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令和元年12月10日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2019年12月10日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年12月10日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  12月第1回定例記者会見を始めます。よろしくお願いします。

県立芸術文化短期大学での火災について

広瀬知事  まず、非常に申し訳ない話でございますが、12月5日の夕刻、県立芸術文化短期大学で火災が発生しました。現在、キャンパス整備を進めているところですが、その工事を請け負う建設業者の現場事務所から出火し、6日に現場検証が行われましたが、今のところ原因の特定に至らず、引き続き調査されることになっています。
 学内での火災ということで、本当にあってはならないことだと思います。また、近隣住民の皆様にも大変ご心配をおかけしました。隣接する空地の草木が燃えたということもあり、心配以上にご迷惑をおかけしたのではないかと思います。誠に申し訳ないと思います。二度とこのようなことがないようしっかり管理し、整備を進めていきたいと思います。なお、今回、工事を請け負っていた建設業者については、他の施設の工事も発注していますので、他の工事についても十分に気をつけていただくように話をする予定です。

大分県拠点施設(福岡市中心部)の名称決定について

 現在、福岡市中心部にUIJターンを支援する大分県拠点施設の開設準備を進めていますが、この施設の名称が、「dot.(ドット)」に決定しましたのでお知らせします。
 拠点施設の開設に向け、今年8月に、福岡在住の学生や社会人によるマーケティングチームを立ち上げ、定期的に会合を行ってきた中で、施設の名称についても議論し、「短くて呼びやすい」、「SNSで発信したくなるもの」、「つながりや交流、新しい出会いを表現するもの」などの意見を絞り込み、「dot.(ドット)」に決定しました。
 2005年のスタンフォード大学卒業生に対するスティーブ・ジョブズのスピーチで、小さな点のドットが、やがて未来で繋がっていくことを信じようと言っています。このスピーチも参考にして、小さな点が繋がって未来に向かって大きな力になるようにという思いも込めました。

 大分県拠点施設(福岡市中心部)の名称等について [PDFファイル/326KB]

商工団体の伴走型支援優良事例表彰について

 大分県では、大分県中小企業活性化条例を改正し、小規模事業者に寄り添った伴走型支援を行う商工団体の体制強化を図ってきました。
 県内では、全ての商工団体が、小規模事業者を支援する国の経営発達支援計画の認定を受けていて、これは、全国的にも大変珍しく、国においても高く評価されています。県としても、計画に基づく伴走型支援を進めるため、経営指導員を増員し、事業の後押しをしています。
 12月26日には、この伴走型支援優良事例の表彰と事例発表会を開催します。応募があった52事例の中から、特に優良な10事例を選出しています。

 商工団体経営指導員等支援成果事例表彰について [PDFファイル/61KB]

