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令和2年10月5日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年10月19日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年10月5日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室

記者会見時に配布した資料を掲載します。会見録は近日中に掲載します。


スペースポートの取組について

10月5日定例記者会見

先週の金曜日に全日本陸上で児玉芽生さんがめでたく女子100mで優勝をされました。
 児玉芽生さんは大分雄城台高校を卒業されていて、3年前に同じく100mで高校日本一なった時に、県賞詞をお渡したことがありますが、順調に成長されて、今度は日本一になりました。本当に良かったなと思います。こういうことがあると元気をいただくし、子どもたちには、いい励みになると思います。

 それから宇宙関係の話題もまたいろいろ出てきています。
 ご承知のように宇宙飛行士の野口聡一さんが今月31日にアメリカの民間企業、スペースX社の宇宙船クルードラゴンに搭乗して国際宇宙ステーションに向かうという話がありますが、大変素晴らしいことだと思いますし、成功をお祈りしてます。
 大分県が一緒にやっていますヴァージン・オービットも2回目の打ち上げテストを年内に行うことが発表されていて、現在準備が進められているところです。
 アメリカの大学が人工衛星の打ち上げをNASAに依頼して、NASAからの依頼を受けて、2回目の打ち上げテストを行うのですが、そのうち11機を、このテスト機に搭載して打ち上げるということです。こちらの方もぜひ成功してもらいたいと思っています。
 そんなことで足下が慌ただしくなってきましたので、明日、第1回の大分県スペースポート推進本部会議を開催いたします。知事、副知事が本部長、副本部長を務め、関係部長が揃った本部会議で、スペースポート打ち上げのためのいろんな準備等々ありますので、県・市をあげてやっていくための本部会議を設けたところです。

おんせん県の旅のかたちプロモーションについて

 それから、おんせん県の旅のかたちプロモーションについてお話させていただきます。
 7月22日に開始された国のGoToトラベルに、いよいよ10月1日から東京都発着の旅行も対象となり、大分県にも多くの方々に訪れていただけるだろうと期待をしています。
 大分県では旅館・ホテルが他県に先駆けて感染防止策に一生懸命取り組んできました。そういった取組も含めて大分県の旅のかたちをプロモーションしていこうと思っています。
 キャッチコピーは「#新しい大分 おんせん県の旅のかたち」で、これまで、県民の皆さんに県内いろいろ旅をして楽しかった場所の紹介だとか、その中で旅館やホテルが、こんなに感染防止の取組をやっているといったものを「#新しいおおいた」を付けてSNSで投稿していただくと、このプロモーションの特設サイトに掲載されることになります。もちろん投稿に不適切な内容が含まれていないかといったところは最低確認をさせていただきますが、基本的には投稿していただけば、そのまま載せさせていただくことになると思います。
 ぜひ奮って応募していただきたいと、そして大分県の感染防止への取組だとか、観光スポット等々を自慢していただければ大変ありがたいと思っているところです。それが全国の人にご覧いただいて大分県の誘客に繋がるということです。
 このプロモーションに県出身タレントの指原莉乃さんにもお手伝いいただくことになっています。
  現在は特設WEBサイトに登場しておられますが、今後はテレビコマーシャル等にも順次登場していただくことになっています。
 県民の皆さんに参加をしていただいて、「#新しいおおいた おんせん県の旅のかたち」 ということでキャンペーンをしたいと思っています。

「#新しいおおいた~おんせん県おおいたの旅のかたち~ [PDFファイル/130KB]

