖火リレーのルート概要が発表され、大分県の場合は全市町村で実施されることになりました。したがって、大分県の自慢の景色や歴史的風物をそれぞれの市町村で工夫して披露し、走っていただくことになるのだろうと思います。大分県にとっては非常にPRの良いチャンスになると思います。大分県のPRと東京オリンピックの盛り上げという両方から聖火リレーを是非、成功させたいと思っています。
記者  やはり復興というところも念頭にありますか。
広瀬知事  大分県の場合、災害という意味では、日田市の九州北部豪雨災害、それから臼杵、津久見、佐伯市の台風18号災害、中津市耶馬溪町の土砂災害などがあり、まだ、被害が残っているところでございます。復興というところもそれぞれの市ではあるかもしれません。それはそれで選んでいただけたら良いと思います。
記者  オリンピックとラグビーワールドカップに関係して、文部科学省が、日本人の氏名の英語表記について、日本語と同じように名字を先に表記を求める方針を示しました。外国の大使などともお会いになる機会があると思うのですが、知事は、今、名字と名前どちらの順で紹介されているのですか。9、10月にはかなり多くの外国の方と接する機会が増えると思うのですが、ラグビーワールドカップを含めて県の対応を何か改めるというお考えはありますか。
広瀬知事  私は、「Katusada Hirose」で表記しています。行事に関連して表記を改める気はありません。多くの方は、表記の仕方を改めたということを理解してくれてないと思いますから、今までどおりで良いのではないかと思っています。ちょっと古い考えかな。
記者  以前も文部科学省が同じような通知を出して、その時も定着せず、今回も同じような通知になります。知事はスペインにいらっしゃったこともあるのですが、日本人の英語表記が名前が先で名字が後というのは、海外でも定着しているとお考えですか。
広瀬知事  定着しているのではないでしょうか。やはり、親しくなると最初に来る名前を呼びます。最初の名前の方を見て呼びますから、広瀬とは言わないですよね。
記者  話が戻って恐縮ですが、職員の方が亡くなった件について、県として、過重労働があったかどうか、それが自殺につながったかどうかということに関して現時点でどのようにお考えでしょうか。
広瀬知事  さきほど申し上げたように、県職員が元気に快適に働けるようにしっかり目を配り、色々な環境を整えておくことは大事なことなので、今回のようなことが起こりますと本当に残念で、ご遺族に申し訳ないという気持ちがありますから、どうしてこういうことになったのか色々と調べています。だけど、周りが色々と気にしながら声かけをしてきた経緯の話もありますので、その辺はこれからよく調べてと思います。思いは、ご遺族の皆さんと同じですから、しっかり事実を確認します。そして、再びこのようなことが起こらないことが大事なことですから、そのような思いでよく調べたいと思っています。
記者  2017年から働き方改革を進めてきた中で起こったことなのですが、今まで取り組んできた改革について、今回の調査をうけて抜本的に見直すということもお考えですか。
広瀬知事  働き方改革を進めている中で昨年6月に起こりましたが、以前から導入を予定していたパソコンの稼働時間で勤務時間を確認できるシステムが昨年8月に稼働したので、ちょうど狹間みたいなところに起こりました。働き方改革を今後も引き続き徹底していくことが大事だと思っています。その他に気をつけなければいけないことがあれば、もちろんそれもやっていくことになると思います。
記者  昨年3月に職員の行動指針を策定し、時間の管理と特定の職員に業務が偏らないようにとなっていて、昨年4月に通知があったと思います。その中で、2ヶ月後の昨年6月に職員が亡くなられて、時間の管理と仕事が偏らないようにしていくということが、一つ大きなところだと思うのですが、その点はどのように思っていらっしゃいますか。
広瀬知事  そこは大事なポイントで、上司には、状況を見て仕事が偏らないように目配り、気配りを忘れないように言っています。
記者  どうしても業務が立て込む時があると思うのですが、時間の管理などは、時間外労働が何時間で何回か連続して超えたら次は止めるとかいう形になっているのですか。
広瀬知事  よく目配りして、この人の負担や残業が多いとなったら、すぐに応援を連れて行くとか、その仕事は明日は止めさせるとか、それがまさに人事管理ですから上司がきちんとしなければいけません。他にも、例えば図書館は土日こそ開館しなければいけないので仕事が偏ると本当に大変です。だから、色んな意味で仕事の偏りを防止することは、人事管理の大事なポイントになってきます。
記者  今の話と関連するかもしれないのですが、財政制度等審議会が、地方公務員の行政職員を2025年までに3万人減らしても、人口当たりの職員数は一定に保てるという試算を出しています。行政職員を単に減らせば良いという行革は、最近、段々と見直されてきている中で、財政審はこのような試算をたくさん出していると思うのですが、労働災害などが起こってしまう中で、大分県として、今後、行政職員を減らしていく必要があるのか知事のお考えをお聞かせください。
広瀬知事  基本的に行政庁は、国民、住民の皆さんの税金で仕事をさせていただいてるので、できるだけ効率的に業務を行うことが大事だと思います。だから、時には行財政改革を行い、無駄な人員がいないかどうかなど確認し、そこで、人を増やすのではなく仕事を減らしたり、あるいは機械による仕事に転換したりすることが大事になってきます。特に少子高齢化、人口減少の時代ですから、行政庁だけが人が必要ですという訳にはいかないということが基本にあると思います。だから、財政審が職員を何人減らせと言っているのだと思いますが、大分県としては、余計なお世話だと、十分に行革をしていると思っています。
 職員が亡くなられて、このようなときにそのようなことを言って良いのかという議論はあるかもしれませんが、それとこれとは別の話で、人事管理の中で、勤務時間の管理や支援体制の整備、あるいは仕事を減らすことなどを考えていきます。
記者  少し気になったのですが、人口は確かに減っていく流れにあると思うのですが、そのことで、今まで地域の中で解決できていた問題を役所が解決しないといけないとか、周りの人に相談して済んでいたことを市役所や県庁の職員に相談しないといけないということも出てくるのではないかと思います。人口が減っているから、公務員の仕事が減っていくとは一概に言えないと思いますが、そのあたりは、どのようにお考えですか。
広瀬知事  そこが行政の一番の悩みです。少子高齢化、人口減少が進んでいる中で、むしろ、行政ニーズが膨らむことはたくさんあると思います。だからと言って、行政を強化しなければいけないので職員を増やすというのでは、対応として十分ではないと思います。中小企業でも、、医療・介護の現場でも人手不足だといっている中で、まずは、県庁に必要ですという訳にはいきません。
幹事社  他はよろしいでしょうか。
記者  昨日、大分空港国際線旅客ターミナルの竣工式典が開かれましたが、会場で配られた記念品の中に大分空港国際線旅客ターミナル完成記念のクオカード2,000円分が入っていました。準備されたのは大分航空ターミナルだと思うのですが、行政機関や国会議員、取引先の建設会社の方などがいらっしゃるところで、ほぼ現金と等価交換できるようなクオカード2,000円分を配られるのは、社会通念上どうなのかと思ったのですが。
広瀬知事  何カードですか。
記者  クオカードです。2,000円分のテレホンカードみたいなカードでコンビニやスーパーで現金のように使えるものです。報道機関の出席者にも配られていて、私もいただいたのですが、送り返そうと思っているところです。大分航空ターミナルは、県が出資している第三セクターですから、社会通念上どうなのかと思いました。
広瀬知事   よく調べてみましょう。大分航空ターミナルにしてみれば遠路お越しいただいたという気持ちもあるのでしょうけど。
幹事社  他によろしいでしょうか。では、これで終わります。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]
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