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令和2年5月7日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年5月27日更新
 

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年5月7日(木曜日)13時30分~
場所:第一応接室

記者会見時に配布した資料を掲載します。会見録は近日中に掲載します。



新型コロナウイルス感染症対策について

5月7日定例記者会見

広瀬知事  新型コロナウイルス感染症の問題ですが、大分県の感染者の状況は、おかげさまで4月22日から昨日までの15日間、感染者ゼロという日が続いています。県民の皆さん方のご理解、ご協力に心から感謝を申し上げます。本来、大型連休は、県民の皆さんにとって、いろいろ旅行もしたい、いろんな人に会うのが楽しみだという時期だったと思います。また事業者の方にとっては、そういう方をおもてなしするといった商売のかき入れ時であったと思います。この時期に、「都道府県をまたぐ不要不急の移動を絶対にしないでください。」あるいはまた「3つの密が重なる場面を避けてください。」ということをお願い申し上げたわけです。県民の皆さんには、大変ご不便をおかけいたしましたし、いろいろ我慢していただいたところです。皆さん方のご協力、ご理解のおかげでこういう結果になったということを重ねて御礼申し上げる次第です。
 しかし、この問題は油断すると増加に転じる可能性がある、まだ不安定な状況にあります。また、全都道府県に緊急事態宣言が延長されている中で、基本的には、この状況を少し続けなければならないということで、5月4日に「緊急事態宣言の延長に伴う5月7日以降の対応」についてお願いさせていただいたところです。県民の皆様には、大変恐縮ではございますが引き続き県をまたいだ不要不急の外出自粛、あるいは、感染拡大防止に取り組んでいただくようお願い申し上げたいと思います。
 他方で、皆さんのご協力のおかげでここまで来たわけですから、新型コロナウイルス感染症をとにかく押さえ込むという努力だけではなく、そういう努力をしながら併せて社会経済活動との両立を図っていくこともできる状況になったのではないかと思います。したがって、これまでお願いしてきました入念な手洗い、咳エチケットなどに加えて、外出時のマスク着用だとか、他人との距離を2m以上離すとか、対話するときはできるだけ離れていただくとか、そういう新しい生活様式をふまえて、社会経済活動と感染拡大防止をうまく両立させてやっていくことがこれから大事なことだと思います。そういう観点からいろいろお願いしたのが5月4日の考え方でございます。そういった意味で知恵を出しながら、引き続きご協力をお願い申し上げたいと思います。
 なお、このゴールデンウィーク明けの記者会見は、例年だと宿泊客がどうだったか、あるいは、観光施設の来場者がどうだったかといったことをご報告申し上げるわけですが、今回はゴールデンウィークにステイホームをお願いしていたこともあり、観光客もあまりいないわけです。
 ちょっと状況をお話ししますと、県内の主要宿泊施設として、この調査で定点観測をしている46施設のうち実に32施設がゴールデンウィーク期間中は休業となっています。その休業した施設の宿泊者はゼロですから、そういうところを含めて前年比で97.3%のマイナスとなっています。宿泊者の多くが、観光目的ではなくてビジネス利用であったと聞いています。そういうことで観光目的では、自粛要請のため、皆さん方には大変申し訳ありませんが、ご利用になった方はほとんどいなかったと考えられます。
 また、主要観光施設についても30施設の入場者について動向調査をしていますが、そのうち29施設が休館、休園ということでした。臼杵石仏は、屋外施設なので開いていたということですが、これも休館のところも含めて計算しますと対前年比99.9%のマイナスということです。観光客がほとんど入らなかったということです。
 大変厳しい結果ですが、これ以上感染者を増やさないために、ここで本当に勝負するんだということで、お願い申し上げ県民の皆さん方もご理解、ご協力をいただいた結果だということで、重ねて感謝を申し上げます。
 対策を打ちながらも、県民の皆さんの生活を守り、事業を維持し、雇用を守っていくことが非常に大事でございます。生活福祉資金は累計すると7億円を超える貸出金額となっていますが、他の支援策もいよいよ始動する時期にきています。ぜひ、利用していただきながら生活と事業と、雇用の継続のために努力をしていただきたいと思います。我々もいろいろとご協力をしながら応援をしていきたいと思っています。
 県立学校も5月11日から始まりますが、県立図書館も感染防止対策を行いながら5月11日から開館をすることになっています。

