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令和元年12月24日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年1月14日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年12月24日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  まず、知事からお願いします。

今年の振り返り

知事会見

広瀬知事  まず、今日12月24日が今年最後の会見ですから、今年の振り返りをしたいと思います。
 今年4月に5期目の県政をスタートしたときに、初心を忘れずに県民中心の県政ということをしっかり頭に刻んで取り組んでいきますと申し上げたと思います。それ以来、大分県版地方創生の加速前進、IoTやAI、5Gといった先端技術への挑戦、災害に強い県土づくりなどを中心に取り組んでまいりました。
 10月には、ラグビーワールドカップが大分県でも5試合が開催され、国内外から大勢のお客さんに来県していただき、県民と共にラグビーの醍醐味を共有できたと思います。中でも、欧米や大洋州など海外から多くのお客さんが来県し、県民と交流したことが良かったと思いますし、インバウンドの幅が広がったことも良かったと思っています。
 そのような県民の皆さんの努力を背景にしているのだと思いますが、じゃらん宿泊旅行調査2019では、旅行後の来訪者の総合的な満足度で大分県が初の全国一位を獲得し、大分の魅力を発信できたのではないかと思っています。
 また、忘れてはならないのが、11月に開催した日本ジオパーク全国大会です。10回目の節目となる大会ということで全国から多くの関係者が集まり盛大に開催されました。県内外から5,000人を超える方が参加し、日本ジオパークのジオサイトに選ばれている姫島、豊後大野のジオツアーも多くの方に好評をいただきました。
 企業誘致も大変活発で過去最多の55件となるなか、佐伯市宇目に、姫島に続くサテライトオフィスが整備され、IT時代の新しい働き方ができるのではないかと期待しています。情報通信環境さえ整っていれば、働く場所は柔軟に考えることができる時代になってきたのだと思います。
 それから、安全・安心の面では、これはむしろ悲しいことですが、スクールバスを待っていた児童等が殺傷されるという子ども達の安全を脅かす事件が発生したり、特殊詐欺等の被害が高止まりしている状況があります。このような状況を見過ごすことはできませんので、「安心・安全まちづくり条例」を一部改正、「特殊詐欺等被害防止条例」を制定し、大分県における安心・安全の体制強化を図ったところです。「安全・安心まちづくり条例」の一部改正では、事件を教訓に、警察、学校、保護者、地域住民、道路管理者の関係者全員が、子ども達の登下校を見守っていくことが規定されています。「特殊詐欺等被害防止条例」では、特殊詐欺にあった被害者が相談できず一人で悩んでいることも多いので被害者支援にしっかり取り組むことと、個人データが出回り、次から次に犯行グループに渡っていくことで被害が拡大している状況があるので、個人データを第3者に提供する場合には、運転免許証など公的証明書で確認することなどが規定されました。子どもの安心・安全と特殊詐欺対策について、一歩進んだ対応になっていると思います。
 色んなことがあった年でございましたが、あと1週間となりました。皆さんには今年も大変お世話になりました。ありがとうございました。

大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」(改訂)、第2期まち・ひと・しごと総合戦略、大分県行財政改革推進計画のパブリックコメントの実施について