令和元年(2019年)県政10大ニュースについて

 知事会見

 今年の県政10大ニュースを発表させていただきます。
 1番目は、「ラグビーワールドカップ2019大分開催」です。特に、ラグビーを通じて世界とつながったことが非常に良かったと思います。大分開催5試合を17万3千人が観戦し、延べ10チームが大分県でキャンプを実施、ボランティアや県民が観戦客のおもてなしに大活躍しました。また、おおいた和牛の串焼きや、まぐろステーキ、大分県版フィッシュ&チップスが海外からの来県者に好評でした。
 2番目は、「旅行者満足度全国1位」ということで、じゃらん宿泊旅行調査2019の「旅行後の来訪者の総合的な満足度」で初の全国1位になりました。これまでは、沖縄県が14年連続で1位だったのですが、初めて大分県が1位になりました。また、平成30年宿泊旅行統計調査では、県内の外国人宿泊者数が初めて140万人を突破し144万人となり、県全体の宿泊者数も777万人と、いずれも過去最多を記録しました。これも大変、大きなニュースでした。
 3番目は、「久住高原農業高校」の開校と「くじゅうアグリ創生塾」の開講です。5年前に山香農業高校や玖珠農業高校が他の学校との統合したことで農業単科高校がなくなりましたが、5年ぶりに農業高校が開校となりました。また、くじゅうアグリ創生塾は、県内で農業を勉強している高校生同士が共同学習できる施設で、所長は久住高原農業高校の校長が兼務し、新しい農業教育が展開されるようになりました。
 4番目は、高校生遠隔講座、スタンフォード大学チームとの連携合意です。シリコンバレーの空気を大分県の高校生にも感じてもらいたいと思います。また、世界的なソフトウェア企業SAPと災害対策・人材育成分野での協力に合意しました。ビッグデータを人工頭脳を使って処理、災害時の被害状況をシミュレーションし課題解決につなげることなど、協力して研究していきたいと思います。それから、再来年になりますが「第33回宇宙技術および科学の国際シンポジウム」の開催が決定しました。このように少し先端技術への挑戦の芽が出てきているところです。
 5番目は、「大分県立武道スポーツセンター」が完成したことです。スギ無垢材を使った屋根構造としては国内最大級の施設となっています。
 6番目は、大分トリニータがJ1で活躍したことです。最初の目標はJ1残留でしたが、皆さんに応援していただき、昇格1年目ながら9位でシーズンを終了しました。また、嬉しいのは、片野坂監督の5期目続投が決定したことです。この他にも、スポーツ分野では様々な活躍がありました。ドバイ世界パラ陸上選手権で、中西麻耶選手が金メダルを獲得し、東京パラリンピック代表を掴みました。大分国際車いすマラソン女子の部では、マニュエラ・シャー選手が世界新記録で優勝、喜納翼(きなつばさ)選手が日本記録で準優勝し、大変良かったと思います。
 7番目は、「第10回日本ジオパーク全国大会2019おおいた大会」開催で、10回目という記念すべき大会に、全国から5,000人を超える参加者が押し寄せました。その中で、姫島村、豊後大野市の少年少女ジオガイドも非常に評判が良く、活躍していただきました。
 8番目は、農林水産物の輸出額が過去最高の24.6億円を記録したことです。一番多かったものは木材で、その次に多かったのは養殖ブリ、3番目が和牛、4番目が梨でした。過去最高ということで勢いがついたと喜んでいるところです。また、全国乾椎茸品評会の団体の部では21年連続で優勝しました。
 9番目は、移住者数が過去最多の1,128人を記録したことです。大分県へのUIJターンが人気になっています。
 10番目は、大分川ダム本体工事が完成したことです。強靱な県土づくりについては、現在、玉来ダムの事業も進めていて、定礎式が終わり、完成に向け工事が本格化しているところです。完成すると治水面で大きな効果を発揮すると思います。また、県内の防災士登録が1万人を突破し、強靱な県土づくりが進んでいます。
 以上、10大ニュースを発表させていただきました。私からは以上です。

 令和元年(2019 年) 県政10大ニュース [PDFファイル/162KB]


幹事社  ありがとうございます。質問がありますか。

記者  色々あった中で、ラグビーワールドカップを1番に選んだお気持ちを改めてお聞かせください。

広瀬知事  これまでも色々なイベントを開催してきましたが、今回のラグビーワールドカップの5試合のように、全ての試合で会場を満員にするような観戦客が訪れたことはなかったと思います。また、このように、大分県民の誰もが気持ちを込めて、来県される方を迎え入れることもなかったと思います。今回の結果が、きっと、これからのレガシーとして生きてくると思います。そのような意味で、今年はこれを一番に選ばざるを得ないと思いました。

幹事社  他にありますか。

記者  福岡に開設する大分県拠点施設について、いよいよ名称も決まり、4月のオープンが迫ってきました。進学などで福岡へ転出する方が多いと思いますが、改めて、どのような施設にしていきたいか、どういう効果を期待しているかをお聞かせください。

広瀬知事  この拠点施設は、若者のUIJターンを支援する施設で、大分の企業に就職しようとか、大分県で起業しようとか考えている若者に対して、県内企業とのマッチングや県が応援できることを紹介したりする施設です。大分県のことを知っていただければ、きっと大分県で働いてみたいと思ってもらえるに違いないので、大分県の実情や支援策等を気持ちを込めて紹介することが大事だと思っています。また、場所が福岡市中心部ですから何か面白そうだなと立ち寄っていただけるような施設にしたいと思っています。
幹事社  他にありますか。

記者  県政10大ニュースの2番目に関連して、大分空港国際線旅客ターミナルビルの拡張工事が完了しましたが、現時点では日韓関係が冷え込んでいて、国際線が運休となっています。今後の国際線誘致について、何か計画はありますか。

広瀬知事  折角、国際線ターミナルビルが完成したのに、国際線が運休になっているということですが、韓国線が再開したら大歓迎ですし、その他にも、中国や台湾など可能性を探っているところです。国際線ターミナルビルもある訳ですから、できるだけ早く利用してもらえるような環境を作らなければならないと思っています。