坂茂建築展の開幕と会期の延長について

 県立美術館の坂茂建築展については、4月24日に開幕となっていたのを、5月11日の開館に併せて開幕ということにいたします。閉幕についても6月21日を7月5日まで延長しますので、皆さんには、ご堪能いただければと思っています。また、予定していた開館5周年記念並びにミニステージ、記念トークイベントやワークショップなどは今回は行いませんが、5月23日に坂茂さんによる講演会を午前と午後の2回に分けて、定員各50名で行いたいと思っています。世界で活躍する坂茂さんのお話を聞きながら作品を楽しんでいただける大変貴重な機会でございますので、ぜひ、よろしくお願いします。

坂茂建築展パンフレット [PDFファイル/1004KB]

令和元年度農林水産業への新規就業者について

 次の項目ですが、令和元年度の農林水産業への新規就業者について、お手元に資料をお配りしていますのでご覧いただきたいと思います。令和元年度の農業、林業、水産業を合わせた新規就業者は435名となり、3年連続で400名を越えました。内訳をみてみますと、農業が257名、林業が105名、そして水産業が73名となっていまして、各部門それぞれ過去最高の就業者となっています。
 (2)自営・雇用の推移の欄にありますが、農業では雇用就業が90人ということで、前年よりも18人増えています。農業の分野でも雇用就業がずいぶん増えてきたと思っています。また、(3)男女別の推移をご覧いただきますと、女性の就農者が過去最高の69人となっています。
 農林水産業については、いろいろと研修制度を設けていますが、そこで研修をして、これなら出来そうだな、あるいは面白そうだということで、自信を持って仕事を始めていただくこととしていますが、この成果が出て来ているのではないかと思います。先ほど女性就農者が過去最多となっていると申し上げましたが、女性就農者は農業学校やファーマーズスクールなどの研修制度の効果が現れているといわれています。林業でも林業アカデミーの卒業生が昨年は9名でしたが、全員が林業に就業しています。水産業も漁業学校卒業生3名が就業しているということで、研修制度が新規就労者の確保のために大変有効だと、特に農林水産業は仕事の性格上しっかり技術を身につけていただくことが大事だと思っています。
 農林水産業への新規就農者は各分野とも、過去最高ということです。こういったことを自信として、これからもこの分野に就業者を増やしていきたいと思っております。

令和元年度農林水産業への新規就業者について [PDFファイル/85KB]

大分トリニータの近況について

 それから最後に、大分トリニータの近況について、ちょっとご報告申し上げます。皆さんご存じのとおり、大分トリニータは、今季はまだ大分県民の前で一度も試合をしていない状況で、我々も大変寂しいし、大分トリニータ自身も寂しい思いをしているところです。
 Jリーグは、6月7日まで公式戦の延期を決定していて、6月13日以降の試合日程もまだ未定となっており、いつどういう形で再開されるか本当に心配されています。県民・サポーターの皆さんは、本当にお待ちになっていることと思います。
 こうした中で、片野坂監督から近況についてコメントをいただきましたので、皆さんにご覧いただきたいと思います。お手元にお配りをしているとおり、選手は自宅での自主トレを原則としていますが、グループ分けをして3密を避けるためやり方で、週3日グランドを開放して、自主トレを行うことにしているということです。また、今後に関してはJリーグ再開の目処が決まれば、そこから逆算して練習を始めるということです。
 しかし、場合によって練習の再開を少人数からスタートさせることも考えているということです。3つの密を避けるように、段階を踏んでやっているということで、大分県のように、状況が良くなるとJリーグの決定を待たずに、少人数で練習を再開することが出来るのではないかと期待をしています。リーグ再開の際には、勝利を届けられるよう、選手、コーチ、スタッフ共に全力で取り組みます。これからも、どうぞよろしくというメッセージでございます。せっかくのコメントでござますからお配りをさせていただきました。
 もう一つ、大変ありがたいお話ですが、大分トリニータに在籍していたこともある、セレッソ大阪の清武弘嗣選手、弟で同じくトリニータのアンダー18出身で徳島ヴォルティスに在籍している清武功暉選手の兄弟から新型コロナウイルス対策に取り組んでいる郷里大分県への支援ということで多額のご寄付をいただきましたので、これも披露をさせていただきます。お二人からは医療や子どもたちのために役立ててもらいたいというお話がありましたので、その趣旨に沿って大事に使わせていただこうと思っています。清武兄弟からのお話もご報告させていただきました。
 私からは以上です。

片野坂監督コメント [PDFファイル/41KB]