OPAM開館5周年式典の開催について

 それから、秋はまた芸術の秋でもあります。
 県立美術館OPAMは平成27年4月に開館し、今年が5周年にあたります。開館にあたりましては「五感で楽しむことができる美術館」、「出会いによる新たな発見と刺激のある美術館」、「自分の家のリビングと思えるような美術館」、「県民とともに成長する美術館」という、4つのコンセプトでやってきました。
  少なくとも気楽に楽しんでいただくということについては、非常に良かったのではないかと思いますが、9月末現在で293万人の方に来館をいただいています。
 1年間に50万人ぐらいは来館していただきたいと思っていましたが、293万人ということで目標をはるかに上回っています。
 建物はご存じのとおり、坂茂さんに設計していただきました。県立美術館の設計が非常に良かったので世界の建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を取ったのだと私は言っています。本人はそれは認めていませんが、とにかく世界的に有名な坂茂さんが設計しています。
 竹工芸のイメージの外観やガラスの水平折戸を使った非常に斬新なアイデアで開かれた美術館という感じに仕上がっています。美術館といいますと何か石造りの重厚な建物というイメージがありますが、それをぶち破ったのが彼の功績ではないかと思っています。
  10月25日にOPAM開館5周年記念式典を開催することになっています。式典には、坂茂さんにも出席していただきますし、大分県出身でNHK日曜美術館のキャスターを務めていらっしゃる小野正嗣さん、東京国立科学博物館の副館長であり、OPAMの特別顧問でもある井上洋一さん、といった方にも出席していただき、式典を通じて記念のトークセッションをやってもらおうと思っています。
 午後からは学芸員が開催中の展覧会「新しき美の仲間たち」のギャラリートークもやるということで、多士済々でございます。
 OPAMの外では国道197号を歩行者天国にして「カドウ建築の宴」を開催します。カドウ建築というのは動かすことができるという可能性の「可」と、動かすということではないかと思いますが、漢字を使わないところがミソでして、「カドウ建築の宴」ということで、移動式の木製ブースで、いろんな催し物、アートの関係の催し物、半分はグルメの催し物等々、ワークショップなんかも含めて、「カドウ建築」を中心に、いろんな催し物をやることになっています。
 ぜひ、皆さんにお楽しみいただきたいと思います。お手元に「カドウ建築の宴inOPAM」という資料がありますが、いろんなイベントやグルメが楽しめるようになっています。

おおいた県立美術館(OPAM)5周年について [PDFファイル/1.01MB]

カドウ建築の宴in OPAM [PDFファイル/4.09MB]

第15回大分アジア彫刻展の開催について

 もう一つ、10月10日から豊後大野市の朝倉文夫記念文化ホールで大分アジア彫刻展を開催いたします。
 大分アジア彫刻展、これはビエンナーレといいますが、2年に一度、開催される彫刻展ですが、今回で15回目を迎えました。今年も、日本だけではなく中国、マレーシア、タイ、韓国などアジアの10カ国と1地域から応募があり、311作品が集まりました。現在、入選作品となる27作品が選出されていますが、この中から最終審査を経て大賞1作品と優秀賞6作品を決定するということです。
 10月10日土曜日の10時から開会式を行って、入賞作品を発表することになっています。
 また、この彫刻展の特別企画として、朝倉文夫先生のお兄さんの渡辺長男さん、弟さんの大塚辰夫さんの三兄弟展を併せてやることになっています。この三兄弟の活躍もご覧をいただければと思います。
 先日、大分から帰っています「福猫ふくにゃん」も朝倉文夫記念館横の広場で待っていますので、ぜひお立ち寄りいただければと思います。

第15回大分アジア彫刻展 [PDFファイル/1.01MB]

中津日田道路「日田山国道路」着工式等の開催について

 もう一つ、日田山国道路の着工式を今月18日に行います。
 日田市立戸山中学校を会場にして、中津日田道路期成会等、関係者の皆さんにご参加いただきます。
 日田山国道路は日田市三和と山国町守実を結ぶ、8・8kmの自動車専用道路です。ただしトンネルが非常に多く、環境が厳しい道路で、実に5カ所のトンネルがあり、合計約5.1kmになります。それだけに、この道が出来ますと非常に中津日田道路の利便性が増すことになると思います
  耶馬溪から山国の間に未着手区間がありますが、これを事業化すれば、ほとんど中津日田道路の全体像が見えてくることになります。
 先月の25日に上京して、来年度にぜひ新規事業として採択してくださいということで強く要望をしてまいりました。これが採択されれば、全体の姿が見えてくるわけですから、ここは頑張るところだと思っています。
 この中津日田道路の全線開通を期待したシンポジウムが、今年は、こういう状況ですから、WEBでやっていまして、今、公開されていますので、それもご参考にご覧いただければと思います。
 私からは以上です。

地域高規格道路中津日田道路「日田山国道路」着工式について [PDFファイル/79KB]

中津日田道路概念図 [PDFファイル/571KB]

中津日田道路シンポジウムWEB版 [PDFファイル/1.43MB]