 大分県にとって、大変、大事な3つの計画について、これまで検討を進めてきましたが、パブリックコメントを実施する段階になりましたのでご報告します。
 一つは、大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」です。10年の計画期間のちょうど半分まできましたので見直しを進めてきたところで、その改訂素案ができました。もう一つは、「第2期まち・ひと・しごと創生大分県総合戦略」、それから「大分県行財政改革推進計画」の三つで、いずれも、令和6年度までを目標年度とする計画です。
 簡単に内容を申し上げますと、大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」の改訂素案のポイントは、これまでの県民とともに築く「安心」「活力」「発展」の大分県づくりを目指すことに加えて、時代の要請を踏まえ、各分野における新たな政策・施策を展開します。その柱には「大分県版地方創生の加速前進」、「先端技術への挑戦」、「強靱な県土づくり」を重要な政策課題と位置づけ、取組を強化していきます。
 「安心」の分野では、結婚・妊娠・出産への支援の充実や、多様な主体による地域社会の再構築ということで、子ども食堂を一人暮らしの高齢者なども利用できるようにするなど子どもから高齢者までを支え合う地域づくり、それからネットワークコミュニティの構築なども推進していきます。また、強靱な県土づくり、移住・定住の促進といった内容も盛り込んでいます。
 「活力」の分野では、農林水産業の構造改革や、商工業の振興、観光産業の振興などに加え、今回は特に女性の活躍推進を盛り込みました。
 「発展」の分野では、教育県大分の創造などに特に力を入れて取り組むつもりです。
 二つ目の「第2期まち・ひと・しごと創生大分県総合戦略」のポイントについてですが、この戦略については、人口ビジョンを前提としています。大分県人口ビジョンは、2100年までには人口増加に転じ、90万から100万人程度の人口を維持することを目標にしています。また、社会増仮定値では、2020年に社会増減均衡を目標にしていましたが、来年までの目標達成は難しい状況となり、目標を5年先に延ばすことにしています。しかしながら、2100年には90万人から100万人程度の人口を維持すべく、「人を大事にし、人を育てる」「仕事をつくり、仕事を呼ぶ」「基盤を整え、地域を活性化する」を基本目標にしっかり取り組んでいきます。
 三つ目の「大分県行財政改革推進計画」については、今後見込まれる社会の変化に対応した新たな行財政改革の推進のため、3つの具体的な取組をあげています。
 まず、行政運営では、ICT・AI・ロボットなどを活用して、「県民サービスの向上」と「行政の省力化・効率化」を同時に実現していきます。
 次に、財政支出の大きな部分を占める社会保障では、保険者等が持つビッグデータやICT・ロボットを活用、データヘルスを推進し、「県民の健康増進・経済負担の抑制」と「社会保障制度の持続可能性の確保」を実現します。
 最後に、社会資本の整備については、最新の予防保全の知見やICT・ドローンを活用し、ライフサイクルコストの縮減を図っていきます。
 このような取組を推進しながら、次世代型「スマート県庁」を目指していきます。
 これらの計画策定に関するパブリックコメントの募集は、今日から1月31日までです。皆さんの意見をお待ちしています。

 大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」改訂素案に対する県民意見の募集について [PDFファイル/677KB]

 大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」(改訂素案) [PDFファイル/5.62MB]

 第2期まち・ひと・しごと創生大分県総合戦略素案に対する県民意見の募集について [PDFファイル/665KB]

 第2期まち・ひと・しごと創生大分県総合戦略(素案) [PDFファイル/1.21MB]

 「大分県行財政改革推進計画(素案)」に対する県民意見の募集について [PDFファイル/268KB]

 大分県行財政改革推進計画~次世代型「スマート県庁」を目指して~素案 [PDFファイル/760KB]

大分県自転車活用推進計画の策定について

 大分県自転車活用推進計画を策定しましたので、ご報告します。
 自転車活用推進法に基づいて国の自転車活用推進計画が定められていますが、本計画は、それに基づき、大分県版の自転車活用推進計画を定めたものです。申すまでもありませんが、自転車は環境負荷の低減や健康増進など、様々な角度から注目を集めています。
 大分県では、健康寿命日本一の実現、サイクリスト・フレンドリーな「おんせん県おおいた」の実現、自転車交通の役割拡大による良好な都市環境の形成、それから事故のない安全で安心な社会の実現といった4つの目標に沿って、施策を展開しているところです。
 この計画については、大分県だけではなく他県とも連携をしながら、自転車ルートを繋ぎ、広域的な自転車活用の推進を図っていくことを考えています。また、安全安心な社会の実現のためにヘルメット着用も推進していきます。

 大分県自転車活用推進計画の策定について [PDFファイル/253KB]

「岡本太郎展」の開幕について

 12月26日から1月24日まで、OPAMで「岡本太郎展」を開催します。この展覧会は、川崎市岡本太郎美術館にご協力いただき開催します。
 1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」で一躍脚光を浴びた岡本太郎の世界を、是非、皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
 私からは以上です。

 岡本太郎展ちらし [PDFファイル/5.28MB]