幹事社 どうもありがとうございました。質問のある方は。
記者 昨日までの大型連休、新型コロナウイルスの影響で、普段は観光地の大分県も違う形の連休になったのではないかと思いますが、知事から見て連休中の大分県の様子を、どのように受け止められたのか教えていただけますか。
広瀬知事 大型連休ですから、本来なら観光立県大分としては、いろんなお客さんがおみえになって、各地で賑わいを見せる時だと思います。こういう事情があって、ステイホームということで不要不急の外出はできるだけお控えくださいと、県外からのお客様もご遠慮くださいということをお願い申し上げましたから、今度のゴールデンウィークは様子が違うことは覚悟していました。実は私も散歩に出かけるんですが、いつも混雑する通りが、ほとんど人がいない状況で、県民の皆様が、連休明けに明るい日々を期待しようということで、新型コロナウイルス対策を本当に徹底していただいたのではないかと思います。心から感謝いたします。
記者 もう一点ですが、緊急事態宣言が延長され、各地の知事から解除の判断基準どのようにするのか明確にして欲しいと求める声も聞こえてきていますが、このあたり知事としてはどのようにお考えですか。
広瀬知事 判断基準が明確になればいいと思いますが、新型コロナウイルスの問題自体が未知なところが多いわけです。そしてまた状況も地域によっていろいろと違いますので、国として一律の判断基準を示すのはなかなか難しいと思います。一律にずっとこのままでいいのかというと、だいぶ成果が出てるところと、まだまだのところでは、社会経済活動のあり方が、違ってくるのは仕方がないと思っています。
 そういう意味で、ある程度こういうところを見ながら、決めていくという考え方を整理してもらったらいいと思っています。私としては累積の感染者数だとか、減少のスピードだとか、医療体制が大丈夫かという意味では、入院される方よりも退院される方のほうが多くなれば、病院にゆとりが出てくることになりますから、そういった数字だとか、感染された方の感染経路が分かるかどうかとか、その実態はどうかとか、これまでのいろんな対策の中で我々は頭を悩ませてきたことがありますから、そういうものが基準になって総合的に判断していくのではないかと思っています。
 今、国に一律にとにかく早く決めろというわけにはいかない問題ではないかと思います。決めてもらえれば一番いいですけども。

記者 今の段階では特定警戒地域以外のところということで全国34県に対して、国がある程度の判断基準というか基準を示していて、大分県としては概ねそれに沿っていっているという形だと思っていますが、大分県で2週間以上患者が出ていない状況も踏まえて、今後外出自粛の呼びかけだったりとか、県として国に先駆けて独自に判断していきたいというお考えは知事としてございますか。
広瀬知事 本当におかげさまで状況はだいぶ良くなってきてると思いますが、やはり一番心配なのは隣県も含めて都市部の状況がいつ反転、感染拡大に向かうかまだまだ分からないというような不安定な状況、もちろん大分県もそういう状況ですが、その不安定というところがまだ大きい状況だと思います。
 そういう意味では大分県が独自に判断をして、だいぶ緩和したやり方でできるというところまではなかなかいかないのではないかと思っています。国が5月の半ばでも、また専門家会議を開いて、特別警戒区域の以外のところをどうするかも含めて全体の議論をするという話がありまして、それを注目しているところです。
 私の気持ちとしては、できるだけ日常の生活に戻りたいという県民の気持ちを反映したいと思っていますが、やはり全体を見ておく必要がありますから、今の気持ちはそういうことです。
記者 小中学校、高校、大学も含めて9月の入学について盛んに議論されてますが全国知事会からも意見が出たようですが、知事のお考えをお伺いできますか。
広瀬知事 この、9月入学がいいという考えは、明治時代から実際やってみたり、いろんなことを議論されてきた問題なんですよね。
 私はいろんな意味で新学期が9月から始まるということは一つの考え方ではあると思いますが、それでも、よく検討してもらわなければならないと思っています。いろいろ変えた方がいいという考え方で、「グローバルスタンダードがそうなっている。」、「留学をするときや海外から立派な研究者を呼び込むときに、この9月というのが大事なポイントになるんだ。」という議論もありますし、「今、地域で学力差がついてる時に、9月に一斉に始めるというのが、学力差解消のために一番いいのではないか。」とか、いろんな議論があります。しかし、グローバルスタンダードは、本当にそういうことかなと思います。他の国では、2月に始めるところもあれば、いろんな議論が世界中にあって制度的にもいろいろあるわけです。
 もう一つは、地域毎に学力差があるときに、また9月から一斉に始めると言えばみんな同じになるということですが、今は勉強ができなくて学力差がついてる地域は早く追いついていくことが大事なので、今までやっていた人を最初に戻して、新たに9月からやり直すということは、あまり意味がない話だと思います。
 三つ目は、制度を変えることになると、いろいろ仕組みが必要になりますよね、学校の先生をその期間どうするかとか、卒業した学生の就職までの間をどう面倒を見ていくかとか、いろんな議論が出てくると、いろんな資金がかかってきます。そういうコストと、9月入学にするメリットが本当に合うのかどうかというところを一番考えなければいけない。「面白いから検討してみましょう。」、「それも一つの考え方ですね。」とおっしゃるけれど、コストパフォーマンスが成り立つのかというところはよほど考えておかないと、苦労の割にはたいした成果がないということであれば、政策選択として、あまり正しいとは言えないのではないかという気がします。最近あまり言われていませんが、私はその辺のコストパフォーマンスの話が非常に大事ではないかと思っています。
 それでなくても新型コロナウイルス対策にたくさんのお金が必要ですから、コストパフォーマンスをちゃんと考えた方がいいと思います。