幹事社  他にありますか。

記者  話の続きで、国際線については以前のような形に早く戻したいとのことですが、韓国と縁が深い大分だからこそ、現在の関係性が問題だと感じているのではないかと思います。今のこの状態をどのように見ていますか。
広瀬知事  色々な行き違いがあったのだと思いますが、政治的なギクシャクが、このように一般の人たちの旅行や交流、経済関係などに影響してくるとはあまり思っていませんでした。少し驚きながら最近の状況を見ているところがありますが、話し合いの動きも出てきているようなので、とにかく、早く、話し合いを進めてもらう必要があるのではないかと思っています。今の状況は、非常に残念です。

幹事社  他にありますか。

記者  大分県拠点施設について、福岡市天神地区には大分県福岡事務所もありますが、拠点施設との棲み分けがありますか。また、現在、ソフト面の取組で決まっていることはありますか。

広瀬知事  福岡事務所では、大分の商品の売り込みや観光誘致などの業務を行っていますが、UIJターンについてはイベントを開催することはありましたが、特別に力を入れて取り組めているという訳ではありませんでした。そういう意味では、大分県拠点施設とは、自ずと棲み分けができるのではないかと思っています。いずれにしても、この「dot.(ドット)」も大分県の施設なので、福岡事務所も全面的に応援していくことになると思います。

記者   大分から福岡に若い方が流出している現状について、どう思われているのか、改めてお聞かせください。また、打倒福岡ということになるのかと思いますが、意気込みがあればお願いします。

広瀬知事  大分県の方はどちらかというと、東京や関西に行くよりも福岡で勉強しようとか、腕を磨こうと考える方が多いです。統計的にもそれは表れているのですから、ふるさとに想いを持ちながら福岡に行った若い人たちに、大分県の仕事も面白いよ、環境も悪くないよと訴えることによって、帰って来てもらいたいと思います。親愛なる福岡県ですから打倒福岡県とは思っていませんよ。

記者   10大ニュースには、ご自身のことなので敢えて入れなかったのかもしれませんが、今年は、統一地方選があり、広瀬知事も5期目の県政をスタートされました。5期目最初の年が暮れようとしていますが、知事のお気持ちとこれからの意気込みをお聞かせください。

広瀬知事  5期目ということで、色々と迷いはありましたが、とにかく決断して、選挙を戦い、多くの県民の皆さんにご支持いただいたのではないかと思っています。そのような皆さんの支持や信頼に応えるためにも、お約束したことをしっかり果たさなければならないと思います。
 まず、一つは、大分県版地方創生をしっかりやり遂げます。なかなか難しいところもありますが、とにかく、そこに向かって猛進したいと思います。それから、もう一つは、災害が続いていますので、強靱な県土づくりを進めていきます。また、もう一つは、どのように発展していくか分からないところはありますが、先端技術に挑戦し、先端技術をうまく活用しながら地域課題を解決し、新しい産業を創り出していくことも大きなテーマだと思います。そういうものに向かって私なりには順調に走り始めたのかなと思っているところですが、これから更に力を入れていかなければならないと思っています。
 また、皆さんにも申し上げたことがあると思いますが、5期目ということもあり自重自戒しないと独断に陥ったりする可能性がありますので、よく皆さんのお話を聞かせていただきながら、心を空にして慎重にやっていきたいと思います。県民中心ということを忘れずにやっていきます。

記者 ラグビーワールドカップのお話がありましたが、レガシーとして残ったものについて、どういうものが具体的に上げられると思いますか。

広瀬知事  三つ上げられると思っています。一つは、何と言っても、ラグビーというスポーツを県民の皆さんに非常に身近に体感していただいたことだと思います。ラグビーが持つ情熱や結束、価値観を体感していただいたことで、これから、きっと、特に若い人や子どもたちがグローバルに活躍をしていく時に大きな財産になったと思います。
 二つ目は、多くの県民が、来県した外国人を非常に快く迎え入れてくれました。子どもたちはアンセムを唄い、中学生はウェルカムカードを作り、高校生は英語で案内したり、本当に誰もがすばらしいおもてなしを見せてくれました。これも、これから活躍していくときに、大きな自信になり、財産になっていくのではないかと思います。
 それから三つ目は、観光面や経済面あるいは文化面など多方面にわたって、色んな国や地域と交流の輪が広がりました。そういうことが、また大きなレガシーになっていくのではないかと思います。
  来年は、イングランド代表対日本代表戦が大分県で行われます。イングランドとの関係もまた深まり広がっていくと思いますし、その交流が良い財産になると思います。
記者   毎年、このようなイベントがあればという県民の声もあると思いますが、次の誘致などは考えられていますか。