幹事社 ありがとうございました。発表事項でご質問のある方は、どうぞ。
記者 GoToの関係ですが、大分県は今日も感染者なしで26日ですか、感染者なしできていて、そんな中、東京が解禁され週末ものすごく観光地が賑わったと思います。一方で佐賀では、GoToトラベルを利用した人から感染者が出たという状況があります。
 そんな中で国はどんどん、これからGoToイベントとか、GoTo商店街でもっと経済活性化させようとしていますが、県内の状況と国がどんどん進めようとしているこの状況、他県でも感染者がまた出てるという状況も併せて、今のこの状況を知事はどうご覧になっていますか。
広瀬知事 我々本当に残念ながら、この新型コロナウィルスについては第一波、2月からでしたね、それが1回落ち着いたけども、第二波を経験して、それも今お話がありましたように、だいぶ落ち着いてきたというのが今の状況だと思います。
  全国的に見ても状況は第一波、第二波のピーク時に比べて、だいぶ落ち着いてきたということは言えるのではないかと思っています。
 ただ残念ながら、もうちょっと我々が認識しなければならないのは、新型コロナウイルスの根絶ということは、なかなか難しい。したがって十分に気をつけながらWithコロナという気持ちでやっていく覚悟が大事かなと認識しています。
 そんな中で大分県では、本当に県民の皆さん、関係事業者の皆さん方が一生懸命努力をしていただいて、こういう結果が出ているわけで、そのことについて幾ら感謝してもしきれないぐらいなのですが、県として、こういう結果が出てる状況で、国全体の状況もこれだけ落ち着いてきたということ、なかなか根絶するまでというわけにはいかないことを考えると、GoToキャンペーン10月1日から東京発着を入れたこともいいと、やむを得ないというか、むしろ状況から見ていいことかと思っています。
 Withコロナという状況で、我々覚悟を持って、十分に気をつけながらお迎えすることではないかと思っています。

記者 関連で、今回、観光のキャンペーンをやって、GoToは前から始まっていたと思いますが、この時期に、あえてというのは東京も入って全国的にやるからということですか。
広瀬知事 そう、そう。これから東京も入ってGoToキャンペーン、GoToイート、いろいろ全国的にお客さんが交流する時代になってくるから、そこに向かってということですね。
記者 関連なんですけども、根絶できないという状況はあると思いますが、それで、今月から東京発着が始まって、大手を振ってきてくれというマインドで知事はとらえられている感じなんですか、どのくらい大分に来てくれという呼びかけを、心の中では思っていらしゃるんでしょうか。
広瀬知事 本当にコロナの心配がなくなれば、それが一番いいし、それこそ天下晴れてというところがありますが、それはWithコロナという格好はしなけければならない。しかし、そういう覚悟の中で、みんな気をつけながら全国から来てくださるお客さんは歓迎ということではないかと思っています。
 それで旅館でも入るときから体温を計らせていただたりということをやらせていただいているわけですね。

記者 そういった中で大分の売りというか知事がPRするポイントはどういったことですか。
広瀬知事 旅館・ホテルの皆さん、全国に先駆けて安全・安心にお客様を迎えることが出来るような体制づくりをしました。地元の県民の皆さんにお客さんとして来ていただいて、これなら大丈夫という評価もしていただいています。安全・安心というところは十分に気をつけているところが一つの売りかと。
 もう一つは、そういう中で先行して県民の皆さんが楽しんでいただいて大分県のいいところは、ますます光ってきていますと、輝いてますよというところもあるわけで、その辺をしっかり売り込んでいきたいと思っています。
記者 大分の皆さんも、先行して楽しんで安全・安心を確認されているのでということ。
広瀬知事  いうことですよね。
 皆さんが来ていただいて、アンケート調査によると97%のお客さんが、大分県の人がいいじゃないかといっていただいたというところも、いいと思いますね。
記者 東京も追加になっていろんな人が交流する時代になっていくとおっしゃられていましたが、改めて大分県として観光誘客をどう進めていきたいかというのをお願いします。

広瀬知事 これまでは我々、もう本当に新型コロナの問題が発生して以来、特に旅館・ホテルの皆さん方、全国に先駆けて安全・安心の手を打ってきたということです。
 そのことについて我々は十分に検証もしながら、改善すべきはしながら、やっていますから、そこは、よくご理解願いたい。
 それから我々は「おんせん県」として、大分県のいいところを全て整えてお待ちをしていますから、景色よし、温泉よし、食べ物よしの大分県ということで変わらぬご愛顧を賜りたいということですね。