幹事社  発表項目について質問のある方はお願いします。

記者  3つの計画について、今日からパブリックコメントを実施するということですが、特に人口について、2025年に社会増減均衡を目指すために、今後、どういった点に力を入れていきたいかお教えください。
広瀬知事  社会増減均衡ということになると、大分県を出ていく方と同じだけの方に大分県に入って来てもらわなければなりません。その中には、UIJターンで帰って来る方もいれば、新しい仕事を見つけて来る方もいると思います。それを均衡させるため特に力を入れたいのは、UIJターンで大分県に来てもらう方をできるだけ増やしていくことではないかと思っています。
 来年4月には、福岡市にUIJターンを促進する拠点施設「dot.(ドット)」を開設しますが、そういう場も活用し、大分県のPRやUIJターンのための相談に応じていきたいと思います。また、企業誘致も過去最高が続いていますので、大分県で仕事をしてみようと思っていただけるよう引き続き力を入れて取り組んでまいります。企業誘致の中には、創業する方も結構多いので、大分での創業についてもPRしていきたいと思っているところです。

幹事社  他にありますか。

記者  大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」の話で、計画が策定された時から、今の世の中の状況は、おそらく思っているよりも速いペースで進んでいるところがあると思います。また、IoTなど前にはなかった技術がどんどん出てきていると思います。当初、予想していたことと今の世の中をどのように見ているかと、新しい動きを活用して、これからの5年でどういうことを目指していくのかをお聞かせください。

広瀬知事  全国的に見ても、大分県は少子高齢化が進んでいますので、人口の自然減がしばらく続くとは感じていました。また、合計特殊出生率は上がっても出生数は減少し続けています。ここのところは、出会いから結婚まで色んな応援をし、大分県で子どもが生まれる環境を作っていくことが大事だと思っています。
 それから、政府も是正すると話していたのですが、東京一極集中がますます進んでいる感じがします。だから、もっと力を入れて、地方の良いところをPRし、地方で魅力的な仕事をつくっていかなければならないと思っています。
 そういう取組の手助けのためにも、お話にあったようにICTなどをフル活用する必要があると思います。ICT環境さえ整っていれば、どこでも都会と同じような仕事ができるという世の中にしていきたいと思います。サテライトオフィスも最近非常に盛んになってきてますが、働き方についても、もっと環境の良いところで働きたいという気持ちの表れだと思います。それをサポートする技術もできてきていますので流れにしっかり乗って行きたいと思います。先端技術への挑戦というのも、そういう思いがあります。
記者  先端技術の部分については、これからかなりプラスに向かうために。

広瀬知事  そうです。東京一極集中も、もう限界がきていると思いますから、何とか地方にと期待してます。

幹事社  他にありますか。他になければ発表項目以外での質問はありますか。

記者  2年ぶりとなる日出生台演習場での米軍の実弾射撃訓練の日程が発表されましたが、知事のお考えを改めてお聞かせください。

広瀬知事  来るものが来たかという感じではありますが、2月12日から21日までの10日間のうちの射撃は8日間ということで、訓練規模も日数も今までと同じぐらいだと思います。そういう意味では、かねてから主張してる将来にわたっての縮小・廃止の考え方には反するものではないかと思います。
 これから、県や周辺市町でつくる四者協が、実弾射撃訓練についての要請をまとめて、九州防衛局に持っていくことになると思います。
記者  2年前は、事前のブリーフィングがあったということですが、そういった情報公開を求めるということもありますか。

広瀬知事  そういうことも含めて、四者協で内容を詰めて要請に行くと思います。情報を早く知らせていただいた方が、みんなが安心できる気がしますが、米軍にとってはそうはいかないというところがあり、なかなか波長が合わないところが残念ですが、しっかり思いを伝えたいと思います。

幹事社  他に質問はありますか。

記者  来年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、特にパラリンピックについては、障がい者スポーツという意味で大分県は縁が深いと思います。県として力を入れて、大分のアピールをされていかれるのでしょうか。

広瀬知事  障がい者の社会参画において、障がい者スポーツは非常に大きな力になるということで障がい者スポーツには力を入れ、大分国際車いすマラソンは世界トップレベルの大会になっています。大分県に縁の深い選手も出場すると思いますし、そのような意味でも、東京パラリンピックには大きな関心を持って注目しています。オリンピックの方では、県内で合宿などもありますし、期待しているところです。