広瀬知事  そこまでは考えていませんが、こういうことは県が考えるというより、県民の皆さんから色んな交流があったと話を持ってきてくれるものではないかと思います。

幹事社  他にありますか。

記者  県政10大ニュースについて、選ぶにあたって、何か基準があったのでしょうか。また、この県政10大ニュースを踏まえて、知事にとって、今年はどんな1年だったかお教えください。

広瀬知事  基準は特にありません。なかったと言いますか、各部局で、これが大きなニュースだったというものを出してもらって、その中から選びました。ただ、先ほど、どなたかがおっしゃられたように、統一地方選挙のことは、知事に関連することなので選びませんでした。
 それから、私にとって、この1年がどのような年だったかについては、新しい県政のスタートの年ということで、これまでやり残したこと、新しくやらなければいけないことなど色々と交錯しましたが、大分県版地方創生をしっかりやることと、そういうものを後押しするためにも、ラグビーワールドカップを何としても県民の皆さんと成功させようということでやってきたつもりです。

幹事社  他にありますか。

記者  10月に発表された大分県の米の作況指数が85の不良になっていて、本日、確定値が発表されると思います。今年は、かなり良くないという話が出ていてます。県で対策や支援をするお考えはありますか。
広瀬知事  米の作況については、今年は本当に厳しい年だったと思います。ただ、作況が悪かった時には保険でカバーするとか色々な手がありますから、できる限り活用していただきたいと思います。また、日照などの関係で被害を受けた品種は何か、強かった品種は何だったかということを分析し、天候の変化に強いものを植えるなどの今後の対策も大事になってくると思います。いずれにしても、今年の検証を踏まえ対策を考えていくことが大事だと思っています。

記者  神奈川県で行政文書が入ったハードディスクがインターネットオークションで売買されていたという報道がありました。県内では、今のところ同様のことはないと思いますが、行政文書やデータの取り扱いをどのようにしているのでしょうか。

広瀬知事   ハードディスクの処理は厳重にしているつもりですが、最後は事業者に廃棄してもらっていますから、本当に、きちんとしていただいているのか、今、調べています。知事部局、各種委員会、企業局、病院局のハードディスクの処分について、約8割の調査が終わり、神奈川県で問題となったブロードリンクに処分を依頼しているところはありませんでしたが、他の業者でも、きちんと処理をしてくれているのか、今、フォローアップしている状況です。今のままでは危ないというようなことになれば、また対策を取らなければならないと思います。

記者  問題が明らかになってから調査をしているのですか。

広瀬知事   そうです。今、調査しています。

記者  調査がどのくらいで完了するか見通しはありますか。

広瀬知事  約8割は調査が終わっていますから、それほどかからないのではないかと思います。

記者  年内には終わりそうですか。

商工観光労働部  委託業者に確認するところがありますので、いつまでというのは決まっていませんが、なるべく早くしたいと思います。

広瀬知事  着手は早かったのですが、相手もあることですから、いつまでということは言えませんが、いずれにしましても、商工観光労働部情報政策課が対応していますので確認してください。

幹事社  他にありますか。

記者  昨日、世界反ドーピング機構が、ロシアを国際的な主要大会から除外することを決めました。東京オリンピックの関係では、大分県、大分市が、ロシアのフェンシングのホストタウンに登録されていますが、県としてこの決定をどう受け止めていますか。また、今後の受け入れ準備などに影響がありますか。

広瀬知事   ドーピングについては、大変、厳しく規制されていますし、世界反ドーピング機構が決定した訳ですから、その枠組みの中で考えていくことになると思います。

記者   今後の準備など、県として対応するところは今のところないのでしょうか。

広瀬知事   今のところないのではないでしょうか。何か必要なことがあればすると思いますが、今のところ何も聞いていません。

記者  ロシア代表ではなく個人での出場に変わる可能性もありますが、それでも受け入れるということには変わりはないのでしょうか。

広瀬知事   オリンピック選手として、受け入れることになるでしょう。

幹事社  他にありますか。

記者  先日の県議会で、県教育委員会の障がい者雇用率の話が出て、目標としている来年度の達成には、あと68人雇用する必要があることが明らかになりました。今年、大分労働局から臨時講師なども含めるよう通知があったため当初の計画どおりに進まなかったということですが、68人という数字はかなりハードルが高いように思います。知事として現状をどうとらえていらっしゃいますか。

広瀬知事  教育委員会も障がい者雇用率を上げていかなければいけないということで努力していますので、私としては、その努力を見守りたいという気持ちです。障がい者に社会参画の機会を作り出すということには、これまでも苦労してきましたが、今、一生懸命努力をしているところだと思いますので、応援したいと思います。
幹事社  他にありますか。本日はありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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