幹事社 発表事項についてはよろしいですか。
記者 もう一点だけ、この新しい大分ですが、流れとしてはSNSに#を付けて投稿したら、このWEBサイトに載るというふうになるわけですか。
広瀬知事 原則としてはね。ただし、申すまでもありませんが、最低限チェックしなくてはならないことは、不適切な表現があるかもしれませんから、それは見せていただきます。それがなければ、問題がなければどうぞということになります。
記者 載ったら何か、インセンティブ的なものはありますか。
広瀬知事 そういうものはないですね。それは、こういうサイトがあって皆さんが見ていただける、そういうところに載せるということですから、そこは魅力があるんじゃないでしょうかね。
記者 OPAMの関係なんですけど、5周年ということで、今193万人で目標を上回ってるということだったんですけれども、この5年間の振り返って、目標を上回った要因は知事どう考えられますか。

広瀬知事 それは、いろんな要因があると思いますが、やはり、OPAMの皆さんがそれまでは県立芸術会館の歴史とは違って五感で楽しんでいただけるような、新しい出会いを感動していただけるような、県民の皆さんが、我が家のリビングだと思ってもらえるような、気軽に来ていただけるような展示会にしようといった、コンセプトを受けて、展示の中身も考えていただきました。もう 一つは、「びび」の会員というのがありまして、個人でも、法人でもいいんですが、常にこういう方を広げて、こちらからも情報を提供し、また、「びび」の会員の皆さんからも、こうしたらいい、ああしたらいいといった、ご意見をいただきました。この対応があったといいますか、それは前の芸術会館と違って随分県民の皆さんとの交流、コミュニケーションの中で共に成長してきたところが大きかったんじゃないかと思っています。
 そこは、これからもぜひ忘れないでいっていただきたいと思いますね。
幹事社 発表事項についてはよろしいですか。
 発表事項以外であれば、お願いします。

記者 7月の豪雨について。まもなく3ヶ月になると思いますが、県内でも大きな被害が出ましたが、今の復興状況をどうとらえていらっしゃるか、そのお考えを一つと。
 もう一点は同じく豪雨の関係で天瀬温泉街についてなんですが、玖珠川の氾濫でかなり大きな被害を受けたと思います。玖珠川の改修、どのようにしていくか、地元の温泉街の方たちと、どうするかによって、その場でするか、または移るか、これからの対応を悩んでいらっしゃる方が多いと思います。この玖珠川の改修について今後どのようにお考えか、その意見をお聞かせください。