記者 そうしますと、今の時期に決めるのは早計ではないかと。
広瀬知事 私は、今、決めることについては反対ですね。
記者 新規就業者が各分野で過去最高だったということですが、そのことの受け止め、今年度はどういったことを重視して人を呼び込んでいくお考えなのか教えてください。

広瀬知事 地方創生を考えてみると、いろんな所から大分県に来てもらって、仕事をしてもらうという、社会移動で人口を増やしていくことも大事になるわけです。企業誘致も大事ですが、大分県には、あまねく農林水産業を営む場所があるわけです。農林水産業の就業者が増えるということは、県土の均衡ある発展という意味でも大変いいことだと思っています。これまでも、農林水産業は地方創生の大事な柱だと思って、しっかり振興を図ってきたところです。そういう意味で、今回各分野で過去最高の就業者数だったことは大変良かったと思っています。
 これからどうやっていくかということですが、先ほど少し申し上げましたが、特徴のひとつに研修制度を通じて、一緒にやるとその土地に定着する人が非常に多いということが分ってきました。そういった研修制度で、実際に責任を持って技術を伝授してくれるような人を決めて応援してもらうことも含めた丁寧な研修制度を作っていったらいいのではないかということが一つあります。もう一つは農林水産業を始めるのにあたって、初期投資がかかりますから、政策的に応援していくということも大事だと思っているところです。もう一つは、もっともっと女性が生き生きと働いていただける環境を作っていくことも大事ですから、そういう意味で女性に対してもっともっといろんな意味で、アプローチをかけていったらいいのではないかと思っています。
記者 コロナの関係でいくつか質問があります。まず公衆衛生の観点ですが、出水期がもうすぐ来ます。災害等々複合的にコロナの状況の中で起こることが予想されますが、現在の避難所等々の出水期への備えについて、既にやっている事とここが足りないから今からやろうとしていることをご説明ください。もう一つは、観光県であるのと同時に、目玉としておんせん県というのを掲げていますが、温泉のイメージをこのようなコロナ感染症が蔓延した中で、少し落ち着いてからになると思いますが、大丈夫なんだよというイメージをアピールしていくことで考えていることがあれば教えてください。
広瀬知事 一つは、おっしゃるように、この新型コロナウイルスの蔓延の中で、出水期、災害でも起きたらどうするんだということですが、正直言ってこれまでは、その備えはあまりなかったんですが、そこも備えておかなくてはならないということで、今度の補正予算で幾つか対策を用意したところです。
 一つは避難場所に間仕切りを置いて、感染を防止する障壁を作るということをやります。プライバシーの確保のためにもいいと思いますので間仕切りを置くということ。もう一つは、避難所に本当に多くの感染者が来ることになれば、学校の講堂だけではなく教室も借りてやるとか、ホテルを借りて避難をしてもらうとか、ある程度セパレートできる場所を用意する必要があるかもしれない。用意できなければ、しかるべき場所に病気の方だけが入ってもらう快適なテントを作るとかいうことも必要かもしれない。そういった、間仕切りとか、場所を確保するためのホテルの利用料とか、テントの購入費といったものを補正予算で用意していまして、万が一の時に対応ができるように努力をしています。十分であるか分かりませんが、とにかく手を付けることが大事ですので始めております。
 もう一つの、おんせん県のイメージですが、今、旅館・ホテルでお客さんに泊まっていただくときに新型コロナウイルスの感染を防止するため、安全に泊まっていただくためにどうしたらいいかをいろいろ研究してもらっています。3月の補正予算でやったんですが、それをリストアップして、我がホテルではこういう対策をやっていますよとすれば、お客さんも安心して泊まることができるということを準備してもらっています。
 そのリストの中に、ホテルのお風呂の利用についても書いてまして、基本は3つの密を避けることになると思います。お客さんにはいつでもご利用いただけますというのが、温泉のいいところでしたが、しばらくは、お客さんは何時から何時までの間でお願いしますということで時間を区切って入っていただくことを考えてまして、これも安全・安心の見える化の大事なポイントとして、いろいろ考えてもらっています。

