仕事始め式 知事あいさつ (平成23年1月4日)
印刷用ページを表示する 更新日:2011年1月11日更新
皆さん明けましておめでとうございます。
お健やかに新年をお迎えになったことと心からお慶びを申し上げます。旧年中は大変皆さんにお世話になりまして、ありがとうございました。今年もいろいろ課題が多い年になります。ぜひ皆さん方にご奮闘願いたいと、心からご期待を申し上げる次第です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
その課題ですが、我々は県民と一緒になって作った「安心・活力・発展プラン2005」というビジョンを持っています。県民中心の県政を旨として、「安心・活力・発展」の大分県を作っていくことが我々の役割だと思っています。今年もぜひ、それを皆さんと共に進めていきたいと思います。
さて、我々の目指す方向は変わりませんが、県政をとりまく環境はものすごく変わってきているわけでして、そういう中で、我々は県民のために「安心・活力・発展」の大分県を作っていかなければなりません。
少子高齢化が進んでいます。人口減少社会が本格化しています。核家族化が進んでいます。お互いに支えあい、助け合って、安全・安心を共有できる社会づくりがますます大事になってきています。社会を支える医療保健制度や障害者自立支援等も抜本的な見直しの時期でして、国の制度設計が誤りのないように、我々もしっかりと動向を見ながら、言うべきことを言っていくことも非常に大事ではないかと思っています。
我々としては、高齢者がいつまでも元気に過ごしていける社会を作らなければなりません。子育て満足度日本一ということで、子育て中の皆さんを応援していくことも大変大事な課題です。そして、障がい者もこの住み慣れた大分県で心豊かに暮らしていける環境を作っていくことも非常に大事だと思います。こういう時代ですから、ますますお互いに助け合い、支え合って安全・安心を共にしていくような、そういう社会づくりを一生懸命やらなければいけないと思っているところです。
農林水産業や商工業を取り巻く環境も随分変わってきました。労働力人口が随分減ってきました。また、外国為替が激しい乱高下を繰り返しているところです。そういう中で、本当に日本で物づくりがやっていけるかという議論もある時代です。また、TPPの議論が出てきました。農林水産業についても、国際化という議論が避けて通れない時代になってきました。積極的な産業政策を講じて農林水産業の構造改革をしっかりやっていく、あるいはまた商工業の集積を強化していくといったことも大変大事になってきました。ぜひ、皆さんと力を合わせて活力のある大分県、底力のある大分県を作っていかなければならないと思っているところです。
子どもたちをはじめ人材の育成をしっかりやって、そして引き続き将来の発展可能性豊かな大分県を作っていくということも大変大事な課題です。もう3年近く前になりましたが、教育委員会の不祥事がありました。そのことを忘れずに、同じことが二度と起こらないようにということで、制度の改革、そして教育の充実について、力一杯努力をしていかなければいけないと思っているところです。
併せて、将来の発展可能性ということになりますと、社会資本の整備も大変大事です。東九州自動車道や中九州横断道路、あるいは中津日田地域高規格道路など、戦略的な道路の整備はもちろん必要です。港湾や河川の管理といったことについても、十分に力を尽くしていかなければなりません。おかげさまで、最近は災害があまり発生していませんが、そのことに安住してはいけません。災害はいつ起こるかわかりません。防災、安全という観点からもやはり社会資本の整備はしっかりとやっていくことが大事ではないかと思っています。また特に、今年は大分駅周辺整備の一環として大道陸橋の閉鎖が1月早々に控えております。混乱のないようにこの事業を進めていくということも、緊急の課題として対処しなければなりません。
こういう新しい状況の中で、新しく起こった課題に対応しながら、「安心・活力・発展」の大分県づくりに共に邁進していきたいと思っているところです。
私から何点か皆さんにお願いをしたいと思います。
まず、こういう中で仕事を進めていく上で、特に我々が考えておかなければならないことですが、先ほどから県民中心の県政と申し上げました。県民の皆さんが何を思い、何を県政に求めているかということをよく察知する、勉強するということが大事です。
ぜひ、現場で課題を学んでいただきたい。そして、現場でいろんな解決策を考えていただきたい。現場に知恵ありとよく言われます。そういう意味で、我々は現場主義を引き続きしっかりと貫いていきたいと思っているところです。