広瀬知事 7月豪雨の復興状況をどう考えてるかということですが、今まで被災地のいろんな所に、私、お見舞いに行かせていただきました。
 去年いろんな事情で韓国からのお客さんが減って、そして今年は春先からコロナの関係でお客さんが減って、これからというときに豪雨で、二重三重の試練ということで非常に力を落とされていました。どうやって、この方々に元気を出してもらうのかということで、国の支援も随分手厚いものがあったと思います。
 そういう中でだんだん、元気を出してきていただいて、私としては当初から比べると従業員の皆さんも元気を出してきたし、復興の作業の方も手堅く着実に進んできたかなというふうに思っています。それが復興の全体の印象です。
 ただ今回の災害は史上初めてぐらいの大雨による災害ですから広がりと深刻さが、これまでと違うものがあって、ただ元通りにするというだけではなく改良復旧が求められる所もたくさんあります。改良復旧ということになると地元の皆さん方に、家を動かしていただくとか、道を動かさせていただくといことになるので、地元の皆さんとよく話をしなければなりません。時間が掛るとおもいますが、そういうところは、一つひとつ地元の皆さんと話をしている状況です。
 したがって天瀬町についても、これまでどおりの復旧をとりあえずやっておいて、それから考えたらいいんじゃないかという議論もあるし、この際、同じような災害を起こさないで済むように改良復旧をしなくてはならないという議論もある。
 ただし、共通した議論は、自分たちの生活がかかってるし、自分たちの街をどうやって再興するかという問題だから、くれぐれも地元とよく相談してほしいという話がありますから、日田市当局も入って丁寧にお話をさせていただいている状況です。
記者 菅内閣が発足して、まもなく1ヶ月で、政府がいろいろ打ち出してきていますが、これまでの印象と、あとハンコ文化をなくそうとか、ペーパーレス化でFAXもなくしたらいいんじゃないかというような方針で、今、内閣は進めようとしてますが、県としてどのように考えていらっしゃるかというのをお願いします。
広瀬知事  菅内閣の誕生の時期と経緯を考えてみますと、ちょうど、7月豪雨で皆さんが、これから何とか復旧・復興していかなくてはならないという時期だったというところで、しかも非常に災害が深刻だったから将来に向けて強靱な国土づくりといったことまで含めたことをやらなければならないと思いました。
 もう一つはその前からあった議論ですが、新型コロナの問題で感染拡大をどう防ぐかということと、社会や経済の再活性化をどうするかという、この二つの問題があったということでそこにも対応していかなければならないということで関心が深かったのですが、その3点については国民の心配は、そこをよく受け止めていただいて積極的に取り組んでいただいていると思います。
 それはどちらかというと、前内閣からのやり残しのところですよね。継続してやってもらわないといけない問題だと思います。
 それから菅内閣として新しくどういうことをやっていくかということで、縦割り行政の排除ということを言っていましたが、具体的に何かなと思ったらデジタル庁、デジタル化ということを強調しておられました。
 ちょうど大分県でも新しい行財政改革の指針が、まさにそういう内容で、去年から議論をしていて、これからやはりデジタル化だなという思いがあったので、これをとりあげていただいたのは非常によかったと思っています。我々もここのところは非常に大事だと思っているので、これは大いに期待しているし、我々自身もハンコレスも含めて、県民の皆さんの利便・効率ということはもちろんですが、加えて、行政の効率化ということも問われているわけで、もちろんデジタル弱者にも配慮しながら、そこのところを前向きにとらえてやっていきたいなと思っています。
 もう一つ、今、外交問題が実は大変重要な課題があって、日本を取り巻くアメリカとの関係、中国との関係、韓国との関係、台湾問題等々、いろんな問題が今、急速に動いています。総理が代わりますと一時的に断絶が起こらなければいいがと心配をするわけですけれども、早速、電話会談でいろいろやっておられるということだったので、それもよかったんじゃないと思っています。
記者 関連で、今の現時点で県庁内でハンコをなくすということは考えていらっしゃいますか。
広瀬知事 考えてるんじゃないでしょうか。今日も部長会議がありましてデジタル化ということになると本人確認をどうやるか、本人確認がいらないのに、ハンコを押してもらっているところもあると、そんなものはもういらないんじゃないかとか、いや本人確認いるんだけれどもハンコじゃなくてもできるんじゃないかとか、いろんなことを研究しているところです。現に結果が出てきてると思います。