記者  発表項目に戻って恐縮ですが、自転車活用推進計画の関係で、九州地域戦略会議で、ツール・ド・九州を開催しようというお話もありましたが、それも踏まえた計画ですか。

広瀬知事  先ほど少し申し上げましたが、自転車で九州一周できるようにとか、九州だけではなく山口県を通って四国と繋ぐことができるようにとか動きはたくさんあります。せっかくの自転車活用推進計画ですから、行動範囲が広がる可能性は念頭にあります。

記者  今後、九州地域戦略会議で話し合っていく形になりますか。

広瀬知事  ツール・ド・九州については既に話し合っていると思いますが、この計画は、九州地域戦略会議と話し合って、策定した訳ではありません。自転車活用推進の念頭には、地域や県の枠を越えてやっていこうという気持ちはあります。

記者  この自転車活用推進計画で、特に観光振興、地域振興の面で、大分県ならではというか、大分県の魅力を発信していけるとお考えですか。

広瀬知事  大分県は、山、川、海など自然環境が非常に良く、それは自負していますので、そこのところを存分に楽しんでいただきたいと思います。また、最近は、歴史や伝統、文化といった面にも多くの人が関心を持っていただいていますので、そういう名所、旧跡も歴史と共に楽しんでいただければと思います。また、忘れてはいけないのが美味しい食べ物です。一生懸命自転車で走った後はお腹も空くでしょうし、美味しい物がさらに美味しくなると思います。
 「日本一のおんせん県おおいた味力も満載」を観光PRのキャッチフレーズにしていますので、是非、自転車で、広域的に走り、味わっていただきたいと思います。

幹事社  他に質問はありませんか。

記者  行財政行革について、将来的にオンラインで行政手続を100%電子化するとなっていますが、実現した暁には、どのようなことを期待されているのですか。

広瀬知事  県庁の仕事は色々ありますが、県民の皆さんと向き合い悩みを聞き、一緒に解決策を考えたり、意欲的な夢を叶える支援をするといった分野がある一方、バックヤードといいますか、そういうものを実現するために、予算を組み、行政の組織をどのように動かしていくかを考えるような仕事もあります。どちらも人手が必要ですが、全てに人手を割くこともできない時代が来ると思います。県民の皆さんに接する仕事は大事になってくると思いますので、バックヤードのところはできるだけ電子化して、そこで浮いた人材をフロントヤードに回すことがこれからの県庁の仕事ではないかと思います。また、補助金などの申請は、電子化できると、県民にとっても職員にとっても両方にとって楽になると思います。
 色々な行政ニーズを今のやり方で考えると、むしろ必要な職員数は増えていくのではないかと思うのですが、社会的に人手不足である現状を踏まえると、なかなか公的機関だけが雇用を増やしてはいけないという思いもあります。

幹事社  他に質問がありますか。

記者  年末なので、毎年恒例の知事にとっての今年の漢字をお願いします。

広瀬知事  今年は、ラグビーワールドカップが頭に浮かびます。ラグビー憲章の中に結束という言葉がありますので、結束の「結」、「むすぶ」で表したいと思います。
 ラグビー日本代表チームが「ONE TEAM」で結束して戦う姿が非常に心を打ちましたし、大分トリニータも、監督以下「ONE TEAM」で力を結集し、J1で非常に良い成績を納めましたので、色んな意味を込めて「結(むすぶ)」が良いかなと思います。

幹事社  他にありませんか。

記者  今、お話が出た大分トリニータについて、来季はJ1に定着することを目指しているそうですが、地方クラブで、財政的にも立ち直ったばかりということで厳しいところもあるかと思います。県として、来季も何か支援をしていくお考えがありますか。

広瀬知事  現在、昭和電工ドーム大分の使用料を免除しています。非常に切り詰めた予算の中でJ1で頑張ってくれていますから、これまで行ってきた支援はやらざるを得ないと思っています。それ以上のことは今のところ考えてません。

幹事社  他に質問はありますか。以上で定例会見を終わります。



※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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