二点目として、大変変革の激しい時代です。我々はアンテナを高く張って、内外の動向をしっかりと見極めることです。県民中心の県政を考え、どういう動きがあるのかということをよく見極めながら、その方向に沿って、あるいはその方向に対抗することも必要かもしれません。現場主義を基本に、足元を明るくしながら、アンテナを高く張って、そして世の中の激しい動きをしっかりと見極めておくことも誠に大事ではないかと思います。
三点目は、我々は危機管理についてしっかりと備えをしておくことが大事です。危機が来ないように、しっかりと手を打っておくということが大事ですし、万一危機が来た時に、迅速かつ着実に手を打っていくということも大事です。行政マンたる我々は、常に我々の仕事の中で、どんなリスクがあるのか、そのリスクが現実のものとなった時に、どういうふうに対応するのかということについてもよく考えておくことが大事ではないかと思います。
そして、第四点目は綱紀の粛正です。我々が一生懸命仕事をし、そして立派な成果をいくらあげても、綱紀の緩みがあって何か問題が起こる、県民の信頼を失うということになりますと、どんな仕事をやっても信用されないことになります。常に綱紀粛正を心がけて、そして綱紀に誤りのないように、我々は進めていかなければならないと思っています。この点、皆さん方には、ご自身だけではなくて、ぜひ周りの職員の皆さんの綱紀粛正についても、十分に意を用いていただきたいと思います。
最後になりましたが、これが一番皆さん方にお願いしたい点です。健康の管理、健康の維持ということです。県庁の仕事を進めていくうえで、皆さん方、人材が宝です。皆さんにはご自身の健康管理に十分に注意いただくと共に、ぜひ、周りの職員の皆さんの健康管理にも十分に意を用いていただきたいと思います。
そのためにも、風通しがよく、いろんなことについて意見交換ができるような、明るい職場を作っていただくことが大事だと思います。また、仕事の効率ということを考えて、無駄のない仕事の仕方を心がける。そして、できるだけ超過勤務がないようにすることも大変大事ではないかと思っています。お互いに健康管理に気を付けて、そして元気一杯に県政の推進に当たっていただきたいと心からお願いをする次第です。
今年は卯年、うさぎ年ということで、やれ、うさぎの上り坂だとか、やれ、跳躍だとか、飛躍だとか、大変縁起のいい希望の持てる年ではないかと思っています。皆さんと共に県政の大きな発展を期してまいりたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
お健やかに新年をお迎えになったことと心からお慶びを申し上げます。旧年中は大変皆さんにお世話になりまして、ありがとうございました。今年もいろいろ課題が多い年になります。ぜひ皆さん方にご奮闘願いたいと、心からご期待を申し上げる次第です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
その課題ですが、我々は県民と一緒になって作った「安心・活力・発展プラン2005」というビジョンを持っています。県民中心の県政を旨として、「安心・活力・発展」の大分県を作っていくことが我々の役割だと思っています。今年もぜひ、それを皆さんと共に進めていきたいと思います。
さて、我々の目指す方向は変わりませんが、県政をとりまく環境はものすごく変わってきているわけでして、そういう中で、我々は県民のために「安心・活力・発展」の大分県を作っていかなければなりません。
少子高齢化が進んでいます。人口減少社会が本格化しています。核家族化が進んでいます。お互いに支えあい、助け合って、安全・安心を共有できる社会づくりがますます大事になってきています。社会を支える医療保健制度や障害者自立支援等も抜本的な見直しの時期でして、国の制度設計が誤りのないように、我々もしっかりと動向を見ながら、言うべきことを言っていくことも非常に大事ではないかと思っています。
我々としては、高齢者がいつまでも元気に過ごしていける社会を作らなければなりません。子育て満足度日本一ということで、子育て中の皆さんを応援していくことも大変大事な課題です。そして、障がい者もこの住み慣れた大分県で心豊かに暮らしていける環境を作っていくことも非常に大事だと思います。こういう時代ですから、ますますお互いに助け合い、支え合って安全・安心を共にしていくような、そういう社会づくりを一生懸命やらなければいけないと思っているところです。
農林水産業や商工業を取り巻く環境も随分変わってきました。労働力人口が随分減ってきました。また、外国為替が激しい乱高下を繰り返しているところです。そういう中で、本当に日本で物づくりがやっていけるかという議論もある時代です。また、TPPの議論が出てきました。農林水産業についても、国際化という議論が避けて通れない時代になってきました。積極的な産業政策を講じて農林水産業の構造改革をしっかりやっていく、あるいはまた商工業の集積を強化していくといったことも大変大事になってきました。ぜひ、皆さんと力を合わせて活力のある大分県、底力のある大分県を作っていかなければならないと思っているところです。