記者 なくす方向で議論してるということですか。それとも、今、ただ議論中ということですか。
広瀬知事 なくさないなら議論する必要はないですね。できるだけなくそうということを、よく整理しておかないとデジタル化ってお題目だけになりますよね。
記者 押印の関係なんですけれども、市役所と違って県庁は市民の皆さんがする手続きが比較的少ないから、県庁の判断だけで押印の数は限られていると思いますが、国の動きというのもあると思いますが、県だけで条例や内規を改正して押印をなくせるものがどれぐらいあるかというのと、仮にそれが必要だったら、どのくらいのスピード感で対応していきたいと思いますか。
広瀬知事 県だけでなくせるものがあったらすぐなくせばいいと思いますが、おっしゃるように、あんまりないかもしれませんね。
 それは大事な改革だから全体をよく見ながらやっていくことになると思いますよ。
幹事社 よろしいですか。
 私から一つコロナの関連で、これからインフルエンザの流行の時期が来るので、コロナと同時流行ということが懸念されるんですけど、そこに向けての対応というのは県として基本的な考えとしてはどう考えてらっしゃるんでしょうか。
広瀬知事 おっしゃるとおり、インフルエンザとの同時流行ということになります。これまでコロナがないときは喉が痛い、熱があるという時にはインフルエンザを疑って病院に来て、お医者さんに診てもらって、処方をしてもらうということですから、本当に県内離島であろうと小規模集落であろうと、いろんなところで小さな病院でも診てもらえていたわけです。
 今度はそのインフルエンザと同じ症状のコロナについても疑わなければならないので、今まで気楽に行っていた病院で、いやいや、ちょっと待ってくれと、あなたは来ないでくれと、うちの病院ではコロナの関係は調べること出来ないから駄目だということになると今まではインフルエンザで気軽に受けていた医療サービスが、むしろ受けられなくなって、医療サービスが低下をすることになってしまうわけです。それは大変に県民に対して申し訳ないということで、今、急いでやってるのは、できるだけ県民の皆さんが不便を感じないですむぐらいのところで、県内の病院で、インフルエンザだけではなくコロナの検査も受けられるようにしようということがあります。
 今、100前後の病院でコロナの検査を受けることが出来るようになっていますが、これを、もう今200近くまできてますけれども、もう10月一杯ぐらいで400か500ぐらいは増やしていこうと思っています。病院を増やすときに、もう一つの問題は、病院を増やしたのはいいんだけれども、うちには検査機器がない、検査の試薬がないということになったのでは意味がありませんから、そこは厚生労働省が1日20万人分の検査試薬を全国に配布できるように今、生産体制を整えているという話がありまして、順調に進んでると聞いています。
 それができると大分県にくるのが、大体20万件の1%とすると2000件ですから、うまく配分すれば去年のピーク時のインフルエンザの患者さんが1日2000人ぐらいでしたから、まあまあ対応出来るということになりますので、これをできるだけ増やしていくことも大事だと思います。
 そういう状況で、病院を増やすことと、そこの病院でちゃんと検査が出来るような体制を整えるためにも、試薬を配っていきます。もちろん、防護服も着なくてはならないので、必要な量の備蓄をしています。それは心配ないという状況です。
 とにかく、もう10月に入りましたが、インフルエンザが流行する11月、12月には、そういう体制が取れているという状況にしなくてはならないので、一生懸命保健所なんかにも努力をしてもらっています。

記者 医療機関の数ですが、10月末までにどれぐらいの数を確保するという目標がありますか。
広瀬知事 今、200ぐらいは来たということですから、400ぐらいはいくんじゃないでしょうか。私は、そう言わずに500ぐらいに増やすよう言っているんですが、400もあれば医療レベルとしては、去年までに比べてレベルが落ちるということにはならないと思います。
記者 さっきの質問の関係で、400ぐらいというのは県内僻地でも、どこに住んでる方でも対応できる医療機関ということですか。
広瀬知事  そうです。その400というのも大分別府に集中して姫島村では診れないというのでは意味がないですから、そこは離島や僻地も、一つひとつ個別に見て不公平のないようにしています。

記者 11月以降も少しずつ、まだ増やしていくという考え方なのですか。
広瀬知事 500ぐらいまでは持っていきたいという思いがありますから。
 いくらでも増やすということではありません。限界はありますが、今やってることは、そういうことです。

幹事社 よろしいでしょうか。
記者 話題は変わるんですけれども、自殺の問題です。
 有名人の方の自殺が最近、相次いでいて、後追いする方もいると聞いてますし、コロナで自殺者が今後また増える可能性もあるという中で、県でも相談窓口があると思いますが、いのちの電話とか民間がやってるところでも、かかってくる電話が全然取れないと、電話が繋がらないという状況があります。
 これまでも対策を進めてこられたと思うんですが、また今、コロナ禍で、また有名人の自殺が相次いでるという、そういう状況を受けてさらに、そこに何か県として対策を進める必要性というのは感じてらっしゃいますか。
広瀬知事 本当に大事なことだと思います。そうやって気持ちの上で追い詰められている方ですね、できるだけ相談の電話でも何でも結構ですから、やってもらいたいと思いますし、そのために電話を受けるということも十分に体制を取っていかなきゃいけないと思っています。
 今、例えば子育てで、お悩みの方については、「いつでも子育てほっとライン」というのがあって、これ非常に丁寧に対応しています。その他、いろんな意味で電話を受けられるようにしているところがあります。
 今、県内でそういうご相談があった時に、応じられないということを私は聞いていませんが、よく調べましてそういうところがあれば、すぐにでも補強していきたいと思いますね。とにかく、しっかり我々もご相談に乗るようにしますから、ぜひそんなことのないように、本当にご相談をしていただきたいと思います。

幹事社 他に質問はよろしいでしょうか。
 では、ないようなので、ありがとうございました。

広瀬知事 どうもありがとうございました。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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