記者 県の事業の関係で大分空港の大きな事業が二つ、ホーバークラフトの復活と宇宙港ということがありました。ホーバーに関していうと、このような状況ですので、しばらくは海外からのお客様などの動きが鈍くなるのではないか懸念されています。また宇宙港については、グループの核であるヴァージン航空がかなり経営的に厳しい状況になってきているという報道もされています。このあたりの状況、特にホーバーについては、新年度早々に業者を決めて機体を発注してというようなスケジュールもあったかと思いますが、そこで影響が出ているのかあるいは出そうであるのかというところも教えてください。

広瀬知事 ホーバーも宇宙港も実際は、これからいろいろ準備をしていって動き出すのはまだ2~3年先だと思います。宇宙港については2022年に最初の打ち上げをすると言っていますし、ホーバーについてはもうちょっと時間がかかるかもしれません。
 そういう意味では、今のコロナウイルス対策が直接影響するとは考えていませんが、我々がホーバーをやるときには、事業をこういう形でやりたいので募集をこういう形でしますよと、希望者は手を挙げてくださいということをやる予定ですが、そういう作業が若干思うように進んでないところがあります。しかし、事業そのもののプランは直接新型コロナウイルスの影響を受けるとは考えていません。むしろ、こういう時期だからこそ前向きに進めていきたいと思っています。
  もう一つ、ヴァージン航空の点ですが、ヴァージン・オーストラリアに対する、ヴァージングループの持ち株比率は10%前後で、最大株主ではないですよね。他にたくさんの株主がいる中の一つと考えていいのではないかと思っています。そういう意味で、会社も特別にこれが影響するとは言っていませんし、我々も客観的に、そういうことと思って冷静に見ています。これでヴァージン・オーストラリアがどうなるかということは、オーストラリア、シンガポール等々の出資者の決定の状況を見ておくということかと思っています。
記者 ホーバーについて、新年度早々に業者を決めて機体を発注してというようなスケジュールもあったかと思いますが、そこ若干の影響がでるけれども就航時期等については、そう大きな影響は出ないというお考えということですか。

広瀬知事 そうです。もちろん、これでちょっとコロナ対策も落着きますから、我々がこ事務作業を急いで入札手続き等をやれるような状況を早く作っていかなければならないと思ってます。

記者 話が戻って恐縮ですが、コロナの観光の件でひとつ教えてください。観光施設について、先ほど対前年比についてお話がありましたが、基本的に県外や海外のお客さんを招くという面があるため、大分県内が安全であってもなかなかお客さんを招き入れることができないという状況が今後も続くと思われます。そこで、知事として他県の状況が落ち着くまでのつなぎとしての資金支援とかもしくは県民に宿泊を促すような取り組みだとか、そういったところを何か考えていますか。

広瀬知事 外国や他県から、いますぐ来ていただくというのはなかなか無理だと思うし、大分県民にとっても心配の種を蒔くことになりますから、そこはちょっと遠慮せざるを得ないんじゃないかと思っています。これだけ安全になってきていますし、そういう中でさらに安全にお客さんに泊まっていただくため我々はこういうことをやりますということも、ホテルや旅館が議論をしてリストアップしてやっているわけですから、そういう意味では、まずは県内の方が泊まっていただいて、そして利用していただくことで回り始めるのかと思っています。
 そのために我々はすでに3月の補正予算でお客さんに泊まっていただいて、そのお客さんから、こういうところを気を付けてくれるともっと安全を、安心して泊まれるんだけどねというアドバイスをもらって、お客さんと共に安全リストを作っていこうということで、その場合は、お客さんにお礼のクーポンぐらい差し上げるようにしようということでやってます。そのあたりを県民の皆さんからスタートさせていったらいいんのではないかなと思っています。
記者 今おっしゃった、3月補正の利用していただいたお客さんへのお礼をという取組は、いつ頃からスタートさせたいと思われているのですか。
広瀬知事 様子をみて出来るだけ早く。実際に、本格的に県外からお客さんに来ていただくというのは夏ぐらいになるでしょうね。それまでに県内でいろいろやってみて、これなら大丈夫だなという、安心・安全な大分県の旅館というものを作っておく必要があると思いますので、そういう意味では、5月とか6月にはやってみてもいいんじゃないかなと思ってます。もう予算の用意はできていますから。
幹事社 他にありますか。発表項目以外でも何かありますか。それでは、会見を終わらせていただきます。
広瀬知事 ありがとうございました。
※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]
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