子どもたちをはじめ人材の育成をしっかりやって、そして引き続き将来の発展可能性豊かな大分県を作っていくということも大変大事な課題です。もう3年近く前になりましたが、教育委員会の不祥事がありました。そのことを忘れずに、同じことが二度と起こらないようにということで、制度の改革、そして教育の充実について、力一杯努力をしていかなければいけないと思っているところです。
併せて、将来の発展可能性ということになりますと、社会資本の整備も大変大事です。東九州自動車道や中九州横断道路、あるいは中津日田地域高規格道路など、戦略的な道路の整備はもちろん必要です。港湾や河川の管理といったことについても、十分に力を尽くしていかなければなりません。おかげさまで、最近は災害があまり発生していませんが、そのことに安住してはいけません。災害はいつ起こるかわかりません。防災、安全という観点からもやはり社会資本の整備はしっかりとやっていくことが大事ではないかと思っています。また特に、今年は大分駅周辺整備の一環として大道陸橋の閉鎖が1月早々に控えております。混乱のないようにこの事業を進めていくということも、緊急の課題として対処しなければなりません。
こういう新しい状況の中で、新しく起こった課題に対応しながら、「安心・活力・発展」の大分県づくりに共に邁進していきたいと思っているところです。
私から何点か皆さんにお願いをしたいと思います。
まず、こういう中で仕事を進めていく上で、特に我々が考えておかなければならないことですが、先ほどから県民中心の県政と申し上げました。県民の皆さんが何を思い、何を県政に求めているかということをよく察知する、勉強するということが大事です。
ぜひ、現場で課題を学んでいただきたい。そして、現場でいろんな解決策を考えていただきたい。現場に知恵ありとよく言われます。そういう意味で、我々は現場主義を引き続きしっかりと貫いていきたいと思っているところです。
二点目として、大変変革の激しい時代です。我々はアンテナを高く張って、内外の動向をしっかりと見極めることです。県民中心の県政を考え、どういう動きがあるのかということをよく見極めながら、その方向に沿って、あるいはその方向に対抗することも必要かもしれません。現場主義を基本に、足元を明るくしながら、アンテナを高く張って、そして世の中の激しい動きをしっかりと見極めておくことも誠に大事ではないかと思います。
三点目は、我々は危機管理についてしっかりと備えをしておくことが大事です。危機が来ないように、しっかりと手を打っておくということが大事ですし、万一危機が来た時に、迅速かつ着実に手を打っていくということも大事です。行政マンたる我々は、常に我々の仕事の中で、どんなリスクがあるのか、そのリスクが現実のものとなった時に、どういうふうに対応するのかということについてもよく考えておくことが大事ではないかと思います。
そして、第四点目は綱紀の粛正です。我々が一生懸命仕事をし、そして立派な成果をいくらあげても、綱紀の緩みがあって何か問題が起こる、県民の信頼を失うということになりますと、どんな仕事をやっても信用されないことになります。常に綱紀粛正を心がけて、そして綱紀に誤りのないように、我々は進めていかなければならないと思っています。この点、皆さん方には、ご自身だけではなくて、ぜひ周りの職員の皆さんの綱紀粛正についても、十分に意を用いていただきたいと思います。
最後になりましたが、これが一番皆さん方にお願いしたい点です。健康の管理、健康の維持ということです。県庁の仕事を進めていくうえで、皆さん方、人材が宝です。皆さんにはご自身の健康管理に十分に注意いただくと共に、ぜひ、周りの職員の皆さんの健康管理にも十分に意を用いていただきたいと思います。
そのためにも、風通しがよく、いろんなことについて意見交換ができるような、明るい職場を作っていただくことが大事だと思います。また、仕事の効率ということを考えて、無駄のない仕事の仕方を心がける。そして、できるだけ超過勤務がないようにすることも大変大事ではないかと思っています。お互いに健康管理に気を付けて、そして元気一杯に県政の推進に当たっていただきたいと心からお願いをする次第です。
今年は卯年、うさぎ年ということで、やれ、うさぎの上り坂だとか、やれ、跳躍だとか、飛躍だとか、大変縁起のいい希望の持てる年ではないかと思っています。皆さんと共に県政の大きな発展を期してまいりたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。